殺人鬼フジコの衝動

殺人鬼フジコの衝動

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか? あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する! 50万部突破の大ベストセラー、ついに電子書籍化! 2015年11月13日(金)~ Hulu/J:COMにて全6話配信。主演:尾野真千子

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殺人鬼フジコの衝動 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わった感想二文字。
    悲と惨。

    かなりのグロだが、読む手が止まらない。
    中弛みなく最後まで突っ切る。肝心な所をちゃんと、描かないのも想像力を掻き立てる。

    冒頭で犠牲者の数が示されて、あれ?このペースで大丈夫?かと思ってからの怒涛の展開。

    凶悪な殺人鬼である主人公だが、周りのやつもクズすぎて、これは環境要因もあるんじゃないかなぁとも感じた。
    藤子の両親を筆頭に人の心がない鬼畜だらけのなか、
    彼氏からの紐となったユウヤくんが1番に不愉快だったなぁ。。。

    久しぶりに大満足の内容だった。

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    個人的に殺人鬼目線の本が好きなのでどタイプでおもしろかった。どんどん人が死ぬ。フジコが狂人でしかなくておもしろい。また殺したの!?って感じが何回もある。ほぼ1日で読み終えた。暗い話だけどスイスイ読めた。定期的に読み返す。

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    ほんとーうに嫌な気持ちになる、くらい上手く書かれていたフジコの生涯。これはフィクションなの?ノンフィクションなの?と思うような本。シリーズものも読みたくなる。

    0
    2026年02月28日

    購入済み

    面白い

    とにかくイッキに読んでしまいました。
    最後の方の展開は素晴らしく、よくできたストーリーだと思います。

    0
    2021年01月08日

    購入済み

    途切れることなく陰鬱な世界

     人情として、不幸な人がただ不幸なままでいるよりも、一度幸せになってから再び不幸になる方が読んでいてつらいだろう。

     その点で言うと、この作品の主人公フジコはずっと不幸なままなので、読者としてフジコの不幸に関して段々と慣れていく。いくら読み進めても、もう落ちるところまで落ちてしまうしかないと、諦めの気持ち以外は出てこなくなってしまう。生育環境に同情はするものの本人の歪んだ性格も相まって、「いつかは幸せになってほしい」と思うことも出来ない。


     それでも「あとがき」には衝撃を受けてしまう。フジコはもうどん底で、これ以上不幸にはなり様がないと思っていても、これこそが本当の不幸なのだとばかりに別系統の不幸の存在を明かされる。

     最初から最後まで途切れることなく陰鬱な世界でありながら、緩急があって飽きずに読み進められ、さらにその上で、最後に読後感を悪くする仕掛けも用意されている。良いイヤミスだった。

    0
    2020年05月21日

    Posted by ブクログ

    殺人鬼視点の物語、なかなか面白かった。
    すごく悪いことをしていて捕まるのを心の底から恐れて…っていう常人の心情とは違い、心の赴くままに人を殺していく主人公に怖さもあり、あまりにも当たり前のように行動していく様に清々しさすら覚える。

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    フジコの小学生時代が凄惨すぎる:( ;˙꒳˙;):ネグレクト、虐待、いじめ。その環境で生き延びるのに必死だった藤子。難しいな…「藤子が悪い」で終わらせられたらどれだけラクか…難しい(´・_・`)

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    「バレなきゃ悪くない」
    これが藤子の行動原理であり、愛と美への執着が行動理由だった。バレなきゃいい、の考え方は少なくない人が甘えとしてもってるものだ。それが繰り返され、慣れ、悪化すると、癖化した犯罪になる。日々、小さなことでも「バレなきゃいい」で動いたらだめだなと教訓になった。
    藤子は嫌いな母と同じ道を歩むことに気づいていながらもそれを肯定し続けた。知らないうちに母を学んでいて、親子関係はその人を構成する重要な役割であることが分かる。これは現実世界でもその通り。
    藤子に殺された無関係な人々は、少なくとも藤子と接してる間は悪い人ではなく、殺されたことに関して無念でしかない。でも藤子が苦しみ続けたのも事実で、こんな殺人鬼が育ってしまったことをどう阻止できたのか。(フィクションだけど現実にもあるから)考えないといけないと思う。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    鬱屈とした展開が続く。
    解説にあった“素晴らしい嫌悪感”という表現が的を射ている。
    苦しい表現、痛々しい感情が続いていくのに、読む手が止められない。
    どんな終わり方をするのか、期待を込めて読み進めたが、そのまま終わる。実は娘の話だった!というどんでん返しオチかと思ったら違っていた。
    このまま終わるのか…と残念に思っていたら、あとがきで高評価確定。なるほど、と感嘆してしまった。
    はしがきとあとがきの構成が素晴らしい。
    内容が陰湿、口悪く言えば胸糞悪い展開しかないので、人に勧めるのは憚れるが、解説にもあった通り、世の中の濁った部分を見たい時にはいいかもしれない。
    人に勧めにくいという意味では星3だが、読み続けさせる文章力と見事な構成を評価して星4としたい。

    0
    2026年07月09日

    Posted by ブクログ

    一家惨殺事件の生き残りの少女が、伝説の殺人鬼になるまでの物語。
    虐待、いじめ、痴情のもつれ⎯
    救いようのない負の連鎖に初めから終わりまでずっと胸糞悪いのに、終盤に「あれ、これって…」と気づいてからはページを捲る手が止まらなかった。

    0
    2026年06月07日

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