カルロス矢吹のレビュー一覧

  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    あのイチローが子どもの頃にバッティングセンター
    で腕を磨いていたのは有名な話です。

    バッティングセンターは、どちらかというとそれま
    ではゲームセンターのような娯楽施設としてみられ
    ていましたが、イチローのエピソードによって、プ
    ロへ、さらにはメジャーリーグへつながる入り口と
    して認められたのです。

    現在では元プロ野球選手による野球教室なども開か
    れて、「道場」のようなポジションを得ている施設
    もあるそうです。

    しかしここまでの道のりはどのようなものであった
    のか。

    日本で最初のバッティングセンターは、1965年錦糸
    町の楽天地にできたらしいです。今のパルコですね。

    それから約半世紀、

    0
    2022年12月28日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    全国各地に細々と生き残ノスタルジックなバッティングセンター。その歴史から現在まで。野球愛に満ちた好作品。

    昭和に生まれた庶民の娯楽はおしなべて転換期に差し掛かっているという。
    ゲーセン、ボーリング、カラオケ。スマホ全盛の時代。バッティングセンターも生き残るのが難しい時代。

    錦糸町の楽天地に始まり全国に広まったバッティングセンター。一時衰退するもストラックアウトとイチロー効果で復権。

    本書は全国のバッティングセンターを訪れ経営者に取材した作品。震災後の気仙沼、生き残った父子が作った気仙沼フェニックスバッティングセンターの話は涙なしには読めない。

    スナック。ドライブインと並んでバッティング

    0
    2022年06月22日
  • 世界のスノードーム図鑑

    Posted by ブクログ

    スノードームを集めたくなる!
    旅行に行ったとき、自分も買ってみようと思った。
    友人にこの本をプレゼントしてもいいかも!

    0
    2025年07月27日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少年野球まで野球をやっていて、中学校の仮入部で外周を3周走らされて、それがしんどくて野球を辞めた。
    それくらい根性がなくて野球に対する愛着がない自分だけど、25の今まで「ボールを打つ」という感覚が手の中になんとなくあるのは、バッティングセンターのおかげだと思う。

    バッティングセンターの場としての存在感はすごくて、1回しか行ったことないようなところでも記憶に残る。
    ・秋葉原ヨドバシの屋上
    ・スウィングスタジアム千葉みなと
    ・歌舞伎町のホストたくさんいるとこ
    ・君津駅出た近くの坂登ったとこ
    ・市川コルトンプラザのすぐ近く
    ・川崎ラウンドワンのスポッチャの上
    それぞれ誰と行ったか思い出せるのが嬉し

    0
    2024年12月03日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    日本のバッティングセンターの歴史から現状の経営問題、後継者問題まで平易な言葉で書かれているが、その内容は大変深い。なぜがボーリングの歴史も学べる。
    バッテイングセンターだけではなく日本の娯楽史を考えるのに大変面白い一冊

    0
    2022年06月18日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書を知ったキッカケは『日刊トロマガ』といって、
    ライター北尾トロ氏のメルマガで知った。

    北尾氏と本書の著者は仲間だ。
    著者は言う。
    「バッティングセンターの本を作りたい」
    「いいねー!やれよ」とトロ氏が答えた。
    その会話から5年位は経って完成したのが本書。

    第一章から涙が出てしょうがないし、
    決して電車では読めないなあ。

    2011年の東北震災で被害にあった人のお話。
    気仙沼フェニックスバッティングセンターの代表千葉氏からバッティングセンター(以後BC)を始めた話を聞いた。
    震災から2か月後の5月。
    気仙沼から2時間の所にある、BCを見つけて少年野球をしている息子瑛太と入った。
    震災のう

    0
    2022年05月15日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    消えゆく昭和の遺構、と言われ続けてなくならないもの、ってあると思ううちのひとつ、バッティングセンター。野球「文化」を受け継ぐこの場には先達の意志と愛が詰まっている。

    0
    2022年04月29日
  • 世界のスノードーム図鑑

    Posted by ブクログ

    写真やデザインが綺麗。コロナで海外旅行がなかなかできなくなった今、こんな風に世界を飛び回ってその文化に触れその片鱗を持ち帰ってコレクションするということの尊さを改めて感じる。
    本書で紹介しているスノードームでいくつか水がなくなっていたりドーム内が白く濁っているものがあり、個人的にはスノードームがなぜこうなるのかという特性だったり扱い方、コレクターならではのコレクションの難しさやコツなども教えてほしかった。
    見ているだけでわくわくして海外に少し行った気分になれた。スノードームも集めたくなる。

    0
    2022年02月22日
  • 世界のスノードーム図鑑

    Posted by ブクログ

    スノードームってクリスマスの物かと思っていたけど、全然そんな事ないんですね!
    雪景色だけじゃなくて歴史的建造物とかサンタ以外の人物だったり…
    日本では力士のものもあったりするみたいだけど、私はクリスマス以外でスノードームを見たことがない!
    気にしてなかったから目に入らなかっただけなのだろうか?

    0
    2021年12月26日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  被災地に生まれたバッティングセンター
    第2章  バッティングセンターの誕生
    第3章  ボウリング流行の終焉と、その後
    第4章  ブーム最盛期の記憶
    第5章  救世主イチローとストラックアウト
    第6章  新世代の登場
    第7章  日本のバッティングセンターは海を越えて
    巻末対談 ピエール瀧×カルロス矢吹

    <内容>
    いまや風前の灯火のドライブインや遊園地をまとめた本が出ていた(読んでいた)ので、その類いかもと思いきや、まともな(失礼!)バッティングセンターの成り立ちをまとめたものだったが、社会学的な考察はない。新しい室内型のものも紹介されていない。古き良きアーム型などのバッティ

    0
    2024年12月11日
  • 世界のスノードーム図鑑

    Posted by ブクログ

    パラパラ眺める癒し本のつもりで読み始めたけど、地域性などの個性に富んでいて解説文含めて面白く読みました。
    軍艦島とスノードームの組み合わせが意外だったけど自分の中での「スノードーム=洋風」の固定概念が強すぎただけで、大げさだけど「何と何を組み合わせても自由だ」ということを改めて教えられた気分になりました。

    0
    2023年03月06日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    2022/09/01 23:53
    確かに今のこの時代、バッセンの経営は大変だろう。俺自身、草野球やってた頃はほんと良く行ってたけれど、今じゃちょっと足が向かないもんな。その頃行ってた新所沢のセンターが今もあれば、ふらっと行くんだろうけどな。
    でもやっぱり、無くなってしまわないように、見かけたら行ければ良いよな。
    最後のピエール瀧と著者の対談も面白かった。

    0
    2022年09月01日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    次のやすみはバッティングセンターに行く。
    高校時代のチームメイトが、キャッチングの技術向上のため、キャッチャーミットを持ってバッティングセンターに行った逸話を思い出した。

    0
    2022年06月19日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    バッティングセンターなんて何年も行っていない。けれど実は昔かなり通ったことがあるくらい好きなアミューズメントです。たまに行きたくなったりすることもある唯一に近いものかもしれません。野球部に所属したことも無いし、なんなら野球自体やったことないかもしれない位縁遠いのですが、野球漫画は大好きだし憧れはある。
    そんな半端な野球への欲求を大きな腕で受け止めてくれる存在、それがバッティングセンターです。
    そんな斜陽産業と思われるバッティングセンターへの想いを全開にした、珍しい本です。思った以上に取材に力を入れていて、キワモノかと思ったら真っ当な文化史と言える一冊です。
    高度経済成長期はいろいろなアミューズ

    0
    2022年05月11日
  • 日本バッティングセンター考

    Posted by ブクログ

    橋本倫史『ドライブイン探訪』とか刈部山本『東京「裏メシ屋探訪記』とか、「消えていく昭和」探訪本が懐かしさだけではなく、社会の変遷に対する気づきを与えてくれたので、この本にも飛びつきました。先ずは野球体験が貧弱な自分も、なんやかんやでバッティングセンター行った時の記憶がよみがえりました。車の免許取りたての時に仲間と、デートの時にノリで、あるいは酔っぱらった時に繁華街で、あるいは子どもにバット振らせたくて…なんやかんや忘れていた記憶の蓋が開きました。そして「消えていく昭和」ではなく、数は少ないけれど新しく開業する新しい世代がいるのにも、野球の凄さを感じました。特に第一章の「被災地に生まれたバッティ

    0
    2022年04月22日