三匹の子豚

三匹の子豚

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

『三匹の子豚』が朝ドラで大ヒットした斉川亜樹。
鳴かず飛ばずの時代からようやく抜け出し、忙しくも穏やかな生活を送っていた。
そんなある日、彼女のもとに武蔵野市役所から一通の封書が届く。

その内容は、会った覚えもない、叔母の赤松三代子なる人物の扶養が可能かどうかという照会だった。
亜樹はパニックに陥る。
見ず知らずの叔母の面倒を本当にみる義務があるのか――と。

混乱しつつも役所からの問い合わせは放置していると、急に固定電話が鳴る。
電話を取ると、相手は開口一番、赤松三代子のことで話があるという。
問い合わせの回答をしていなかったので、役所からの電話かと思いきや、
『NPO法人 ありがとうの里』の菊村藍子という人物からだったとわかる。
彼女は、会って三代子の話がしたいと言う。仕方なく会う約束をした亜樹だったのだが――。

真梨ワールド炸裂! 衝撃の結末にページをめくる手が止められない!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    三匹の子豚
  • タイトルID
    :
    1252075
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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三匹の子豚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大好きな真梨幸子〜!!安定に面白かった^_^
    登場人物の多さと関係性の複雑さに大混乱し始めたとのろで相関図が出てきて大変ありがたかった^_^
    最後の1文でゾクッとした、いい終わり方!!

    0
    2026年01月05日

    Posted by ブクログ

    本の中でも書いてるけど、まさに横溝正史ばりの複雑怪奇さ。『悪魔の手毬唄』を思い出した。

    このままでもじゅうぶんおもしろいんだけど、もっとおどろおどろしい雰囲気で書いたら名作になるんじゃなかろうか。

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    真梨幸子『三匹の子豚』講談社文庫。

    どこからどう読んでも真梨幸子らしいイヤミス。次々と登場人物の悪行が暴かれながら、登場人物がイヤな形で複雑に絡み合い、不幸が連鎖していく様が描かれる。

    読んでいて気分が悪くなるような文字通りのイヤミスだった。

    鳴かず飛ばずの苦難を味わい、ようやく朝ドラの『三匹の子豚』が大ヒットしたシナリオライターの斉川亜樹は多忙ながら穏やかな生活を送っていた。

    そんな中、亜樹の元に武蔵野市役所から一通の封書が届き、会ったこともない叔母の赤松三代子なる人物が生活保護を申請しているが、扶養が可能かと問合せがある。

    その後、亜樹の家に『NPO法人 ありがとうの里』の菊村藍子という人物から赤松三代子のことで話があるという電話が入り、仕方なく会う約束をしてしまう。

    物語の中心人物は斉川亜樹と思いきや……

    定価814円
    ★★★★★

    0
    2022年12月12日

    Posted by ブクログ

    やはりイヤミスといえばこの方という感じの作品。母から3匹の子豚を引用して「立派な家を建てるのよ」と聞かされ続け、その言葉に縛られてきた3姉妹。誰一人幸せになっていない。人間関係が複雑すぎて途中混乱するが、その辺は最後の方で一回整理されるくだりがあるので、人間関係を理解したところで最後の展開に進むのでそういうことか!とストンと腑に落ちた。その上でうわぁ…という救いのない結末。嫌いじゃないけど、しんどい。一冊まるっとしんどい本だけど、これぞ真梨作品という感じ。

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    脚本家の斉川亜樹は落ちぶれていたが、アメリカのE賞を受賞後『三匹の子豚』で愛人関係のプロデューサーの北上史朗により朝ドラ脚本家に抜擢される。順風満帆に人気上昇するかと思いきや、会ったことのない叔母・赤松三代子が娘に殺されたたとNPO法人代表の菊村藍子に呼び出される。
    亜樹の母一美の姉妹である二葉、三代子、過去の入間毒油事件の犯人とされる蛇岩鶴子、亜樹のドラマに関するインタビューに来た平野克子の過去と現在のパートなどの話が入り乱れてある終着点に着地。虚言癖があったり裏の顔がドロドロしてたり何が真実なのか分からないよと思ってきたところに、女性陣の間に謎の男の影。最後に相関図が出てきた時にはおいおいマジかいと驚き‼️三匹の子豚の狼はお前かいと思ったら、もう一匹狼が…もうお腹いっぱいです。

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    タイトルが気になって読んでみた。読みやすい。
    母が狂えば子も狂う、連鎖するよね
    虚言の感じも含め、湊かなえの母性を思い出した
    不倫とか隠し子とか、ゴシップは面白いね
    いい意味で入り込みすぎず、芸能人のゴシップ見るテンションで読めて面白かった。

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ

    これぞ真梨幸子さんらしい作品。こいつはなんか変だなと思っていた人がその人から見たら語り手の方がおかしかったとか、誰に感情移入するか、誰を主人公として見るかで感じ方が変わる。まあ現実にも往々にしてあることですね。

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    個人的に好き。犯人が意外で、冒頭の何でこの話を?って内容がちゃんと意味があって繋がっていく。先が気になって一気読みだった。満足。

    0
    2024年02月27日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけでは中々中身を想像出来ませんが、昔読んだ絵本のタイトル❣️中々ここからあの物語の展開は想像しませんでしたがこれが本当の意味で怖い絵本なのではないかと思います。絵本は子供達に人生の教訓を教えているのでは無いかと思います。桃太郎にしてもシンデレラにしても...無意識のうちに子供達に人生の教訓を私達は読み聞かせしているのかも...

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

    久々の真梨さんだったが、結論から言うととても面白かった。と言っても、人物の心情に寄り添いそれ故に喜怒哀楽を追体験する感情移入型....では決して無く、どちらかというと本書はTHE創作。まさしく1本の朝ドラを視聴したかのような感覚だ。
    ラストに向けての荒々しさは否めないのだが、大ヒットした「殺人鬼フジコの衝動」に近い臨場感を味わった

    毎度の事ながらオリジナル相関図作成必須級の登場人物の多様さなのだが、本書はあちらこちらで関係が絡まることは無いので比較的読みやすい部類かと思う。

    日を跨ぐと記憶が三割消える私は、残りの七割に本書の記憶が残る方に全ベットした神頼みギャンブラーのような日々を送ってしまったので、命懸けのゲームに興奮する変態じゃない限りは大人しくオリジナル相関図を制作することをオススメする

    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    さて、内容は省かせていただくが個人的に感慨深い気持ちになった箇所を記録として残しておく

    子豚の次女ふーちゃんの娘 布由がパパ活の持論を展開した場面だ。

    「私は彼に人助けをしたという恍惚感を与えている」「募金と同じだ。それが詐欺だろうと募金をしたという行為が重要であり、それにより今までの罪がチャラになったような清々しさすら感じる。贖罪をしたような気分になるのだ」

    「それは頑固な便秘が解消された時の感覚にも似ているかもしれない。つまり自分は便秘症の人に整腸薬を処方しているに過ぎない」

    ここら辺で強く真梨幸子を感じた(笑)

    真梨さんの人間に対する偏見と侮蔑の表れが嫌味として至る所に小出しされていて性格の悪い私はニヤニヤしっぱなしであった
    でも彼女の表現する棘って殺傷能力は無いんですよね

    なんというか「難しくて考えてなかったけど言葉にするとそんな感じ」を見事に柔らかい闇で表現してくれている
    例えるなら、ある事に気付いてなかった傷の膿を出してもらって「あれ?膿んでた?知らなかったけどスッキリしたー!」といった感覚
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ドロドロな展開で想像出来る未来は割かし万人共通かと思うのだが何故、想像した時女性はこのような堕ち方をするのだろうか。悪い意味でなく「典型的な物語」だと言うのに、おそらく大体の読者は「他人事」として創作された本書を楽しむのだろう

    他人事なのに典型的
    これって、壁を隔てただけの隣人なんじゃございません???きっとすぐ隣に居ますね。ヒェッ

    0
    2023年04月10日

三匹の子豚 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    三匹の子豚
  • タイトルID
    :
    1252075
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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