ユーザーレビュー 透明な耳。 村本大志 思えば、今まで聞こえていたものが何も聞こえなくなるというもはや、心底恐ろしいのとだと感じた。 作中でも、それは描かれており、主人公の感じた、恐怖や絶望を読者も深く感じることができた。 自分が一番好きなシーンは、それこそ一番最後のシーンで、主人公と彼氏の会話が、「」表記になっていたことだ。それまでは、...続きを読む手話での会話は、明確に違う表現として『』表記になっていた。これが変わったということは、2人や周りの多くの人が、時間をかけて、手話での会話を、違和感のない当たり前のものにしたという事なのだろうと自分は解釈した。 なにそれ素敵やん//// Posted by ブクログ 透明な耳。 村本大志 設定が下北沢で、えっ、そこで事故!あぁ~、起きそう、スケボー…いるいるスケボー少年。住まいが近いだけに、リアルに目に浮かぶ。 前半は泣きっぱなし、後半は前向きな気持ちになれる、読んだあとのスッキリ感が良かったです。 Posted by ブクログ 透明な耳。 村本大志 中途失聴になった主人公と、その子を取り巻く家族、彼氏、友達、周りの大人たちの物語。 自分が置かれた現実を受け入れる強さ、そのためには自分自身だけではなくて、周りの人の支えも大切なんだと思った。 手話は世界が広がる言語だと改めて感じた。 Posted by ブクログ 透明な耳。 村本大志 1日で読み終えた。読んでいて涙がでた。 今まで考えたことなかったけど、いつも通りの日常がかけがえのないものだと改めて気付かされた。 由香の強くなっていく姿と周りの温かさに涙がとまらんかった。 Posted by ブクログ 透明な耳。 村本大志 世界に確かなものなど何もなくて、 それでもそばに信じられる人がいること。 何が本当で、本当じゃないかなんて、 自分で決めればいいこと。 今、生きていること。 そして、これからも生きていくこと。 あなたは独りではないということ。 Posted by ブクログ 村本大志のレビューをもっと見る