時穴みみか

時穴みみか

913円 (税込)

4pt

3.5

小六の美々加は、シングルマザーのママに恋人ができて以来、学校の帰り道に道草をするようになった。ある日、黒猫のあとをつけて巨木の根元の空洞をくぐり抜けると、知らない家で目を覚ます。くみ取りのトイレやダイヤル式電話、学校ではこっくりさんに夢中な級友……。どうやら昭和49年にタイムスリップしたらしい。当たり前のように美々加を「さら」と呼び、たっぷりの愛情を注いでくれる小岩井家の次女としての日々が始まった。優しさと温もりに包まれた、ノスタルジックな冒険譚。解説・田中兆子
※本書は2015年2月に講談社から刊行された作品を文庫化したものです。

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時穴みみか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よかった。
    咳をしているって、こういうことだったのね。泣けてきた。

    平成ではシンママと一人っ子で楽しく友達みたいに暮らしていて、ママに歳下の彼氏がいて。ってほんと今どき。

    でも、昭和では父親を中心に、一汁三菜をきっちり作る子供思いの母、優しい姉、お茶目な弟。子供が育つには、昭和の環境の方がいいん

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    表紙が可愛い、と手に取った。
    平成生まれの女の子が昭和にタイムスリップする。
    なんだか児童書みたいな本だなあと思いつつ読み進めたら、まさかのスピリチュアル。

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ

    私にとっては懐かしさを感じる作品でした。
    いつ元の世界に帰れるかと不安にもなるけど、タイムスリップしたのが、家族仲良しで愛情たっぷりの温かい岩井家で良かったと思う。
    長くいれば、居場所もできて情もわく。

    ブラウン管のTV、黒電話、汲み取り式トイレ、ノストラダムスの大予言、こっくりさん、とあちこちに

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    ☆☆★
    平成の小学6年生大森美々加が昭和49年の小学4年生小岩井さらとして目覚め、半年ほど〝さら〟として生きた物語。

    ここから先はネタバレになります。
    不思議な物語に理由はいらないと思うのだけれど、それにしても美々加がさらとして過ごした半年間の経験が平成の美々加になのん教訓ももたらしてくれてないと

    0
    2024年05月05日

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