ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
南極や北極などの極地、深海底、火山、砂漠、地底、宇宙空間……どんな過酷な環境にも生命は存在する 辺境生物学者とともに“極限環境”を巡り、生命の謎と本質に迫る。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
この生物学者の長沼さんという方は知らなかったのだが、 全方位的な知識とすごい行動力で、とにかく愉快で面白かった。 深海、地中、宇宙といった辺境(彼らからすると僕らが辺境なのだが)に棲む生物の面白さ。 おおよそ常識的な生物観の枠外にある仕様。 メタンを分解して生きる奴や、超高温で生きる奴や、カー...続きを読むボンベースのボディでない奴など、 地球がどんな環境になろうが、必ず生き残る生物はいると確信できる。 約400ページの分厚い本だが、面白いのでどんどん読んでしまう。 生き物好きにはおすすめです。
極限環境と呼ばれるような環境下に生息する生物について、対話形式で解説された一冊。専門、専門外関わらず、そういった生物に対する興味を引き出してくれる。地下生命などのとても代謝の遅い生物や、シングルセルバイオロジーについて、この本で初めて知った。
著者たちの狙い通り,ワクワクさせられることしきりだった.この分野,あまりに知らないことが多すぎて,新書にしては分厚いが読むのが苦にはならない. ・岩石内生物. ・ハロモナス:寒いところも乾燥も塩分もオッケー. ・ハロモナスは硫黄酸化して独立栄養する. ・ウランとか鉱物資源が鉱床をつくるのに微生物が...続きを読む関わっている可能性が高い. ・スローバイオロジー.100年に1回分裂する生物など ・我々は地球の磁場と太陽の磁場に守られている. ・植物が環境を守るなんて嘘っぽい. ・生物が地球側に作用したのは,たぶん,酸素の発生ぐらい.あとは生物側が全部受け身.
ふか~い海の底から宇宙の果てまで、極限で生息する微生物のお話がメインの 対談集である。 対談って妙に専門的だったり、上滑りだったりするのだが本書はリード役の藤崎氏の 話の引き出し方が絶妙だ。世界の極地で研究を続ける長沼氏の知識を巧みにコント ロールしている。 南極や北極の寒冷地、砂漠のような乾燥...続きを読む地帯、高熱である火山の噴火口付近、 暗い地底。そこどこにも微生物は存在する。人間であればとても耐えることが 出来ない環境であっても。 話の行きつく先は宇宙となるのだが、地球以外の惑星にも生物の痕跡があり、 地球の生命の誕生は他の惑星からかも…なんて仮説は楽しい。 対談場所は予算の関係(?)で日本国内の温泉だったり、鳥取砂丘だったりなの だが、どこかお金のある出版社が本当に南極やサハラ砂漠での対談を実現して くれないだろうか。辺境での辺境生物対談こそ、実感を伴うと思うのだが。笑。 サイエンス入門書としていいかもしれぬ。カラー写真も豊富に掲載されている ので、写真を眺めるだけでも面白い。 個人的には解明されていないズワイガニの生態に興味津津である。なんで、餌 の周りにワサワサと大量に集まってくるのだろう。これを狙って密漁出来ない かなぁ…なんて悪いことを考えてみる。
極地、砂漠、海底、地中、果ては宇宙まで、あらゆる過酷な環境下での生命の限界を探る。軽妙な語り口で語られるその内容は科学の最先端であり、生命の謎を探る知的冒険である。好奇心が刺激され続け、読み終わるのが勿体ない。読んだことを人に話したくなる。そんな数少ない一冊。
[ 内容 ] 南極や北極などの極地、深海底、火山、砂漠、地底、宇宙空間…低温、高温、高圧、乾燥、無酸素、高放射能など、どんな過酷な環境にも生命は存在する!?辺境生物学者で、「科学界のインディ・ジョーンズ」の異名を持つ長沼毅と、『クリスタルサイレンス』『ハイドゥナン』などの小説で辺境を描いてきた藤崎慎...続きを読む吾が、地球の“極限環境”に生きる奇想天外な生物たちを訪ね、生命の謎や本質について語り合った。 生物学の最前線がわかり、科学の面白さが堪能できる一冊。 [ 目次 ] プロローグ 辺境の生物を訪ねる旅へ 第1幕 南極は“しょっぱい大陸” 第2幕 深海で出会った生物の「大群」 第3幕 原始地球は温泉三昧 第4幕 乾燥と「高イオン強度」に耐える生物 第5幕 「スローな生物学」への挑戦 第6幕 宇宙空間で生き延びる方法 エピローグ 生命は宇宙を破壊する [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
ここのところずっと、途中で小説を間に挟んだりすることもあるが継続的に読んでいるテーマが「生命の起源」。 長沼氏の本はとても面白い。もっと読みたい。
まぁ、生物っていっても微生物なんやけど、それはそれでおもしろかった。岐阜県瑞浪市に超深地層研究所なんて施設があるとは知らなんだ。 科学っておもろいなぁ。海底から地底、南極と北極の違いとか、火山とか月、火星、金星、木星の衛星とか、興味深い話満載。対話形式で読みやすいってのもあるけど、おもしろかった。
南極、深海、砂漠、地底、地球外といった辺境やそこに存在する生き物を通して、生物の不可思議さをめぐる旅を味わう本書。科学界のインディージョーンズこと長沼毅氏の辺境探索話を中心に、実際に、日本国内の各所を旅しながら、対談が進められるため、辺境の紀行文としても楽しむことができる。酸素とケイ素が多く、炭素が...続きを読む少ない地球で、我々人間を含む、炭素ベースの生物が多数の中、ケイ素をベースにした珪藻が2億年前に生まれ、現在地球で大繁栄している。生物の次のステージはケイ素ベースになることも考えられるとのこと。そういえば、最近身体にシリコンいれる人増えたよなあと変な関心をした 笑
科学界のインディー・ジョーンズこと長沼毅博士と環境SF『ハイドゥナン』の藤崎慎吾氏が辺境をキーワードに地球内外での生命について縦横に語り尽くす対談集。新書にも関わらず千四百円&四百頁超の価格とボリュームには少し怯むが心配御無用!藤崎氏の生真面目なツッコミと長沼氏の理学博士とは思えない大陸的な受け答え...続きを読むが絶妙のハーモニーを醸し出す。テーマがテーマだけに一読理解できない場合もあるが、そんな些細なことは忘れてどんどん読み進めよう!苦労も多かった筈だが長沼博士の話にはロマンを感じる。次は『生命の星エウロパ』だ^^/
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
辺境生物探訪記~生命の本質を求めて~
新刊情報をお知らせします。
長沼毅
藤崎慎吾
フォロー機能について
「光文社新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
死なないやつら 極限から考える「生命とは何か」
風待町(かざまちちょう)医院 異星人科
考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子
危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』
鯨の王
深海生物学への招待
深海大戦 Abyssal Wars 【全3冊 合本版】 (角川ebook)
深海大戦 Abyssal Wars(角川ebook)
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲辺境生物探訪記~生命の本質を求めて~ ページトップヘ