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50歳からの孤独と結婚
「じっと座っていられない」――。先妻を喪い、寂しさに耐え切れず結婚相談所を訪れた男は、そこで前夫との暴力に耐えかねて離婚した女性と出会う。4カ月後に交際がスタートし、相続や性の懸念も乗り越え、73歳で幸せな再婚を果たすことができた。その一方、中国人女性と仲介業者に計100万円以上支払って結婚したら、婚姻届を出したその日に新婦が消えてしまったという60歳の男性もいる。本書は増加傾向にある熟年結婚の現状を丁寧に綴ったルポルタージュ。悲惨な孤独死や、増え続ける高齢者犯罪といった「老人の孤独」の負の側面にも迫る。誰もが無視できないテーマを正面から扱う、気鋭のルポライターの処女作。■中高年専門の結婚相談所 ■笑顔で「オレ、心臓病なんだ」 ■子どもは複雑 ■孤立死の死後1カ月の現場 ■ゴミ屋敷の女性 ■性行為が「性」の本質ではない ■施設の恋――92歳と82歳 ■婚活をやめた人たち -
IGPI流 セルフマネジメントのリアル・ノウハウ
日本経済のパイが広がらないいま、「仕事」の奪い合いが日常化してきた。いまやどんなビジネスマンも、企業の合従連衡、M&Aの嵐から逃れられない。「カイシャの身売り」が頻発する時代、組織や上司が変わっても評価される「プロフェッショナルの条件」とは何か。どう生き延びていけばよいのか。○感情に流されず、経済合理性というフェアネスを追求せよ○説明能力が高ければどこでも通用する○外国人と一緒に働くことに向いている人、向かない人○清濁併せ呑むタイプが求められるなど、M&Aビジネスのプロフェッショナルが、現場から見出したリアルなサバイバル思考法、行動術をリアルなエピソードを交え、18カ条に記していく。ビジネス人生を自力で経営できる人間になるための、ヒント満載の書! -
[新訳]菜根譚
経済の低迷、失業者の増加、治安の悪化など、毎日のように流れてくるニュース。社会は今、その根幹となる規範まで揺らいでいる。こんな時代に大切なのは、周りに惑わされない、確固たる自分を持つこと。少々のことには動じないように自分を磨いていく必要があるのだ。では、どうすれば自分を磨くことができるのか? この問いにわかりやすく答えてくれるのが、儒教・道教・禅の教えを融合させた不朽の名著『菜根譚』だ。その名著を、現代におきかえた訳で、わかりやすく解説したのが本書である。 -
スター・ウォーズに学ぶ自分を成長させる方法
「フォース=潜在意識(潜在能力)」ジョージ・ルーカスは人間だれもが持つ“潜在意識のパワー”について、その長所と短所を各エピソード内に見事に表現し、視聴者に形を変えて伝えていたのだ!なぜ潜在意識についてジョージ・ルーカスは伝えたかったのだろうか? それは、全ての成功者がこの潜在意識(能力)を使って成功しているからに他ならない。つまり、成功できる人と出来ない人の差は、潜在意識のパワーを使っているかいないかの違いだと言っても過言ではないからだ。スター・ウォーズに学んだ真の成功者になる方法に捉えて見ると実に面白く、各エピソードにメッセージが表現されていることが分かる。年齢や性別に係わらず、自分の人生に責任を持ち、幸せに生きたいと強く願う人と、すべてのスター・ウォーズファンに贈る! -
一流役員が実践している仕事の哲学
今、会社のトップにいるような人たちは、どんな哲学を持ち、どんな仕事をしているのでしょうか? 本書では、大手から中小企業まで一般社員55万人、1000人の部長以上の役職者(専務、常務、社長など)を相手にビジネスを行ってきたコンサルタントが、実際の研修やアンケートを通して発見した「課長で終わってしまう人」「部長になれる人」「取締になれる人」の特徴や習慣について述べていきます。たとえば、「晩酌の時、平社員はビール。部長は日本酒。役員は焼酎」のように、役員以上なら誰もがやっている「事実」があり、そしてなぜそうするのか?詳しい「理由」も書かれています。社会人はもちろん、意外にも学生からの前評判がとても高い本です。 -
ラグーンエンジンアインザッツ
地上に浮かぶ大陸・ラグナリア。皇子にして王位継承者・サアキスは、領空侵犯の飛行船に乗り込んだ時、そこで別の「何か」に変わり果てた人間たち{醜人}と対峙する…。杉崎ゆきる初の本格ヒロイックファンタジー。 -
司馬遼太郎。人間の大学
死してなお多くの人々の心を捉えて離さない司馬作品の数々。グローバル化する現代社会において、私たち日本人が誇りを持って生きるために、今こそ日本と日本人を励ます司馬文学にその指針を求めることができるのではないか。本書は、「司馬文学は、日本人が“一人前の大人”になるための最良のテキストである」と力説する著者が、司馬作品の“読みどころ”をわかりやすく解説、その魅力を浮き彫りにした好著である。敵にさえも愛される資質とは何かを教えてくれる『竜馬がゆく』、一身立ち一国立つ(個人の独立があり、そして国家の独立がある)ことを謳った『坂の上の雲』、日本の近代的な合理精神を気づかせてくれる『国盗り物語』、才能ある人間が世に出て認められることの難しさを説いた『新史太閤記』、ビジネス社会の倫理とは何かがわかる『菜の花の沖』……。人間、社会、歴史について、知見と洞察に溢れた作品群のエッセンスを堪能できる一冊。 -
三浦綾子 電子全集 泥流地帯
誠実に生きる人間に自然は容赦なく襲いかかる。「苦難の意味」を真正面から問いかける感動の長編。 上富良野郊外で、開拓農民の祖父母や兄、姉、妹と暮らす耕作は、中学進学をあきらめ、小学校の代用教員として、一家の生活をわずかながら支えている。そこへ、長い間離れて暮らしていた母が帰ってくるという吉報が届く。そんなとき、十勝岳が突然大噴火、一帯を泥流が襲う……。1926(大正15)年5月に実際に起こった十勝岳大噴火を背景に、懸命に生きる人間の姿を描く感動の長編。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」、十勝岳中腹に立つ著者写真等を収録! -
罪深き結婚
ガブリエラは義理の兄ルーファスに恋していた。母がルーファスの父と再婚したその日から。だがその想いは、「金目当ての誘惑はやめろ」という酷い言葉で踏みにじられた。以来、ガブリエラは彼を憎んできたが、6年後、義父が亡くなり意外な遺言が明らかになる。ガブリエラとルーファスが遺産を相続するには、ふたりが夫婦となり、半年間一緒に暮らすという条件を満たせというものだ。なんてこと!私を財産目当ての悪女と信じている義兄と結婚ですって!? -
ナポリの悪夢【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】休暇中のサラがクルージングを楽しんでいると、もっとも会いたくない男性と再会してしまった! 神のように美しい実業家、そして短期間とはいえサラの夫だったグイードだ。10年前、幼いばかりの結婚生活は夫の親族のいやがらせでつらい破局を迎えたのだが、再会した彼はサラに愛人関係を要求してきた! 身勝手な提案だが、負債を抱える友人夫婦の後ろ盾を得るために、サラは彼に身をゆだねることを決意する。あくまでも“恋に慣れた大人の女性”を演じながら…。 -
佐々木道誉
南北朝の動乱期、武芸だけでなく連歌や立花など風流に通じ、華美な服装、そして遠慮のない振る舞いで「バサラ大名」と称された佐々木道誉(高氏)。本書は彼の波瀾の生涯を描く長編小説である。鎌倉幕府が弱体化し、次なる政治秩序が模索されていたころ、衆望を集めた後醍醐天皇は、幕府打倒を図る。やがて百数十年続いた武家政権を、いったんは朝廷に取り戻すことに成功するが、加担した武士たちが、恩賞の問題で再び不満を募らせることに。そこに登場してくるのが足利尊氏であり、元弘元年の政変(元弘の変)後、尊氏に従った佐々木道誉である。道誉は尊氏の影の参謀として臨機応変に立ちまわり、尊氏とともに時代を動かしていく。そして、再び京に武家政権を打ちたてるのである。「バサラ」を演ずることを、悪い時代を自由に生き抜くための手段とし、己れの進むべき道を強かに、確かに歩んだ武将の生きざまを、見事に描出する力作である。 -
シャーロックホームズの冒険
ホームズに始まりホームズに帰るといわれ、名探偵の代名詞ともなったシャーロック・ホームズ。本書は、世紀末のロンドンに繰り広げられるそのホームズの痛快無類の冒険の魅力を伝えた第一短篇集である。名作の誉れ高い「ボヘミア国王の醜聞」「赤毛連盟」「まだらの紐」等12篇を収める新訳決定版! -
ウェブでの〈伝わる〉文章の書き方
ウェブやSNSで、ちょっとしたお知らせや紹介文を書くことは、誰でも日常的なことになってきました。文章を「紙で読む」ときと、「ウェブ上で読む」とき、私たちの読み方は、大きく違います。当然、そのための書き方のコツも違います。そのためには何が大切でどう書けばいいのか? 本書は 「ウェブに文章を書く機会のある」すべての人に向けた「すぐに使える入門書」です。(講談社現代新書)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 -
自然に話せる! 会話がはずむ! 「雑談力」講座
雑談は、人前でのスピーチ、会議での発言などとは違って、難しく構えない、たわいのないおしゃべりです。しかし、話すのが苦手で、ちょっとした会話をするのも嫌いという人が意外と多くいるのも事実です。苦手意識を克服するためには、日常的な雑談にも基本的なルールがあることを知って、雑談の技術を磨く必要があります。たとえば、「旅行、どうだった?」よりも、「お天気は大丈夫だった?」と聞くほうが相手は答えやすく、話が展開していきます。答え方も「楽しかった」だけでなく、「また来月も行きたくなるくらい楽しかった」などと答えたほうが、より感情が伝わります。本書ではそういった、日常の会話をスムーズに運んで盛り上げるコツ、話題の見つけ方、相手が答えやすい質問の仕方、口が滑って失敗しないための注意点など、雑談の名人になるためのテクニックを紹介します。 -
がん保険のカラクリ
いざというとき保険は頼りになるか? ネット生命保険会社の副社長が、がん保険に纏わる「迷信」を一刀両断。正しい知識を持てば、いたずらに不安にかられることなく年齢やライフスタイルに合った選択ができると説く。さらに、がん保険を語るうえで避けて通れない民間医療保険が抱える問題、公的医療保険との関係にも言及。これからを賢く生きるための必読書。 -
家族5人 違っているからおもしろい
家族5人のうち健常者は父親である著者一人だけ。そんな家庭での子育て、夫婦育ちの様子、また学校でのいじめなど、深刻な問題をも明るく語る本書は、父親が子どもの障害や困難を受容できるようになるために参考になる、今まで無かった父親目線の一冊。 -
すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく
よくある「問題解決の手法」が期待ほど効果を発揮しないのには、アプローチの方法に問題があった。本書で紹介するのは、「逆から考える(シンキング・バックワーズ)」思考法。これは、問題そのものではなく、理想や目的を考えることから始める問題解決法だ。つまり、問題を分析するのではなく、最初からはっきりとした解決策に注目する。そうすれば、ムダな分析や調査がなくなり、実行不可能な施策も生まれない。「逆から考える」「『合理的な疑い』を超える」「決断そのものに意味はない。施策実行にこそ意味がある」の3ポイントで、問題を的確にとらえ、行動をともなった解決策を生み出そう。 -
キングの死
失踪中の辣腕弁護士が射殺死体で発見された。被害者の息子ワークは、傲慢で暴力的だった父の死に深い悲しみを覚えることは無かったが、ただ一点の不安が。父と不仲だった妹が、まさか……。愛する妹を護るため、ワークは捜査への協力を拒んだ。だがその結果、警察は莫大な遺産の相続人である彼を犯人だと疑う。アリバイを証明できないワークは、次第に追いつめられ……。 -
この国は原発事故から何を学んだのか
■内容紹介 この事故を風化させてはならない。 福島原発事故から1年半経った今だからこそ書ける真実。 40年以上一貫して原子力反対を訴え続ける著者が綴った究極の反原発論。 福島原発事故から1年半が経ったが、いまだに事故は収束していない。放射性物質の放出は続き、ガレキ処理はままならず、避難者の帰還のめども立っていない。多くの作業員が被曝覚悟で事故処理に当たる中、政府は大飯原発再稼働を強行。40年以上にわたり原子力に反対してきた著者が事故の風化を警告し、改めて原発の危険性を説き、原発ゼロ社会実現への思念を綴った反原発論。 ■著者紹介 小出 裕章(こいで ひろあき) 1949年、東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。1968年、原子力の平和利用に夢を抱いて東北大学工学部原子核工学科に入学。1970年、女川での反原発集会への参加を機に、原発をやめさせるために原子力の研究を続けることを決意。1974年、東北大学大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)。専門は放射線計測、原子力安全。著書に『原発はいらない』(幻冬舎ルネッサンス新書)など多数。 -
「平穏死」という選択
■内容紹介 「寿命を受け入れるという考え方に大賛成! この本を読むと、「死」が怖くなくなります」 ――『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一氏推薦! 安らかな死に、医療はいらない――。8割の人が、自宅で死にたいと願いながら病院で死んでいる。安らかな最期を実現するために、患者や家族はどのような知識をもって終末期の医療とかかわるべきか、医師はどのような思想を持つべきなのか。胃ろうを付けられ、寝返りも打てずじっとベッドに横たわったままの高齢者は30万人とも40万人ともいわれている。本当にこのままでいいのだろうか? 人間には本来、自然に、苦痛なく死を迎える機能が備わっている。無理な延命治療をしなければ、苦しまずに穏やかに最期を迎えることができるのだ。延命医療の最前線で活躍する外科医から特別養護老人ホームの常勤医師へと転身した著者の「往生の哲学」が、いずれ死を迎える私たちすべてに、生き方への深遠な問いを投げかける。 ■著者紹介 石飛 幸三(いしとび こうぞう) 特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医。1935年広島県生まれ。1961年慶應義塾大学医学部卒業。外科学教室に入局後、1970年ドイツのフェルディナント・ザウアーブルッフ記念病院で血管外科医として勤務。1972年東京都済生会中央病院勤務。30年にわたって頸動脈内膜剥離術など血管外科の発展に寄与する一方、慶應義塾大学医学部兼任講師として血管外傷を講義。1993年東京都済生会中央病院副院長。2005年12月より現職。診療の傍ら、講演や執筆、メディアを通して、老衰末期の看取りのあり方についての啓発に尽力している。著書に『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか』(講談社)がある。 -
ブラックジャックによろしく~DYSTOPIA3.11~
医療の臨界点を描き続けた傑作コミックス『ブラックジャックによろしく』初のノベライズ! さらにカバーイラストは原作者・佐藤秀峰 描き下ろし! 【あらすじ】 斉藤英二郎。32歳。名門・永禄大学医学部を卒業し、今は銚子徳操会病院で勤務する外科医。研修医時代こそ様々な医局で若さゆえの衝突を起こした彼も、目の前の患者と向き合うという答えに辿り着いてからは、平凡ながらも充実した日常を過ごしていた。 ――2011年3月11日14時46分。『あの震災』が起きる前までは。 激動と混乱に巻き込まれる医療現場。生死をかけた手術の連続。砕け散った『昨日と同じ今日』を前に、斉藤は再び自分に問いかける。 「医者って一体、なんなんだ?」 医療の本質と戦い続けた男・斉藤英二郎が『311という病』と向き合う。『ブラックジャックによろしく』のその後を描く、初のノベライズ。 -
報復学園
いじめに遭い人生に絶望している中学生の東安彦。何者かに拉致された彼が目にしたものとは!脱出不可能な学校、制限時間は日没迄…武器を手にしたいじめの被害者と手かせをされた加害者によるバトル・ロイヤル! -
人生が変わる2枚目の名刺
ピーター・ドラッカーは、本業以外にもう一つ別の仕事を持つ「パラレルキャリア」という生き方を提唱している。 本書では、2枚目の名刺を使った働き方がなぜ今の時代に合っているのかに触れながら、2枚目の名刺で活動するのに必要なスキル、本業との両立のさせ方や、社外人脈の活かし方、本業へのメリットなど、成功させるためのヒントを著者の体験を交えて具体的にご紹介。人気ブロガー“はあちゅう”や、若手起業家“家入一真”など、2枚目の名刺を使って活動している人へのインタビューも多数掲載している。仕事以外にもやりたいことがある人や、起業・副業を目指している人に、オススメの1冊。 -
トヨタ式 自分を高める6つの知恵
日本が世界に誇る一兆円企業、トヨタ自動車。そのトヨタのDNAであり、いまや世界の生産現場で活用されている業務改善手法が、ご存知「トヨタ式(トヨタ生産方式)」です。しかし、トヨタ式を「知識」として理解していても、実際の「知恵」として活用することはなかなか大変。そこで本書はトヨタ式の生みの親である大野耐一氏の直弟子が、このブラックボックスともいえる「現場の知恵」について、自らのノートをひも解きながら平易に語りました。「『仕方がない』を禁句にせよ」「成功は『あと少し』の積み重ね」「一気にやるより一番にやれ」「結果よりステップを重視せよ」「『必要か』で動け、『可能か』ではない」「基本の繰り返しにマンネリはない」など、自分自身を劇的に改善するヒントが満載。創業以来、途切れることなく脈々と受け継がれてきたトヨタの源流が、いまあきらかに!『トヨタ流 仕事の哲学』を改題。 -
遠ざかる家
人生という「なぞなぞ」に正解はあるのか? 語り手は、一人暮らしを続ける四十七歳歯科医・和也。実家の父親の看病を名目に妻は不在、大学生になる二人の息子も家を出ている。三歳になるアメリカン・ショートヘアと自適の生活を続けていたが、NHKに勤務する兄・靖彦がアルコール依存症のため緊急入院したことから、物語は動き出す。記憶のなかに留まる、ゼラニウムを描いた一枚の油絵を発端に、入院先の病室から問わず語りに幼少期の記憶を紐解いていく兄。 やがて、その絵は、彼ら兄弟の亡き父が描いたものであることへと逢着する。そして、ゼラニウムとともにその絵に描かれていた少女は、戦時中に五歳で亡くなった叔母であった。同じく五歳で亡くなった彼らの妹と同じ、明子という名の――。 物語終盤。愛娘を過剰に守ろうとするあまり、兄・靖彦は心を乱し、自身の家族を軟禁しての先の見えない小旅行へと事態は発展する。兄の行方を突き詰め、対話を試みる和也。そのなかで、和也は、無自覚にひた隠してきた自身の持つ生の不全感のルーツに思い至る。 -
クローズ・ゲーム
有名私立高校に進学し、成績優秀、美人の彼女持ちで誰もが羨む存在の槇野。槇野の幼なじみで同じ学校に入学したものの派手な見た目のせいで浮いた存在の丹羽。仲の良い友達だった2人の関係は、槇野が丹羽の自慰を見てしまったことで一変する。丹羽のことが頭から離れず、彼女を避けるようになった槇野に、お前の彼女と浮気をしたと丹羽が懺悔してくる。泣きながら謝る丹羽を見た槇野は自分を抑えきれず、押し倒してしまい――!? -
世界ボーイズラブ大全
同性愛は人類の歴史と同じくらい古い。「精液授与の行為」「家の贅沢品としての快楽の子」「美少年奴隷」「ペニスを癒す“稚魚”の少年」「男色処罰法」「容貌の劣るものを嫌った“童貞王”」「少年売春宿」「混ざり合うSMとBL」「男性同士の天使愛」「僧侶と稚児」「江戸時代の陰間」etc.世界中から集めたボーイズラブ仰天エピソードの数々! -
中国人民解放軍の内幕
謎のベールに包まれた中国人民解放軍。79年の中越戦争を最後に実戦経験を持たず、周辺諸国とは常に領土・領海紛争を抱えている。空母建造や宇宙開発など、未知の分野に乗り出した中国の狙いは何か? 最大の軍事大国アメリカとの衝突は不可避なのか? ディープな人民解放軍研究! -
臆病者のための裁判入門
60万円以下の請求額なら弁護士を雇わずとも簡易裁判所で1日で決着をつけてくれる「少額訴訟制度」を利用して、あるトラブルを解決しようとしたら、決着を見たのは何と2年半後。国民が安価で迅速な裁判を利用できるように作られた制度なのに、なぜこんなことに? 体験を元に日本の「使えない」司法制度の闇を暴いた、面白くてためになる1冊です。 -
脳の中の経済学
私たちが経済的な意思決定をする際に、脳の中で何が起こっているのかを明らかにする「神経経済学」。本書は、この神経経済学によってわかってきたことを、最新の研究結果を交えて紹介する。 まず第1部では、「A:100万円が11%ではずれが89%、B:500万円が10%ではずれが90%、どちらのくじを引きたい?」「A:今もらえる1万円、B:1年後にもらえる1万500円、どちらを選ぶ?」などのアンケート結果を交えながら、経済行動を生む脳のしくみについて、経済学者、脳神経科学者、科学技術社会論研究者が解き明かす。 第2部では、このような意思決定の際に脳内物質レベルでは何が起こっているのか、また「信頼」や「共感」「同情」「嫉妬」という感情は意思決定にどのような影響を及ぼすのか、そしてその際に、どのような脳活動が起こっているのか、について紹介する。 -
日本人こそ見直したい、世界が恋する日本の美徳
世界中がニッポンを賞賛している。 いまこそ、自信と誇りをもって、日本を世界へ売り込もう! 市場に振り回される国家、地球の隅々まで開発の手を伸ばすグローバル経済、人の温もり薄れる社会、消えゆく心のゆとり、忘れ去られる地域の伝統と風物詩、拡がる社会格差、不安定化する生活基盤……世界中で非人間性と不確実性が高まる混沌かつ殺伐とした時代だからこそ、世界が日本に注目する。いま必要とされる価値観と精神文化は、すべて日本人が元来持っているものだからだ。 それらを日本人自らが再認識し、世界に向け能動的かつ積極的に伝えるべきときが来た。これは自分たちのアイデンティティを見つめる機会にもなり、国家としてのソフトパワーを強くする機会にもなる。そして何よりも世界の人々への大きな貢献となるのだ。 フランスを拠点に数多くの欧州企業にコンサルティングをおこなう著者が訴える、日本人の強み再発見と発信の重要性。 -
超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
よく当たる占い師、奇跡の導師、スプーン曲げ、予知夢、前世……摩訶不思議な現象に惹かれる人は後を絶ちません。しかし、人間心理にひそむ陥穽を研究してきたワイズマン博士は、これら超常現象がすべてインチキであることを実験で鮮やかに示してみせます。怪しげなオカルトが看破される痛快な1冊。
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