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どこかにあるはずの素敵な島
ひとつの、充実した結婚のかたち 不思議なタイトルである。 というのも、この小説の中では実際に、結婚した男女が毎年休暇を過ごす南の島が出てきてそれは架空の島などではないからだ。 しかし、その島の名前も場所も一切明らかにはされないから読者にとってはたしかに「どこかにあるはずの素敵な」島に違いない。 片岡義男の多くの小説がそうであるように我々の日常にあるようなリアリズムや従来の小説がそこをテコにして物語を動かす破綻、のようなものはここには一切、現れない。 あるのは1つの、あざやかな夫婦のかたちだけだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。 -
どこからでも手紙は届く
2台のあいだを行き来しながら、彼女は脱出について語る 後ろには、母親と離婚した父親と、その新しい結婚相手。 前には、母親と、その年老いた父親。 2台並んで走るクルマのあいだを行き来するのは、 日本の大学に愛想を尽かし、外国に行こうとしている娘だ。 最初に後ろのクルマ、途中で止まって前のクルマ、そしてまた後ろのクルマ。 2台でまったく違う空気を感じながら、彼女が考えているのは「脱出」のことだ。 自分が今の世界から脱出するためには、愛する母親よりも、 まるでなじめないが、海外在住の父とそのパートナーの助けこそが必要なことを 彼女は冷静にかみしめている。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/ -
どこにもいない私
時間というものはない。私はどこにもいない 14歳から15歳へ。 この小説は、移り行く季節の中での、二人の少女による 切実な時間論だ。 過去から現在へ伸びてくる時間に対し、 彼女たちは時間が逆行すること、つまり どんどん過去へ遡り、若くなり、幼くなり、 ついには「私」が消滅することを夢想する。 そしてそこに、かつての旧友の、その悲しい母親の 「死」をめぐる奇妙で美しい行為が関わってくる。 時間を、死を考えることは、この不条理な生について考えることと同義である。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/ -
どしゃ降りのラスト・シーン
あざやかさとは無縁のそのラスト・シーンが、 生きていることの証し。 17歳、夏休みの高校生。 いくら眠っても眠気の取れない若い肉体が 平穏な眠りをむさぼっている時、 届いた一通のありふれた絵葉書が事態を急転させる。 同じ17歳の少女から届いたその葉書は 実は3通存在し、なぜその3人に届いたのかもわからないまま ひたすら受け身の動揺の中にたたきこまれながら 少年たちは必死にオートバイを走らせる。二度、走らせる。 その2回のラスト・シーンは果たして・・・・・・ 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。 -
.hack//bullet
二〇二三年、イモータルダスク事件から三年後。 ハッカーチーム『シックザール』を解散し、サイバーコネクト社を辞した曽我部隆二は、今までの経験をもとにネットワークトラブル・コンサルタントを開業し、細々と生計を立てていた。 だが、かつての同僚からの依頼をきっかけにして、『世界』を巡る邪悪な陰謀に巻き込まれていく。 血みどろの戦いの果てに彼が手にした報酬とは? 本書はサイバーコネクトツーWEBサイトで連載した小説『.hack//bullet』の完全版です。 ゲーム『.hack//Link』のストーリーから3年後のエピソードが、『.hack//Link』登場キャラクター曽我部隆二(フリューゲル)の視点から描かれています。 完全版では、最終話(42話)に続く、書き下ろしの43話「バーサス奇術師」を収録! ※本書籍は主に縦書きでレイアウトしています。ご利用のブラウザ、端末、ビューワにより、一部表示がくずれたり、表示が異なることがありますので予めご了承ください。 -
ドナーで生まれた子どもたち 「精子・卵子・受精卵」売買の汚れた真実
私は、母と「誰かの精子」の間に生まれた―― 不妊治療と生殖ビジネスの深い闇を、当事者が暴く。 人間の倫理を問う、出色の科学ノンフィクション。オーストラリアの著名ジャーナリストである著者は、27歳のとき、自身がドナーによる精子提供で生まれたことを知り、生物学上の父親を探す調査を開始した。 いまやドナーによる懐胎(DC)は世間の認識以上に広く浸透しているが、その実情は世間の想像以上に異様で、多くの問題をはらんでいる。 DC児たちにドナーが誰かを知る権利は保証されていないため、持っているかもしれない遺伝性の疾患や、いるかもしれないきょうだいの存在、あるいはその数を知るすべはない。 本書は「第三者の生殖細胞から誕生した人間」について、また「人間を繁殖させること」について、DCの当事者が10年という歳月をかけて綴ったものである。 母の不妊治療医ヤン・カルバート自身が精子ドナーだと知り、 これまでに世界各地から75人の異母兄弟を見つけたジョーイ・ホフマンによる国連でのスピーチより: 「自分が大量生産された人間というモノのひとつに思えてきます。(中略) どうかお願いです。これからは子どもたちの基本的な権利や利益を、優先リストの最下位に置くのではなく、最優先にするように努めてください」 -
どの口が愛を語るんだ
のたうちまわって超えていけ、愛。 『流』の直木賞作家・東山彰良が新たに挑む、自由でボーダレスな短編集! 九州の温泉街、小さな街の団地、ニューヨーク、台北、東京――。 残酷さとやさしさが隣り合わせるパッとしない世界 それでも生きていくむきだしの人間たち。 「猿を焼く」 さえない温泉街に引っ越してきた中三のぼく。無軌道な不良とよそ者の少年は、なぜ猿に火をつけたのか? 「イッツ・プリティ・ニューヨーク」 クレイジーな同級生カメと、そのアバズレな姉。欲求に翻弄されるぼくと彼らの団地の日常。 「恋は鳩のように」 同性婚が合法化された日、歓声に沸く群衆の中、アンディは詩人の恋人・地下室に電話をかける。 「無垢と無情」 人間じゃなくなった「やつら」から身を潜めるように、おれは画面の中のミーティングルームを訪れた。 -
ドライヴしない?
この経験は、やがて涼子をじわじわ戦慄させた。彼女は自分が友達としての優香を好きなのは認めたが、予備校生の出現がもたらしたパニックは、その、「友達としての」に誤解があることを暗示していた。涼子は優香との関係を回顧してみた。そして自分の中で、「優香のようになりたい」が、いつの間にか、「優香といっしょにいたい」になり、やがて、「優香を誰にも渡したくない」に変わっていたことを知った。(本文より) 1990年下半期・芥川賞候補作となった表題作と、第6回海燕新人文学賞受賞作「純愛」を収録した作品集。 *ドライヴしない? *純愛 ●村上政彦(むらかみ・まさひこ) 作家。1987年『純愛』で福武書店(現・ベネッセ)主催の「海燕」新人文学賞を受賞。以後『ドライヴしない?』『ナイスボール』『青空』『量子のベルカント』『分界線』で5回の芥川賞候補に。また『ナイスボール』は相米慎二監督により『あ、春』として映画化、ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。アジアの物語作家を自任している。近著に『台湾聖母』(コールサック社)。日本文藝家協会常務理事。日本ペンクラブ会員。文化庁国語分科会委員。「脱原発社会をめざす文学者の会」事務局長。 -
ドライ・マティーニが口をきく
私は私の知らない私 酔う、とはどういうことだろう? 酔った自分をまるで憶えていない、とは、どういうことだろう? 酔っている自分が本当なのか、嘘なのか。 大量のドライ・マティーニがもたらした奔放な行動が翌朝には耐え難い羞恥に代わる、としたら 昨日の私とは何であり、今日の私は何だろう? 酔って無意識に呼んだのか、本音が出たのか。 男の悪戯に身もだえする翌日の彼女を、男は愛さずにはいられない。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。 -
ドラキュラ記念吸血鬼フェスティバル(吸血鬼はお年ごろシリーズ)
とある企業の記念イベントに出演予定のゲストが不祥事で逮捕され、あわや中止に。急遽変更されたテーマ〈ドラキュラ生誕五百年〉に合わせ、企業の取引先〈クロロック商会〉の雇われ社長にして「正統な」吸血鬼のフォン・クロロックに出演依頼が舞い込むが、クロロックは依頼主とドラキュラの知り合いではないらしく……。おまけにこのイベント、どこか訳ありで!? 表題作ほか、うだつのあがらないサラリーマンの口座に突然二億八千万円が振り込まれ…(「吸血鬼の給与明細」)、観光バスのツアー中、乗員乗客全員が謎の眠気に襲われてしまい…(「吸血鬼の迷路旅行」)の2編を収録! -
ドラコニアの夢 アニメカバー版
新キャラクター「澁澤龍彦」登場の映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」、2018年3月3日公開! 大人気アニメ「文豪ストレイドッグス」シリーズの映画に登場するキャラクター「澁澤龍彦」。コラボカバーのアンソロジー文庫で澁澤龍彦のエッセンスを味わおう! 珠玉のエッセイや小説などを収録。 「文豪ストレイドッグス×角川文庫」アニメ描き下ろしコラボカバー第4弾! (既刊一覧は https://store.kadokawa.co.jp/shop/e/epu040103/ ) 編者・解説はアンソロジストの東雅夫(編著に『澁澤龍彦玉手匣』ほか)。 === サドやコクトーの名訳で知られる仏文学者、西欧異端文化の紹介者、達意のエッセイスト、絢爛たる物語作家――いくつもの魅惑的な顔を有する文人・澁澤龍彦は、みずからの文学世界をドラコニア(龍彦の国)と呼んだ。 本書は「澁澤龍彦×文豪」をコンセプトに、新世代の読者に向けて編まれたアンソロジーである。 古今東西の文豪たちをめぐるエッセイを中心に、小説、評論、紀行、対談など全26篇を収録。 <「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?> 中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。 舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰 治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――! -
ドラゴン青年団
東京にドラゴン出現。戦うのは地方の青年団! 東京にドラゴンが出現した。ドラゴンは何故か東京タワーに巻き付いたままで動かない。 一方、東京から離れた富士山が見える地方の町では、ヨシオとケンジとタモツが今日も青年団の集まりをサボって喫茶店「チロル」にたむろしてドラゴンの中継を見ていた。 ある日、ヨシオが古本屋で謎の巻物を手に入れる。それにはかつて光の戦士たちがドラゴンを倒し世界を救ったと記されており、戦士の証である紋章が載っていた。 ヨシオとケンジとタモツは紋章と同じあざを持っていた。三人は光の戦士の末裔なのか? 巻物にあったドラゴンを倒すためのアイテム探しが始まった。 -
ドラねこまじんのボタン
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なんでもあつめるのがすきなミッチが ある日、ひろったのは ねこのかおが かいてある ちいさな ボタン。 ふくにつけて こすってみたら ドラねこまじんが あらわれた! コレクションが ふしぎをまきおこす シリーズ第2弾 ミッチは、花の種やきれいな石ころなど、道ばたでひろったものをコレクションしている男の子。 おとうさんと図書館へ行った帰り道、どこかから落ちてきたボタンをひろいます。ボタンにはねこのかおの絵が描いてありました。 ボタンを気に入ったミッチをみて、おとうさんがミッチのシャツにボタンをつけてくれます。すると、シャツにあったアイスクリームの柄がなくなり、不思議に思ったミッチがボタンをくすぐると、そこからドラねこまじんがあらわれたのでした。 おなかいっぱいにしてくれたら、なんでも願いをかなえる、というねこまじん。ちょっとあやしいねこまじんと、ミッチは、食べもの柄の服をさがしに買い物へいくのですが……。 -
ドラフィル!
音大を出たけれど音楽で食べていく当てのないヴァイオリニストの青年・響介。叔父から紹介されて彼がやってきたのは竜が舞い降りた―― と思われる程に何もない町、竜ヶ坂の商店街の有志が集まったアマチュアオーケストラだった。 魚屋のおっさんから女子高生、スナックのママまで、激烈個性的な面子で構成されたそのアマオケを仕切るボスは、車椅子に乗った男勝りの若い女性、七緒。彼女はオケが抱えている無理難題を半ば強引に響介へ押し付けてきて―― !? 竜ヶ坂商店街フィルハーモニー。通称 『ドラフィル』を 舞台に巻き起こる、音楽とそれを愛する人々の物語。 -
ドラマ 失恋ショコラティエ
ドラマ「失恋ショコラティエ」ノベライズ。 大人気コミックス「失恋ショコラティエ」が2014年1月よりフジテレビ月9でドラマ化。主演・松本潤、ヒロイン・石原さとみで贈るラブストーリー。ドラマ脚本によるノベライズ刊行。 小動爽太は、高校1年の時から1つ上の先輩、サエコを一途に思い続けている。一方、当のサエコは、次々と男達を惑わせ渡り歩く“天然系小悪魔女子”。そんな爽太にビッグチャンスが。爽太、高校3年のクリスマスイブ、とうとうサエコと口づけを交わしたのだ。思いが通じたと大喜びの爽太。しかし、キスぐらいでは、つきあったことにならないサエコ。手痛い失恋をした爽太は、チョコレートが大好きなサエコを振り向かせるには、チョコレートしかない!と、一念発起。単身フランスに渡り、修行を積み一流のショコラティになって、再びサエコの前に現れる。だが時すでに遅し、サエコは、すでに結婚が決まっていて・・・。 失恋をバネに突き進む爽太、気がつけば全てを手の中に収めていた。そう、サエコ以外は・・・。本当の幸せって?本物の恋って?この恋のハッピーエンドは?前後編でお届けする、ドラマノベライズ本。読み出したら止まらない怒濤の展開。衝撃のラストは・・・? -
ドラマデイズ
OL人生一発逆転なるか?リアルお仕事小説。 仁藤茉由子28歳OL。仕事はデータの入力。会社では気の合わない同僚と嫌味な上司に囲まれ、帰宅後は部屋で一人ビールを飲む毎日。そんなかわり映えのしない日々からの脱却を目指す茉由子に、大手テレビ局が主催するシナリオコンクルール入賞の朗報が届きます。「会社を辞めて書くことに専念しよう!」そう心に決めて臨んだ授賞式でしたが、突きつけられたのは厳しい現実でした。 仕方なくOLを続けながら脚本家を目指すことにした茉由子に、ドラマ制作会社からプロット書きの仕事が舞い込みます。脚本家としての足掛かりにと、徹夜を続けて必死にプロットを書きあげますが、執筆料は出ないありさま。一方会社では、華やかな世界に身を置く茉由子をねたんでか、同僚の態度はどこかよそよそしくなり……。 落ち込む茉由子の前に現れたのは、駆け出しの俳優、秋月愁。「いつの日か、君が脚本を書いて、僕が主演する」――愁の言葉に書くことへの意欲を取り戻した茉由子でしたが、愁はまたたく間に人気俳優へと駆け上がり、あっという間に遠い存在に。 そんな中、いつもの職場で待っていたのは、予想もしなかった事件。茉由子はようやく、自分が気づかずにいた人々の温かさ、自分自身の本当の思いに気づき始めます。そして、自分が本当に書きたい「ドラマ」を見つけるのでした。 -
ドラマ人間テレビ語り
朝丘ルリ子、美空ひばり、松本清張ら有名人から、技術・演技・取材などまで、ドラマ作り27年の現場から、NHKの和田勉が語る、テレビジョンのおはなし。 ◎「和田勉のこと――NHKに電話して、所属部課名を云わずに名前だけでただちに交換台に通じるのは、おそらく会長以外は和田勉のみであろう。彼がNHKの顏だというのをいつも感じる。ドラマつくりの名人、「賞男」というのが和田勉のラベルだが、この記には長い演出生活での折々の寸感や登場人物との躍動したふれあいがある。天衣無縫な彼の言動の中に、かくも鋭く繊細にして、皮肉な観察の「演出家の手帖」があろうとは!」<松本清張「帯文」> -
ドラマ「ポルノグラファー」「ポルノグラファー ~インディゴの気分~」公式ファンブック
話題を呼んだ『ポルノグラファー』ドラマシリーズの公式ファンブック!熱い支持を得る人気BLコミックを完全ドラマ化して話題になった、官能小説家と大学生の恋を描いた『ポルノグラファー』、その前日譚にあたる『ポルノグラファー~インディゴの気分~』。撮影現場秘蔵フォトや未公開オフショットなどを大放出!ここでしか見られないファン必読の永久保存版ファンブック! 【収録内容】 ・ここでしか見られない未公開オフショット&秘蔵Twitter写真多数! ・on BLUE本誌で行われたスペシャル対談を再編集! 竹財輝之助×猪塚健太×丸木戸マキ 竹財輝之助×猪塚健太×吉田宗洋&丸木戸マキ ・監督×プロデューサー対談 ・ファンブック撮り下ろしアフタートーク ・丸木戸マキ先生描き下ろし寄稿 …etc -
ドランクチェンジ
歌舞伎町の中心に「クリーンな歓楽街のニューシンボル」という触れ込みのタワーがそびえ、カジノリゾートの噂が立った。タワーのオーナーはパチンコが稼ぎ頭の在日コリアン企業。建設は着々と進み、警察は防犯カメラを街筋に張り巡らせた。その狭間で不正な管理社会を憂うカオスが産声を上げていた。最初に姿を消したのは、風俗を生業とする美女だった。失踪が相次ぎ、「ビッチ狩り」と巷で囁かれた。 キャバ嬢の頃に培った黒い人脈を活かし、新宿で解決屋をする冠木果子が愛犬パト・ラッシュと修羅場を駆けずり回る第一弾。ホストにはめられたナースのありがちな依頼に始まり、濃密な三角関係にある暴力団――コリアン企業――警視庁の思惑が渦巻くテロ事件に巻き込まれていく。誰が美女をさらい、ドランク・チェンジしたのか。 第十四回文庫小説賞 大賞作品 ドランク・チェンジ 八坂堂蓮 ※本作は八坂堂蓮の個人誌作品の電子書籍版となります。【118ページ】 -
ドルフィン・ソングを救え!
時は2019年。 45歳、結婚経験なし、子どもなしのフリーター・トリコが、 人生に絶望して、睡眠薬をまるごとひと瓶飲んで自殺をはかる……。 意識を取り戻した先は、昭和の終わり、バブル期まっただ中の1989年の渋谷。 30年前にタイムスリップしたトリコは、 青春時代に好きだったバンド「ドルフィン・ソング」の解散を阻止すべく、奔走する! トリコはドルフィン・ソング、島本田恋と三沢夢二のふたりを救えるのか?! 時代は彼女に、何をさせようとしているのか? そして、最終的にトリコが行き着く先はいったい、どこなのだろうか? BRUTUSで話題沸騰。 樋口毅宏の連載小説、待望の書籍化! カバーイラストは岡崎京子。 <本書の推薦コメント> 林真理子さん(作家) 「めちゃくちゃの面白さ。私たちの80年代をこんなにもてあそんでいいのか! この天才野郎!」 -
奴隷夫妻
「わたしが実はマゾだったら、どうする?」。高潔なフラワーアーティストの妻・貴子から 突然告げられ、SM愛好家・綿貫の家に連れていかれた竜平。「奥さんはこういう風にされ たかったんだよね」。貴子の股間にきっちり食い込む真っ赤な二本のロープ。目の前で繰 り広げられる妻の痴態に、竜平は怒り狂いながらも勃起していた――。圧倒的SM官能。 -
DRESS シャンパン色の恋
仕事に生きると誓った、40歳の誕生日、磨美子は職場である六本木の外資系ホテルに出社する途中、ヒールを溝に挟んでしまう。彼女を助けたのは、長身で精悍な顔つきのIT企業社長、浩一だった。彼の男臭さに惹かれる磨美子。でも彼は女性に取り巻かれているワーカホリック。「運命の出会い」を信じられる歳でもないけれど、半端でない恋がしたい。逡巡しつつも彼と結ばれるが、本当に彼は私を愛してくれているのか、彼との結婚はありえるのか。気持ちは揺れ――。 波乱に満ちた二人の関係を、都心の超高級ホテル、シャンパンを抜くパーティー、ファッショナブルなレストランやレジデンスを舞台に描く、煌めく恋愛小説。 -
泥の勲章
社長秘書の交通事故死、それにつづく専務の失跡。東洋石油には秘かに、しかも確実な足どりで「魔の手」が迫っていた。資本金140億円の巨大な会社を背後からあやつろうとしているのは誰なのか――。専務秘書・名取洋三は、その激流のなかにサラリーマンとしての運命を賭けた。彼がみた汚濁にみちた人間の闘争。泥にまみれた「勲章」を狙って、社長、重役、右翼ゴロ、新興宗教……人々は牙をとぎすました獣のように争う。が、東洋石油の経営権は、その誰の手にも得られない。最後にそれを手にするものは? 金融資本対産業資本のすさまじい闘争を描く力作。 -
泥棒は幻を見ない
辻斬り事件、発生! 日本刀で男が殺害された。 真弓と淳一夫婦が事件を追う! 子供を虐待し死なせた疑いでニュースを賑わせていた鎌田が路上で殺された。 凶器は日本刀。太刀筋も只者ではない。一体、誰が鎌田を殺したのか。 刑事の真弓と泥棒の淳一夫婦は、偶然〈夜のニュースワイド〉の敏腕プロデューサー・めぐみとファミレスで知り合い、辻斬り事件の真相を追い始める。 事件を追ううちに、二十年の刑期を終え出所した男と繋がっていく――。 殺人の罪で有罪になりながらも、動機を一切口にしなかった男の秘密とは。 人気シリーズ「夫は泥棒、妻は刑事」第二十三弾! 〈目次〉 プロローグ 1 乱世 2 順序 3 灰色の世界 4 札束 5 失意 6 疑惑 7 恩人 8 はかりごと 9 世直し 10 幻影 11 来日 12 友情 13 幻の計画 14 幻の刀 15 閉じた記憶 16 声の宴 17 秘密の話 18 宴の前 19 機会 20 生か死か 21 清算 エピローグ -
ドローン・スクランブル
最強の無人機を開発せよ! 新設した防衛装備庁の肝入りで作られることになった高性能ドローン。 大手メーカー三社が関わり、完成間近までこぎつけたのだが――。 防衛庁vs大企業vsベンチャー。果たして最後に笑うのは誰だ? 大ヒット作『推定脅威』の著者による、渾身の最新作! 「自衛隊が武器として使わなくても、相手がそうとは限らない――」 マルチコプタードローンについて、防衛省の試験研究が始まった。 メーカー側に提示された目標スペックはシビアなものだったが、フリーランスのデザイナー倉崎が、画期的なアイデアを思いつく。 「すべてがリアルすぎる」との声、多数。 最強のものづくりエンターテインメント! -
ドローンマン
ドローンと出会い、人生をリセットする旅に出た。 「笑いと涙が満載の胸躍る冒険譚かつ、真摯に自己と向きあったひとの再生の物語。 世界を新しい眼差しで見つめ直すことは、何度だってできるんだと心を揺さぶられた」 ──三浦しをん(作家) NHK『グレートネイチャー』で日本のドローン撮影の第一人者となった著者がはじめて描く、冒険と再生の物語。 ドローン(DRONE)=「無線で操縦する小型無人航空機」「蜜を集めてこない雄のミツバチ」「働いているふりをしている怠け者」の意 (あらすじ) ある時ドローンを手にしたカメラマン妹尾(せのお)は、老テレビマン興(おき)と出会い、世界の大自然の神秘に迫る人気旅番組のドローンカメラマンとして抜擢される。女性ファッション誌の世界でそこそこうまく生きてきたつもりだった妹尾は、旅先での興の慈悲深い行動を目の当たりにし、次第に自身の軽薄さに目覚めていく。NHK『グレートネイチャー』で日本のドローン撮影の第一人者となった著者がはじめて描く、冒険と再生の物語。 (著者紹介) 妹尾一郎(せのおいちろう) フリーカメラマン。1961年山口県宇部市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、マガジンハウスの女性誌「アンアン」でスチールカメラマンとしてデビュー。長年にわたりファッション誌を中心に幅広く活躍する。現在は、ドローン撮影のエキスパートとして、テレビ番組やCMの撮影も手がける。 【目次】 プロローグ 第一章 イラン 第二章 カナリア諸島 第三章 オマーン 第四章 シリア エピローグ -
ドードー鳥と孤独鳥
『ドードーをめぐる堂々めぐり』著者川端裕人が贈る、スリリングで感動的な「絶滅動物小説」! 科学記者の「タマキ」は、ゲノム研究者になった幼馴染「ケイナ」と二十年ぶりに再会した。 ステラーカイギュウ、リョコウバト、オオウミガラス、そして、ドードー鳥と孤独鳥……自然豊かな房総半島南部の町で過ごした小学生の頃から、絶滅動物を偏愛してきたふたり。 カリフォルニアで最先端のゲノム研究「脱絶滅」に取り組むケイナに触発されたタマキは、江戸時代に日本の長崎に来ていたという「ドードー鳥」の謎と行方を追う旅へと乗り出した。 〈もっと知りたいと願った。 ドードー鳥と孤独鳥の秘密を、ケイナちゃんとわたしを結びつける秘密を。〉 日本、アメリカ、欧州、そしてドードーの故郷モーリシャスへ。 やがてふたりの前に、生命科学と進化の歴史を塗り替える、驚愕の事件が待ち受けていた―― 会いに行こう! もう会えない「幻の鳥」に―― 忖度なしの〈堂々たるドードー小説〉 『ドードー鳥と孤独鳥』、堂々刊行! *美麗函入 *挿絵多数収録 ◎装幀・本文設計=山田英春 ◎装画=Dodo/Solitaire, Extinct Birds, Walter Rothschild, 1907, William Frohawk del. より -
ドードー鳥の飼育
ついに僕は、ドードー鳥の飼育係に選ばれるという幸運に恵まれた。ドードー鳥は十七世紀に乱獲のため絶滅している。絶滅した鳥を飼育するのは名誉でもあるけれど、とても難しいことらしい。僕は二十四時間態勢で動物園に泊まり込み、がらんとしているドードー舎の監視を始めた。だが鳥が見えなければ、ただの空き地の管理者みたいじゃないか。いつかは見えるようになる、同僚のナオミが言った言葉を信じる以外になかった……。 摩訶不思議で不条理でハートフルな9つの物語を収録した短篇小説集。 *ドードー鳥の飼育 *東京フラミンゴ *箱女システム *A級ハムサンド *穴 *ぽ・先生 *無人駅長 *時間喰い(タイムイーター) *眠れない街 ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ) 1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。 -
ドーム 人類の箱舟
東大研究生として来日したアメリカ人女性ジュディ。核実験地で幼少時に被曝し、二四歳の若さで白血病に冒された彼女の切実な願いは、全面核戦争から、人類の絶滅を防ぐことだった。そして、ジュディと設計技師・吉田司郎との愛が、現代のノアの箱舟「ドーム」を発想させた。この巨大な施設が完成すれば、地球が“核の冬”に覆われても、尊い命を救うことができる――。ジュディの死を看取った吉田の活動で、「ドーム」の建設は多くの人々の共感を呼ぶが、背後では各国のイデオロギーや陰謀が複雑に絡みあっていく……。人類存亡をテーマに描いた感動の物語。(『ドーム―終末への序曲』改題) -
ドール先輩
「もう俺のコレクションだよ、今日から君は――」そんなセリフで吉祥寺の名門私立高新入生の小日向雛太(こひなたひなた)は半ば強制的に人形研究会の麗しき会長・沢桐瞳瑠(さわぎりどうる)、通称ドール先輩から入部させられた。小動物系美少年の雛太は耽美系美少年ドール先輩に振り回されながら、様々なぬいぐるみや人形の修理に駆り出され、事件に首を突っ込んでいくことになるのだが――!? -
ドールハウスの人々
累計45万部突破! 『最後の医者』シリーズの著者が贈る<既刊発掘シリーズ>第2弾、新装版で登場! その嘘に気づいた時、あなたはすでに騙されている! 読後、読み返さずにはいられなくなる、壊れすぎたホラーミステリ! <あなたはすでに騙されている> 大学生のソウスケが心底愛してやまないもの――美しい球体関節人形が、ある日全身分解された姿で発見された。 怒りに震えるソウスケだが、それは狂気の連続殺人事件の序章にすぎなかった。 次々に見つかる、人形の身体と混ぜられたバラバラの遺体。次に壊されるのは、人形か、人間か? 犯人を追ううちに浮かび上がる、全ての仮説を覆す驚愕の展開にあなたは二度騙される! 狂った愛が止まらない、壊れすぎたホラーミステリ!【新装版】 著者について ●二宮敦人(ニノミヤ アツト) 1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。代表作『最後の医者は桜を見上げて君を想う』等、フィクションとノンフィクションの垣根を越えて活躍。著書に『18禁日記』『最後の秘境 東京藝大: 天才たちのカオスな日常』『世にも美しき数学者たちの日常』等がある。
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