海外文学の検索結果
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論語に親しむ
古より、日本人の人生観に大きな影響を与え、生き方の規範として親しまれてきた、中国古典随一の書「論語」。豊かな世の中になっても、そのメッセージは、廃れることなく、常に新しい。特に、現代のような、モラル・ハザードの状況下においては、この「論語」が伝え続けて来た人間学を、見つめなおしてみる必要が大いにあるのではないだろうか。本書では、そのエッセンスを、やさしく説き明かす。 内容は、[序章]まず、はじめに『論語』の予備知識を![第一章]良い友を選べ[第二章]言葉は人なり[第三章]生涯「学ぶ心」を持て[第四章]志した道は貫け[第五章]どうしたら人は動くか[第六章]相手への思いやりの心を持つ[第七章]筋違いなことは許すな[第八章]親しき仲にも礼儀あり[第九章]知に働けば角が立つ[第十章]人間、信用を失ったら終わり[附章]その他・『論語』の名言……と、論語の魅力ある言葉を現代風に解釈しながら人生のコツをやさしく学ぶことができる。 -
人間とは何か?
“ソクラテスになったマーク・トウェイン”。老人と若者との対話形式で、近代社会を支える人間存在を、自らの欲望で動く「機械」にすぎないと断言するパラドックス的人間論。作者晩年の代表作でペシミズムの影が現れた哲学的な作品。 -
地球からの手紙
“キリスト教と性”をテーマとした表題作は、「大天使」サタンに擬し、人間のもつ偽善性を赤裸々に描く。「アダムとイヴの日記」は、「創世記」にヒントをえてトウェインの女性観を披露した作品。「クリスチャン・サイエンス」は本邦初訳。 -
細菌ハックの冒険
生物実験で本当は鳥になるはずだったのに、コレラ菌になってしまった主人公は人間の体内に入る。そこには騒然とした細菌国家があった……。当時、世界的に注目を浴びていたダーウィンの『進化論』への痛烈な批判を込めて描く。 本邦初訳。 -
トム・ソーヤーの冒険
冒険小説の古典として文学史にのこる名作は意外に知られていない? 自由奔放な少年トムとハックを中心に描く本書は、少年少女小説の形式をとりながらも、当時の閉塞したアメリカ社会への批判を根底に秘めた大人のメルヘンであった。 -
ミステリアス・ストレンジャー44号
時代は中世。舞台はオーストリアの古城。超能力を持つ正体不明のストレンジャー44号に「分身」と「本体」に分裂した人間像を与え、その自由奔放な行動を通じて、「無意識」という名の人間の深層心理を浮き彫りにした先駆的作品。 -
ミシシッピの生活
「ハックルベリィ・フィンの冒険」の素地となった作品。前半はマーク・トウェイン自身の4年間の水先案内人時代の生活を描き、後半は、21年ぶりに訪れたミシシッピ川やその流域の変貌を描く。当時の状況を知る優れた風土記でもある。 -
まぬけのウィルソンとかの異形の双生児
「まぬけのウィルソン」は、指紋採集を趣味とする弁護士が、黒人と白人の取替え、そして殺人事件に至る悲喜劇を解決するミステリー作品の原点。「かの異形の双生児」は、奇形のイタリア貴族が米国で巻き起す南北戦争時代のコミカル劇。 -
ヨーロッパ放浪記
“旅人”トウェインの長編紀行 “A Tramp Abroad” の本邦初訳。1878年、百余年前のドイツを行くトウェイン、ある時には勇者ビスマルクを論じ、ワグナーを語り、ターナーを描く。下巻はスイス、イタリアを旅し、ヨーロッパを語る。 -
地中海遊覧記
トウェインを空前のベストセラー作家にしたアメリカの“お上りさん”の旅。豪華蒸気船に乗りジブラルタル海峡を渡り、フランス、イタリア、ギリシア、トルコ、パレスチナ、エジプト、スペインなど地中海沿岸を回遊した紀行文学の傑作。 -
ハックルベリィ・フィンの冒険
「トム・ソーヤーの冒険」の続編にあたる本書は、放浪を宿命づけられたハックを主人公に描いたもので、“南部人”としてのトウェインの顔が随所に現れた作品としても論争の的になっている。巻末に新たに発見された原稿を追補。 -
ファンタジーの七つの時代
著者ピーター・ミルワード氏は『ファンタジーの七つの時代』において、イギリス文学におけるファンタジーの伝統を、西洋の歴史をたどりながら探求しています。 本書は以下の各章で構成されています。 プロローグ ファンタジーという別世界 第一章 創造と壊滅のファンタジア 第二章 神話のふるさと 第三章 妖精物語のファンタジー 第四章 聖杯探求 第五章 ルネサンス・マジック 第六章 楽園喪失から新しきエルサレムへ 第七章 ナンセンスの世界 エピローグ 現実への回帰 『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』、『不思議の国のアリス』など、今日、映画化されて人気のある、有名なファンタジーの作品も登場します。こういったファンタジーが、イギリスという国で育まれた文化・宗教を背景にしていることについて、本書はわかりやすく解説しています。また、英文学研究者の方だけでなく、幅広い層の読者の方に親しんでいただけるよう、各章の人物・歴史的事項・作品に関する注が訳者によって付けられています。 -
追憶の文化大革命
文化大革命(1966-1976)、若者が赤い旗を振り、毛主席語録を振り上げ歩く姿がイメージされるであろう。これが中国全土を席捲した。官僚も、文化人も、資本主義の道を歩む反動として打倒された。彼らも革命のために生き続けるという信念があった。李城外は文革終息後の文化人たちの「追憶」を記述した。同じ境遇にあった複数の文化人の思いが語られている。文革の実態をより客観的に知ることができる。事件当事者たちの生の体験は、事件を共有させ、せめて同じ過ちを繰り返すまいとする人々の誠意と哀切が込められている。すべての事件が風化するという社会事象の中で、私たちに時代を生きるとはどういうものであるかを示唆している。 上巻に登場する人物: 謝冰心(作家)/臧克家(詩人)/張光年(中国作家協会副主席)/周巍峙(文化部部長代理)/韋君宜(作家)/薛徳震・楊瑾(夫婦出版家)/牛漢(詩人、『新文学史料』誌主編)/陳羽綸(『英語世界』誌主編)/許磊然(女性翻訳家)/楊静遠(女性翻訳家)/侯愷(もと栄宝斎総経理)/丁寧(女性作家)/張兆和(沈従文夫人)/李小為(李季夫人)/胡海珠(侯金鏡夫人)/陳今(王子野夫人)/趙友蘭(曹辛之夫人)/司徒新蕾(司徒慧敏の娘)/楊絳(翻訳家)/杜惠(郭小川夫人) -
アンクル・トムのキャビン
トムはケンタキーの温厚な農場主に雇われていた忠実な黒人奴隷だったが、事業に失敗した主人によって、小間使いイライザの息子ハリーとともに奴隷商人に売り渡される。トムの苦難はここから始まる。トムは ニュー・オーリアンズの富豪セント・クレアの一人娘エヴァが河に落ちたのを救った縁で、同家に買い取られる。だが、比較的落ち着いた暮らしも、エヴァの死、つづく主人の急死によって一転する。トムは飲んだくれで残忍なミシシッピの農場主 レグリーに買い取られていく。その果てに待っていたものは……19世紀アメリカが生んだ代表的な社会小説であり、黒人奴隷のさまざまな姿を鮮烈に描いた秀作として呼び声たかい長編小説。 -
アエネイス
古代ローマの建国神話叙事詩。「アエネイス」は「アエネアスの歌」の意で、ラテン文学の最高傑作。トロイアの王子で女神ウェヌスの息子であるアエネアスは、トロイア陥落後、海上へと逃れカルタゴに着く。アエネアスは女王ディドに歓迎され、二人は相愛の仲となるが、天命には逆らえず、アエネアスはイタリアめざして出発する。ディドは別離に耐え切れず火炎に身を投じて自死する。ラティウムに上陸したアエネアスは、現地の王とルトゥリ族長トゥルヌスとの連合軍による執拗な抵抗に直面するが、長い戦いののち、ついにトゥルヌスを倒してローマの礎を築く。この作品の執筆に作者は11年を費やしたが、未完に終わった。彼は死の前に草稿の焼却を望んだが、アウグストゥスが刊行を命じたため世に出ることになった。この作品は単に神話的英雄を謳うにとどまらず、当時内乱を終結させたローマの実力者アウグストゥスの治世をアエネアスに仮託し、賛美する構造をもっている。原文は韻文であるが、この翻訳は親しみやすい散文訳である。 -
転身物語
ギリシア・ローマ神話について少しでも詳しく、面白く書かれた物語を求めるとすれば、この「転身物語」以上の作品はない。作品のテーマは「不思議な転身を物語る」ということになっている。しかし、そうした物語は一部にすぎず、全体はギリシア・ローマの神話・伝説の一大収集であり、宝庫であって、まさにその百科全書。この作品ほど後世に多く読まれ、数多く翻訳されたラテン文学作品はなく、ヨーロッパ人の神話的教養のほとんどは、この作品(ないしこれを再話した作品)に負っている。この改訂版では、さまざまな時代のエッチング、リトグラフ、絵画の名作40点以上を解説つきで収録した。 -
【英語版原文】アンの幸福/Anne of Windy Poplars
サマーサイド中学校の校長となったアン。 だが学校を支配するプリングル一族から「校長の座を奪った」と逆恨みされてしまい、学校の内外で嫌がらせを受けることに。 そんなある日、訪れた生徒の家で古い日記を貰うこととなったが、それはプリングル一族のミス・セイラにとって自慢の父であるエイブラハム船長と共に航海に出た船乗りの手記であったため、アンはその日記をミス・セイラへと送ることを決めたのだった。 ミス・セイラが日記を読んでいると、そこにはプリングル一族が絶対に口外したくない内容が記されており、ミス・セイラはアンはこのことを知っていて敢えて自分に日記を送った、と思うのだが……。
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