カルロス矢吹のレビュー一覧
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あのイチローが子どもの頃にバッティングセンター
で腕を磨いていたのは有名な話です。
バッティングセンターは、どちらかというとそれま
ではゲームセンターのような娯楽施設としてみられ
ていましたが、イチローのエピソードによって、プ
ロへ、さらにはメジャーリーグへつながる入り口と
して認められたのです。...続きを読むPosted by ブクログ -
全国各地に細々と生き残ノスタルジックなバッティングセンター。その歴史から現在まで。野球愛に満ちた好作品。
昭和に生まれた庶民の娯楽はおしなべて転換期に差し掛かっているという。
ゲーセン、ボーリング、カラオケ。スマホ全盛の時代。バッティングセンターも生き残るのが難しい時代。
錦糸町の楽天地に始まり...続きを読むPosted by ブクログ -
この世に『人にすすめたい本』と、『人にすすめたくない本』があるとすれば、この本は『人にめっちゃ進めたくなる本』である。
足で稼いだ情報を、偏見や思い込みを交えずに淡々とでも熱く書き連ねる文章にどんどん吸い込まれていった。
私はこの本でいうところの”イチロー世代”あるいは、”ストラックアウト世代”...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙を捲ってさっそく「こんなスノードームがあるのか」と驚くモチーフが。なかなか日本では手に入らない世界のスノードームは興味深く、好みのスノードームを見つけるのも楽しかった。
自分がいま住んでいる地域や好きな地域でスノードームを作るとしたら…と想像を膨らませるのも楽しい。Posted by ブクログ -
日本のバッティングセンターの歴史から現状の経営問題、後継者問題まで平易な言葉で書かれているが、その内容は大変深い。なぜがボーリングの歴史も学べる。
バッテイングセンターだけではなく日本の娯楽史を考えるのに大変面白い一冊Posted by ブクログ -
本書を知ったキッカケは『日刊トロマガ』といって、
ライター北尾トロ氏のメルマガで知った。
北尾氏と本書の著者は仲間だ。
著者は言う。
「バッティングセンターの本を作りたい」
「いいねー!やれよ」とトロ氏が答えた。
その会話から5年位は経って完成したのが本書。
第一章から涙が出てしょうがないし、
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消えゆく昭和の遺構、と言われ続けてなくならないもの、ってあると思ううちのひとつ、バッティングセンター。野球「文化」を受け継ぐこの場には先達の意志と愛が詰まっている。Posted by ブクログ
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写真やデザインが綺麗。コロナで海外旅行がなかなかできなくなった今、こんな風に世界を飛び回ってその文化に触れその片鱗を持ち帰ってコレクションするということの尊さを改めて感じる。
本書で紹介しているスノードームでいくつか水がなくなっていたりドーム内が白く濁っているものがあり、個人的にはスノードームがなぜ...続きを読むPosted by ブクログ -
スノードームってクリスマスの物かと思っていたけど、全然そんな事ないんですね!
雪景色だけじゃなくて歴史的建造物とかサンタ以外の人物だったり…
日本では力士のものもあったりするみたいだけど、私はクリスマス以外でスノードームを見たことがない!
気にしてなかったから目に入らなかっただけなのだろうか?...続きを読むPosted by ブクログ -
パラパラ眺める癒し本のつもりで読み始めたけど、地域性などの個性に富んでいて解説文含めて面白く読みました。
軍艦島とスノードームの組み合わせが意外だったけど自分の中での「スノードーム=洋風」の固定概念が強すぎただけで、大げさだけど「何と何を組み合わせても自由だ」ということを改めて教えられた気分になりま...続きを読むPosted by ブクログ -
2022/09/01 23:53
確かに今のこの時代、バッセンの経営は大変だろう。俺自身、草野球やってた頃はほんと良く行ってたけれど、今じゃちょっと足が向かないもんな。その頃行ってた新所沢のセンターが今もあれば、ふらっと行くんだろうけどな。
でもやっぱり、無くなってしまわないように、見かけたら行けれ...続きを読むPosted by ブクログ -
次のやすみはバッティングセンターに行く。
高校時代のチームメイトが、キャッチングの技術向上のため、キャッチャーミットを持ってバッティングセンターに行った逸話を思い出した。
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バッティングセンターなんて何年も行っていない。けれど実は昔かなり通ったことがあるくらい好きなアミューズメントです。たまに行きたくなったりすることもある唯一に近いものかもしれません。野球部に所属したことも無いし、なんなら野球自体やったことないかもしれない位縁遠いのですが、野球漫画は大好きだし憧れはある...続きを読むPosted by ブクログ
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橋本倫史『ドライブイン探訪』とか刈部山本『東京「裏メシ屋探訪記』とか、「消えていく昭和」探訪本が懐かしさだけではなく、社会の変遷に対する気づきを与えてくれたので、この本にも飛びつきました。先ずは野球体験が貧弱な自分も、なんやかんやでバッティングセンター行った時の記憶がよみがえりました。車の免許取りた...続きを読むPosted by ブクログ