作品一覧 1~11件目 / 11件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 老乞食僧の命を繋いで百想 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻2,420円 (税込) 一念出家から始まる直木賞作家の生き様の跡。その実、作家は如何にして苦境を乗り越えて生き継いだのか?多数派に非ざるが故の〝真実〟への希求。奥深い仏法と瞑想の真価を語る老僧の『百』の想いにその軌跡がある。 試し読み フォロー 老修行僧のにんげん界百夜 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻2,420円 (税込) 激賞された直木賞作品から 35周年の記念塚67歳の出家から9年目——、日本とタイの往来とブッダのお寺暮らしで起こった諸事・珍事。みずからの体験とテーラワーダ仏教の奥深い教えに基づき、にんげん界の深層を語りつくす。 前作『老作家僧のチェンマイ托鉢百景』に続く「百」夜話——。 試し読み フォロー 詐欺師の誤算 3.0 小説 / 国内ミステリー 1巻1,760円 (税込) 返済の約束は再三にわたって破られたが、その日には間違いなく入金される予定であった。銀行に入金を確かめるため、玄関を出ようとしたその時、電話が鳴った……。 受話器をとると、その男は「警視庁の者」だと名乗り、金を貸している「相手の名前」を告げ、「知っているかどうか」を訊ねてきた。 ──それが、事件の始まりであった。 試し読み フォロー 老作家僧のチェンマイ托鉢百景 4.0 エッセイ・紀行 / 紀行 1巻2,420円 (税込) いっぱしの文学(なおき)賞を受けながら異国で出家した老作家の乞食(こつじき)修行! その年、生きるに難しい国・日本からタイへと生き延びた「我(われ)」は、 終(つい)に古都・チェンマイでテーラワーダ僧となり、裸足で「食」を乞うて歩き、 来し方と人の世を考えた—〈雨安居〉(パンサー)100余日の全記録— タイの僧侶は肉食で肥満体?! 仏教国が高齢少僧社会?! 僧房の隣で居酒屋が爆音を出して眠れない?! 『遠い国からの殺人者』で第101回直木賞を受賞した作家で、シンガーソングライターでもある著者。さまざまな顔をもち、今なぜ、タイで僧侶となり托鉢するのか。その心情を赤裸々に綴った日記。本文には、チェンマイで托鉢している著者や、僧侶の日常、現地の人の温かみある姿を伝える写真もふんだんに掲載。 試し読み フォロー ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行 4.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,980円 (税込) 「何かと失敗や間違いの多かった人生に、その終盤に生半可、ではない決意が私には必要だった」。60代後半にタイで出家した直木賞作家に何が起こったのか…本書は、著者がタイ国、チェンマイの古寺にて出家して1年が経つ頃と、それからさらに1年半余りが経過した頃、寺の副住職と連れ立って日本を旅した記録であるとともに、生き直しへの決意表明でもある。古希の老僧(著者)と35歳のマザコン副住職のけなげで可笑しい珍道中は、文化や国民性、道徳観の違いが分かる「仏教文化エッセイ」といえよう。満員電車に戸惑い、街では女性を避けて歩き、東京タワーや新幹線にビックリ。東大寺や増上寺でご本尊に五体投地…タイ仏教の経文や戒律が日本仏教とは大きく違うことが読み通すことでよく分かる。全体にちりばめられた筆者の心境は印象に残る。母の生家でのタイ仏教式の追善供養のシーンは感動的。後悔、悲歎、絶望ののちに出家。そしてこれからの人生をどうするのか――新鮮な「団塊の世代」論ともなっている。 試し読み フォロー 山下財宝が暴く大戦史――旧日本軍は最期に何をしたのか - 学術・語学 / 教育 1巻1,980円 (税込) タイで出家した直木賞作家が若き日に描いた衝撃のノンフィクション! 旧日本軍がフィリピンに埋めた大量の財宝は掘り出されていた! 最後の司令官・山下奉文(やました・ともゆき)大将の名を冠する、地下に隠匿された膨大な金塊やゴールデン・ブッダ像の謎……黄金伝説に命がけで挑んだトレジャー・ハンターたちの闘い。そこでは旧日本軍人、フィリピン国民、マルコス大統領とその一族、米国退役軍人……さまざまな人々の欲望と思惑が蠢いていた。 この書を通して、あの戦争はいったい何だったのか、旧日本軍は末期に何をやらかし、いかなる影響を後世にのこしたのか、という未だ解決しきれていない問題を考える縁(よすが)になることを願う。戦争なるものがいかに戦後においても罪深い後遺症を引き起こすものであるかの証は、ここにもあることは確かだ。そのことを理解することが、いかに心底から戦争を憎めるか、反戦の徒となれるかに関わってくるのだろう。……「復刻版のためのあとがき」より 試し読み フォロー 女たちの海峡 - 小説 / 国内小説 1巻660円 (税込) 病床の父の最後の願いに涙がとまらない。失踪した父を探しに海峡を渡った女が知る、複雑な人生の軌跡――あなたのお父様、丁大吉さんはご健在でいらっしゃる……謎の手紙に導かれ、幼いころ失踪した父親を捜しに、海峡を渡った唐谷美弥子の韓国への旅。そしてそこで知る、複雑な人生の軌跡。日本・朝鮮の歴史の暗部を抉り、太平洋戦争から現代にかけて、時代の荒波に翻弄される親子二代を描く、重くて深い感動の小説。 試し読み フォロー 悲郷 - 小説 / 国内小説 1巻660円 (税込) 友と学園に別れを告げ、日本を脱出した大学生・タケミ。秋の収穫期を迎えたイングランドの農村のファーム・キャンプで働く中で、さまざまな国籍の季節労働者と親しくなり、インドネシア育ちの中国人女性と愛を育てていく。祖国喪失の放浪者の厳しい身の上、人と国家のせつない現実を直木賞作家が描く、青春国際ロマン。異国でのせつない愛、集う若者たちの友情! 試し読み フォロー 遠い国からの殺人者 4.5 小説 / 国内小説 1巻478円 (税込) 「男の人が倒れている」110番通報の女の声には妙ななまりがあった──。マンションで死んでいたのは大学を中退した無職の若い男。姿をくらましたのは同居していた外国人ストリップ・ダンサー。彼女の身に一体何が起こったのか。彼女はなぜ真の素性を偽らなければならなかったのか。「じゃぱゆきさん」と呼ばれた外国人女性たち、経済大国ニッポンの底辺に生きる彼女たちの姿が、法廷での関係者の供述から次第に明らかにされていく。感動の直木賞受賞作品。 試し読み フォロー 漂流裁判 - 小説 / 国内小説 1巻468円 (税込) 「強姦致傷および強姦罪──被告人を懲役三年六月に処する。」喫茶店ウェイトレスの知子からレイプで訴えられ、一審で有罪判決をうけた紺野喜一。真っ向から対立する二人の主張を、紺野の担当弁護士・深水耕介が丹念に確かめていくと、知子には他に男が、紺野には婦女暴行の前科が。転々とくつがえる知子の証言、事件の背後にチラつく喫茶店のマスター、店の常連客、厳格な知子の母親……男女の密室の“真実”に迫りきれるか!? 手に汗にぎる傑作法廷小説! 試し読み フォロー 賢者の占術―殺しの相性 - 小説 / 国内ミステリー 1巻550円 (税込) ひとりの中年女性が殺された。現場はマンションの1室。通報してきたのは、女の愛人だった。容疑者は複数。警視庁捜査一課の名物コンビ、岩海と坂野の捜査は難航。物証のない、証言、供述のみの心理戦が始まる…。人気占いサイト〈賢者の占術〉の〈相性占い〉が事件周辺の五角の人間関係をあぶり出し、真犯人逮捕の重大な手がかりを提供する! 直木賞作家・笹倉明による異色の占いミステリー。 試し読み フォロー 1~11件目 / 11件<<<1・・・・・・・・・>>> 笹倉明の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 遠い国からの殺人者 小説 / 国内小説 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ この時代感が。1992年でこんな感じだったのか、というのが驚きでもあるけど、 でもバブルの頃だし、こんなもんかもなぁ。そういう意味じゃ、事実かどうかはさておき、歴史小説としても興味深い。 いやそんなごたくはさておき、日本に出稼ぎに来た若い女性がひどい目に遭って、というお涙頂戴というより、けっこう淡々と進むのが面白い。 おまえ甘い話には裏があるんやで、という裁判官の言葉も正論な感じで趣深い。いや今の日本でも騙されるのがいっぱいいるし、そういうのっていつの時代も変わらんよね。 0 2025年05月24日 老作家僧のチェンマイ托鉢百景 エッセイ・紀行 / 紀行 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 前作に引き続きとてもおもしろい。最初は日記形式はどうだろうと思ったがすぐに気にならなくなる。タイ仏教のリアルな姿を知ることができる。著者の仏教と生活についての思惟も深まっている。日本社会批判は凡庸で退屈なので読み飛ばす。僧侶ひとりひとりの内面がどうであれ、サンガとして仏教を社会に成立させている律の偉大さを感じる。律があっての経ということか。 0 2024年12月23日 ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行 タイ発――奈良や京都へ〈影〉ふたつ エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 文章がうまくてうらやましい。新米僧侶の内面や出家の経緯を赤裸々にかいておりとてもおもしろかった。結局はこの人は恵まれた人生にもかかわらず自己憐憫に浸っているように見えるし、根本的な原因を時代のせいにしたい他責性は出家後も変わっていない。それを自分でも理解していて率直に書いているのがとても好ましい。正直な人だ。 0 2024年12月13日 詐欺師の誤算 小説 / 国内ミステリー 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 面白そうなタイトルだったので読んでみた。詐欺師が最後にしくじってすっきり、という話ではなかった。騙された側は犯人がどう裁かれるかよりお金返ってくるかのほうが重要。 0 2025年07月24日