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高校一年の千幸は、父が電車内で痴漢を働き、咎めた男性を線路に転落死させたと知らされる。妹の夕美と協力し、父の汚名を晴らそうと独自に調査した千幸だったが、叶うことなく家族は崩壊する。十年後、看護師として働く彼女の前に過去を彷彿させる女性が現れ、明らかにされた慟哭の真実。その時、千幸の胸に去来した想いは……。長篇ミステリ。
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Posted by ブクログ
加害者遺族の10年後の物語。 事件の経緯とその後について「現在」と「過去」に分かれて進んでいく。 真相に迫るたび、何とも言えないやるせなさが残った。 結局冤罪ってことじゃないかと。計画した均が一番のクズ。 最後は未来に向かってハッピーエンド的な終わり方だったけど。 どうにも後味の悪さだけが...続きを読む残った。そんな作品でした。
三年ぶりに著者の本を買いました。 相変わらず面白かったです。 実際に今日のニュースで流れても違和感のない、それこそ自分自身が巻き込まれてもおかしくないような出来事を取り上げる書き方は、一部の人にとってはつまらなく、退屈かもしれません。 しかも、どの人が必ずしも悪いということもなく、どの人が必ずしもい...続きを読むいというわけでもない。 だから、読めば読むほど登場人物たちが、行動が好きなのか嫌いなのかもわからなくなってきます。 どの人物にも共感を感じ、どの人物にも反感を覚える、そんな腑に落ちないのとも少し違う、不思議な感情が残ってしまう小説かもしれません。 しかし、先で待っているものが気持ちいいものでないことを、冒頭ですでに予感させてくれる優しさは、この本とこの著者が好きな理由の一つです。 予感を感じながらも、登場人物たちのこれからと、この著者なりの物語の終点が見たくて、先へ先へとページを進めてしまいました。 そして、最後に少しだけ輝く希望は、今を生きる、現実を生きる私達が感じる生きる理由や、喜びと同じような気がします。 どこにでもいそうで、誰でも感じたこと、考えた事があるという現実感と、物語にしかできない善と悪の配分や希望、救いは、そのままこの著者の現実のこの問題や許しと、その解決への期待なのかなと勝手に思いました。 印税は「未来の福島こども基金」に寄付されるそうです。 少年や少女の心理描写が上手い、この著者らしいと思います。
「償い」「証し」からの3冊目として、読みました。 先に先に進みたく、1日で読んでしまいました。 もう少しどんでん返しがあるかと思って読んでましたが、 最後はすこしはらはらしながら、 満員電車では決してのらないで過ごしたいです。
面白くすぐに読んでしまった。 主人公の人生は過酷であるが、決して 乗り越えられないものではないと思う。 読み終えてから、自分が彼女の立場だった らどう生きるだろうか、などと考えた。
断捨離のために二回目の読書。設定はすごく興味をそそるテーマで痴漢冤罪を受けた家族と相手側が数年後に出会う話。その割には書き急いでいる感もあるようで薄くなぞるように展開が進んでいく。もっと起伏をつけられるように思ったが敢えてしていないのでしょう。多分。
つらい話だった。 それでも僕はやってない、を読んだときのことを思い出す。 さらに絡むあれこれがつらすぎる。 救いがあってよかった。。
過去の事件の犯人は父なのか?過去と現在を行ったり来たりして読み手の私にも事件の真相が予想出来て来るが、いやいやもっと深い真相が。
とてもつらいお話。ある日を境に人生ってがらっと変わってしまうことがある・・・。それでも最後には希望が見えたのが救い。
口コミがあまり良くなかったので 期待しないで読んでました。 途中、姉妹の行動言動が?な 箇所があったがその後の大人になってからの 展開がおもしろく一気に読み終わった。 父親の痴漢疑惑を姉妹その他大学生と 追って行く。 最後は心にジーンと来ました。
2月-7。3.0点。 父親が、痴漢した上、咎めた青年を突き飛ばして、青年は電車に轢かれ死亡。 主人公の娘は、その後転落人生。10年後に新事実が。 あっという間に読める。まあまあ。 偶然が重なり過ぎの気が。
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矢口敦子
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