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ほっこりします。ただあっさりと自宅から一歩も出ずに孫娘の円からの情報で、全部、名推理にはちょっと肩透かしを食らったなぁとも思いながら、でも円と葛城のコンビもすごくほんわかするので良い短編集だと思います。
Posted by ブクログ
『仕事の価値はね、組織の大きさや収入の多寡じゃなくて、自分以外の人をどれだけ幸せにできるかで決まるのよ』(高遠寺静)
表紙を見てすっかり騙された!笑 七里先生ほのぼの系も書くんだ〜と思って購入したところ、いつも通り七里節全開でひっくり返った^_^
グロさとかバトルとかは無いけど、社会問題×ミステリーの面白さは相変わらず!!
でも今回は葛城くんと円ちゃんの恋愛要素も割としっかり入ってたので、いつもよりはゆるく読めると思う!
それと、静さんの台詞は教訓にしたいものが多すぎる…勉強にもなった1冊だった!!
テミスの剣読んだ人はぜひ読んで欲しい!
Posted by ブクログ
この表紙はなんだか中山七里先生の作品じゃないみたいと思わせておいて、読後はあぁ~やっぱこの表紙はこの作品によく似合うと思わせてくれました。静おばあちゃんと孫娘の円、葛城刑事もこれまで読んできた作品に登場してきたので、そこも得した気分にさせてくれます。特に、4話「静おばあちゃんの醜聞」は「テミスの剣」のことだなぁ~と!そちらも読んでいたので、いい感じにデジャブ感を味わえました。そうそう、イケメン犬養刑事もちょこっと登場します(^-^)
前置きでちょっと触れましたが、静おばあちゃんは日本で20番目の女性判事を務めた経験があり、孫娘の円は自分も法曹界で働きたいと大学で法学を学んでいます。そして葛城刑事は、誰からも好印象をもたれる人の良さそうで聞き上手の刑事です(ちょっと葛城刑事もいいかも♡)。葛城刑事が遭遇した事件に、円がアドバイザーとして参画する(実は静おばあちゃんの助言を得て)5編の短編集となっています。
それぞれの短編は、まぁまぁ…そうなるよね!みたいな感じだったんだけれど、エンディングでやられました!あと円と葛城刑事の恋路もまた新鮮で面白く読めました。
静おばあちゃんが、乱れた円の部屋を目の当たりにして注意する場面…
「本棚はその人の知性を、部屋の状態はその人の精神状態を表すのよ。この部屋の住人は精神錯乱なの?そんな風だから、あなたは鈍感で人を見る目も洞察力も半人前で」
これ…私のことを言われてるんじゃないかと思っちゃいましたよ(^▽^;)
Posted by ブクログ
タイトルの「静おばあちゃん」は『テミスの剣』の高円寺静裁判官。
ストーリーはともかく、『テミスの剣』を先に読んでいたからこそ、心に響いた静おばあちゃんの言葉。
「どんな行為にも言い訳がある。どんな人間にも正義がある。でも、それは本人以外の目で測ると歪んでいることがままあってね。しかも組織という枠組みの中にいるともっと頑迷に、もっと歪んでしまうの」
「正義というのはね、困っている人を助けること、飢えている人に自分のパンを分け与えること。定義なんてそれで充分」
「権力を握った人間は自分が正義だと思い込んで、その正義を揺るがすものを赦そうとしない」
「仕事の価値はね、組織の大きさや収入の多寡じゃなくて、自分以外の人をどれだけ幸せにできるかで決まるのよ」
退官して四半世紀以上、たいそうなお年のわりにしっかりしてらっしゃると思っていたら…
さらっと軽く読みました。
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