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豆腐小僧とは、かつて江戸で大流行した間抜けな妖怪。豆富小僧が現代に現れての活躍を描いた小説「豆富小僧」と、京極氏によるオリジナル台本「狂言 豆腐小僧」「狂言 新・死に神」などを収録した、貴重な作品集!
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Posted by ブクログ
夜に豆腐のせたお盆持って、突っ立っているだけのお化け。小説の「豆富小僧」は、昼間に涌いてアクティブだけど。間が抜けてお茶目な存在は和む。古き良きお化けと最先端科学技術の対比も興味深い。万能感はアブナイと思う志郎さんの感覚、わかる気がする。自然現象をテクノロジーで制御することについて安易に良し悪しは語...続きを読むれないが、それでも人が手を出しちゃいけない領域というのはあると思うのだ。狂言の台本も新鮮だった。
豆腐小僧双六道中とはまた違い、現代にわいた豆富小僧といくらか現代風になった他の妖怪たちとのやり取りが面白い。ラストは相変わらず邪魅に飲まれずにいた豆富小僧が事態をおさめるという、豆腐小僧と同じだったが、また雰囲気が違って良い。白蔵主が豆腐小僧では年寄り狐だったが、こちらではかなり若狐になっていて喋り...続きを読む方も現代風になっていたのが印象的。また狂言、落語が収録されていたが凄く面白かったから、実際に見てみたいと思った。
京極堂シリーズとほ、またうってかわって可愛らしい語り口調。こんな素直で純真な妖怪なら傍に置いておきたい。
豆腐小僧が現代に復活!相変わらず、人と妖怪はべつべつのあらすじで進行していく、やはり豆腐小僧のコミカルさがひじょうにオモシロイし、展開もダルマのようにころころ!
豆腐小僧のジュブナイル版、だから豆富小僧なんですな。平成の世を舞台とし少年を狂言回しとして登場させていますが、骨格となるのは『豆腐小僧双六道中 ふりだし』と同じ。いやさ、この同じってとこがすごいなあと思ったんですけどね。よくもまあ、あの話をジュブナイルに置き換えたもんだと。最後の締めくくり方が、ちと...続きを読む突拍子もない気もしましたが、これはこれでありかな。妖怪は概念の具象化であり、いるけどいない、いないけどいる。この肝となる部分を理解出来るかどうかが問題なんでしょうね。(未見ではありますが、映画版はこの部分をどう処理したのだろうか? それともこの妖怪論を無視しちゃったのかな?) 併録された狂言や落語も面白かったですね。なるほど京極作品の滑稽さは古典芸能と相性がいいものだと思わされました。それぞれ舞台で観てみたい気にさせられましたよ。
豆腐小僧がかわいい。 ほかの妖怪たちも面白い。 セリフやストーリーのテンポがよくて楽しかった。 狂言の豆腐小僧も面白かった。
小さな体に似合わぬ大きな頭には破れた笠、手にはお盆を持ってその上には紅葉の豆腐。これが「豆冨小僧」。 妖怪好きの淳史が思い浮かべたおかげで数百年ぶりに世界に生まれた。 最初の一遍ははちゃめちゃでむちゃくちゃで面白かったです。出てくる機械もかっこいいし。結末はすっきりだし。 京極さんの現代物は始めて...続きを読むだったので新鮮かつ面白かったです。 狂言の「豆腐小僧」も「狐狗狸噺」も「新・死に神」もキチンと落ちてて、面白い。 クスリと笑えるカンジがなんとも良くて、これが狂言なのかなとも思いました。 最後の落語「死神remix」は最後スパッと終わっちゃって、なんかあっけにとられてしまった。内容は面白かったけれど。 なんかかるーく読める本で心が少し軽くなります。
妖怪と幽霊の違いがわかるお話。でもいるのにないとかもどかしいな、いないんだけどいてほしい、見えないんじゃなくていないんだけど、想像して出てきたら一瞬でも見えたら面白いのになぁ。豆富小僧可愛いんだろな。
TVで狂言の豆腐小僧を観たことがきっかけで、映画を観て、原作と紹介されていたこの本に出会った。天真爛漫な豆腐小僧をはじめ、「その他」に登場する人“等”も人間味にあふれていたように感じた。 狂言の台本や落語も収録されていたので、なかなか興味深かった。いつか実際にこの狂言や落語を観に行きたい。
淳史の想像によってポンと生み出されたは、妖怪なのにただ豆腐を持って登場するだけという無害中の無害・“出オチ”妖怪である豆富小僧は、とある大事件に巻き込まれることに。滑稽達磨や化け猫や狐に狸も登場。“妖怪とは何か?”もとてもわかりやすく解説。同時収録に新作狂言「豆腐小僧」「狐狗狸噺」「死に神」 落語「...続きを読む死に神remix」 角川つばさ文庫の再録なので、子供向けに書かれた「妖怪とは?」という前振りがとにかくわかりやすい。京極堂シリーズや巷説シリーズをちゃんと読んでいるにも関わらず私もようやく「あっそうか、妖怪ってそういうモノなんだな!」とわかった感じです。勿論お話の方も面白い。最後はちょっと駆け足な御都合展開な感じだったけどよかったよかった。アニメ映画の方も見てみたくなった。話は違うのかな。 最後の故・茂山氏のお話にもあるけど、狂言っていうのは本当に新作を希求してるんですな…むしろお能に比べて狂言の方が歓迎されててわかりやすい感じもするんだが…NHKの番組でちょこっと見たけどこの狂言「豆腐小僧」も良い良い~ 京極氏にはもっと狂言書いてもらいたいですね それで感動したのが最後の落語「死に神 remix」 最後はまあもとの噺通り暗い感じでやっぱ死んじゃうオチかな、と思ったら……!!! とても明るいサゲでした。これ小朝がやったんだね……音源でもいいし映像でもいいし見たい! ほんと、思わず涙ぐむくらいいい噺になってました。頑張って生きよう私、みたいな。たくさんのろうそくに火をつけてまわりたいです、ええ。
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