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Posted by ブクログ 2010年02月24日
『償い』の著者ということで読んでみたくなり購入。
売買された卵子から生まれた子どもが一家四人惨殺事件を起こして
そのまま自殺したとみられ、ショックを受ける育ての母と、無実を信じる生物学上の母が、息子の真実の気持ちを知ってゆくという話。
なさそうでありそうな話だが、償いよりはいまいちかな....
だけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
生活のために卵子を売った木綿子はその後巨万の富を得たが、癌に侵され、自分のDNAを受け継いでいる子供を捜し出す。しかし出会う直前に売買された卵子から生まれた恵哉は殺人を犯し自ら飛び降り自殺をしてしまう。悲嘆にくれている生みの親の絹恵に木綿子は犯人は別にいるはずだから冤罪に陥れた犯人を探し始める。
有...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月06日
主人公を好きになれない。
やっぱり主人公か、せめてサブ的な登場人物にでも、感情移入しやすい魅力的な人物がいてほしい。
人を殺して自殺した恵哉が、むしろ一番人間らしく魅力的と言える気がする。
木綿子は、終始頭のぶっ飛んだ人だった。
自分の子供が人を殺したら…
母親というものは、盲目に無実を信じこむ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月30日
謎の一家殺人事件。疑いをかけられたのは,代理出産の恵也。殺人犯としての育ての親と犯人と信じたくない実の母親の話。探偵と聞き込みや犯人探しをするのだが、最後の30ページ位まで誰が犯人かわからず、楽しく読めたが結末が少し残念だったかな。最初と最後の読めばいいじゃんみたいな感じだった。これは、ミステリーで...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月17日
Ⅱの冒頭は尾崎の遺書、Ⅲは根岸の最期の言葉ということでいいんでしょうか。
文章全体には不快ともいえるほど張り詰めた空気が流れており、物語も胸くそ悪くなるようなもの。まして主人公のうち一人はぶっ飛んだ性格で、読者が追いつけないような思考や行動にいきつくのもしばしば。「良い本」とは中々言えない内容だと...続きを読む
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