ふたり狂い

ふたり狂い

小説・文芸
721円 (税込)

3pt

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「自分のことが書かれてる」小説の主人公と同姓同名の男が妄想に囚われ、作家を刺した。それに端を発し起こるデパ地下総菜売場異物混入騒ぎ、企業中傷ネット祭り、郊外マンション連続殺人。事件の陰には意外な“ふたり”の存在が。クレーマー、ストーカー、ヒステリー。私は違うと信じる人を震撼させる、一瞬で狂気に転じた人々の「あるある」ミステリ。

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ふたり狂い のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    奴らのような輩のことを、世間一般では狂ってると呼ぶのでしょうけれど、読んでいるとこの話の登場人物全員狂ってるのではないか?と錯覚してしまいます。実は奴ら全員が狂っていて…ちと登場人物の把握に手擦りましたが、後味の悪い流石のイヤミスでした。

    0
    2023年07月15日

    Posted by ブクログ

    真梨幸子が描く異常な世界、サイコな人びと。8編の連作短編小説。

    タイトルを見て、読んだことがあるかも知れないと思いながら読んでみると、案の定、既読。ハヤカワ文庫から2011年に刊行されたのを読んでいた。やられた!大失敗!

    0
    2016年10月14日

    Posted by ブクログ

    実家にあったので読んでみた。

    短編だが、一つの世界でのお話なのでスピンオフっぽく、「あの人か」と思い出しながら読んだ。

    人怖でゾクゾクできて面白かった。

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    男女の恋愛関係や集団心理に関するトリガーが緻密に絡まってめっちゃおもろミステリーだった…。こう言う女の狂気が垣間見える作品めちゃめちゃ好きだー!ミスリードにミスリードを重ねて、それがそうだったかと言う新鮮さがめちゃめちゃあった良い本だった!好きな系統!

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    んぁー難しかった!短編集とはいえ繋がっているから、この人がどこで出てきたとか、時系列とかちゃんと把握していかないとよく分からなくなるので、一気に読むのがいいと思う。しかもそれだけならまだ関連図みたいに自分で書いていけば理解しやすいが、色んな人の妄想なのか本当のことなのか分からない発言のせいで意味が分からなくなることがあって、最後まで読んでもスッキリせず、読んだ人の感想とか解説読んで何とか自分なりの納得感を得て、読み終わりとしました。とりあえず、人の妄想力は凄いし、コワイな、と。

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    連作短編集。(2009年3月)
    収録作品:エロトマニア / クレーマー / カリギュラ / デジャヴュ / ゴールデンアップル / ホットリーディング / ギャングストーキング / フォリ・ア・デュ

    0
    2018年08月11日

    Posted by ブクログ

    連作短編集。
    連作短編集という手法を活かしきった物語だった。
    脇役として登場していた人物が、次の物語では主人公として登場する。
    あちらこちらにすでに見知った人たちが配置されていて、それぞれの物語の微妙な関係性を教えてくれる。
    脇役しか与えられていないときには見えていなかった部分、壊れていたり歪んでいたりする部分が、主人公となった物語では前面に押し出されてくる。
    真梨さんの物語はいつもどこかグロテスクだ。
    歪んだ感情に支配された人たちが織りなしていく物語。
    誰もが心当たりがあるけれど、自分にはないと思いたい・・・そんな負一色に染められた感情があからさまに物語の中心にある。
    好き嫌いが分かれる物語なのかもしれない。
    けっして嫌いではないけれど、「好きか?」と聞かれると答えに詰まってしまいそうだ。
    それでも「ちょっと読んでみようかな」と思わせる何かがある。
    何かのきっかけで「狂気」の側へ行ってしまうかもしれない怖さ。
    隣にいる人がもしかしたら「狂気」の側にいるかもしれない怖さ。
    そして、周りにいるとても「狂気」の人たちに似ている部分のあるあの人。
    「狂気」は特別な誰かだけのものではない。
    普通に暮らしている人たちの中にも、そして自分の中にも、眠っているものなのだ。
    それを突きつけてくる真梨さんの物語は、だからこそ「ちょっと読んでみようかな」的な位置にいるのかもしれない。

    0
    2017年03月02日

    Posted by ブクログ

    ちらっと聞いたことのあるような心理現象がそれぞれタイトルについた連作短編集。途中まで面白く読めていたが、デジャヴあたりから、頭がついていけなくて一旦ストップ。今回はタイミングが合わなかったということで。数年後読み返したら、もっと楽しめるようになってるかな

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    時系列を把握していないと頭の中がぐちゃぐちゃになる物語だった。
    誰が嘘をついていて、誰が真実を話しているのか。
    いや、本人に"嘘をついている"という自覚がないのであれば、それはもはや"真実"になり得るのか。
    接点のない他人に知らず知らずのうちに執着される恐怖というものは、とても悍ましいものである。
    「自分は他人にとって特別だ」「自分は他人に認められている」
    そんな、昨今若者の中でも問題にもなりつつある、自己肯定感が心地良く感じることは厄介で、人間なら誰でも持ちうる性質だろう。
    他人なんていなくても、のびのびと気楽に生きていける世の中になれば、毎日目を覆いたくなるような、悪質な事件も減るのではないだろうか。

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    【2023年17冊目】
    相関図必須の短編集。それぞれの話が少しずつ繋がっていますが、登場人物がそこそこいるので、一気に読まないと「あれ、この人前の話で何したんだっけ」と混乱することもしばしば。

    狂っているのは誰なのか。それとも全員狂っている世界が正常なのか。

    これから読む方は是非、相関図を書きながら読むことをおすすめします。

    0
    2023年01月28日

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