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「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。安全な食料の確保のため、“食用クローン人間”が育てられている日本。クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて――。異形の世界で展開される、ロジカルな推理劇の行方は!? 横溝賞史上最大の“問題作”、禁断の文庫化! 文庫特別書き下ろし掌編に加え、道尾秀介の解説も収録。
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Posted by ブクログ
何たる技巧派!こういうのが読みたくてミステリーを読んでいると言っても過言では無い。 巧みな伏線、暗殺者の様なミスリードに翻弄され、最後まで読み切ったあとは立ち上がって拍手し最初から読み直したくなる。 人が人を食べるという世界観を裏切らないグロテスクな表現が多いため人を選ぶとは思うが、頼む、なんとか読...続きを読むんで欲しい。 本当に面白かったな〜〜…………!
この著者にハマりデビュー作をようやく読んだ。 途中でトリックに気づいても良さそうだったけど気づけなかった! クローン人間が飼育されているという設定だからこそ成り立つ内容。 相変わらずエグいけど、重厚な世にも奇妙な物語って感じ。次はどうなるのか気になってページをめくる手が止まらなくなる。 しかし、コ...続きを読むロナのだいぶ前に書かれた話なのに、新型コロナが大流行して肉食を避けるようになったから代わりに人肉を食べるようになったって、、予知してたかのような設定にびっくり。「え?」ってなりましたよ。こうはならなくて良かったな!(笑) なる未来が、もしかしたらあるかもしれないけど...... お気に入りフレーズ 「牧畜家は、死ね」
本当に騙された。 読んでいて、ちょっとした違和感の正体がわかった時がクセになる。 グロい描写を想像してしまうとぞっとするが、グロい部分もミステリな部分も最高でした。
ミステリー、いいねぇ! 設定がカオスでもまとまってて、トリックも面白くて私かに人を選ぶけど、ハマる人には激ハマりするような一作でした。
なんだろう、良いとか悪いとかじゃなく、頭がごちゃごちゃして、訳がわかりません(褒め言葉) 突拍子もない話に謎が絡んできて、ずっと頭の中が?に埋め尽くされ、エンディング。 初読の作家さんでしたが、他の作品も読んでみたいです。
これがデビュー作とは。 今から10年前に、新型コロナウイルスにやられた世界を描く。全身に黄色いイボができちゃうんだって。 そして対人間は即効薬ができるが、他の動物には全く効かない。 でも肉を食べないと栄養不足になるから、食用のクローン人間の製造が法制化された世界。 でも顔を食べるのはやはり抵抗あり、...続きを読むクローン人間培養センターから首を切り落とされた自分の食用クローン肉が届く。 そして、法制化を推し進めた本人の家にある日クローン人間の死体と共に、生首も届いてしまって…。 なんでそんな作品でデビューしようと思ったのか? デビュー作からエログロゲロ全開。 最高ですよ、ほんと。 エレファントヘッドと名探偵のいけにえを読んでしまった後には物足りなさあるが、 十分な多重解決、シュールな皮肉、既に世界観確立。 満足。
第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となった白井氏のデビュー作。何の制約も受けないからこそ作者の猟奇性全開で、以降に続くエッセンスをたっぷり楽しめる。白石氏お得意の二段推理は処女作から健在なのはなかなか興味深い。設定は異常そのもののわりには推理は本格的かつロジカル。「あり得ない」を前提としたとき...続きを読む緻密なトリックが見事に成り立つ。多少の荒削りさや強引さはあるものの、終盤に歪んだカタルシスも得られ、(グロ耐性があれば)優れたエンターテイメント作品となっている。
今まで聞いたことも無いようなトンデモ無い設定の上で繰り広げられる推理合戦。登場人物の独特なキャラクター。あっと驚かされる結末。全てが満足のいく内容でした。
変わった設定で、説得力のある推理の連続…と面白かった! 前半は設定理解でやや難関だったけど、中盤からどんどん動いていく展開に読む手が止まらなかった。 この特殊な設定だからこそできる事件、その推理にオオオ〜!と思いながら読み進めた。 ハッピーエンドなのかどうなのか。 読後は意外とすっきりした感じ。
『名探偵のいけにえ』が気に入ったので、初期作から読むことに。 クローン技術が高度に発達して、自分のクローンのみを食人することが許されているという設定の世界で起こる事件。最後まで誰が謎を解き明かすのか分からない設定も最初から同じなんだな。探偵っぽいのが途中でフェードアウトするのはお約束。 謎解きは...続きを読むあくまでミステリーなのでしっかりしていて面白かった。 まぁ、クローンが出てきて、クローンは必ず首を切られて顔を除いて出荷させるって時点で、ミステリー的には古典的テーマですな。
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人間の顔は食べづらい(角川文庫)
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白井智之
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