【感想・ネタバレ】殺人鬼フジコの衝動のレビュー

あらすじ

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか? あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する! 50万部突破の大ベストセラー、ついに電子書籍化! 2015年11月13日(金)~ Hulu/J:COMにて全6話配信。主演:尾野真千子

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

感情の移り変わりとか葛藤とか嫉妬とか苦しい感情、特に殺人する直前の感情の描写が鮮やかで焦燥感があって面白い

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

中学生の頃に1度読んだことがありましたが、続編フジコの十ヶ条が出たということでより楽しむためにもう一度読みました^_^あとがきを含め最後の最後のページまですごい❗️この後味の悪さが最高です^_^

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

痛い、苦しい、辛いの三拍子が揃って読んでる期間は語彙力なく病める。
でも続きを読まずにはいられないほどフジコの生き様?着地点?が気になって仕方なかった。

ある意味トラウマ注意本でした。面白かった!って真っ直ぐな気持ちでは言えないけどこのヌラヌラした感じが心にベッタリくっついて数年後もまた読みたくなりそう。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イッキ読み!

あとがきとその次頁の記述でなるほど…
早季子もミヤちゃんも真相に近づきすぎてしまったのね……

登場人物がそれぞれ精神崩壊していたり
人間の汚い部分をさらけ出していたりで
精神的にズシッとくる。
諸々、紙一重。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

うおー!おもろーー!
かなり好みでした^ ^

途中、あれっ?となったけど、諸々理解。
どんどん壊れていくフジコ。



次作も買いに行く!

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

面白かった。本当に実話を元にした親族の書いた本なのか?だとしたらすごい文章能力と推察力で、現実にこんな事が起こっていたとしたら恐ろしいなと思った。
殺人をなんとも思わなくなり、簡単に人を殺してしまうフジコの精神状態は病的だと思う。

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

簡単に言うと、女がなんの抵抗もなく人を殺せるようになるまで話。
今までになかった「あとがき」でより後味を悪くする小説。
この小説に限っては「あとがき」まで物語なので要注意!

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2025年07月07日

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ネタバレ

会話が多くかなり読みやすい。エロ、グロどちらも描写が生々しく気持ち悪いが、それも緊張感があって良い味になっている。ダブルミーニングの伏線も世界が一変するラストも圧巻。

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2025年06月19日

購入済み

面白い

とにかくイッキに読んでしまいました。
最後の方の展開は素晴らしく、よくできたストーリーだと思います。

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2021年01月08日

購入済み

途切れることなく陰鬱な世界

 人情として、不幸な人がただ不幸なままでいるよりも、一度幸せになってから再び不幸になる方が読んでいてつらいだろう。

 その点で言うと、この作品の主人公フジコはずっと不幸なままなので、読者としてフジコの不幸に関して段々と慣れていく。いくら読み進めても、もう落ちるところまで落ちてしまうしかないと、諦めの気持ち以外は出てこなくなってしまう。生育環境に同情はするものの本人の歪んだ性格も相まって、「いつかは幸せになってほしい」と思うことも出来ない。


 それでも「あとがき」には衝撃を受けてしまう。フジコはもうどん底で、これ以上不幸にはなり様がないと思っていても、これこそが本当の不幸なのだとばかりに別系統の不幸の存在を明かされる。

 最初から最後まで途切れることなく陰鬱な世界でありながら、緩急があって飽きずに読み進められ、さらにその上で、最後に読後感を悪くする仕掛けも用意されている。良いイヤミスだった。

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2020年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「結局犯人はフジコなの?叔母なの?」ってモヤモヤしたけど最後の最後で回収された
次々と罪を重ねるフジコに恐怖を感じるけどとても読みやすい作品だった

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

気持ちいいくらいの殺しを重ねる小説の主人公。母親からのカルマを受け継ぎさらに娘へと。出てくる登場人物のほとんどが悪い奴に見えてくる。闇が闇を引き寄せるかのように。心を穿つ作品だと思いました。面白かった。

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2025年11月06日

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前半からかなり胸糞ではあるが、話の構成がよく練られていてすごい。最後まで読んだらもういちど頭から読み返してみたくなるし続編もあるようなのでそちらも気になる。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

読みやすくて一気読みでした。フジコはヤバい人なんだけど、所々の台詞には共感できるところもあるし、我慢の連続だった彼女の生活に同情します。

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2025年09月13日

Posted by ブクログ

不遇すぎるフジコ。親が悪かったのか、運がなかったのか、それともこれはカルマなのか。
終わりの視点がかわってるのが良い落とし所に思えました。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

星4.3

んーおもろい。
何度か読んだけど、まだおもろい。

テンポがよい。
読む手止まらなくなるやつ。


おもいっきりネタバレする。


まず、時系列確認。
初めて読んだとき、ラストで

んんんん?

となって、紙に書いて整理して

うひょー、おもろい

ってなった。


んで、時系列確認。
ただし、これは私の解釈。
この小説は構造が特殊だから、作者による客観視点が皆無。
この文章自体を物語の当事者が書いてるわけで、その真相がはっきりと書かれているわけではなくて。

続編で明らかになるところもあるのだけど、一旦このフジコ1作目のみからの、私の解釈。


高津区一家惨殺事件
章の「2」
ここでフジコは家族を失い、首に傷を負う。
実行犯は小坂初代。
そもそも茂子の勧めでフジコ一家へ化粧品セールスの営業をかけた。
そこでフジコの父と不倫関係になったかは不明。
不倫関係により殺害に至ったかも不明。
ここから茂子が保険金を搾取する目論みがあったかも不明。
美也子は最初から茂子の狙いだったと推理している。

ここからフジコの半生が語られる。
叔母の茂子に引き取られてから、小学生時代、そして殺人鬼と化すまでの半生。
章の「3」から「8」

そして早季子視点
章の「1」
そして事実を小説用に書き換えた「9」


早季子が遺した原稿を基に真相を掴みかけている美也子視点の「はしがき」と「あとがき」


基本的に章の「1」から「9」は早季子が書いたものであり、「はしがき」と「あとがき」は美也子が書いたものであり、作者の客観視点は無い。
二人の文章から、解釈は読み手に委ねられる形となっている。


よく、解釈は受け取った側に委ねる、という難解な作品はあるが、そもそも創作物のほとんどがそうなわけで。
受け取ってる間、受け取った後におもろいと思えばおもろい。
そして、この作品はめちゃくちゃおもろい。


時系列順に感じたことを書く。


まず章の「2」
ここは「1」から完全にミスリードさせられて。
すべてフジコの物語だと思って受け取る。

「2」はフジコ視点。「1」は早季子視点。
これは巧い。

「2」は早季子かフジコか、迷うところ。
ただ、ピンク色の口紅の母親ではない誰かが刺しに来ていることから、私はフジコの幼少期と受け取った。
美也子による「あとがき」によれば、早季子は母親のフジコに首を切りつけられているとあるから。

ただ、ここはどちらともとれる。

「9」は早季子が書き換えた真実であり、あくまで美也子は「母親のフジコに首を切りつけられたと聞いている」だけだし、書き換えた真実なので、踏切の向こう側に小坂初代はいなかったことになるため、母のフジコを殺したのが小坂初代で、その現場に駆けつけた早季子が初代に首を切りつけられたという解釈もありだと思う。

ここはどっちでもよい。
けど、私は「2」はフジコの幼少期という解釈をした。

恐るべき殺人鬼となるフジコだが、そもそもが叔母の茂子の策略となると、茂子の方が恐ろしく、またフジコの半生には、とてつもない哀しさを感じられる。

そんなフジコの半生の「3」から「8」だが。
「大人はちょろい」と子供時代を上手く立ち回ることが出来ても、やはりどこかに綻びがあり、危うさがある。
そして、終始つきまとう
「子供は親と同じような人生しか歩めない」
「カルマ」
これを避けようとすればするほどに、その通りになっていく様はとても苦しくなる。

巧いなーと思ったのが、章の「1」をフジコ視点のフジコ幼少期として読んでいると、フジコの再婚後の転落を描いた終盤で、フジコがアロエを口にいれたり、夫が職場の後輩のために出前寿司をとって宴会していたり、給食費未払いだったり、と
まさに「カルマ」背負っちゃってるじゃないかと
まんまフジコがフジコ母になってるじゃないかと思えるところ。
勘のいい人なら、ここで違和感だと思う。
私は、やりすぎなくらいだけど、やりすぎでいいよ、とことん母親みたいになりたくないを追求した結果、一番なりたくない母親になってる!という哀しさがあって、いいねー哀しいねーと呑気によんでました。

章の「7」でフジコは再婚を決めて、本当の玉の輿にのれたと思わせてからの「8」冒頭で転落しているのは即オチ2コマかのような展開で、結局そうなるのか、と。

この物語は、フジコの人生の歯車が狂い始めるところから、予想通りっちゃ予想通りの展開になる。
あらすじやタイトルを読めば、予測つくことだから当然なんだが、そのひとつひとつが重く、哀しい。
ひとつ予想外だったのは杏奈を殺したのが裕也だったことくらい。

そうそう、裕也。この存在が大きかったよね。
フジコにとって大きすぎる存在だった。
「2」をフジコの視点として見たとき、そして幼少期に茂子からかけられてた言葉。
それが茂子の思惑での言葉だったとしても、フジコは両親から愛情をそそがれていなかった。
裕也はロリコンで単に中学生に手を出したかっただけで間違いないわけだが、それを本当の愛情だと捉えたフジコが哀しくて切ない。

根本には、両親の愛が受けられていないという点があるだろう。
だが、どうしても私はこの裕也が諸悪の根源と思えてしまう。
もちろんその以前に小坂恵美を殺しているからまっとうな人生は歩めないはずなのだが、それを時効まで持っていけるのだから(絶対にいけないことではあるが)人生をやり直すことは可能だったかもしれない。

しかし
もしフジコが真っ当な人生を歩めるとすれば、裕也と出会うことなく「大人はちょろい」と上手く立ち回り、黄色いジャンパーの記者が真相まで辿り着き、茂子も小坂初代も裁かれる展開しか無かっただろうな、と。
そう考えると、やはりハードルは高い。

茂子が心酔する宗教にハマりこむフリでも出来ればチャンスはあったか。


フジコはとことん運に恵まれなかった。
これがカルマだとしても重くて悲惨である。
小さいところでは、転校先でのグループの選択から上手く立ち回ってるようでそうではない。
カナリアの死に直面したときも。
そして小坂恵美に詰められ、最初の凶行に及ぶときにも。
すべてにおいて悪手をとってしまう。

何度転落しても、何度過ちを繰り返しても、めげないし諦めない。
母親のようにはならないという執念、薔薇色の人生を歩むという執念、どう足掻いても地獄なのに足掻くにはもう、殺すしかない、そうして生まれた殺人鬼がフジコ。
そう捉えると、とても哀しくなる物語だ。
「私は悪くない」
その言葉が切なくなる。

唯一、この物語の中で、読むのがとてつもなく辛かったのは裕也との子供、美波の扱いがひどくなっていくところ。
ここは、映画「子宮に沈める」級につらかった。
やっぱり、ネグレクトは私にはつらい。
保険会社の先輩がネグレクトの末、逮捕された報道を見て我に返ったフジコが美波を着飾るシーンなんかは涙なしではいられなかった。

一体、誰が一番悪かったのだろう。

殺人鬼でありながら、フジコには救いがあってほしかったと思ってしまう、それだけ心をえぐられる作品でした。

ミスリードからのラストで衝撃の展開については
裏で糸をひいていたのが茂子というのは衝撃的だった。
私の解釈では、小坂恵美はフジコの両親を殺し、娘を虐待していて、娘は動物を虐待していて、フジコに娘を殺され、フジコの娘二人を殺したことになる。
この真相を知った上でまた読むと、また違った味わいが出てくる。

でも、結局、テンポのよさと、読み進める手が止まらない点。
結局ここ。
こういう作品がおもろい。
衝撃よりも、途中で何度も刺さる。
すごい。おもろい。


でもまー、しんどい。
哀しい話。


続編は2作品刊行済み。

これは必読と思います。

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

人気って聞いて、フジコシリーズを3冊まとめて買ってみた。
めちゃくちゃ共感できる話ってわけじゃなかったけど、虐待をしてしまう心理に、どこか理解できてしまう部分があった。
前半は、主人公が殺人鬼になっていく過程が細かい心理描写と一緒に描かれていて、かなり引き込まれた。
でも後半はちょっと消化試合感があって、少し飽きがきたのも正直なところ。
とはいえ、あとがきで物語や背景について細かく解説されていて、読み終わったあとの満足感はちゃんとあった。
残りの2冊も読むのが楽しみ。

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

殺人は駄目な事とは思うけど、それを作り出してしまったフジコの悲惨な環境。満たされない思いが悲しかったし,最後のあとがきが衝撃でした。

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2025年08月10日

Posted by ブクログ

再読。学生時代に読んだため何も覚えておらず、あまりにショッキングな展開が怒涛の勢いで起こるものだから読書疲れを起こしてしまった。(それくらいのパワー)
次ババヤガの夜読もうと思ってたけど、少し優しい世界とか美味しいものの小説を挟もう…

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2025年07月26日

Posted by ブクログ

構成も最高で読んでる間のテンポ感も気持ちがよく、内容は胸糞悪いすごい小説だと思った。
解説で、「社会を生きるうえで人が自然と見て見ぬふりする社会のルールを、感情として文章にしている点が魅力」というようなことを書かれていたけど、特に本作においては「バレなきゃ悪いことじゃない、だからこれくらいしてもいいかな?」の葛藤がその程度を誇張して描かれていた点がそれにあたるのかなって思った。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

重くて救いのない話なのに、ページをめくる手が止まらなかった。正直なところ、フジコが次々と人を殺していく場面では、狂気じみた暴力を延々と見せられているようで、不快感さえ覚えた。でも、そんな陰鬱な展開を経て辿り着いたラストシーンは、あまりにも衝撃的で、あの一瞬のためにこの本を読み続けてきたんだと思えるほどだった。

特に、被害者である立場から、徐々に救いようのない殺人鬼へと変わっていくフジコの心の動きが、生々しく描かれていたのが印象的だった。その過程にどこか現実味があって、怖さと同時に妙な説得力すら感じた。

読後感は決して軽くないけれど、読んでよかったと素直に思える一冊だった。続編も話題になっているので、ぜひ手に取ってみたい。

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2025年06月27日

Posted by ブクログ

読後感がかなり悪い。ザ・イヤミス。
フジコの考え方、行動が常軌を逸しており、もはやホラー。
どう考えたらそんな人間になるのか、、押し入れに実の子を閉じ込める箇所が怖すぎる。
この作品を読んでからしばらく頭からフジコが離れなかった。

続編も読んでみたいです。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

終始陰鬱な気持ちにさせられる(褒め言葉として書いています)作品でした。こちらまで負の連鎖が憑ってきそうで途中で放り出したくなりますが、本を閉じることができません。あとがきも気を抜いてはいけません。最後の最後まで翻弄されます。
真梨幸子さんを知ったのは、長江俊和さんの作品『掲載禁止 撮影現場』の解説を執筆されているからです。長江俊和さんと似たテイストの作品を世に送り出している方らしいと感じて興味を持ち本書を手に取りました。
期待通り、嫌な気持ちを植え付けられ、負の心理描写満載の作品でした。次に読む作品も「フジコ」がタイトルに含まれている『インタビュー・イン・セル殺人鬼フジコの真実』を読むつもりです。その後、デビュー作品『孤虫症』に挑戦してみたいと思っています。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読む手が止まらず、すぐに読み終えた。

子供が出来た時、
虐待するだろうな…と、読み進めて的中
自分も同じ環境ならどうなったろうと
怖く不安になった

自分は悪く無い、
他責思考な人格形成する環境で育ち
殺人を繰り返してる最中も
この思考はどんどん強く自己中心的に
破滅へと向かって精神を壊す。

から子、断ち切れぬ負の連鎖
虐待や貧困
人の心の拠り所になるべき宗教の闇

てんこ盛りの闇が読める作品だった。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

⭐︎3.5
子供の虐待は本当につらい。可哀想。
フジコも母親から虐待されていて、それを「自分は母とは違う」と言いながら虐待している所がなんとも言えない
最後の方、次々と人を殺していて「さすがに無理があるでしょ?」って思った。まだ続くのかな?
叔母さんとコサカさんのお母さんがフジコとどういう関係なのか、気にはなるけど‥続編読むか悩む。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

いやー、リアルすぎて、、
目を背けてはいけない現実だとは思っていながらも、キツかったなぁ。
真似ようと思ってなくても、子は親の生き方を真似てしまう。だから、家庭環境が悪く親からの愛を受けずに育ってしまうと、幸せになれるチャンスがあっても拒んでしまう。そして、負のスパイラルから脱げ出せない。
私は、1人でも多くそんな負のスパイラルを断つことができるように影響力、存在感のある大人になっていきたい。

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

時系列や相関図を作ってやっと理解出来る。

物語や描写うんぬんは「殺戮にいたる病」とか「悪の教典」とかサイコパスものを足して混ぜて女性にして変な味になっちゃったみたいな感じで、個人的には続編も別にいいかな。って感想。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★★★☆☆殺人を犯す動機がチープな感じがした。小学生の残酷さ、弱さを思い出した。虐待、酒、給食費、体操服、学校カースト、いじめ、一家殺人、生き残り、森沢藤子、小坂えみ、トーコ、みさりん、叔母茂子、祐也、杏奈、美波、早希子、整形、水商売、保険金殺人。見栄を張って嘘ばかり

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

序盤から話に付いていけず置いていかれそうになるが、読み進めると少しずつわかってくる。ただ、これはなんの話?と感じる、話が急展開するような書き方が散見されて読みにくいとは思った。ほとんど衝動的な殺人なのになぜ捕まらないのか疑問。幼少期から大人になって捕まるまでしっかり描かれていて読み応えあり。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

主人公?のフジコとその娘の視点の物語。
金と自己主張、因果応報の嫌らしさ全開。
正義、絶対悪とは?
それがテーマの作品だなと。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

一家殺害事件の生き残りであるフジコ。
ネグレクトと貧困から脱却できたが、出来損ないの母のようにはなるまい、私は悪くないともがく。
もがくが、殺して精算を繰り返すごとに、抵抗がどんどんなくなっていく。精神異常であり、育児放棄された可哀想な大人だ。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

なんかイヤな話だなー。
イヤミス…ってかミステリーでもないよね?
この前に読んだ本は、すごく読後感が良かったから、尚更どんより。
何やコレ…って感じ。
どこにも救いないし。

ただ読むのが止まらなくなったのは事実なので
⭐️3くらいはいくかな。
とはいえ、なんかため息出ちゃう感じ。

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2025年06月30日

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