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中学一年の史子は、生まれる前の記憶があると語る不思議な女の子シーちゃんと友達になる。彼女に恋をしたが、何も言えないまま転校。遠く離れたふたりが、十数年後、再び巡り会った時、史子は思いもよらぬ行動にでる……。昭和から平成を生きた女性を通して、同性、夫婦、親子の様々な愛を問う。愛のために全てを捨てた女が最後に選んだ道は、私憤か反権力か! 驚愕の復讐劇。長編ミステリー。
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Posted by ブクログ
社会的事件を背景に綿密に語られる一九五六年生まれの史子の人生。事故により漫画家の夢を断たれ自殺願望を抱き、引き籠もりや加害者との結婚を経て、夫と幼い娘を捨て初恋相手の女性の元へ走り、東日本大震災後の反原発、復讐へと辿り着く。密やかな熱さ。沢山の出来事の全てが纏まり自然に統一されていて、引き込まれた。
「あんたはね、いつだって夢中になりすぎる。夢中になると、何も見えなくなる。それが心配なんだ」 夫と別れ、子供と別れ、のちのち会いたい、声を聞きたい、姿をみたいと思うようになるけれど、だからと言って、失踪したほぼ2年間を後悔しているかといえば、全く後悔していない強い思い。 そのときに感じた思いに...続きを読むある意味正直、正直すぎるところが、彼女の悪いところ、羨ましい部分もある。なかなか行動にうつせるものではないから。 女性に恋をする戸惑い、後悔、嘘、その後、いろいろな展開があった。 不器用な面もあって、余計な一言、取り返しのつかないことを言ってしまって関係を自ら何度も壊してしまう。 シーちゃんをどこかで忘れられず、結婚した相手にも、違う人にもシーちゃんをみつけてしまう。 時代背景(実際にあった災害時件事故)と共に、彼女自信の人生が語られる。 彼女の復讐相手にどう対峙するか、結末、手紙の相手、気になって一気読み。
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