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『三匹の子豚』が朝ドラで大ヒットした斉川亜樹。
鳴かず飛ばずの時代からようやく抜け出し、忙しくも穏やかな生活を送っていた。
そんなある日、彼女のもとに武蔵野市役所から一通の封書が届く。
その内容は、会った覚えもない、叔母の赤松三代子なる人物の扶養が可能かどうかという照会だった。
亜樹はパニックに陥る。
見ず知らずの叔母の面倒を本当にみる義務があるのか――と。
混乱しつつも役所からの問い合わせは放置していると、急に固定電話が鳴る。
電話を取ると、相手は開口一番、赤松三代子のことで話があるという。
問い合わせの回答をしていなかったので、役所からの電話かと思いきや、
『NPO法人 ありがとうの里』の菊村藍子という人物からだったとわかる。
彼女は、会って三代子の話がしたいと言う。仕方なく会う約束をした亜樹だったのだが――。
真梨ワールド炸裂! 衝撃の結末にページをめくる手が止められない!
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Posted by ブクログ
脚本家の斉川亜樹は落ちぶれていたが、アメリカのE賞を受賞後『三匹の子豚』で愛人関係のプロデューサーの北上史朗により朝ドラ脚本家に抜擢される。順風満帆に人気上昇するかと思いきや、会ったことのない叔母・赤松三代子が娘に殺されたたとNPO法人代表の菊村藍子に呼び出される。
亜樹の母一美の姉妹である二葉、三代子、過去の入間毒油事件の犯人とされる蛇岩鶴子、亜樹のドラマに関するインタビューに来た平野克子の過去と現在のパートなどの話が入り乱れてある終着点に着地。虚言癖があったり裏の顔がドロドロしてたり何が真実なのか分からないよと思ってきたところに、女性陣の間に謎の男の影。最後に相関図が出てきた時にはおいおいマジかいと驚き‼️三匹の子豚の狼はお前かいと思ったら、もう一匹狼が…もうお腹いっぱいです。
Posted by ブクログ
久々の真梨さんだったが、結論から言うととても面白かった。と言っても、人物の心情に寄り添いそれ故に喜怒哀楽を追体験する感情移入型....では決して無く、どちらかというと本書はTHE創作。まさしく1本の朝ドラを視聴したかのような感覚だ。
ラストに向けての荒々しさは否めないのだが、大ヒットした「殺人鬼フジコの衝動」に近い臨場感を味わった
毎度の事ながらオリジナル相関図作成必須級の登場人物の多様さなのだが、本書はあちらこちらで関係が絡まることは無いので比較的読みやすい部類かと思う。
日を跨ぐと記憶が三割消える私は、残りの七割に本書の記憶が残る方に全ベットした神頼みギャンブラーのような日々を送ってしまったので、命懸けのゲームに興奮する変態じゃない限りは大人しくオリジナル相関図を制作することをオススメする
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さて、内容は省かせていただくが個人的に感慨深い気持ちになった箇所を記録として残しておく
子豚の次女ふーちゃんの娘 布由がパパ活の持論を展開した場面だ。
「私は彼に人助けをしたという恍惚感を与えている」「募金と同じだ。それが詐欺だろうと募金をしたという行為が重要であり、それにより今までの罪がチャラになったような清々しさすら感じる。贖罪をしたような気分になるのだ」
「それは頑固な便秘が解消された時の感覚にも似ているかもしれない。つまり自分は便秘症の人に整腸薬を処方しているに過ぎない」
ここら辺で強く真梨幸子を感じた(笑)
真梨さんの人間に対する偏見と侮蔑の表れが嫌味として至る所に小出しされていて性格の悪い私はニヤニヤしっぱなしであった
でも彼女の表現する棘って殺傷能力は無いんですよね
なんというか「難しくて考えてなかったけど言葉にするとそんな感じ」を見事に柔らかい闇で表現してくれている
例えるなら、ある事に気付いてなかった傷の膿を出してもらって「あれ?膿んでた?知らなかったけどスッキリしたー!」といった感覚
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ドロドロな展開で想像出来る未来は割かし万人共通かと思うのだが何故、想像した時女性はこのような堕ち方をするのだろうか。悪い意味でなく「典型的な物語」だと言うのに、おそらく大体の読者は「他人事」として創作された本書を楽しむのだろう
他人事なのに典型的
これって、壁を隔てただけの隣人なんじゃございません???きっとすぐ隣に居ますね。ヒェッ
Posted by ブクログ
大ファンの真梨幸子先生
最近、新作を活発に出されてます。真梨幸子作品は全部読もうと思ってますがちょっと追いついていません。(笑)
内容はいつも通り女性が主役、人間関係もめちゃくちゃで、「この人なんだっけ?」って読み返してしまう。それでやたら死んでしまう。
聞けば「えっ!」って思う方もいると思いますが、このいつものパターンが
面白く、欲している自分がいます。そして読後感の悪さ。今回は本当に悪かった、
これも欲している(?)ハッピーエンドや爽快感なんて必要なしです!
タイトル通りの構成もとても好き。
誰が主役だかわからず、ぐちゃぐちゃなまま進んできますが、非常に読みやすく、どんどん進んでいきます。グロ感は少ないですが、高評価。
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