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毎日、工場で鉄板を曲げ続けるまり江。口うるさいパート達にも、ベタベタするママ友にも、怒りにも似た苛立ちを感じていた。そんなまり江の宝物は5歳の娘・咲季だけだ。夫は数ヵ月前、家を出て行った。理由はわからない。まり江は、深夜、発泡酒を片手にアダルトサイトを閲覧する。自慰行為に耽る自分が、リビングに設置されたウェブカメラに映るように。この映像を、夫がどこかから見ているかもしれないと思いながら――。
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Posted by ブクログ
初読みの作家さん
なんだろう、この感覚。
読んでいる間ずっと嫌な気分になり胸が苦しかった。
主人公は毎日、工場のラインで鉄板を曲げ続けるまり江。
5歳の娘・咲季と暮らしています。
口うるさいパートメンバー、煩わしいママ友、自分と5歳の娘を残し家を出て行った夫、常識外れの義母、そんな周りの環境に怒りにも似た苛立ちを感じていた。
「みんな死ねばいい」全ての煩わしさにキャパオーバーになるまり江
まり江の中には絶えず小さな炎が揺らめいている印象
それが時々爆発してしまう。
トラックの運転手への罵詈雑言、ボスママとの戦い、極端ではあるけれどまり江の思いや行動は人間誰しもが心の奥底に隠している本質かも知れない。
どろどろとした描写が続くけれど娘への想いと小川さんや梓の存在で救われる。
気持ちの良い物語ではないけれど凄く惹きつけられた作品。
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