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Posted by ブクログ
裏表紙に「東日本大震災からの再生と家族の希望を描く感涙ミステリー」と書いてあったけれど、読んだ印象は違った。
主人公は高校教師で産休中の安優海。とあることから突然夫の浮気を疑いはじめ、定期検診のあとその疑いを晴らすために行動に移すところから物語が始まるのだけど、臨月の妊婦なのに1日いっぱいこんなに行動的でいいのだろうか、とか、起こる出来事が衝撃的なことが多すぎて、しかも何かちぐはぐで、たまに見る繋がりがおかしい夢の中にいるみたいな気分になった。
終わりまで読んでその理由は分かるのだけど、何かすっきりしない終わり方だった。
ミステリであり、物理的要素があり、面白くはあるけれどしっくり来ない感じ。そのしっくり来ない感じが要の作品なのかもしれない。
ただ、東日本大震災で傷ついた人は想像以上にいて、この主人公のような傷つき方をした人もいるのかもしれない、ということは思った。
居る場所や状況、様々なタイミングが分かつ生死。それを運命と言いたくはないけれど、他にどういう言葉で表せばいいのか分からない。
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