じい散歩

じい散歩

825円 (税込)

4pt

夫婦あわせて、もうすぐ180歳。中年となった3人の息子たちは、全員独身――。明石家の主である新平は散歩が趣味の健啖家で、女性とのコミュニケーションが大好き。妻は、そんな夫の浮気をしつこく疑っている。長男は高校中退後、ずっと引きこもり。次男は恋人が男性の自称・長女。三男はグラビアアイドル撮影会を主催しては赤字で、親に無心ばかり。皆いろいろあるけれど、「家族」の日々は続いてゆく。そんな一家の日常をユーモラスに、温かな眼差しで綴った物語。解説・木内昇

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じい散歩 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時が行ったり来たりして少し混乱したが読みやすかった。
    まさかの実話だったとは驚いた。
    実際に新平のように一人で妻の面倒を見て、定職につかない子供も養うという家庭も少なくないのかもしれない。
    新平にはこれからも息抜きするタイミングを与えて欲しい。

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    もう間近に迫っていることの本はついつい自分と並べる、比較する、で読んでしまいます。こんなおじいさんならまず心配ないけれど‥‥
    やっぱり自分のこととして考えて終わりました。

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    新平の最後は長年連れ添った妻と一緒に過ごそうと決意する姿、自立できない息子たちに困ればいいと潔く言える軽快さが心地よい。
    自称・長女は女心を分かっているのか英子にさり気なく寄り添うところに愛を感じた。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    いろいろあっても割り切って、できることをするだけ…というような新平の生き方が、清々しくも感じられます。けれど、割り切れない私には冷たく感じたり、いやいや見習わなくては…と感じたり心が揺れました。

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    あまり期待せずに「老後の生活の参考になれば」と思って購入。主人公の新平がなかなか魅力的だった。欠点もあるが、趣味を持ち、昔会社だった別宅もあり、年をとってもオムライスやハンバーグをぺろりと平らげる食欲もある。何より健康で自分の足で歩けるのがよい。息子3人は引きこもりだったり借金を抱えてきたりと全員独

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    歳をとっても
    楽しみを見つけ、自分のルチーンをこなす努力が大事だと再認識。
    子どもの成長だって、思うようにならなくても、それでもいいかー、と思える本

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    母が新聞で見つけて買ってきたものを、回し読みさせてもらった。

    70代前半の母と父の過ごしてきた時代を、なぞるようなじいさんとばあさんの今が描かれている。
    なるほど、そこに母はピンときて、クスッと笑い共感したのだなとおもった。

    破廉恥で恥ずかしい、言ってはいけないこととしての、エロ。実生活には溢れ

    0
    2025年01月26日

    Posted by ブクログ

    結局はすべてが自分の選んだ道と思って、新平は生きてきた。
    いいことも、わるいことも。
    東京に出てきたのも自分。英子と結婚したのも自分。勤め先の専務を怒鳴りつけてやめたのも自分。家を建てたのも、会社を設立したのも、調子に乗って会社をつぶしかけたのも自分…。
    おとうさん、と聞こえた妻の声を思い出しながら

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

     大正生まれの明石新平。米寿を過ぎたが日課となった趣味の散歩のおかげかますます元気だ。散歩で立ち寄る、興味のある建築物や昔風の喫茶店でのひとときは活力の元にもなっている。

     実は新平にはこだわりがある。そのこだわりが、男として、一家の主として、そして会社経営者としての新平を、これまで支えてきた。

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    全体を通して特別、大きな事件があるわけじゃないが、新平の不器用さ、寛容さ、家族愛を堪能させてもらった。

    子は旅立つ。殆どの家庭の子は大人になるにつれ、親元から離れていく。
    ただ、これを読んでずっと家族といるという幸せもあるんじゃないかと考えさせられた

    とりあえず、息子達はもっと協力しろよ!

    0
    2025年11月23日

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