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過去に金のために卵子を売った木綿子と、不妊に悩みその卵子を買った絹恵。二人の「子供」である十六歳の恵哉が、一家四人惨殺事件の嫌疑をかけられ自殺した時に、彼女達は出会う。息子の無実を信じる木綿子は真犯人捜しに乗り出すが、絹恵は懐疑的だった……。犯人が現場に残した「VS」の謎が解けた時、二人は恵哉の心の叫びを知る。長篇ミステリ。
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Posted by ブクログ
じめっとした、どろっとした、嫌ーな感じでそのまま終わっちゃった。 「普通」の人が1人も出てこない。みんな、どこかずれてて壊れてる。読み進めるうちに気分が悪くなってくるのに、その感じは嫌いじゃないです。
産みの親と遺伝子上の親と、どちらが本当の親かなんて言えない。 二人とも母親として立派な考え方しているはずなのに、どうしてこうも真逆なんだろう。 ストーリーとしてはまぁおもしろかったかなー。
『償い』の著者ということで読んでみたくなり購入。 売買された卵子から生まれた子どもが一家四人惨殺事件を起こして そのまま自殺したとみられ、ショックを受ける育ての母と、無実を信じる生物学上の母が、息子の真実の気持ちを知ってゆくという話。 なさそうでありそうな話だが、償いよりはいまいちかな.... だけ...続きを読むど女性の描写がとてもよく描けていて面白かった。
生活のために卵子を売った木綿子はその後巨万の富を得たが、癌に侵され、自分のDNAを受け継いでいる子供を捜し出す。しかし出会う直前に売買された卵子から生まれた恵哉は殺人を犯し自ら飛び降り自殺をしてしまう。悲嘆にくれている生みの親の絹恵に木綿子は犯人は別にいるはずだから冤罪に陥れた犯人を探し始める。 有...続きを読むり得ないような無理のあるストーリーだが、恵哉の繊細な心・純粋でやさしい性格、それゆえに起こした犯罪である。 最後に犯行に至る原因が出生の秘密にあったことが描かれていく。
過去に金の為に卵子を売った木綿子と不妊でその卵子を買った絹江。2人の子供が殺人の容疑をかけられ自殺。 信じる木綿子と絹江は真実捜しに。探偵の根岸が二人の子 恵哉にインタビューしたために心を病んだ恵哉の犯行。 木綿子が根岸に打たれ木綿子が根岸に包丁を立てる。
ん?「償い」以上に?があちこちにあるまま終了。読者に考えろということなのか。 ストーリーに、暗い余韻が残るので、?が残ると、さらにもやもやが残る気がするのですが。これも、あえてのことなのでしょうか。
主人公を好きになれない。 やっぱり主人公か、せめてサブ的な登場人物にでも、感情移入しやすい魅力的な人物がいてほしい。 人を殺して自殺した恵哉が、むしろ一番人間らしく魅力的と言える気がする。 木綿子は、終始頭のぶっ飛んだ人だった。 自分の子供が人を殺したら… 母親というものは、盲目に無実を信じこむ...続きを読むのではなく、絹恵さんのように自分の育て方や間違いに思い悩むものではないだろうか。 それくらい、子供と母親は一番近く、相手の事など知らないものだ。 その距離が正しいと思う。 この作品は、償い、赦しと並んで有名らしいが、他のものに比べて、あまり好みではなかった。
謎の一家殺人事件。疑いをかけられたのは,代理出産の恵也。殺人犯としての育ての親と犯人と信じたくない実の母親の話。探偵と聞き込みや犯人探しをするのだが、最後の30ページ位まで誰が犯人かわからず、楽しく読めたが結末が少し残念だったかな。最初と最後の読めばいいじゃんみたいな感じだった。これは、ミステリーで...続きを読むはないな。いろいろあった、途中の下りが少し中途半端な感じだった。まあまあの作品か。
少年が一家を殺す理由も 自殺することも 探偵の死も 理解できない。 タイトルが『VS』だったら 読んでなかっただろうな。。
Ⅱの冒頭は尾崎の遺書、Ⅲは根岸の最期の言葉ということでいいんでしょうか。 文章全体には不快ともいえるほど張り詰めた空気が流れており、物語も胸くそ悪くなるようなもの。まして主人公のうち一人はぶっ飛んだ性格で、読者が追いつけないような思考や行動にいきつくのもしばしば。「良い本」とは中々言えない内容だと...続きを読む思います。 しかしながら独特の空気感、文章力、先が見えるようで見えない展開など、不思議な魅力があるのではないでしょうか。手放しで褒めるほどではなかったのすが、引き込まれるものはありました。 裏表紙にはミステリ、とありますが謎解きがメインではなかったですね。人間関係(特に絹恵と実家関連)が魅せどころのように思いました。
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