風待町(かざまちちょう)医院 異星人科

風待町(かざまちちょう)医院 異星人科

1,540円 (税込)

7pt

3.0

海にも山にも近く自然に恵まれた風待町。この町の小学五年生・久延丕彦は、たいてい一人で遊んでいた。左足が不自由なため、少し臆してしまうのだ。ある日、砂浜の漂着物から宝物を探していた丕彦は、水平線の向こうに太陽の雫が落ちていくのを目撃する。誰にも言えない、異星人との交流は、その日から始まった――。小さな港町にある病院を訪れる異星からの旅人との顛末を、少年の視線で色彩豊かに描いたノスタルジックSF。

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風待町(かざまちちょう)医院 異星人科 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    主人公は小学生の少年・丕彦(モトヒコ)。脚が悪いので一緒に遊ぶ友だちがおらずいつも一人で遊んでいる丕彦は、謎のスライムを触ったことから異星人科の医者と関わりを持つようになる。児童書っぽいのに、出てくる異星人たちの描写が妙にリアルで気持ち悪く、そこが面白い。私と同じ名前の女性も登場していて嬉しかった。

    0
    2018年03月20日

    Posted by ブクログ

    連作短編5編
    昔から異星人が地球に来ていたという設定は面白く,異星人の様子も人間からかけ離れているところがいい.小学生の足の悪い男の子が,異星人に温かい気持ちで向かい合って,どんな風に成長していくか楽しみな展開である.

    0
    2018年01月20日

    Posted by ブクログ

     すこしふしぎなものがたり。
     面白いし好きな類の話なのだけれども、語り手の主人公と気が合わないままエンディングを迎えた感がある。

    0
    2017年09月06日

    Posted by ブクログ

    【収録作品】五月の海と、見えない漂着物/路地裏の裏の路地と、幽霊喫茶店/雪空に舞う鳥と、ラジオのさえずり/アジサイの海と、雨に踊る河童たち/巨大ザメの歯と、奪われた標本 
     SFとミステリの違いを感じる。

    0
    2017年07月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ノスタルジック調のジュブナイルSF。70年代くらいに朝日ソノラマか集英社コバルト文庫にあったような連作短編集。

    主人公は小さいころにかかった感染症の後遺症で足に障害をもった少年、久延丕彦。人見知りで友達は少なくいつも一人遊びをしているような彼がある日海辺で病院の看護婦(時代!)を見かけたことから不

    0
    2025年02月26日

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