灯籠爛死行

灯籠爛死行

880円 (税込)

4pt

4.7

瀬戸内の小さな漁村島での出来事だった。海ぎわにある流木小屋のなかで、従兄弟の山藤憲春は火につつまれた。なぜ、彼は爛死(らんし)せねばならなかったのか!? 二年後、「私」は茶室の設計を依頼された。そこで見せられた織部灯籠の来歴と、憲春の焼死事件とがからみ――(表題作)。魔が放つ、恐ろしくも妖しい美に惹きつけられる13作品。

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灯籠爛死行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月29日

    私の大好きな鬼会含め13篇もの短編があります。
    力強く暴力的で男性的耽美。
    それと赤江瀑の知識量に驚きます、深くて広い。

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月21日

    改めて見たら「恐怖編」だったんですね。怖くない……。いや、昔は怖かったんですが、年齢のせいか怖くなくなってきた……。本当の恐怖は人間の心理の奥底にある、というわけですが、そりゃそうだろうと思っちゃうんですよ。そんな即物的な内容じゃないけど。再読すると思わせ振りな感じが……。いや、面白いんだけど……。...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月20日

    『七夜の火』の、「辰之はやらないよ」という台詞がすごいよかった!

    『忍夜恋曲者』も好きです。赤江さんが書く伝統芸能のロマンは素敵だなあ。

    0

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