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Posted by ブクログ 2022年01月26日
本は自分の頭の中で登場人物の表情を想像してるなぁと当たり前のことを再認識した。
人間の欲とエゴ、それが露わになった瞬間の顔が、これを読んでて感じ取れた。
そしてそれを感じ取った時、おぞましかった。
この人の善人だと思ってたけど、違うかも!みたいな。
もはや、人間に善なんてものはないのではないかな。
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Posted by ブクログ 2020年03月05日
(上下巻合わせてのレビューです。)
久しぶりの山崎豊子。やっぱりテッパンです。
姉妹3人の遺産相続にからみ、その周囲も巻き込んだドロドロ劇に
読み手である自分もあっという間に飲み込まれていきます。
山崎豊子のやり口が分かっているだけに、何となく先の展開が読めてしまいますが、
それでも面白い小説で...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月05日
舞台は大阪・船場の代々続く米問屋。「御寮はん」だの、「大番頭はん」だの、いつの時代やと思ってたら、なんと昭和34年。戦後!?「わろてんか」に似てるから明治かと思った。主人公は三姉妹。次女が婿を取って家を継ぎ、三女は未婚、長女は・・・出戻り居候・・・うちと似ているところもあるけどこうはならないようにし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月12日
面白くて一気に読んでしまった。
作品に出てくる日本の美、景色、食事、着物を実物として思い浮かべることができなくても(着物の種類など知らないし)、その贅沢さ、美しさを感覚的に感じられ、ひきつけられる。
女性の強さとは、欲と直結していて怖い、けれども人間らしく、そして美しいと感じられる作品である。
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Posted by ブクログ 2022年06月14日
何度目かのテレビドラマ化を前に読んでます。
遺産相続の嫌なところが思いっきり描かれており、読んでいて萎えました。
実は身内でも骨肉の争いってヤツを繰り広げている者がおり、「ホンマに嫌になりますわ~」と思っているところで読んでしまったのがいけなかった…。
長女が婿をとり家業をやっていく家でありながら...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月12日
久しぶりに山崎豊子さん。
社会派で重厚な作品の多い山崎さんだが、この作品はちょっと違う角度かもしれない。
大阪の老舗矢島家は、代々跡継ぎに婿養子を迎える女系家族。
その四代目である嘉蔵が亡くなり、莫大な遺産を巡る三人の美しい娘たちと大番頭、嘉蔵の妾、娘たちを取り巻く人々の愛憎劇。
簡単に書くとこ...続きを読む
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