国内小説の検索結果

  • 逃亡者
    値引きあり

    逃亡者

    小説・文芸
    5.0
    1巻330円 (税込)
    憎悪、そして絶望が、江戸の闇に渦を巻く! 妻を犯した男を殺した燐之助と、弟の復讐に燃える辰次郎が激突する。もはや安らぎはない! ――妻を犯したならず者・錠吉を殺して出弄した燐之助。6年ぶりに江戸に戻って女郎屋「春屋」の用心棒となった彼の前に、復讐に燃える錠吉の兄にして岡っ引きの辰次郎が立ちはだかる。妻子を人質に取られた明日なき戦い。そして春屋の主人・庄八の謎の過去とは? 憎悪が噴出し、絶望が渦巻く大江戸ノワール。
  • 逃亡者

    逃亡者

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    25年前、空襲の混乱にまぎれて刑務所を脱走した男を追っている刑事と、刑事の訪問で逃亡者にまつわる戦時中の記憶を蘇らせる守衛。二人の対話を通して、戦争の残影を凝視した表題作。子供のころに怪我をさせた人物から借金を強要され、それまで見向きもしなかったリベートに手を出してしまう男が、苦い胸中を吐露した「カカオ・フィーズの味」など、単行本未収録の8編を収める。
  • 逃亡するガール

    逃亡するガール

    小説・文芸
    3.8
    1巻699円 (税込)
    スタバで勉強中の優等生・山岸美羽に飛んできたペーパーナプキン。そこには、隠し撮りされていることが記されていた。窮地を救ってくれた浜野比奈と、塾に行くまでの時間を過ごすようになるが、次から次へと思いがけぬ形で追い出される。家に居場所がないと感じている美羽、パパ活のようなことをしている比奈、それぞれの実情が明らかになり……。 不条理に居場所を追われた高校生2人が、街を、テリトリーを拡張していく。
  • 逃亡戦犯
    値引きあり

    逃亡戦犯

    小説・文芸
    4.0
    1巻356円 (税込)
    昭和二十年八月十五日、大江山捕虜収容所から、日系二世の通訳・木島が逃走した。米軍による戦犯逮捕を恐れたからだ。GHQの先兵として彼を追跡するのは、やはり日系二世のマイク・ミヤタケ軍曹。逮捕容疑は「国家反逆罪」である--。乱歩賞作家が史実をもとに描く傑作サスペンス。『祖国なき忠誠』を改題、文庫化。(講談社文庫)
  • 逃亡の報酬

    逃亡の報酬

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    妻を拉致され、娘を犯され、自分は陥れられた男の、渦巻く憎悪と復讐の殺気。メキシコ五輪ゴールドメダリスト・天童勝夫は、理不尽な運命の虐待で、愛も家庭の平安も、すべてを失う。さらに殺人の容疑まで……。非情に徹した追跡の果てに、見えてきた真の敵とは? 知力、体力に秀れた男が、野獣と化していく悲痛な闘いを描く、衝撃のバイオレンス傑作長編。愛を奪われ命を狙われた男が、ハイテク産業の巨悪に挑む!
  • 冬眠族の棲む穴

    冬眠族の棲む穴

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    25万部突破!ベストセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、二十四節気のショートショート 「甘い香りにくるまって、心ゆくまで眠ってしまおう」 今日もおつかれさまでした。 やさしい季節が心をめぐる、とっておきの物語をあなたに。 (著者より) 心もからだも冷え冷えする夜には、この本を携え、冬眠族の巣穴にすとんと落ちてください。 そんな冬ごもりのおともに、と24の小さな物語を書きました。 日常の延長にある、ほんの少しだけ不思議な世界で繰り広げられるお話を、 季節を繰るようにゆったり楽しんでいただけますと嬉しいです。 どこかにあなたがいる、やもしれません。
  • 透明な季節

    透明な季節

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    ミステリーの傑作。江戸川乱歩賞受賞作。ぼくは夜明けまで犯人を追っていた……――ポケゴリが死んだ。しかも、殺されたのだ。あの憎い配属将校の死は、とても喜ばしい。殺した奴は、ほんとうに偉い、と思う。でも、あの美しい薫さんが、あいつの奥さんだったなんて、ぼくの胸は、張り裂けそうだ。……戦時下の学園生活を舞台に、年上の女性に淡い思慕を抱く一中学生の体験を描く、青春推理長編。江戸川乱歩賞受賞作!
  • 透明な牙

    透明な牙

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ダイヤモンドと人妻をめぐるサスペンス長編――ダイヤと人妻、それは男にとって、いつでも魅力だが、危険な存在でもある。人妻は、野性のエロティシズムを秘めた雌豹のような、妖しい魅力の真弓。その彼女との情事が発端となって、かつて日銀の地下に眠っていた尨大な謎のダイヤの行方を追うハメになる作家・瀬波。だが、目くるめく恋の前に、恐るべき暗黒組織の魔手が……。長編傑作ハードロマン。
  • 透明な耳。

    透明な耳。

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    都内の公立高校に通う原田由香は、ダンス部のエースとして活躍する17歳の高校生。彼女はある日、学校の帰り道で交通事故に遭い、突発性難聴となってしまう。交錯する絶望、葛藤、希望。そして音楽とダンスをこよなく愛する女子高校生が、聞こえと引き換えに手に入れたものとは――。 突然、「音」を奪われた主人公と、両親、恋人、友人、それぞれの心情を、リアルな描写とけれんのない筆致で書き上げた青春群像劇。
  • 透明な迷宮

    透明な迷宮

    小説・文芸
    3.9
    1巻572円 (税込)
    深夜のブタペストで監禁された初対面の男女。見世物として「愛し合う」ことを強いられた彼らは、その後、悲劇の記憶を「真の愛」で上書きしようと懸命に互いを求め合う。その意外な顛末は……。表題作「透明な迷宮」のほか、事故で恋人を失い、九死に一生を得た劇作家の奇妙な時間体験を描いた「Re:依田氏からの依頼」など、孤独な現代人の悲喜劇を官能的な筆致で結晶化した傑作短編集。
  • 燻る骨の香り

    透明な夜の香り 燻る骨の香り

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,925円 (税込)
    熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――。 『透明な夜の香り』『赤い月の香り』に続く、「香り」シリーズ最終作! 江戸時代から続く京都の香老舗・瑞雲堂。社長の娘である真奈には、飛びぬけた香の才能を持つ妹・丹穂がいた。亡くなった彼女の遺体を荼毘に付す際、あたりを満たしたのは、するはずのない最高級の沈香・伽羅の薫り。 葬儀から数か月後、真奈の前に「伽羅の骨」を探す男・新城と、生前の丹穂との約束を果たしに来たという調香師・小川朔が現れ・・・・・・。 香りのサロンを開く前、20代の朔を描いた前日譚にして完結編。 【著者略歴】 千早茜(ちはや・あかね) 1979年北海道生まれ。幼少期をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。翌年、同作にて第37回泉鏡花文学賞を受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞。『ひきなみ』『赤い月の香り』『マリエ』『グリフィスの傷』『雷と走る』、食エッセイ『わるい食べもの』シリーズなど著書多数。
  • 透明になれなかった僕たちのために

    透明になれなかった僕たちのために

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,397円 (税込)
    アリオとユリオ、幼馴染の深雪は、自分の中に潜むある欲望に苦しみつつ成長する。ユリオの自殺、連続する殺人事件を契機に驚愕の真相が明らかになっていくが… 著者渾身の青春サスペンス。
  • 透明人間

    透明人間

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    透明人間の「私」は、誰にも認識されない孤独から自己顕示を求め、やがて人々を傷つける手段へと走る。警察や被害者たちとの対峙を経て、存在を巡る狂気と哀しみが交錯する、緊張感あふれるホラー小説。透明であるがゆえの孤独と承認欲求が暴走し、エスカレートする暴力とメディアへの露出欲が物語を引き裂く。被害者たちの復讐と、生き残った少女の証言が最後に問いを投げかける。
  • 透明人間の蒸気[ゆげ]

    透明人間の蒸気[ゆげ]

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    華岡軍医たちは「二十世紀で消えてしまうものを集める」という天皇の勅命を受け、二十世紀を象徴するモノを収集していくうちに“二十世紀の肉体”を探し始める。彼らが目をつけたのは結婚詐欺師のアキラ。アキラを後世に伝える機械に入れると事故が起こり、アキラは透明人間になってしまう。透明になったアキラの姿が見えるのはヘレン・ケラだけだった。鳥取砂丘を舞台に、多種多様な時代・作品をモチーフとしたストーリーが展開する。
  • 透明人間はキスをしない

    透明人間はキスをしない

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    将来に可能性が感じられず、自分が存在しないみたいに思えた高校三年生の冬。俺は風逢(ふわ)に出会った。冬の神戸、三宮。確かにそこにいるのに、俺以外には見えない透明人間。不自由の中で生きる俺は、自由に生きる風逢に惹かれていった。現れては消える少女に導かれ、俺の人生は静かに動き出していく――。消えゆく君との出逢いから始まる、真冬の青春ストーリー!
  • 透明人間は204号室の夢を見る

    透明人間は204号室の夢を見る

    小説・文芸
    3.3
    1巻550円 (税込)
    コミュニケーション能力皆無の実緒は、高校3年生の時、ある出版社の小説の新人賞を受賞する。ペンネームは「佐原澪」。デビュー当時は話題になったが、6年経った今、佐原澪の名前を覚えている人間は少ない。実緒はデビュー以降、スランプに陥り一作も小説を書けなくなっていた。自分のデビュー作が未だに置かれている書店へ行っては、誰か手に取らないかと監視する日々。するとある日、実緒の本を手に取る大学生風の男の姿を確認する。思わずあとをつけ、彼の家を特定する。部屋の番号を確認し、ポストに手を突っこみ郵便物を抜き取ると、そこには大学からの封筒と彼の名前・春臣の文字が。それからというもの、今まで一行も書けなかったことが嘘のように、実緒は春臣のことを連想した小説を書くようになる。その小説を春臣のポストに投函することで実緒は満足感を得ていた。ひょんなことから実緒は春臣の恋人と仲良くなるが――。第三十七回すばる文学賞受賞第一作。
  • 透明人間は密室に潜む

    透明人間は密室に潜む

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    透明人間が事件を起こしたら? アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら? 犯行現場の音を細かく聞いてみたら? ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら? 波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ! 読めばファン確定。2020年のミステリ・ランキングを席巻。驚嘆必至、必読の傑作短編集!
  • 透明ポーラーベア/I LOVE YOU

    透明ポーラーベア/I LOVE YOU

    小説・文芸
    4.1
    1巻330円 (税込)
    シロクマは姉が好きだった動物だ。3年前、カナダで行方不明になった姉が。僕は偶然、動物園で姉の最後の恋人に出会った。「姉の彼氏」群の中では一番好感を抱いていた人だ。僕たちはなんとなく流れでダブルデ-トすることになるが…。話題の恋愛アンソロジー『I LOVE YOU』収録の珠玉短編、伊坂幸太郎が紡ぎ出す人と人との繋がりの奇跡。

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  • 凍夜

    凍夜

    小説・文芸
    3.5
    1巻605円 (税込)
    高校卒業以来、20年ぶりの帰郷だった。鶴巻秀人、39歳、バツイチ。同窓会の懐かしい顔ぶれは、彼の中で風化していた記憶を呼び起こす。たまり場での仲間との会話、憧れの美人教師、初めて抱いた女の子のぬくもり、そして、夢。「俺、小説家になりたいんだ」。氷点下の夜、骨まで凍みる冷気に震えながらも希望に燃えていた1977年、冬、18歳の思い出――。二度と帰らぬ日々を鮮烈に描く青春小説の傑作。
  • 東洋のカサノヴァと呼ばれた男

    東洋のカサノヴァと呼ばれた男

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    昭和の男が東南アジアで賭けた青春と、運命の女たちとの官能的な邂逅 高度成長期の日本から、未開の地タイへと送り込まれた若き営業マン。 大型建設機械という特殊な商品を売るため、昼は官僚との駆け引き、夜はナイトクラブで「タイ語」を学ぶ日々。バンコクの恋人、シンガポールの愛人、突然現れた金髪の女神―― 運命の女たちとの情熱的な交わりの中で、彼は東洋のカサノヴァと呼ばれるようになる。仕事と恋に命を賭けた、昭和の男の壮絶な物語。

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  • 灯籠爛死行

    灯籠爛死行

    小説・文芸
    4.7
    1巻935円 (税込)
    瀬戸内の小さな漁村島での出来事だった。海ぎわにある流木小屋のなかで、従兄弟の山藤憲春は火につつまれた。なぜ、彼は爛死(らんし)せねばならなかったのか!? 二年後、「私」は茶室の設計を依頼された。そこで見せられた織部灯籠の来歴と、憲春の焼死事件とがからみ――(表題作)。魔が放つ、恐ろしくも妖しい美に惹きつけられる13作品。
  • 遠い国からの殺人者

    遠い国からの殺人者

    小説・文芸
    4.5
    1巻478円 (税込)
    「男の人が倒れている」110番通報の女の声には妙ななまりがあった──。マンションで死んでいたのは大学を中退した無職の若い男。姿をくらましたのは同居していた外国人ストリップ・ダンサー。彼女の身に一体何が起こったのか。彼女はなぜ真の素性を偽らなければならなかったのか。「じゃぱゆきさん」と呼ばれた外国人女性たち、経済大国ニッポンの底辺に生きる彼女たちの姿が、法廷での関係者の供述から次第に明らかにされていく。感動の直木賞受賞作品。
  • 遠い声 元公安部潜入捜査官・世良王海と破られた静寂

    遠い声 元公安部潜入捜査官・世良王海と破られた静寂

    小説・文芸
    5.0
    1巻870円 (税込)
    秋葉原の個人事務所で探偵をしている世良王海は、九年前まで警視庁公安部に所属していた。当時左翼団体に潜入していた世良は、悪人しか殺さないという稀代の殺し屋≪U≫に両眼を潰されてしまう。ところが視力を奪われた世良は、代わりに特殊能力ともいえるほどの聴力を得るのだった。そして今、六年前の少女誘拐事件の捜査をする世良の耳に因縁の"声"が届く――! 衝撃のクライムエンターテインメントが登場! 第8回ネット小説大賞受賞作。
  • 遠井さんは青春したい!-って言ったら青春ロマンス部のツッコミ役にされたんだけど何この学園コメディ-

    遠井さんは青春したい!-って言ったら青春ロマンス部のツッコミ役にされたんだけど何この学園コメディ-

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    普通の青春を送るつもりだった女子高生の遠井さんは、 入学初日にハチャメチャ男子ジェルに気に入られて "青春ロマンス部"に入ることに! 活動内容は青春とロマンっぽいことを求めるだけ! なのに毎回爆笑展開に……さらにはネットで動画投稿?! そんなカオスな日常の中とある事件が起こり……? 動画配信サイトで脅威の再生数をたたき出す、 すとぷりのジェルが贈るオリジナルアニメ動画シリーズ 『遠井さん』が初の小説化!
  • 遠い接近

    遠い接近

    小説・文芸
    4.3
    1巻804円 (税込)
    松本清張の軍隊経験が垣間見られる数少ない作品! 過去の徴兵検査で第二乙種不合格、そして三十二歳となった今、兵隊にとられることはないと確信していた山尾に、召集令状が届く。この一枚の紙が、山尾のみならず家族の運命までも大きく狂わすことに。古兵の制裁にも耐え復員したが、すべてを失った山尾は、召集令状を作成した区役所兵事係への復讐を誓う――。
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

    遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    大人気の「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ第6弾。花村の叔母夫婦がついにロンドンから戻ってくる。勝利はかれんとふたりだけになれる場所を確保するために、周囲を説得して、ひとり暮らしを決意する。男としての強さ、優しさに、磨きをかけるためにも。なのに、かれんは近いようで遠くて。ふたりの甘く切ない恋の行方がますます気になる…。
  • 遠い旋律、草原の光

    遠い旋律、草原の光

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    軽井沢フィルを率いる美貌の指揮者・火渡樹理(ひわたり・じゅり)と難病を患う新進画家の緑川弦(みどりかわ・げん)が出会ったとき、三代にわたり二家を縛る不思議な因縁が露になる。第二次大戦中に起きた樹理の祖父の割腹自殺と弦の祖母の密室での縊死事件。短歌と楽譜、そしてロシア文字に隠された美しくも哀しい暗号とは? 樹理と弦にのみ聴こえるヴァイオリンの旋律が二人を真実の高みへと導く……。  現代のサナトリウム文学的恋愛音楽ミステリ。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • 遠い空の下、僕らはおそるおそる声を出す

    遠い空の下、僕らはおそるおそる声を出す

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    長崎の中学校で仲良くなった同級生のすぐりと気持ちがすれ違ったまま、親の仕事の関係でニューヨークに移住し、高校生となった一葦(いちい)。激動する社会で悩み、恐れ、ふさぎ込みそうになる。そんな彼を救ってくれたのは、NYの高校でオタク友達(ナーズ)と一緒に始めた“アカペラコーラス”だった。障害にぶつかりながらも、彼らの歌声は海を越えて、遠い長崎のみならず世界とも繋がっていく――。
  • 遠い他国でひょんと死ぬるや【単行本版】

    遠い他国でひょんと死ぬるや

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    第三の“竹内ノート"を求めて、男はルソン島へ―― 戦没詩人、山下財宝、山岳民族、イスラム独立闘争……空っぽな日本人はそこで何を見たのか 注目の才能ミヤウチによる、展開予測不能の冒険小説! 第70回芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞作・単行本バージョン ぼくは、ぼくの手で、戰爭を、ぼくの戰爭がかきたい――そう書き残し、激戦地ルソン島で戦死した詩人・竹内浩三。彼は何を見、何を描いたのか?  テレビディレクターの職を捨て単身フィリピンに渡った須藤は、その足跡を辿りはじめた。だがその矢先、謎の西洋人男女に襲われ、山岳民族イフガオの娘ナイマに救われる。 かつて蹂躙された記憶を引き継ぎ日本人への反感を隠さないナイマだが、昔の恋人ハサンの実家を訪ねる道行きに、付添いとして須藤を伴うことに。 ミンダナオ島独立のために闘ったイスラム一族の家で一時の休息を得た須藤だったが、ハサンの家は秘密を抱えていた……。
  • 遠い波濤 忘じがたき日本人の肖像

    遠い波濤 忘じがたき日本人の肖像

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    千葉県・南房総の「仲良し4人組」は、長じて第一次世界大戦やシベリア出兵、米騒動、農村の疲弊と飢餓、上海事変など、歴史の大波に洗われながら、数奇な運命の糸にあやつられていく。 大正から昭和に至る激動の近代日本の歩みに重ねながら、幼馴染み4人の友情と慟哭、その生と死の物語をたどる。先達たちの「魂の軌跡」を壮大なスケールで描く歴史小説巨編。 聖なるものが薄れ、あてどなく漂流する21世紀。羅針盤を失いがちな、すべての日本人に問う。 ※通常版と電子書籍版では一部の記載が異なります。
  • 遠い日の海
    値引きあり

    遠い日の海

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    米軍の機銃掃射で両親を失い、孤独に生きる27歳の下嶽安芸子、家主の息子で新制高校生の槇枝静吾、その級友でラグビー部の花形・久慈史郎。3人の青春には、それぞれ戦争の傷痕が微妙に刻みこまれている。青春の友情、愛、絶望感に、社会の移ろいが濃密に投影していた昭和20年代を、精錬された手法文体で描く文芸作品。
  • 遠い日の戦争

    遠い日の戦争

    小説・文芸
    4.3
    1巻649円 (税込)
    終戦の詔勅が下った昭和20年8月15日、福岡の西部軍司令部の防空情報主任・清原琢也は、米兵捕虜を処刑した。無差別空襲により家族を失った日本人すべての意志の代行であるとも彼には思えた。だが、敗戦はすべての価値観を逆転させた。戦犯として断罪され、日本人の恥と罵られる中、暗く怯えに満ちた戦後の逃亡の日々が始まる――。戦争犯罪を問い、戦後日本の歪みを抉る力作長編。
  • 遠い響き

    遠い響き

    小説・文芸
    4.5
    1巻660円 (税込)
    「私の話を聞いてください」 嵐の夜に遭遇した男が語り出す、 現代の『地獄めぐり』とも言うべき、奇妙な体験。 気鋭が放つ新しい文学の誕生。
  • 遠い標的

    遠い標的

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    幕末の長州藩で牛馬処理を生業とする若者たちの兵団が結成された。彼らの目的は幕府を倒し悪しき身分制を壊すこと。その中の一人、銃の天才新藏に将軍慶喜狙撃が命じられる。一発の銃弾が左右する日本の命運、維新後、農民の差別感情による惨劇。隠れた史実を基に、青年の凛々しい姿に遥かな希望を重ねる歴史小説の金字塔。
  • 遠い町できみは

    遠い町できみは

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    母を亡くした小学校六年生の鳴海翔は、遠い町の祖母の家に預けられた。寂しさをこらえて新しい暮らしに慣れようとするが、そこには一筋縄ではいかない大人の世界があった――。万引きを奨励する母と暮らす大也、狭い家のなかで暴れる父に苦しむ美波、そして親から離れて暮らす翔。大人たちの身勝手さにもみくちゃにされながらも、三人はしだいに心を近づけていく。第12回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。
  • 遠い、道のり

    遠い、道のり

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    17歳のリカは、ギター講師をしていたアキラと出会った。恋の予感を漂わせながらも、アキラは未成年のリカに対して紳士であり続けた。その後、それぞれ違う道を歩んだ二人だったが、とあるきっかけから40年ぶりに再会する。二人が巡り会う時、そこにまた新たな道が生まれる……。日本語の豊かさ、美しさに心動かされた韓国出身の著者が、日本語での小説表現に果敢に挑んだ意欲作!
  • 遠い約束

    遠い約束

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    戦争体験者、遺族を実際に訪ね歩くことでわかった、戦中日本の真実の物語。1945年、戦争が彼らの未来を奪った。友情と夢、そして深い後悔の念―。人気舞台が待望の書籍化。
  • 遠い指先が触れて

    遠い指先が触れて

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    「一緒に、失くした記憶を探しに行こう」。彼女の言葉で、僕らの旅は始まった。 過去を奪うものたちに抗い、ままならない現在を越えていく、〈愛と記憶〉をめぐる冒険。 デビュー作『鳥がぼくらは祈り、』、芥川賞候補作『オン・ザ・プラネット』を超える、鮮烈な飛躍作! 「ねえ、覚えてる?」--両親を知らずに育ち、就職した僕〈一志〉のもとに、見知らぬ女性が訪れる。 〈杏〉と名乗る彼女は忘れていた過去を呼び起こし、僕の凡庸で退屈な日常が変化していく。 〈不可視のシステム〉に抵抗し、時間の境界を越える恋人たちの行方は――?
  • 遠い6月 二人のジュンの物語

    遠い6月 二人のジュンの物語

    小説・文芸
    -
    1巻1,056円 (税込)
    日本フローズン・フーズに勤める木村純平は、タイ工場の工場長になって5年が経とうとしていた。妻のサキ子とも仲が良く、新しい商品開発も終盤を迎えていた折、突然大連工場への内示が出される。一方、アジアンリソースに勤める元折純一郎は、純平が抜けた後のタイ工場で後任者の補佐をするよう出向を命じられる。タイを舞台に、二人の「ジュン」はそれぞれの会社の思惑に翻弄されていく――。

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  • 遠き雪嶺(上)
    値引きあり

    遠き雪嶺

    小説・文芸
    4.5
    1~2巻275円 (税込)
    世界の屋根たるヒマラヤは東洋の盟主・日本人が征服する――。昭和11年、ヒマラヤ処女峰ナンダ・コート初登頂に夢を賭けた日本遠征隊。立教大学山岳部の堀田弥一隊長率いる総勢5名。だが、遠征準備は苦難に満ちた。資金集め、装備、ベースキャンプへの物資輸送、シェルパの雇用などすべて手探りであった。そして、栄光の頂上を目指し、ヒマラヤの麓へ出発……。日本山岳小説に燦然と輝く、渾身の超大作900枚!
  • 遠き山に光あり

    遠き山に光あり

    小説・文芸
    -
    1巻1,485円 (税込)
    女が「家」に縛られてしか生きられない時代があった。家も食べ物も初恋も、生活のすべてを奪う戦争があった。過酷な炭鉱労働が日本の発展を支えた時代があった。障がいのある子は学校に行けず、家の中の狭い世界でしか生きられない時代があった。昭和20年に炭鉱で働く與八郎と結婚したイトの人生を通して、歴史のほんとうの主役、庶民の苦悩と小さな幸せに迫るもう一つの昭和。
  • 遠き落日 上

    遠き落日

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻605円 (税込)
    【吉川英治文学賞受賞作】1876年猪苗代湖の貧農の家に生まれた野口英世は、母シカから受けついだ天性の忍耐力で肉体的なハンデを乗り越え、医学への道をめざす。周囲の援助で21歳で上京。北里研究所を経て、横浜海港検疫所、ペスト防疫のための清国行き、同郷の山内ヨネ子への恋の破綻。やがてアメリカに渡っての研究生活。若き無名時代の苦闘の日々――。人間野口英世の生命力あふれる半生を赤裸に描く伝記小説。
  • 遠くて浅い海

    遠くて浅い海

    小説・文芸
    3.9
    1巻722円 (税込)
    人を殺し、その人の生きて来た痕跡まで消してしまう「消し屋」。ひとつ仕事をやり遂げた船旅のおわり、オカマの蘭子と沖縄へ向かう消し屋に、奇妙な依頼が舞い込んだ。ターゲットは若き天才。しかし殺すのでなく、自殺に追い込んでほしいという。若くて健康で金持ちの天才を、どうやって自殺させる? 天才の邸の客となった消し屋が、彼の人生を辿りはじめると、忌まわしくも哀しい記憶がゆっくりと蘇ってきた…大藪春彦賞受賞の傑作。『消し屋A』の続篇。
  • 遠くに生きるあなた ここにしかいない私 1巻〈遠くに生きるあなたここにしかいない私〉

    遠くに生きるあなた ここにしかいない私

    小説・文芸
    -
    1~2巻330円 (税込)
    俳優として活躍する木口健太の初作品! SNSで出会った「彼」に惹かれていく「私」。 過去を清算し「彼」に向き合おうとするけれど……伝わらない気持ちはどこへ向かうのか。あなたの気持ちに寄り添う短編小説。著者本人による撮りおろし写真もたっぷり収録。アプリizureでの連載、待望の電子書籍化!
  • 遠くまで歩く

    遠くまで歩く

    小説・文芸
    3.5
    1巻2,090円 (税込)
    コロナウィルス感染拡大のなか、小説家のヤマネは、『実践講座・身近な場所を表現する/地図と映像を手がかりに』という講座を担当することになる。 PCを通して語られるそれぞれの記憶、忘れられない風景、そこから生まれる言葉……。 PC越しに誰かの記憶が、住む場所も年齢もばらばらな人たちの別の新たな記憶を呼び覚まし、ゆるやかにつながりあってゆく。 読売新聞夕刊連載小説、待望の単行本化。
  • 遠ざかる影

    遠ざかる影

    小説・文芸
    5.0
    1巻662円 (税込)
    宝石会社の社長・龍門寺は、中国大陸からの引揚者である。佐賀の唐津に住む中谷遼子は、母親から、本当の父が龍門寺だと聞かされ、龍門寺をさがして上京する。その頃、宝石会社では、合成宝石への進出をめぐって、内紛の火が噴こうとしていた。そして殺人が……。雄大な構図と鮮やかな展開で描かれる、本格推理長編。
  • 遠すぎた輝き、今ここを照らす光

    遠すぎた輝き、今ここを照らす光

    小説・文芸
    4.2
    1巻715円 (税込)
    月刊誌記者として働く小坂井夏輝、31歳。取材先で中学の同級生・瀧光平と再会する。かつて周囲を見下していた瀧を夏輝は疎んじ、片や誰彼なく優しくする夏輝を瀧は偽善者と嫌っていた。だが次第に夏輝は瀧が抱える痛みを、瀧は夏輝の葛藤を知るようになる。過去を受け止め、前を向いて歩くために、二人はある行動に出る。逃げたくなる自分の背中をそっと押してくれる、優しい物語。
  • 遠の眠りの

    遠の眠りの

    小説・文芸
    3.3
    1巻748円 (税込)
    大正末期、貧しい農家に生まれた少女・絵子は、農作業の合間に本を読むのが生きがいだったが、女学校に進むことは到底叶わず、家を追い出されて女工として働いていた。ある日、市内に初めて開業した百貨店「えびす屋」に足を踏み入れ、ひょんなことから支配人と出会う。えびす屋では付属の劇場のため「少女歌劇団」の団員を募集していて、絵子は「お話係」として雇ってもらうことになった。ひときわ輝くキヨという娘役と仲良くなるが、実は、彼女は男の子であることを隠していて――。福井市にかつて実在した百貨店の「少女歌劇部」に着想を得て、一途に生きる少女の自我の目覚めと、戦争に傾く時代を描く長編小説。
  • 遠乃物語

    遠乃物語

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    明治三十九年。台湾原住民の査察を終え、郷里の遠野に戻っていた人類学者・伊能嘉矩は、天ヶ森の熊野神社で、マラリヤの発作を起こして倒れる。目をさました彼は、介抱してくれた佐々木喜善とともに、「遠乃」という、郷里とは似て非なる町に迷い込んでいることを知る──。『遠野物語』成立前夜の遠野を舞台に、奔放自在に奇想が展開され、読む者を幻視の世界に誘う。京極夏彦、東雅夫両氏推薦の傑作長編!
  • 遠野物語拾遺retold

    遠野物語拾遺retold

    小説・文芸
    3.8
    1巻704円 (税込)
    『遠野物語』が世に出てから二十余年の後――。柳田國男のもとには多くの説話が届けられた。明治から大正、昭和へ、近代化の波の狭間に集められた二百九十九の物語を京極夏彦がその感性を生かして語り直す。
  • 遠野物語拾遺retold 付・遠野物語拾遺

    遠野物語拾遺retold 付・遠野物語拾遺

    小説・文芸
    4.5
    1巻880円 (税込)
    『遠野物語』から二十余年後、柳田のもとには多くの説話が集められた。近代化の波の間にあった二百九十九の譚を京極夏彦が感性を生かして語り直す。角川ソフィア文庫には原著も併載、読み比べも楽しめる。
  • 遠野物語remix

    遠野物語remix(角川文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1巻528円 (税込)
    山で高笑いする女、赤い顔の河童、天井にぴたりと張り付く人……岩手県遠野の郷にいにしえより伝えられし怪異の数々。柳田國男の『遠野物語』を京極夏彦が深く読み解き、新たに結ぶ。新釈“遠野物語”。
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

    遠野物語remix 付・遠野物語

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    雪女、座敷童衆、オシラサマ――遠野の郷に伝わる説話を収めた『遠野物語』。柳田國男の名著を京極夏彦が深く読み解き、新たに結ぶ。角川ソフィア文庫には原著も併載。読み比べなど、楽しみが広がる決定版!
  • 十の輪をくぐる

    十の輪をくぐる

    小説・文芸
    4.1
    1巻979円 (税込)
    認知症の母が呟いた家族の「秘密」とは。 スミダスポーツで働く泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。あるとき、万津子がテレビのオリンピック特集を見て「私は……東洋の魔女」「泰介には、秘密」と呟いた。泰介は、九州から東京へ出てきた母の過去を何も知らないことに気づく。五十一年前。紡績工場で女工として働いていた万津子は、十九歳で三井鉱山の職員と結婚。夫の暴力と子育ての難しさに悩んでいたが、幼い息子が起こしたある事件をきっかけに、家や近隣での居場所を失う。そんな彼女が、故郷を捨て、上京したのはなぜだったのか。泰介は万津子の部屋で見つけた新聞記事を頼りに、母の「秘密」を探り始める。それは同時に、泰介が日頃感じている「生きづらさ」にもつながっていて──。一九六四年と二〇二〇年、二つの東京五輪の時代を生きる親子の姿を三代にわたって描いた感動作。いま最も注目を集める若手作家・辻堂ゆめによる圧巻の大河小説!! ※この作品は単行本版『十の輪をくぐる』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 遠花火  [分冊版]

    遠花火  [分冊版]

    小説・文芸
    -
    1巻102円 (税込)
    十四歳のときの花火大会の夜。憧れのおねえさんとした、初めてのキス――。大学生となった和也は、ひとまわりうえの叔母・紗枝にあの日のキスの理由を問う。 ※この電子書籍には、単行本「MILK」所収の短篇「遠花火」が収録されています。
  • 遠海事件~佐藤誠はなぜ首を切断したのか?~

    遠海事件~佐藤誠はなぜ首を切断したのか?~

    小説・文芸
    4.3
    1巻880円 (税込)
    佐藤誠。有能な書店員であったと共に、86件の殺人を自供した殺人鬼。その犯罪は、いつも完璧に計画的で、死体を含めた証拠隠滅も徹底していた。ただ一つの例外を除いては――。なぜ彼は遺体の首を切断するに至ったのか? 遠海市で起きた異常な事件の真相、そして伝説に彩られた佐藤誠の実像に緻密に迫る! 気鋭の著者が挑発的に放つ驚異の傑作!
  • トオリヌケ キンシ

    トオリヌケ キンシ

    小説・文芸
    4.2
    1巻683円 (税込)
    人生の途中、はからずも厄介ごとを抱えることになった人々。 でも、「たとえ行き止まりの袋小路に見えたとしても。根気よく探せば、どこかへ抜け道があったりする。」(「トオリヌケ キンシ」より) 他人にはなかなかわかってもらえない困難に直面した人々にも、思いもよらぬ奇跡が起きる時がある――。 短編の名手・加納朋子が贈る六つの物語。 (収録作品) ・高校に入ってから不登校・引きこもりになってしまったある少年。ある日彼の家に、一人の少女がやってきた。少女はかつて少年に助けてもらってもらったことがあるという――。『トオリヌケ キンシ』 ・「ある形」を見つけてしまう能力以外はごくごく平凡な女子高生。そのふしぎな力を生物の先生は「共感覚」と分析した……。『平穏で平凡で、幸運な人生』 ・やさしかった母がある日豹変、家の中でいじめられるようになってしまったタクミ。つらい日々の救いは、イマジナリーフレンド(想像のお友達)の存在だった。『空蝉』 ・人の顔が識別できない――「相貌失認」の「僕」は、高校入学を機にそのことをカミングアウトする。あろうことかその後「僕」はある女の子から「好きです」と告白される。不思議な始まりの恋の行方は? 『フー・アー・ユー』 ・長く連れ添った夫人を突然に亡くし、気落ちする亀井のおじいちゃん。家の中でひとりのはずが、ある日「座敷童がいる」と言い出した!『座敷童と兎と亀と』 ・前日に高熱を出して受験に失敗した「俺」は、ある場所に引きこもり、自分でコントロール可能な「明晰夢」を見る日々を過ごしている。そんな中で出会った女の子「ミナノ」、彼女は夢だったのか、それとも?『この出口の無い、閉ざされた部屋で』
  • 通りの向こう側 私鉄沿線恋物語

    通りの向こう側 私鉄沿線恋物語

    小説・文芸
    -
    1巻385円 (税込)
    東京の街で生まれた「恋」をテーマにした短編小説集  都立大駅の近くある、オンボロアパート「駱駝館」に住む学生占い師と出会ってから、恋人と心が通わなくなる富豪令嬢の菜緒。豪華なマンション暮しを夢見るうちに、言葉巧みに金持ち老人から土地を手放させる「地上げギャル」になる理恵。都合のいい女から脱却を図ろうと、不倫の恋の相手の本心をただす隆子。  本書では、東京を網の目のように張りめぐらす私鉄沿線に生きる、女たちの恋とため息と希望の物語8編を収録。若い男女の多彩な青春恋物語を清新に描く。 ・通りの向こう側(東急東横線・都立大学駅) ・プールの縁にすわる人(東武伊勢崎線・東向島駅) ・犬が好き(京王井の頭線・永福町駅) ・夢喰い虫(西武池袋線・江古田駅) ・初詣に賭けて(京浜急行線・青物横丁駅) ・成城に住むまでは(小田急線・成城学園前駅) ・終電の発車ベル(営団地下鉄銀座線・銀座駅) ・花火が見たくて(京成金町線・柴又駅) ●神津カンナ(こうづ・かんな) 1958年、東京生まれ。作家、エッセイスト、コメンテーター。母は女優の中村メイコ、父は作曲家の神津善行。弟は画家の神津善之介。東洋英和女学院にて、幼稚園から高等部まで学び、1977年3月、東洋英和女学院高等部を卒業。同年5月に渡米し、9月サラ・ローレンス・カレッジに入学、演劇を学ぶ。著書『親離れするとき読む本』は、体験的家族論として注目され、ベストセラーとなる。その他、『美人女優』『パープル・ドリーム』『長女が読む本』『あなたの弱さは幸せの力になる』など著書多数。以後、執筆活動の他、テレビ・ラジオ出演、講演また、公的機関や民間団体の審議委員等も数多く務めて精力的に活動している。
  • 通り魔 原発の迷宮

    通り魔 原発の迷宮

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    地方で医療と文筆活動二刀流を精力的にこなす著者が、「七三一部隊」の闇に続いてもっとも書きたかったテーマ「原発」に挑む近未来社会派サスペンス。大事故による環境汚染、解決不可能な核のゴミ、ずさんな設備、健忘はなはだしい日本の現実へフィクションによる警鐘。ひたひたと進行する「もの言えぬ社会」に抗する意欲作。
  • トオル 事故と臓器

    トオル 事故と臓器

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    息子の臓器が狙われる! 平成が始まった頃、浪人生のトオルは犬の散歩中に、バイク事故に巻き込まれ、頭部に重傷を負い病院に救急搬送された。母まさ子は夫とともに病院にかけつける。一命をとりとめたトオルだったが、動くことはおろか、喉にカテーテルがつながれ話すこともできない。相部屋の青年がなくなり、半狂乱になった彼の母親は「臓器をうばうために息子は殺された」とまさ子に訴える。「トオル君もきっと」と。不衛生な病室、不自然な医師や看護師の態度。トオルも殺されるのではないか!? まさ子の不安は募る……。

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  • 都会のエデン~天才刑事 姉崎サリオ~

    都会のエデン~天才刑事 姉崎サリオ~

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    夕刻の池袋。一人の男がビルの屋上から突き落とされて死んだ。その妻をさらなる悲劇が襲う。3歳の息子が突然姿を消したのだ! 父親の死と関係が? 女装の巨漢で毒舌――捜査一課きっての名物刑事・姉崎サリオと相棒の孝太郎が捜査に乗り出す。その背後には、引退した「伝説の警察官」の姿が見え隠れするのだが……。あまりにも切ない「家族の事件」の真相とは?
  • 都会の白鳥

    都会の白鳥

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    病院勤めの若い外科医・梅原と、彼の友人でドンファン型の演出家・五十嵐。その二人をめぐって展開する愛の葛藤。恋と野望にゆがむ青春を描く、長編大ロマン。
  • 都会の憂鬱

    都会の憂鬱

    小説・文芸
    3.0
    1巻440円 (税込)
    「田園の憂鬱」とならんで作者の青春記ともいうべき作品である.「田園」における主人公・妻・2匹の犬は東京の日の当たらない崖下の家に無為の生活を送る.自己の文学的才能への疑惑,無名の新劇女優である妻との確執など――.作者はこの作品を書くことによって,「田園」に含まれていたモティーフを完成し,真の自己の領土を発見した. (※本書は1983/1/1に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)
  • とかげ

    とかげ

    小説・文芸
    3.9
    1巻418円 (税込)
    とかげは眠る前、鼻づらを私の胸に強く押し付ける癖がある。デリバリーのピザが好きで、人と話すのは苦手だ。三年の交際期間を経て私がプロポーズしたある夜、とかげは言った。「実は、私子供のころ目が見えなかったことがあるの」。そして明かされる、家族を襲った惨劇と呪いーー。それぞれに傷を抱え、宿命的にひかれあった二人が見つけたのは、今は微かだけれど確かな希望。表題作「とかげ」始め、とまどいながら生きる人たちを優しく励ましてくれる6編の短編小説集。
  • トカジノフ

    トカジノフ

    小説・文芸
    3.7
    1巻594円 (税込)
    初めてヒットマンの役目を仰せつかったチンピラが、標的を間違えたために起こる大チェイスの結末とは? 男に捨てられた三十路前のOLの車を十代ヤンキー娘がカージャック。極限状態で勃発するバトルの行方は?……強烈な殺笑能力を秘めた8発の弾丸(ショート・ストーリー)。イカした文体で、イカれた男と女共を徹底描破! フヌケな現代をこらしめる比類なきイリーガル文学! ハイブローなトカジ波(ウェーブ)が、あなたを小説の虜にする――。
  • トカジャンゴ

    トカジャンゴ

    小説・文芸
    3.3
    1巻594円 (税込)
    高層ビルの清掃用ゴンドラに宙吊りになった七人の男女。極限状態で、生き残りバトルを勝ち抜くのは誰なのか? 秘密警察から武装特別市民に任命された老人の熱き戦い。正義の名の下に待ち受ける過酷な運命とは?イカれた“キモカワ女&激安野郎”共が、ビートの利いた文体にのって自爆パワー全開!! 衝撃の短篇「トカジノフ」に続く比類なきイリーガル文学!! 過激に、スタイリッシュに、娯楽原理を追求した異端大活劇!!
  • 十勝平野(上)

    十勝平野

    小説・文芸
    -
    1~2巻2,530~2,860円 (税込)
    自然との和合の中で豊か暮らしを続けてきたアイヌたちが、和人とともにやってきた近代化の大波の中で翻弄されながらも、毅然として生き抜いていくさまを、親子3代の生活を通して描いた大河ロマン。伊藤整文学賞受賞作。本巻では明治という新しい時代の中で、政府の同化政策によって次第に追いつめられていく姿が語られる。
  • と、彼女は言った

    と、彼女は言った

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    小説、エッセイ、翻訳、写真と幅広い分野で活躍を続ける作家・片岡義男の最新小説。7つの物語の主人公は、いずれも「作家」。男と女、女と女、男と男…喫茶店、バー、古書店など、様々な場所での出会いに始まる物語から人生のきらめく瞬間を鮮やかにとらえる、魅惑の片岡義男ワールドへようこそ。
  • と、彼は思った
    完結

    と、彼は思った

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    と、彼らは語り合った ある時、本のあいだに挟んであるモノに気が付き、 思わず昔を懐かしむ、ということは誰にでもある。 この小説では1枚のスナップ写真だ。 ほんの3年前。しかし20代の3年間といえば、 当時と現在とでは大きな差異があることも理解できる。 文庫本の中に挟まっていた1枚のスナップ写真を見ながら 若い夫婦は旅に出る。それは過去の検証から始まり、 「そうだったのか」という軽い驚きを伴いながら、 やがて空想へと至る。 そしてあの頃と現在をつなぐのは、赤い花束だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 戸隠伝説

    戸隠伝説

    小説・文芸
    4.3
    1巻715円 (税込)
    作家・水戸宗衛の助手・井上は、偶然にも、謎の美女・ユミと知り合う。彼女は、戸隠の神につながる家系の娘だった。ふたりは恋人同士になり、同時に、井上自身の感覚には奇妙なものが漂いはじめる。やがて彼は、信州に戻っているというユミからの誘いで、戸隠山へ出かけた。彼を待ちうけていたのは、古代の神々の激闘だった。壮大なる伝奇ロマンの名作!
  • 時穴みみか

    時穴みみか

    小説・文芸
    4.1
    1巻913円 (税込)
    小六の美々加は、シングルマザーのママに恋人ができて以来、学校の帰り道に道草をするようになった。ある日、黒猫のあとをつけて巨木の根元の空洞をくぐり抜けると、知らない家で目を覚ます。くみ取りのトイレやダイヤル式電話、学校ではこっくりさんに夢中な級友……。どうやら昭和49年にタイムスリップしたらしい。当たり前のように美々加を「さら」と呼び、たっぷりの愛情を注いでくれる小岩井家の次女としての日々が始まった。優しさと温もりに包まれた、ノスタルジックな冒険譚。解説・田中兆子 ※本書は2015年2月に講談社から刊行された作品を文庫化したものです。
  • 時かけラジオ ~鎌倉なみおとFMの奇跡~

    時かけラジオ

    小説・文芸
    3.9
    1巻748円 (税込)
    ローカルラジオ放送局「鎌倉なみおとFM」の最終番組は22時で終了する。しかし、なぜか時々、23時から番組が流れる夜があり、それは1985年を生きるDJによるもので……。 親友の婚約を素直に祝うことができない女性・三回転半ジャンプさん、母親の再婚相手と距離を置いてしまう小学生・ラジコンカー君……悩めるリスナーが、時を駆ける真夜中のラジオと繋がる時、優しい波音がきこえてくる――。 聴き終えた後、心の声に耳を傾けたくなる不思議なラジオ。 『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』の著者・成田名璃子、新境地!
  • ときがたりデカメロン

    ときがたりデカメロン

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    悪党、若妻、修道僧、騎士などの多彩な人物がおりなす性と笑いの物語。大胆に官能を楽しむ笑いと愛の物語――機知ある悪党、不倫の若妻、女色にふける修道僧、強情が仇となる人妻、悲恋の王子と王女、復讐された高慢な未亡人、自分に克った聡明な老王など、多彩な人物が、人間の欲望を大胆に肯定し、愛と正義の与える不思議な力で、官能的生を楽しむ永遠の名作。男女のリアルな生活とその美醜をあますところなくとらえ、機智と哀歓に満ちた一幕として明るい笑いとともに、人間性を開放した、ルネサンス期の傑作の楽しい物語。当代随一の作家が、美しい言葉で面白く説き語る愛の物語集。永遠に新鮮な古典の親しみやすい説き語り。
  • 時が滲む朝

    時が滲む朝

    小説・文芸
    3.8
    1巻468円 (税込)
    中国の小さな村に生まれた梁浩遠(リャン・ハウユェン)と謝志強(シェー・ツェーチャン)。大きな志を抱いて大学に進学した2人を、1989年の天安門事件が待ち受ける──。“我愛中国”を合言葉に中国を民主化しようと努力する貧しい学生たちの苦悩と挫折、そしてその後の人生。北京五輪前夜までの等身大の中国人を描ききった瑞々しい傑作。日本語を母語としない作家として、初めて芥川賞を受賞した楊逸(ヤン・イー)の代表作!
  • ときどき旅に出るカフェ

    ときどき旅に出るカフェ

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うように。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい”連作短編集。
  • 時に佇つ

    時に佇つ

    小説・文芸
    -
    1巻1,254円 (税込)
    昭和初年のプロレタリア文学運動。弾圧下の非合法活動。戦前・戦中・戦後を通し真摯に闘い続ける著者が、激動の時代の暗い淀みを清冽、強靱な“眼”で凝視し、「時」の歪みの底に沈む痛ましくも美しきものを描出する自伝的短篇連作12篇。窪川鶴次郎の死の周辺を綴った「その十一」の章で川端康成文学賞を受賞。
  • ときには星の下で眠る
    完結

    ときには星の下で眠る

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    誰もが例外なく、移ろいゆくものたち。 天空の星座のように。 夏のイメージが強い片岡義男の小説にあって この物語は明確に秋を舞台としている。 「時には星の下で眠る」という短編が先行してあり それが北米大陸を舞台としていたのに対し、 こちらは明確に、日本の、高原の秋だ。 オートバイを愛する者同士の4年ぶりの再会を介して 人が4年、という時間を生きることの、いくつもの模様が描かれる。 そこにはいくつも死があり、不在がある。 生きている者たちも紅葉の色の変化のように確実に変わってゆく。 そして時には友とともに、星の下で眠る。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。77年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 時には星の下で眠る
    完結

    時には星の下で眠る

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    互いの明日が、まるで違う道になろうとも、 人は時に、星の下で眠る。 21歳の私立探偵アーロン・マッケルウェイ・シリーズの一篇。 今度のマッケルウェイは、ついてない。 不意にとばっちりをくらう羽目になるのだ。 それも二度。二度とも銃弾が飛び交うハードな状況だ。 とある偶然から、クルマを運ぶ役割を引き受けたかと思うと 友人が犯罪に手を染め、手錠につながれるシーンに居合わせたりする。 生きていくことのままならなさ、誰もが明日をも知れぬ存在であることを マッケルウェイは身を持って知ることになるだろう。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 時ノアゲアシ取リ―笙野頼子窯変小説集

    時ノアゲアシ取リ―笙野頼子窯変小説集

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    たった15枚の短篇小説さえ、無事には終わらない……作者と等身大の主人公を軸に、環境の激変に翻弄される虚実皮膜のうちに《窯変》する不思議な不思議な短篇10篇を収録。
  • 時の潮

    時の潮

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,463円 (税込)
    今日、昭和が終った。天皇崩御のニュースをきいて、近くの御用邸に記帳に出かけた。昭和に生まれた私は、私の時代が終わってしまったような気がした。元新聞記者の私は、10歳年下の共同生活者・真子と葉山に暮らし、四季を楽しんでいる。しかし、さまざまに形をかえて潮だまりが出現するように、二人の間にわだかまりがないわけではない。戦時下に生まれ、戦後を生きる男と女を静かに描く、野間文芸賞受賞作。
  • 時の輝き

    時の輝き

    小説・文芸
    4.3
    1巻660円 (税込)
    看護実習生・由花は実習先の病院で初恋の相手・シュンチと再会する。が、お互いの想いを確認して間もなく、二人は彼の本当の病名を知ることに。限られた「時間」を共に過ごす決意をした由花に、シュンチが遺したものは……。生命、愛、そして本当に大切なものを教えてくれる、110万部のベストセラー!
  • 時の過ぎゆくままに

    時の過ぎゆくままに

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    クラスでふたりは際立っていた。英語をきれいに発音できる少女と、訳出が上手な少女。ふたりの奇妙な友情は、大人になり、互いの社会的条件がちがってきても、独得の心理で表向き続いていたが……。洗練されたセンスと鋭い感性に裏うちされ、優美と毒とを巧みに織りまぜる、秀作12編。惜しまれつつ急逝した短編の名手の、「忘れがたみ」というべき作品集。女同士の友情に潜む毒の凄み! 鋭い感性で、人生の光と影を描き出す都会小説集。
  • 時の旅(電子復刻版)

    時の旅(電子復刻版)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    南アルプスの麓で、相続税に苦しむ佐竹恒春が自分の山に火を放ち失踪した。妻は首吊り自殺。十一歳の息子・樹里は、父を捜すと手紙を残し山に入った。いつか父に教えられた鹿の聖地“時の海”。そこに父がいる気がした。一方、樹里の捜索を開始した特別環境警備監の戸部新介は、豊かな自然の背後に巣くう巨大な政治の姿を目の当たりにする。無施策に自然を枯渇させてゆく国家に警鐘を打ち鳴らす迫真のハードロマン。

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  • 時の旅人

    時の旅人

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日付変更線を超えて…ぼくたちは出会う。長野まゆみが贈る時空活劇的浪漫。
  • P+D BOOKS 時の扉(上)

    時の扉

    小説・文芸
    -
    1~2巻660円 (税込)
    贖罪の日々を送る男に許される日は来るのか。  東京郊外で大学講師を務める矢口忍。その聴講生・卜部すえの、誠実で奥ゆかしく、はかなげなところに惹かれ恋仲になるが、すえとはまったく違うタイプの女性に心を奪われ、結婚してしまう。  すえの「最後に、もう一度会いたい」という願いをにべもなく断った翌日、すえが自殺――。以来、矢口は北海道の寒村で中学校の教師になり、自分を罰するためにひたすら禁欲的な生活をしていた。  しかし、友人の誘いで出掛けたシリアへの旅をきっかけに、矢口の心に変化が生まれ、止まっていた時間が少しずつ動き出す――。  1976~77年に「毎日新聞」に連載された、「愛とは何か」を鋭く深く問う、傑作長編小説の上巻。
  • 朱鷺の墓 上

    朱鷺の墓

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻770~858円 (税込)
    日露戦争間近の明治38年、金沢に捕虜として収容されたロシア士官イワーノフ少尉と宿命的な恋に落ちた花街の美貌の芸妓氏染乃。二人を待ち受けたのは偏見と迫害、そして愛する者との別離という運命だった。 ※本書は、『朱鷺の墓』上、中、下(新潮文庫、一九八二年)を上下に二分冊したものが底本です。
  • 時空の巫女

    時空の巫女

    小説・文芸
    4.0
    1巻607円 (税込)
    原盤製作会社社長の飯島は、新人アイドルを発掘していく中で、二人の女性に会う。かつてネパールの生き神様「クマリ」だったチアキ・チェスと、AVに出演していた池沢ちあき。一方で、自衛隊の情報部の綾部は、アメリカから送られてきたレポートに困惑していた。超能力者たちの見る、地球滅亡を思わせるような夢、そしてその中に出てくる日本人と思われる名前「チアキ」-。「チアキ」は果たして世紀末の救世主なのか?渾身の書き下ろしSF長篇!
  • 時の代に抱かれて

    時の代に抱かれて

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    元小学校校長の短編小説集。天皇に対する当時の農民の見方を記した「昭和天皇の仙台巡幸記」。戦中・戦後の朝鮮人への民族・人種差別、そして現代のいじめを描く「椿の木の下で」。社会党委員長・浅沼稲次郎の刺殺の瞬間に近づいていく少年と、東北の街で暮らす、同じく十七歳の少年を描く「瞬殺の秋(とき)」。「風樹」は3・11の東日本大地震の自然災害を扱う。
  • 時は黙して語らない 古文書解読師・綱手正陽の考察

    時は黙して語らない

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    古文書に傾倒し、周囲から《解読師》と呼ばれる歴史学専修の院生・綱手。研究室で見つかった古文書の返却を任じられた綱手は、瀬戸内海の小さな島を訪れる。同行者のトラブルメーカー・相馬に振り回されつつ返却を済ませた綱手だが、連続殺人事件に遭遇してしまい……。  島に伝わる『白妙姫伝説』を模した殺人、白妙姫の生まれ変わりと信奉される少女、内容が欠けた謎の手記――。  綱手は古文書を読み解き、歴史の陰に隠された真実に光を当てる。  物憂げな《解読師》が紡ぐ、古文書ミステリ!
  • ときめきの後に

    ときめきの後に

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    二十歳のときめきの後、思わぬ不倫に躓き、愛を夢想するも虚妄に破局し、結婚後も互いに裏切り、不惑にして尚惑う。人生は喪失の道程であるのか?・・・七つのときめきの物語
  • 時守たちのラストダンス

    時守たちのラストダンス

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,452円 (税込)
    高知から上京してきた高校1年の伊純は、同級生たちとダンスユニットを組むのだが、その裏で驚くべき計画が進行していた。異変が頻発する世界の救出に挑む、感動の青春ファンタジー!
  • 常盤団地の魔人

    常盤団地の魔人

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    今野蓮は喘息持ちの小学生。三年生にあがると友だちができ、やがて悪ガキ軍団に組み込まれていく。宿敵・管理人との対決、雑木林のひょうたん池の謎、捨て犬失踪事件、テレビゲーム禁止令……。誰もが経験した小さな冒険を経て、気弱な少年は成長していく。『荒地の家族』で芥川賞を受賞した期待の新鋭による受賞後第一作。
  • 時を追う者

    時を追う者

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    時を遡り、目指すは開戦阻止! 終戦から四年が経った一九四九年、元破壊工作員の藤堂直樹は歴史学者の守屋淳一郎に連れられ物理学者、和久田元に会う。二人からの思いがけない依頼とは、戦争を始めた者たちを排除し、開戦を阻止すること。――どうやって? 戸惑う直樹に二人は、「開戦前の過去に行って帰って来られる場所」があると告げる。日本が破滅する“未来”を変えるため時を遡る、元破壊工作員と仲間たちの決死行開始!
  • 時をかける少女 A Novel based on the Animated Film
    完結

    時をかける少女 A Novel based on the Animated Film

    小説・文芸
    4.0
    全1巻3,080円 (税込)
    ある夏、偶然“タイムリープ”という能力を手にした女子高校生の真琴。ついてない毎日を変えるため、ささいなことで時間を跳び越えタイムリープを繰り返すが、その積み重ねの先に思いもよらないピンチが訪れる。 かけがえのない時間と大切な人を救うため、真琴が決めた未来とは――。 *本作は劇場版アニメーション映画「時をかける少女」(原作 筒井康隆/脚本 奥寺佐渡子/監督 細田守)をもとに小説化したものです。
  • 時を、消す

    時を、消す

    小説・文芸
    -
    1巻726円 (税込)
    時間をめぐる物語。東京・南青山の時計修理店の店主・黒野は毎週金曜の夜、近くのバー・ジャダでアブサンを楽しむのが楽しみな静かな男。ただ、新月の夜になると「時」に悩む客が黒野の隣に座り、不思議な「時」の話を語ります。酩酊を深める黒野。人にとっての「時」とは……オムニバス・ストーリーが絡み合いながら描かれた、大人の為の物語です。
  • 時を紡いで

    時を紡いで

    小説・文芸
    -
    1巻1,188円 (税込)
    西洋の古楽器演奏を趣味とする穏やかな夫と、社交的で働き者の妻。娘と息子はそれぞれ巣立ち、東京に暮らす孫の成長を楽しみとする二人の平穏な生活は、大地震によって一変する。友人たちとの別れ、見えない放射能への恐怖、住み慣れた我が家を捨てる苦しみ…。未曾有の被害をもたらした東日本大震災に被災した福島県の夫婦をとりまく環境の変化と周囲の支えを、リアルに描いた1冊。
  • 時をめぐる少女

    時をめぐる少女

    小説・文芸
    3.5
    1巻649円 (税込)
    並木道の奥にある小さな広場では、未来や過去の自分に逢えるらしい――。その日、九歳の葉子の前に現れたのは、恋人と婚約したばかりだという将来の自分自身で……。母親との衝突、繰り返す転校、上手くいかない就活、そして不安が押し寄せる結婚。いつも悩んで涙をこぼしてばかり。だけど、そうしてめぐっていく時間の先に、「私」は幸せを手に入れたのだろうか? それぞれの時代、五月の憂鬱な一日。過去と未来が入り交じるこの特別な場所で、私はいつかの私と向かい合う。
  • トギオ

    トギオ

    小説・文芸
    3.9
    1巻586円 (税込)
    第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。選考委員を驚愕させた衝撃の問題作! 「ブレードランナー」の独創的近未来、「AKIRA」の疾走感、「時計じかけのオレンジ」の暴力。21世紀不良少年はもうひとつのTOKIOを漂流する。 捨て子の「白」を拾ったがために、大きく狂いはじめる主人公の人生。家族は村八分に遭い、主人公はクラスメイトから生々しく執拗ないじめを受ける。村を出た主人公は港町に流れ、やがて大都会・東暁(とうぎょう)を目指すことに。生き抜くために悪事に手を染め、殺伐とした東暁で地べたを這いつくばって生きる主人公が唯一気にかけていたのは、村に置いてきた白のことだった――。
  • 徳川家臣団 組織を支えたブレーンたち

    徳川家臣団 組織を支えたブレーンたち

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻660円 (税込)
    家康の栄光をささえた幕臣18人の生きた道――家康を助け、幕藩体制を確立した家臣列伝。「徳川家よ永遠なれ」と、永久政権の実現を願う家康に従い、徳川300年の礎となった重臣たち、徳川四天王の一人・榊原康政に始まり、本多忠勝、石川数正、酒井忠勝、松平信綱らに至る18人はどう生きたか……。現代の経営戦略に相通ずるトップと側近が辿った道を綴る好著。<正続2巻>
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心

    徳川最後の将軍 慶喜の本心

    小説・文芸
    4.4
    1巻770円 (税込)
    御三家水戸藩に生まれた徳川慶喜は、美男子で文武に秀でていた。一橋家養子となると、名君の資質を見込まれ次期将軍に推される。だが、出世欲がなく、黒船来航からの国難に対処して欲しいとの要望を初めは拒む。開国を迫る世界情勢を鑑み、諸外国から日本を護りたいとは思うが……。最後に将軍となり、最悪の評価を覚悟して最良を模索し続けた慶喜。溺れる国の未来を拓いた男の真意とは! 歴史小説。

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