静おばあちゃんにおまかせ

静おばあちゃんにおまかせ

722円 (税込)

3pt

警視庁一課の刑事、葛城公彦は平凡な青年。天才的な閃きにも鋭い洞察にも無縁だが、ガールフレンドの高遠寺円に助けられ、今日も難事件に立ち向かう。法律家を志望する円のブレーンは元裁判官の静おばあちゃん。最後まで予断を許さないストーリー展開で一気に読ませる痛快アームチェア・ディテクティブ連作。

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  • 静おばあちゃんにおまかせ
    722円 (税込)
    警視庁一課の刑事、葛城公彦は平凡な青年。天才的な閃きにも鋭い洞察にも無縁だが、ガールフレンドの高遠寺円に助けられ、今日も難事件に立ち向かう。法律家を志望する円のブレーンは元裁判官の静おばあちゃん。最後まで予断を許さないストーリー展開で一気に読ませる痛快アームチェア・ディテクティブ連作。
  • 静おばあちゃんと要介護探偵
    781円 (税込)
    介護、投資詐欺、外国人労働者問題……。 「情念よりも論理」の元判事と、「走り出したら止まらない」創業社長の名(迷?)コンビが難事件をズバッと解決! 「静おばあちゃん」こと高遠寺静は、日本で20人目の女性裁判官で、八十歳となった今も信望が厚く、孫で大学生の円(まどか)と様々な事件を解決してきた。 今回、静おばあちゃんとコンビを組むのは「要介護探偵」こと香月玄太郎。 不動産会社「香月地所」を一代で築き上げた玄太郎は、名古屋では「立志伝中の人物」と言われ、口が悪いがみんなから慕われてる (第8回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作の『さよならドビュッシー』や、『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』に登場)。 静と玄太郎の老老コンビが5つの事件に挑む。 【第1話 二人で探偵を】大学構内でオブジェが爆発、その中から遺体が発見。 【第2話 鳩の中の猫】老人たちを騙していた投資アドバイザーを懲らしめるため、静おばあちゃんと玄太郎おじいちゃんが立ち上がる。 【第3話 邪悪の家】静おばあちゃんが、認知症の父親が徘徊して悩んでいるという男性の相談に乗ったところ…。 【第4話 菅田荘の怪事件】静おばあちゃんの同級生が、一酸化炭素中毒で死亡。事故なのか、他殺なのか。それとも自殺なのか。 【第5話 白昼の悪童】超高層ビルから鉄骨が落下事故して、玄太郎おじいちゃんが……。 解説・瀧井朝世 ※この電子書籍は2018年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2
    800円 (税込)
    2作目も暴走が止まらない、合計150歳の老老コンビ! 車椅子の探偵・玄太郎が病気で入院。その上、元裁判官の静は謎の復讐者に狙われ…。意表を突くトリック駆使の痛快事件簿第2弾。 ※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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静おばあちゃんにおまかせ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月19日

    タイトルのライトな感じから打って変わって、起こる事件はヘビーで多彩。
    静おばあちゃんの鮮やかな謎解きも然ることながら、その言葉が心に響く。
    現実世界で本当に起きた事件や事故などもストーリーの中に散りばめられていて、いろんなことを感じ考えさせられる。

    文庫版の帯のキャッチそのままに、“暮らし系社会派...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月21日

    一つひとつの話が面白いのは言わずもがななのですが、最後にまいったと思わせてもらえるのが、もうすごい。
    静おばあちゃんは、この後他の作品にもたくさん出てくるので楽しいですしね。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月29日

    まさかの結末に感涙!ほのぼのミステリーかと思わせての本格派な事件の数々、だけどほのぼの!面白かった‼︎

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月27日

    どんでん返しは当然のことだけど、こう来たか…とびっくり。
    5つの事件もそれぞれミニどんでん返し付きだけど、大筋がこうなるの…?っていう、ほんとびっくり結末。

    とても面白かった。

    解説にもあったけど、登場人物がほかの作品にも登場するこのリンクがすごく興味深く、さらに中山作品にのめりこむことになるの...続きを読む

    0
    購入済み

    2020年09月25日

    ほっこりします。ただあっさりと自宅から一歩も出ずに孫娘の円からの情報で、全部、名推理にはちょっと肩透かしを食らったなぁとも思いながら、でも円と葛城のコンビもすごくほんわかするので良い短編集だと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    タイトルや表紙、短編ものというスタイルからなんとなく「スピンオフ」のイメージを持っていましたが…。
    おばあちゃんの孫を愛する心に涙

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    おもしろかった。読みやすい。

    噂話を聞くだけで謎解きできちゃうような系でトントン拍子でどんどん展開していくから飽きない。

    最後の最後にあんなおばあちゃんの秘密があるとは思ってなかったのでいい意味で裏切ってもらえた。

    もっと読みたい。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月24日

    すごく読みやすかった。
    タイトルと装丁からは想像しないくらい
    しっかり事件が起きる感じが驚きもありました。

    最後は切なくなったけれどそれがなんとも言えない。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月14日

    中山七里の作品を複数読んでる人なら、どこかで出会ってるかもしれない、
    高円寺静とその孫の高円寺円が事件を解決へと導く、5編の連作短編集。
    主人公は警視庁の若手 葛城公彦。
    事件を捜査するもうまくいかず、困ったときに高円寺円に意見を求める
    ことになり、そこから事件解決へ向かう。
    安楽椅子探偵と刑事もの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月01日

     中山さんこういうのも書けるのか。面白くて一気に読めた。ラストは予想外でちょっと驚いたけど。どの話もあとちょっとで解けそうな所までしかわからず。おばあちゃんのお説教は毎話自分も教えを請うように読んだ。そういえば裁判官が主人公の話って読んだことないかも。どういう思いで判決を言い渡しているのか知らず、新...続きを読む

    0

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