作品一覧 2022/08/04更新 これでかせげる!? 激レアおしごとファイル 試し読み フォロー 世界のスノードーム図鑑 試し読み フォロー 日本バッティングセンター考 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> カルロス矢吹の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 日本バッティングセンター考 カルロス矢吹 あのイチローが子どもの頃にバッティングセンター で腕を磨いていたのは有名な話です。 バッティングセンターは、どちらかというとそれま ではゲームセンターのような娯楽施設としてみられ ていましたが、イチローのエピソードによって、プ ロへ、さらにはメジャーリーグへつながる入り口と して認められたのです。...続きを読む 現在では元プロ野球選手による野球教室なども開か れて、「道場」のようなポジションを得ている施設 もあるそうです。 しかしここまでの道のりはどのようなものであった のか。 日本で最初のバッティングセンターは、1965年錦糸 町の楽天地にできたらしいです。今のパルコですね。 それから約半世紀、バッティングセンターという施 設がどういう歴史を経て、現在の立ち位置にあるの か。 冒頭に掲載されている宮城県気仙沼市のバッティン グセンターの件は涙を誘います。東日本大震災で亡 くなった家族との約束を果たすために、バッティン グセンターを造るという、日本版フィールドオブド リームです。 今でも地方の幹線道路沿いには忘れられたようなバ ッティングセンターを目にする機会があると思いま す。 日本の原風景を愛する人たちに贈る一冊です。 Posted by ブクログ 日本バッティングセンター考 カルロス矢吹 全国各地に細々と生き残ノスタルジックなバッティングセンター。その歴史から現在まで。野球愛に満ちた好作品。 昭和に生まれた庶民の娯楽はおしなべて転換期に差し掛かっているという。 ゲーセン、ボーリング、カラオケ。スマホ全盛の時代。バッティングセンターも生き残るのが難しい時代。 錦糸町の楽天地に始まり...続きを読む全国に広まったバッティングセンター。一時衰退するもストラックアウトとイチロー効果で復権。 本書は全国のバッティングセンターを訪れ経営者に取材した作品。震災後の気仙沼、生き残った父子が作った気仙沼フェニックスバッティングセンターの話は涙なしには読めない。 スナック。ドライブインと並んでバッティングセンターはノスタルジックな日本文化の一部だろう。 さあ、本書を読んでバッティングセンターに行こう! Posted by ブクログ 日本バッティングセンター考 カルロス矢吹 この世に『人にすすめたい本』と、『人にすすめたくない本』があるとすれば、この本は『人にめっちゃ進めたくなる本』である。 足で稼いだ情報を、偏見や思い込みを交えずに淡々とでも熱く書き連ねる文章にどんどん吸い込まれていった。 私はこの本でいうところの”イチロー世代”あるいは、”ストラックアウト世代”...続きを読むであり、まだギリギリ、学年で運動神経のいい男子の上位はほとんど、野球部だった時代に少年時代を送った。 父に連れて行ってもらったバッティングセンター、まだやっているのだろうか。 おうち時間のお供に、皆様もぜひ。 Posted by ブクログ 世界のスノードーム図鑑 カルロス矢吹 表紙を捲ってさっそく「こんなスノードームがあるのか」と驚くモチーフが。なかなか日本では手に入らない世界のスノードームは興味深く、好みのスノードームを見つけるのも楽しかった。 自分がいま住んでいる地域や好きな地域でスノードームを作るとしたら…と想像を膨らませるのも楽しい。 Posted by ブクログ 日本バッティングセンター考 カルロス矢吹 日本のバッティングセンターの歴史から現状の経営問題、後継者問題まで平易な言葉で書かれているが、その内容は大変深い。なぜがボーリングの歴史も学べる。 バッテイングセンターだけではなく日本の娯楽史を考えるのに大変面白い一冊 Posted by ブクログ カルロス矢吹のレビューをもっと見る