無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
明治三十九年。台湾原住民の査察を終え、郷里の遠野に戻っていた人類学者・伊能嘉矩は、天ヶ森の熊野神社で、マラリヤの発作を起こして倒れる。目をさました彼は、介抱してくれた佐々木喜善とともに、「遠乃」という、郷里とは似て非なる町に迷い込んでいることを知る──。『遠野物語』成立前夜の遠野を舞台に、奔放自在に奇想が展開され、読む者を幻視の世界に誘う。京極夏彦、東雅夫両氏推薦の傑作長編!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
遠野ではなく、遠乃に迷い込んだ主人公である台湾帰りの人類学者・伊能嘉矩と佐々木君という、幽霊や妖が見える青年。遠乃から脱出する為、いろいろな手をつくしますが、さまざまな事件が起き、遠乃というマヨイガからなかなか脱出出来ません。遠乃では、いろいろな事が隠されている。主人公達が向かう先々で、遠野に伝わるむかしっこ(昔話)と似た悲しい事件が起こる。隠されているからといって、起こらないわけではない。遠乃は現代の大和民族の思いが固まって出来たマヨイガなのだそう。今日の続きの明日があり、明後日があり、来年があるとぼんやり過ごしていける毎日。そう。今の私たちの生活そのまま。でもぼんやり過ごす私たちの生活も、いつ災害に見舞われるかもしれず又、地球上には戦争や病気で常に危険にさらされている地域もある。今、目の前にある平和な日々が全てではない。たまには目を覚まして、周囲を確認する必要があるのかもしれない。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用