武力作品一覧

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  • 【合本版】対魔導学園35試験小隊 全15巻
    5.0
    魔力を持つ人間が滅びようとしている世界―武力の頂点の座は剣から魔法、そして銃へと移り変わっていた。残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』に通う草薙タケルは、銃が全く使えず刀一本で戦う外れ者。そしてそんなタケルが率いる第35試験小隊は、またの名を『雑魚小隊』と呼ぶ、劣等生たちの寄せ集めだった。しかしある日、『魔女狩り』の資格を有する超エリートの拳銃使い・鳳桜花が入隊してくる。隊長であるタケルは、桜花たちと魔導遺産回収の任務に赴くのだが―。甦る『英雄』を地に還すのは少女の銃か、少年の剣か!?学園アクションファンタジー。 ※本作品は『対魔導学園35試験小隊』シリーズ全15巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 異国征伐戦記の世界 韓半島・琉球列島・蝦夷地
    -
    1巻7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「前近代の日本」は異国に対する武力行使をどのように正当化してきたか。異国侵略が「征伐」という概念のもとに、正当化されていく論理を追うべく、壬辰戦争(一五九二~八)を扱った文献群、朝鮮軍記物を中心に、三韓軍記物、琉球軍記物、蝦夷軍記物の歴史と展開をつぶさに検証する。近世文学に潜む様々な課題を炙り出す、衝撃の一冊。
  • 敗北者たち――第一次世界大戦はなぜ終わり損ねたのか 1917-1923
    4.5
    第一次世界大戦はいつ終わったのか? 1918年11月だ。だが、戦争の敗者にとって、それはまさに暴力の始まりだった。ハプスブルク帝国、オスマン帝国、ドイツ帝国、ロシア帝国の崩壊、革命と反革命、再編された国家間の紛争、それに重なる内戦。400万を超える人々が武力紛争で死亡し、中欧・東欧・南欧の難民が荒野をさまよい歩いた。「戦後」ヨーロッパは、地球上で最も暴力的な場所になった。第一次世界大戦とは専制主義に対する民主主義の勝利であり、崩壊した帝国は時代錯誤な「民族の牢獄」であったという従来の見方は、この事態を見過ごしてきた。だが、1917年から1923年のヨーロッパは、第二次世界大戦、そして20世紀を席捲した暴力を理解する上で決定的な意味を持つ。確かな実証性と明快な論理で無数の紛争を一冊に纏め上げ、新たな歴史像を見せてくれる本書は、第二次世界大戦におけるナショナリストとファシストの台頭を解き明かし、第一次世界大戦の本当の意味を問い直すものとして、世界的評価を得た。
  • ティアムーン帝国物語8~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】【パンフレット2・舞台2脚本付き限定版】
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    【パンフレット2・脚本2付き限定版】 ★電子書籍限定書き下ろしSS付き★ 2023年10月よりMBS、TOKYO MX、BS11にてTVアニメ放送開始! シリーズ累計120万部突破!(紙+電子) 大人気・歴史改変ファンタジー第8巻! 書き下ろし短編&巻末おまけ「ミーアの日記帳」& 描き下ろし四コマ&コミカライズ試し読みを豪華収録! 【電子書籍限定特典SS】  書き下ろしSS×1本「皇女ミーアのXプロジェクト」収録! 【あらすじ】 「なにをやっておりますの! シオンは!」 皇女伝現れた衝撃的な未来の予告に、元わがまま姫のミーアは思わずツッコミを入れた。『サンクランド王国第一王子が、盗賊団と戦い命を落とす』運命の悪戯か、蛇の陰謀か。正義感の強い彼のこと、きっと戦闘の前線へ赴く……。仕方ない。精鋭たちと一緒に「シオン救出作戦」を始めよう!(.....王国へのグルメ旅行にもなりますし)だが、親友エメラルダの縁談相手が、弟の“第二王子”だと発覚したことで未来は更なる危機へと流転し始めるのだった。「その命、わたくしが守り抜いてみせますわ!」我らがポンコツ姫一行が、敢然と悪夢に立ち向かう! 大人気歴史改変ファンタジー第8巻! 書き下ろし小説&巻末おまけ「ミーア日記 ~ティアムーングルメ紀行~」&描き下ろし四コマ&コミカライズ試し読み収録! 【パンフレット2情報】 2021年に上演した「ティアムーン帝国物語 THE STAGE2」の公演パンフレット! 公演情報:<期間>2021年7月14日(水)~2021年7月19日(月) <会場>六行会ホール 【脚本2情報】 2021年に上演した「ティアムーン帝国物語 THE STAGE2」の公演オリジナル脚本! 公演情報:<期間>2021年7月14日(水)~2021年7月19日(月) <会場>六行会ホール ストーリー: ~前作のあらすじ~ ギロチンにかけられた王女が、「過去の自分」に転生! 自分ファーストなワガママ姫、【ミーア】は、未来が解る日記帳を手に 様々な工夫をこらして、ギロチンの未来を回避した!! ~今作のあらすじ~ ミーアはギロチンを回避し、恋人となった【アベル】 友人となった【シオン】【ティオーナ】と穏やかな学園生活を送っていた。 中央正教会の聖女と呼ばれる学園の先輩【ラフィーナ】との関係も良好で、未来は安泰! そう思っていたミーアの前に、一人の少年が現れる。 少年の名前は【ミーアベルージュ】。国を守るため自分の命を捧げた、ミーアの孫だった。 未来では自分は毒殺され……ティアムーン帝国は滅んだと言う!ギロチン回避の次は、毒殺回避?! 毒殺の経緯を紐解いてゆくと、驚きの事実が浮かび上がる。 ミーアの友人でもある隣国の王子【シオン】が若くして死ぬ運命だというのだ! その運命には、ミーア大好きな公爵令嬢【エメラルダ】そして、シオンの弟【エシャール】も絡んでいるようで……? ミーアはギロチンを回避した結果、未来のわかる「赤い血濡れの日記帳」を失い 未来のことは何もわからない「白い日記帳」しか持っていない! 頼りになるのは未来から来た【ミーアべルージュ】、そしてミーアを見守る謎の存在【クロノ】だけ。 ミーアの、『しあわせな未来』は何処にある? ティアムーン帝国最強の武力【ディオン】と ミーアの代わりに頭を絞るミーアの忠臣【ルードヴィッヒ】の力を借りて、 自分の命を守るため、シオンの命を守り抜け! 血塗られた未来に抗うミーアの物語が、再び幕を開ける……! キャスト: 平松可奈子 堀田怜央 及川洸 福山聖二 佑太 上枝恵美加 吉川日菜子 草場愛 竹鼻優太 山口翼 霜田哲朗 森下竣平 歌倉千登星 藤崎朱香 花井円香 入江怜 東達也 誠仁 芦澤梨沙 武田あいか 山岡亜珠紗 山田陽大 金純樹 亀井陵市 飛鳥 伊東桃矢 鳥居みゆき (収録内容) ティアムーン帝国物語8~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 ティアムーン帝国物語 THE STAGE2 パンフレット ティアムーン帝国物語 THE STAGE2 公演オリジナル脚本
  • 国際条約集 2024年版[EPUB3 Fixed-Layout]
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1950年創刊以来の編集実績を誇る信頼の条約集。翻訳文は正確かつ読みやすく,国際法を理解するうえで必須の条約・国際文書を厳選して収録。2024年版では,BBNJ協定,国連総会緊急特別会合決議11/6,仙台防災枠組,OECDプライバシーガイドラインなどの9件を新たに追加。初学者から研究者まで必携の1冊。 〔新収録〕 BBNJ協定,国連総会緊急特別会合決議11/6(ウクライナにおける包括的で,公正で,永続的な平和の基礎となる国連憲章の原則),一般国際法の強行規範(ユス・コーゲンス)の同定及び法的帰結に関する結論草案,仙台防災枠組2015─2030,OECDプライバシーガイドライン,サイバー犯罪に関する条約の第二追加議定書,二国間航空協定に関する日・EU協定,漁業補助金協定(WTO協定改正議定書附属書),国家安全保障戦略 〔収録範囲拡大〕 国際水路の非航行的利用の法に関する条約,持続可能な開発目標(SDGs)など 〔収録内容〕 国際組織,国家,国際交渉の機関,条約,領域,国籍,人権,国際犯罪,経済,文化,環境,国際紛争処理,安全保障,武力紛争,軍縮・軍備管理,第二次大戦と日本,歴史的文書の全17章に「追録」「関係国内法」を加え,学習・研究に重要な条約その他の国際文書を豊富に掲載。巻末付録に「条約の当事国表」「国際裁判一覧表」などを掲載。 総件数411件(前年比5件増)
  • 台湾・尖閣を守る「日米台連携メカニズム」の構築
    -
    中国の台湾・尖閣に対する軍事的冒険を抑止できるか。 その鍵は日米台の連携強化にあり、具体的方策を説く国民必読書の決定版。 中国は、台湾の平和的統一を目指す努力は放棄しないとしつつも、武力行使を放棄していないことをたびたび表明し、軍事的威嚇を繰り返している。 中台間の軍事バランスは中国有利に傾き、その差は年々拡大しつつあり、中国の武力行使は実際に生起する可能性があり、その事態は切迫しつつあると考えなければならない。 他方、歴史的にも国際法上も日本固有の領土である尖閣諸島について、中国は、「 釣魚島(日本名は魚釣島)およびその付属島嶼(尖閣諸島)は…、台湾の付属島嶼」であり、「台湾とその附属島嶼である釣魚島は中国の不可分の領土の一部である」との独自の主張に基づき、中国海警局の艦船がほぼ毎日尖閣諸島周辺の接続水域において確認されるとともに、わが国領海への侵入を繰り返している。このように、中国の「力を背景とした一方的な現状変更の試み」はますます深刻化している。 つまり、中国の台湾統一に向けた武力行使の範囲には日本の尖閣諸島が含まれており、同諸島を焦点とした日本の南西地方有事は、台湾有事と同時に生起する可能性が高いと見なければならない。 まさに台湾有事は日本有事であり、その意味からも日本と台湾は「運命共同体」として死活的利害を共有していると言っても過言ではない。 「台湾が危ない・日本も危ない!」この危機に際し、日台双方はもとより、日米台3か国の協力連携の取り組みの必要性は、避けて通れない喫緊の課題である。 本書は、日本と台湾は正式の国交がなく、「非政府間の実務関係」という政治外交的困難の下に置かれているが、日米安保条約と台湾関係法を一体化させ、いまこそ日米台3か国の安全保障・防衛協力の強化に向け、連携して今後の可能性を最大限に模索することが急務であることを説き、国民と共に考えるための情報を提供する。 役行者(えんのぎょうじゃ)が祈りだした蔵王権現とは、いったいなにか。 そもそも神なのか、仏なのか。 本書によって、修験道の本尊である蔵王権現の全貌が明らかになる。 そして、修験道の実践のありようが示される。

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  • 【2冊 合本版】『足利尊氏』『足利直義』
    -
    1巻2,992円 (税込)
    『足利尊氏』:足利尊氏は、室町幕府政治体制の基礎を固め、武家政治の隆盛へと道筋をつけた人物である。その評価はこれまで時代の影響を色濃く受けて定まらず、「英雄」と「逆賊」のあいだを揺れ動いた。近年、南北朝時代を再評価するムーブメントのなかで、足利尊氏への関心は飛躍的に高まった。新出史料を含めた発給文書1500点を徹底解析しながら、これまでになく新しいトータルな尊氏像を描き出す。 『足利直義』:南北朝の動乱期に、武力によらない仏国土の理想郷を目指した足利直義。兄尊氏とともに室町幕府の基礎を築いたにもかかわらず、最期は兄に毒殺されたとも伝えられる悲劇の人物の政治・思想・文化に迫る。 ※本電子書籍は『足利尊氏』『足利直義 兄尊氏との対立と理想国家構想』を1冊にまとめた合本版です。
  • 無意識のバイアスを克服する 個人・組織・社会を変えるアプローチ
    4.3
    誰もが持つ「意図しない偏見や差別=無意識のバイアス」。最新の科学的研究と具体例を用い、克服のための、そして「形成させない」ための実践的アプローチを探る革新的一冊。 無意識のバイアスを克服する 個人・組織・社会を変えるアプローチ 誰もが大切にされる社会をつくるために—— 意図的でない偏見や差別を根絶することは、 現代における大いなるチャレンジなのだ 王立協会科学図書賞ほか数々の賞にノミネート 世界経済フォーラム年間ベストブック 『THINK AGAIN』のアダム・グラント、激賞 私たちが意識的に持つ信念と衝突する、意図的でない偏見に満ちた行動。 職場や医療現場、教育の場、警察など、私たちは、それが存在し、その場を腐敗させ、時には致命的な影響さえ与えることを知っている。 しかし、そうした偏見を払拭するには、多大な努力が必要だ。 10年にわたってこの問題に取り組んできた著者は、 科学的研究と多くのインタビューとを織り交ぜながら、 我々の心と行動がどのように変化していくのかを明らかにする。 ジョンズ・ホプキンス病院の医師が使用した診断チェックリストが医療における男女の差別的扱いをなくしたこと、スウェーデンの幼稚園で教師がジェンダー・ステレオタイプを根絶するためにした工夫、オレゴン州の警察でマインドフルネスの実践と専門トレーニングにより武力行使が驚くほど減少したこと— 著者は何が有効で、それはなぜなのかを探っていく。 偏見に満ちた行動は変えられる。本書に概説されているアプローチは、 私たち自身と、私たちの世界を作り直す方法を示している。 たとえ悪意がなくても、公平に接しているつもりでも、人を差別してしまうことはある。 公正でありたいという気持ちと、現に起こっている差別との落差を 言い表すために生まれたのが、「無意識のバイアス」という言葉だ。 本書の目的は、そんな無意識のバイアスに終止符を打つことだ。(「はじめに」より) 【各紙誌コメント】 最先端の科学で、偏見の予防と治療に突破口を開く一冊。講じるべき具体的な手段が明快に書かれている。 ―― アダム・グラント(心理学者。『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』著者) 誰も偏見から自由ではない。内面化された偏見を克服するのは、自身の思考を問い直す、生涯続くプロセスである。 ―― ガーディアン紙 認知科学や社会心理学の知見を引きつつ、内省、共感、そして何よりもシステムの変革を通じて、人の心に潜むバイアスを減らすための説得力ある方法を多数紹介する。 ―― ニューヨーカー紙 医師のジェンダーバイアスを減らすチェックリストから警察の暴力を減らすためのマインドフルネスの導入まで、実に広範な手法を論じている。 ―― ネイチャー誌
  • フンボルトの冒険 自然という<生命の網>の発明
    4.0
    19世紀前半、ナポレオンと並ぶ絶大な影響力をもち、胸躍る冒険と緻密な観測で世界中を魅了した稀有な科学者フンボルト。 その目は、植生や山肌の細部を読みとると同時に、自然と人間のあらゆる現象の連鎖を鋭く見抜いた。科学を起点として、政治、経済、歴史等あらゆる分野を俯瞰し、「地球はひとつの生命である」と唱えたのだ。 環境破壊や武力紛争等、自然と人間の営みが複雑に絡み合う現代において、博物学最後の巨人の今日的意味を描き出し、科学界をはじめ欧米メディアで絶賛された決定版伝記、ついに邦訳!王立協会科学図書賞受賞、NYタイムズベストブック選定。
  • 福音とアジア文化(長崎純心レクチャーズ) 韓国カトリック教会の歴史と課題
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 朝鮮半島において、キリスト教はどのように受容されたのか? なぜカトリックが受け入れられたのか? 済州島でのキリスト教の歴史も探る。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について  片岡千鶴子 第一日 韓国社会における福音受容の歴史と課題 朝鮮半島へのカトリック信仰の伝来 李乗薫 最初のカトリック信者 当時の社会的状況と思想的背景 朝鮮王朝による宗教政策 儒教的政治体制の行き詰まり カトリシズムヘの関心 朝鮮におけるカトリック教会の始まり 迫害の始まり 迫害の政治的・社会的背景 朝鮮王朝時代の身分制度とその崩壊 政治体制、社会秩序の崩壊とカトリック信仰 周文慕神父の殉教 朝鮮最初の司教区設立 朝鮮出身最初の司祭 大迫害時代 韓国カトリック教会の歴史 カトリック信者数の推移 カトリック信者の急増 その光と影 「冷淡者」の問題 小共同体運動 現代カトリック教会 第二バチカン公会議 四つの基本的憲章 これからの課題 四大憲章の精神の具体的実現 質疑応答 第二日 済州におけるカトリック教会 カトリック教会が直面する問題 済州島の歴史 建国の神話 古代国家・耽羅 高麗王国への従属(一一〇五~) モンゴル占領期(一二七三~一三七四) 朝鮮王朝への従属(一三九三~一九一〇) 朝鮮王朝以後 搾取と抵抗 アメリカ・イギリス・ソ連・中国による信託統治(一九四五~四八) アメリカ軍政下(一九四五~) 一九四七・三・一 軍政に対する抗議集会と抵抗運動の展開 四・三事件 一九四八年四月三日、南労党による武力闘争の発端 大韓民国軍による討伐作戦 四・三事件の最終段階 犠牲者三万人 ジェノサイド(大量集団虐殺)の問題 四・三事件と韓国政府の対応 全国民が謝罪する必要性 四・三の神学的省察 軍港建設問題 済州カトリック教会の対応 国家とは何か? 日本における国家意識の形成 アメリカの場合 国家対キリスト信者 「神の民」イスラエル 抵抗権の基礎 「神の民」イスラエルと預言者 政治による大規模河川工事(四大川事業)と教会の対応 済州海軍基地建設反対運動 政治的圧力 何故反対するのか キリスト信者と国家 現代の戦争、軍備拡張と教会の教え 質疑応答 補遺 済州島ガンジェオン村に始まるアジア平和 日本と韓国 文化の違いから見えてくるもの 解説 稲垣良典 あとがき 稲垣良典 姜 禹一 1945年生まれ。韓国済州教区司長。 著書に、『福音とアジア文化』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 【合本版】未来放浪ガルディーン 全5巻
    2.5
    時代は戦国、波乱の時代。強大な武力を誇るヴァルマー帝国は、名門フレイヤー家を一夜で滅ぼした。この戦で全国統一の覇業に燃えるジョージ〈無謀王〉ヴァルマーに対抗する勢力は消えたはずだった。が、ここにひとりヴァルマー帝国に敢然と立ち向かう戦士が現れる。その名はコロナ・フレイヤー。男の子として育った熱血少女は、単騎ヴァルマー宮殿に殴り込みをかけた! そこで……。愛! 冒険!! 大ロマン!!! 伝説の巨大ロボット格闘すちゃらか珍道中~っ★ ※本作品は『未来放浪ガルディーン』シリーズ全5巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • プーチンの敗戦 戦略なき戦術家の落日
    -
    2022年2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻した。北大西洋条約機構(NATO)の拡大阻止と、ウクライナ東部ドンバス地方のロシア系住民の保護を名目にしたが、いずれも武力を行使する必然性があったかは疑問だ。むしろ客観的にみて、ウクライナへの軍事侵攻でロシアが得るものは何もない。多くの専門家が「侵攻はない」と予測したゆえんでもある。それにもかかわらず、なぜプーチンは侵攻を決断したのか……。  プーチンはかねて、「短期的な政策にたけた戦術家だが、長期的な戦略がない」(ロシアの政治評論家アンドレイ・コレスニコフ)とされてきた。NATOのロシア国境への接近を食い止めようとウクライナに侵攻したのに、ロシアとおよそ1300キロメートルにわたって国境を接するフィンランド、欧州の軍事強国のスウェーデンがともに、ロシアと決別してNATO加盟を決断した。ウクライナ戦争によって、日米欧とロシアの亀裂は決定的となった。ロシアにとって「ドル箱」である原油・天然ガスの主要な輸出先だった欧州は、「脱ロシア依存」へと大きく舵を切った。そして何より、「兄弟国」であったはずのウクライナの多くの人々を敵に回し、反ロ感情やロシアへの憎悪をかき立ててしまった。  プーチンが侵攻の「負の代償」をどこまで覚悟していたかは定かではないが、ロシアにとっても不毛な戦争であることはある程度、想定できたはずだ。それにもかかわらず、プーチンはなぜ、侵攻に踏み切ったのだろうか。本書は、20年以上にわたるプーチン統治の経緯を振り返りながら、その手掛かりを探る。
  • ウクライナ日記 国民的作家が綴った祖国激動の155日
    4.0
    ウクライナの国民的作家による「マイダン革命」勃発後半年間の記録と考察。2022年のロシアによるウクライナ侵攻の根源を伝える。世界的なベストセラー小説『ペンギンの憂鬱』の著者であるウクライナの作家アンドレイ・クルコフが、2013年に起きた市民デモ「マイダン(独立広場)革命」の激動の日々――自由を求める市民側と警察や特殊部隊の武力衝突、大統領の国外逃亡、クリミア半島のロシア編入、続く内乱――を一市民の視点から書き留めたドキュメント。池上彰氏のウクライナ解説付。浅田次郎氏推薦。
  • はてなの国際法
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際法ってなに? それって私たちに関係あるの? 日常生活の中の「はてな?」から出発する15のトピックをわかりやすく解説。国際社会に関心を向け、世界の中の日本を考えよう。ニュースになる国際問題、国内問題を考えるとき国際法が取り上げられることが増えてきました。それだけ世界が緊密になってきている証拠でもあります。けれども私たちはどれだけ国際法について知っているでしょうか? 国際貿易、武力紛争にとどまらず環境や食糧、人権、結婚まであらゆる分野において国際法は私たちの生活に深くかかわっています。本書では、なんとなくとっつきにくいと思われがちな国際法について、日常生活の中で素朴に湧いてくる「はてな?」から出発し、15のトピックでわかりやすく解説します。
  • 成功者たちの誘惑術 9つのキャラクターと24のプロセス
    -
    思いどおりに人を操る魔法のパワー “誘惑術”を極めよう “誘惑術”は絶大なパワーを持つ。このパワーを使って、クレオパトラはカエサルやアントニウスの心をとりこにした。人間なら誰しもが持つ「快楽への欲望」という弱点を巧みに突いて、望むものを手に入れるのである。誘惑術が効果を発揮するのは、異性関係だけではない。偉大な政治家たちは、大衆を誘惑することで、武力を行使せずに巨大な権力を手にしていった。 今日、相手を怒らせず、押しつけがましくならずに説得する能力が、社会生活のあらゆる領域で求められている。これも誘惑術の1つである。われわれは誘惑の世界にどっぷり浸かっているのだ。現代社会において、人を誘惑できる能力以上にパワーをもたらすものはない。選挙で票を得るにも、物を売るにも誘惑術が役に立つ。 本書は大きく2つに分かれている。第1部「誘惑者のキャラクター」では、誘惑者を9つのタイプ(セイレン、理想の恋人、ダンディ、ナチュラル、カリスマ、スターなど)に分けて解説し、それにアンチセデューサーの項を加えている。第2部「誘惑のプロセス」では、24項目の戦略を解説し、いかにして人々を魅了し、抵抗力を奪い、降伏へと誘導していくかを解説している。 誘惑のパワーを手に入れるのに、性格を変える必要はないし、ルックスを変える必要もない。誘惑は心理的ゲームであり、誰でもこのゲームの達人になることができる。必要なのは世の中の見方を変える―誘惑者の目をとおして見る―ことだけである。 本書は『権力に翻弄されないための48の法則』同様、歴史上最大の武器かつ究極のパワーである誘惑術を手にするために、必要不可欠な入門書である。本書の教えを実行して、誘惑の達人たちの歩んだ道をたどっていこう。 本書で解説するアイデアや戦略は、歴史上もっとも成功を収めた誘惑者たちの回想録(カサノヴァ、エロール・フリン、ナタリー・バーネイ、マリリン・モンロー)や伝記(クレオパトラ、ジョセフィーヌ・ボナパルト、ジョン・F・ケネディ、デューク・ウェリントン)、さらには誘惑の手引書、文学作品等に基づいている。
  • 最新 世界紛争地図 66の地図で見る世界の紛争
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカと中国、中国と台湾、イギリスとEU、ロシアとウクライナ、 アフガニスタン、イラク、シリア、南スーダン…… ベスト&ロングセラー 『最新 世界情勢地図』著者が詳細解説! 紛争の原因・現状・予測されるシナリオ 著者による序文から 紛争がすべて解決された平和な世界というものは、残念ながらまだ現実からほど遠く、希望の域に留まっている。危機や紛争は世界で今もなお発生し続け、21世紀初頭以降、世界的な緊張がトップニュースを飾らない日はほとんどないくらいだ。 わたしたちは、前に発行した『増補改訂版・最新世界情勢地図』のなかで、この世界を成り立たせている基本理念、原動力、そして世界についての多様な解釈について述べた。本書では、現在世界を揺るがしている危機と紛争について解説している。ただし各国の武力衝突のなかでも、純粋に国内勢力だけの対立によるものは扱わず、何らかの国外勢力から介入を受けたものに絞った。外国の影響がきっかけで発生し激化しているこれらの危機や紛争は、国際社会と密接な関わりを持ち、その波紋を世界中に広げている。 第1部では、危機のさまざまな原因の究明を試みた。第2部では、現在起きている危機について、その背景、問題点、現状、今後予想される展開について述べている。第3部では、紛争の解決にあたってどんな対策が可能であるかを検証している。 わたしたちは評価を下すのではなく、現状を理解し読み解くための鍵を提供しようと思う。ひとつひとつの危機や紛争に光を当てることによって、読者の皆さんが状況を俯瞰して、何が原因となっているのかを理解し、その進展を予測する助けになるのならば、わたしたちの目的は達せられたことになるだろう。
  • 磐長姫[イワナガヒメ]超覚醒!
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    Space Goddess IWANAGA! 瀬織津姫、木花開耶姫、菊理姫、そしてついに磐長姫までも! 《女性性》 の目醒ましで始まる宇宙神界の磐戸開きとは!? まありんの緊急チャネルで明かされる日本人を取り巻く 最も重大な近未来、その最新チャネル情報を一挙大公開!!  なぜ今、シリウス宇宙連合の女神たちが日本にフォーカスし、 かつてないほど超強力なメッセージを送り続けているのか!? 超古代にあった神々の宇宙戦争を経て、人類の誕生から現在まで、 常に地球には二極構造のエネルギーが存在してきました。 その流れは、磐長姫と木花開耶姫に当てはめることができます。 磐長姫:ムー(レムリア)文明の象徴、国津神の母、縄文・先住民…… 木花開耶姫:アトランティス文明の象徴、天津神の母、弥生・渡来人…… その二つに優劣はなく互いを愛でる状況でしたが、歪んだ支配権力台頭により、 比較、分離、競争の二極対立が激化、破壊と破滅が繰り返されてきました (磐長姫や瀬織津姫もこの過程で封印され抹殺されたのです)。 この繰り返されてきた対立を和合できる存在こそが、日本―― そうシリウス宇宙連合の女神たちが告げているのです。 二本に暗示される日本、そこに生を受けている日本人の多くが、 過去生でムー(レムリア)とアトランティスの二つの文明を生き、 古代日本では天津神と国津神の対立で加害者被害者を経験してきた魂たち。 平和の時代による女性性の光とパワーを封印し、命を軽んじる武力の時代に偏った 男性性の世界を、今こそ終わらせるために続々と日本に転生し集結しています。 磐長姫、瀬織津姫、木花開耶姫などシリウス連合の女神エネルギーを感受できる 覚醒者日本人に、「令和」とともに新たな世界の国生みを築いてほしい、 本書は、そのような願いを込めてシリウス宇宙からのメッセージと、 多次元パラレルの波を乗りこなす実践ワークをお伝えするものです。 なぜ今、地球大地母神・磐長姫の封印が、まありんによって解かれ、 超復活を果たしたのか!? シリウス宇宙連合の女神たちはこう告げています。 「心が汚れていたのでは、魂と繋がることはできません――」 まず心の浄化(水の神様)を司る瀬織津姫の封印が解かれました。 次はいよいよ内なる魂(地の神様)と繋がるシリウス最強、磐長姫の出番です! 本書は、禊による波動上昇とともに、新しい自分・本来の魂と繋がり、 再誕生へと導く《超高次元意識の取説/ナビゲーション》です。 シリウスは銀河のスターゲート、銀河系から地球に入るときは必ずシリウス経由。 地球とシリウスは霊的にも物理的にも切っても切れない関係。 シリウスは5つの星と奥の院で構成され、各々に女神のエネルギーが存在。 シリウスAにイシス、シリウスBに瀬織律姫、 シリウスCにマグダラのマリア(宇宙のキリスト意識サナンダと連携)、 シリウスDにシイラ(まありん著『瀬織津姫とムー大陸再浮上』ご参照)、 シリウスEに磐長姫と木花開耶姫、奥の院に菊理姫(統合調整とりまとめ)。 ・東京の壊滅危機と2020オリンピック開催絶望のタイムラインは消えた!? ・3つの次元(人格神/精霊/地球神)に存在する最強の磐長姫、実は超がつくほどの美人! ・木花開耶姫が地上の肉体/命、瀬織津姫が地中の心/水、磐長姫が地玉の魂/火を司る ・「君が代」に隠された磐長姫(気/魂)と木花開耶姫(実/身)の融合=霊主体従の世界 ・諏訪大社でのご神業で、まありんが遂に磐長姫の封印を解く ・太陽系で進化サイクルが一番遅れている地球。地殻変動を起こしてでも地球は人類の霊的進化を促す ・聖ジャーメインが宇宙第7光線を照射し、人類の浄化変容をサポート ・銀河霊的太陽・太陽系太陽・地球内部太陽の3つが連携したセントラルサンシステムとは!? ・シャスタのハートレイクで地底人と遭遇!プラズマシールドされた地下都市情報もまもなく開示へ! ・地底人と地上人の交流が活発化、シリウスやプレアデスの善良宇宙人ともリアル交流できるように! ・AIはアトランティスの技術、それをムーの魂で支える高い霊性が不可欠……etc.

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  • ミネルヴァとマルス 上 昭和の妖怪・岸信介
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    激動の昭和で、常に権力の中枢にいた稀代の政治家・岸信介が目指したものとは? これからの日本を語り合うための、歴史ドキュメント小説! 昭和8年(1933)。商工省・臨時産業合理局事務官の岸信介は、組織の枠を超えて活躍していた。 人当たりがよく、話もうまい。上司にも女にも気に入られる岸は、末は次官や大臣にもなるのではないか、と目されていた。 国家運営の根幹は経済であり、列強と対峙していくには武力ではなく経済力が必要だと説く岸は、関東軍が支配する満洲に乗り込み産業発展に邁進、日産コンツェルンの満洲移転という奇手の実現を図る。 が、戦争は泥沼化してゆき――。 きな臭い時代にこそ、文官の役割は重大だ。 マルス(武の神)ではなく、ミネルヴァ(文の神)こそが先頭に立たねばならない。
  • 見果てぬ王道
    3.9
    1巻2,000円 (税込)
    孫文を支え続けた日本人実業家の、スケール感溢れる一代記 映画事業で大成功をおさめ、その資金で革命家・孫文を支援し続けた梅屋庄吉。その情熱と葛藤、国境を越えた友情を直木賞作家が描く。 長崎の貿易商・梅屋商店の跡継ぎとして育った庄吉は、香港で写真館を経営する。そこで出会ったのが、清朝を打倒し、西洋の武力支配からの自立を目指す若き孫文だった。西洋列強による東洋の侵略に理不尽を感じていた庄吉は、孫文の情熱を知り、革命を支援することを約束する。庄吉はやがて、日活の前身となるMパテー商会を創立。黎明期の映画事業は大成功を収め、その資金で革命を支援し続ける。 実業家・梅屋庄吉の熱き生涯!
  • 元伊勢・倭姫命を訪ねて
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    <倭姫宮創建100年、記念刊行> 各地を巡る長旅を経て、聖地〈伊勢〉を発見し、今も生きる「祭」の基礎を築いた女性がいた――。 知られざる皇女の物語をひもとき、伊勢神宮の神秘を明かす。 皇祖神・天照大神を祀り、年間800万人が参拝に訪れる伊勢神宮。2千年以上の歴史がある神宮に、2023年11月、創建100年を迎える新しいお宮がある。そこに祀られている、倭姫命(第11代垂仁天皇皇女)の生涯は、まさに神宮創建の「はじまりの物語」だった。 神宮が伊勢の地に建てられるまでのヤマトヒメの旅をたどり、その足跡=「元伊勢」(神宮以前にアマテラスが祀られてきた場所)を訪れ、苦難と成長の物語をひもとく。 <坂東眞理子氏(昭和女子大学総長)推薦!> 著者たちは、古代史のおぼろな闇の中から倭姫命という女性リーダーを再発見した。倭姫命は天照大神を祀る伊勢の地にたどり着くまで、元伊勢の各宮跡で武力でなく、心と衣食と文明で倭を伝え創ったのである。
  • 環境省武装機動隊EDRA
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    江戸川乱歩賞作家が描く、近未来ディストピア・ミステリー                   二〇三八年、急激な温暖化で海面が上昇し、沿岸都市が水没。自然環境保護が最大の正義とされ、 自然を守るためなら武力行使さえいとわなくなった世界で、ある日コンテナ船がジャックされた。 要求に従わなければ爆弾が炸裂し、流出した燃料が深刻な環境汚染を招くおそれがある。 それを防ぐため投入された特殊部隊により、迅速に事件は解決したかに思われた。 しかし、その陰には人類の脅威となる巨大な陰謀が隠されていた!
  • 博覧男爵
    3.9
    日本に始めて博物館を創り、 知の文明開化を成し遂げた挑戦者! 幕末の巴里(パリ)万博で欧米文化の底力を痛感し、 武力に頼らないに日本の未来を開拓する男がいた! 日(ひ)の本(もと)にも博物館や動物園のような知の蓄積を揃えたい! 黒船の圧力おびただしい幕末。信州飯田で生まれ育った田中芳男は、巴里(パリ)で 行なわれる万国博覧会に幕府の一員として参加する機会を得た。その衝撃は 大きく、諸外国に比して近代文化での著しい遅れを痛感する。 軍事や産業を中心に明治維新が進む中、日の本が真の文明国になるためには、 フランス随一の植物園ジャルダン・デ・プラントのような知の蓄積を創りたい。 「己れに与えられた場で、為すべきことをまっとうする」ことを信条とする芳男は、 同じ志を持つ町田久成や大久保利通らと挑戦し続け、現代の東京国立博物館や 国立科学博物館、恩賜上野動物園等の礎を築いていく……。
  • ウクライナ侵攻までの3000日
    4.3
    2022年2月24日に始まったウクライナ侵攻から、1年。 終わりが見えない戦争の真の原因とは? ロシアの本心と、ウクライナの内情。 あの時、世界は戦いの兆候を見逃していたーー ウクライナ東・南部は、ロシア系の住民が今も多く住む。2014年、ロシアはウクライナ南部のクリミア半島を武力で併合。しかし、それに対して欧米各国は強い態度で臨まなかった。ウクライナの内部から沸き起こる、ロシアへの強い郷愁。プーチン大統領が持つ、ロシアとウクライナはひとつという「物語」。そして、ゼレンスキー大統領登場までの国内の混乱。2022年の戦争へと至る道すじを説き起こす。
  • 「幕府」とは何か 武家政権の正当性
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    武力だけでは権力を維持できなかった。正統性なき政権の、支配の正当性とは何か。 700年におよぶ”武士の政権”について、私たちはどれほど本当に知っているだろうか。「清和源氏でなければ征夷大将軍になれなかった」「”鎌倉幕府”は後世の学術用語で、当時は使われていなかった」などの数々の誤解を正すところから始め、古典から最前線までの学説も総括。「京都を食糧で満たす」ことが正当性の根拠となった古代の「都市王権」から、「法の支配」も意識された鎌倉・室町期を経て、「伝統としての権力」が強調される江戸時代までをたどりながら、支配の正当性がその折々にどうアップデートされてきたのかを、歴史学・政治学・社会学・哲学の垣根を越えて描き出す。日本史を見る眼が一変する、かつてないスケールの歴史書!
  • 日本 歴史地図 あのできごとはここで起こった!古代から現代まで徹底解説
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ この一冊で「小説」「ドラマ」がもっと楽しめる! ★ 日本が大きく動いたその時。 歴史を変えたあの人。 時代や制度の移り変わり、 複雑な力関係を地図でひも解く! ! ★ 「どこで何が起こったのか」 詳しい図解と豊富な資料で わかりやすく解説します。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第一章 日本文化の夜明け * 日本の起源 旧石器・縄文時代 * 文化の始まり 邪馬台国の謎 * 邪馬台国の所在地論争 ・・・など ☆ 第二章 天皇が統括した貴族文化 * 仏教の影響力と憲法の制定 * 先進国へ追いつけ 命懸けの渡海 * 革命政治と百済の救済 * 皇位継承をめぐる戦い 律令制度の制定 * 都市の成立 政治家たちの政権交代 * 京都に築いた千年の都 ・・・など ☆ 第三章 武士の支配と武力抗争 * 源平合戦と義経の最期 * 朝廷から幕府へ 真の武家政治 * 反乱と侵攻によって滅んだ鎌倉幕府 * 旧時代の新政に憤激する武士 * 守護大名に手を焼く室町幕府 * 力を付ける農民と新時代を求める武士 ・・・など ☆ 第四章 天下を揺るがす下剋上の世 * 目指すは天下統一 現れた戦国大名 * 鉄砲とキリスト教の伝来 * 東北の地で巻き起こる 奥羽の動乱 * 今川義元の誤算 織田信長の逆転劇 * 4度目の激戦 川中島の戦い * 近畿・中国地方の戦い ・・・など ☆ 第五章 幕藩体制による泰平の世 * 忍耐の人が開く江戸幕府 * 戦国最後の対戦と豊臣家の最期 * 2つの評価がある鎖国 * 財をなす商人たちと世界一の大都市・江戸 * 立て直しを図る幕府と力を付けた雄藩 ・・・など ☆ 第六章 新時代の幕開け * 黒船来航 揺らぐ幕府の威信 * 尊王攘夷運動の激化 * 薩長同盟と第二次長州征伐 * 大政奉還と王政復古の大号令 * 旧幕府軍 最後の抵抗 ・・・など ☆ 第七章 戦争から平和へ 明治・大正・昭和 * 見よう見まねの欧化政策 * 新政府の分離と士族の反乱 * 自由民権運動と大日本帝国憲法 * 朝鮮半島争奪戦と日清・日露戦争 * 荒れ狂う1930年代の日本 * 日中戦争から終戦まで 戦争のための挙国一致 ※ 本書は2012年発行の 『ビジュアル版 日本歴史地図 この一冊でテレビ・映画・小説をもっと楽しめる! 』 を元に加筆・修正を行っています。
  • 錨のない船 上
    -
    1941年、アメリカの厳しい経済制裁で資源確保が困難化、進退窮まる日本。武力解決を訴える勢力の圧迫を受けつつも、ワシントンに飛んだ来島平三郎特命全権大使は、妻の故郷アメリカとの開戦回避の道を懸命に模索していた。だが、ルーズヴェルト大統領、ハル国務長官を相手の交渉は難航、だましうちのように真珠湾攻撃が敢行されてしまう――。戦争に翻弄される外交官一家の肖像をつぶさに描く傑作長篇。
  • 日本の論点2024-2025
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    【内容紹介】 これがChatGPTには予測できない未来の思考法だ! マッキンゼー伝説のコンサルタントが贈る、 希望を持って生き抜くための27の提言! 「年末の定番書籍」として定着している大前研一氏の『日本の論点』が今年も登場。紙面を大幅にリニューアルし、例年と同じページ数でトピックの数を増やしました。また、毎年ご好評いただいている読者限定の大前氏の動画視聴サービスも継続します。  2023年は前年から続くロシアのウクライナ侵攻がついに解決をみなかったばかりか、イスラエルとイスラム武装組織ハマスとの武力衝突によって、国際情勢がさらに複雑化することとなりました。2024年は1月に台湾総統選挙、3月にロシア大統領選挙、そして11月にアメリカ大統領選挙が予定されており、国際政治が大きく動きだすと予想されています。  一方、日本国内は、上がらない所得、円安や原油高による家計の圧迫などによって、岸田政権の支持率は下がり続け、2024年に解散総選挙の実施が予想されます。しかし、誰が首相になっても日本の課題は変わらず、山積する課題にどう立ち向かうかが問われています。  本書は大前氏が豊富な知識と体験、洞察力を駆使して、新しい時代に役立つものの見方や考え方を具体的に述べていきます。 【著者紹介】 [著]大前 研一(Kenichi Ohmae) 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。 【目次抜粋】 Part1〈日本編〉 巻頭言 2024年、日本が目指すべきは真の「観光立国」だ 論点01 岸田首相をはじめ日本の政治家が誰も理解していない、日本凋落の根本原因 論点02 岸田政権が続く限り、日本人の給料は確実に下がり続ける3つの根本原因 論点03 植田日銀総裁が、黒田「異次元緩和」路線と決別するために行うべき新たな金融政策 論点04 岸田政権が「異次元の少子化対策」の前に取り組むべき、「ごく普通の少子化対策」 論点05 産業振興目的の「大学10兆円ファンド」が、税金の壮大な無駄遣いになる理由 論点06 いまや国民病である花粉症患者が増え続ける根本原因と、その裏に潜むさまざまな利権 論点07 「ソロ社会」「ソロ活市場」の出現に伴い、日本企業が直面するビジネス環境の大変化 論点08 「日本を変えたい」という政治的野心に燃えた稲盛和夫氏の知られざる生涯 論点09 ネット配信時代のNHKは、受信料からチャンネルごとの課金制に移行すべし 論点10 インボイス制度導入よりも、サラリーマンに不公平な税制度の改革が急務だ 論点11 日本のシニアが楽しい定年後を送るための秘訣と、そこに眠るビジネスチャンス 論点12 介護崩壊を放置する日本の末路と、残された2つの選択肢 論点13 10年前に予見できた、モバイル事業以外に楽天グループが抱える衰退理由 論点14 移動モビリティの規制緩和とルールづくりにおいて日本が欧州から学ぶベき理由 Part2〈海外編〉 巻頭言 混迷極める世界情勢。「異形の大国」ロシアとのつきあい方を改めて考える 論点01 最新AI「ChatGPT」を開発した天才経営者が目指すのは「悪の帝国」か 論点02 新・世界一の富豪ベルナール・アノーとイーロン・マスクの違い 論点03 ミサイル防衛よりも防空壕のほうが安全!? 日本の頼りない安全保障の実態 論点04 「日米同盟」&「中国包囲網」は、勉強不足で時代遅れな外交戦略 論点05 米欧銀行連続破綻は、世界金融危機のトリガーとなるのか 論点06 インフレに苦しむイギリスのスナク政権に残された「EU再加盟」という選択肢 論点07 ウクライナ侵攻が長期化しても、プーチンの支持率が高い歴史的理由 論点08 「プーチン政権崩壊後」を見据えて始まっているロシア国内外の動き 論点09 不動産不況に苦しむ習近平政権はなぜ“日本いじめ”を始めたのか 論点10 外資系企業誘致よりも、日本人技術者を海外へ派遣せよ 論点11 グローバル化の時代にもかかわらず、日本人の英語力が一向に伸びない理由
  • 「正義と悪」という幻想
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    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 ウクライナ戦乱を受けての緊急出版! 大企業の役員を経たのち、長年にわたって経営塾を運営しながら、「聖なるパイプ」を拝領したインディアンの長老としても活動する天外伺朗氏。縦横無尽に広がる天外氏の感性が望むのは、真の世界平和であり、「平和の守り手」たちの登場です。 長老として日本中に伝えたい書き下ろしのメッセージ。 人はなぜ戦うのか? なぜ争いはなくならないのか? [本文より] 人類社会が進化してくると、「武力行使」が通用しなくなる時代が始まる……長老としての私は信じています。その時代が来たかどうかは、条約や憲章のように人が決めたものではなく、ちょっと怪しくなりますが(長老なので 笑)、「宇宙の流れ(運命の法則)」として表現されると思っています。 「武力行使」に走る人は、それなりにのっぴきならない理由を抱えていると思います。そうすると、「正義の旗」を掲げ、人がつくった条約や憲章などは平気で破って実行に移すでしょう。飛んでくるミサイルや砲弾に向かって「条約違反だぞっ! 」と叫んでも虚しいばかりです。条約や憲章の抑止効果は、あまり高くはありません。 でも、時代が進むと、いかなる理由があろうとも、いかに「正義の旗」を掲げようと、「武力行使」を宇宙がサポートしなくなるというのが長老的な発想です。何となく運が悪くなり、すべてが裏目に出て、「武力行使」をしたサイドにとって不本意な結果に終わる……というパターンです。 それを「天罰が下った」「神の采配だ」と言う人がいますが、私はそうは解釈しておりません。むしろ、人類全体の集合的無意識(脚注:人類は、心の深いところ“無意識"で、全員つながっている、というユングの仮説)の進化が「宇宙の流れ」を決めており、時代とともに時々刻々と変化していると思っております。これは何ら根拠があるわけではなく、長老の直観です。 【目次】 序章:「聖なるパイプ」の祈り 1.「正義と悪」のパターンにはまる 2.「嫌悪感」の源とは? 3. 「自己否定感」が戦いの源になるメカニズム 4.人生の推進力:「戦う力」と「融和力」 5.「宇宙の流れ」:人々の運命がこれで決まる! 6.「宇宙の流れ」:「神」の領域と「人間」の領域 7.事件を解釈するためにストーリーが捏造される 8.自らの信念を補強するストーリーを体中に貼り付けた「蓑虫」 9.「武力行使」は「正義」の仮面をつけて 10.自らを「悪」と認識している「悪」はいない! 11.「正義」は「残酷」の源 12.「融和力」を発揮する「平和の守り手」 【著者】 天外伺朗(てんげ しろう) 工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。 1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。 現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。 また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。 さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。 著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)『自然経営』(武井浩三・共著)『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』『「自己否定感」』『「融和力」』(いずれも小社刊)など多数。 2021年の夏、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした。
  • 人質の経済学
    4.2
    ◆トランプ後の世界に必読の一冊◆ 「恐ろしい本。人間が、単なる商品として取引される実態を克明に描く」 解説:池上彰(ジャーナリスト・名城大学教授) ベストセラー『イスラム国 テロリストが国家をつくる時』の著者が、 次なるテーマに選んだのは「人質ビジネス」。 交渉人、誘拐専門の警備会社、囚われた人質、難民らに取材を重ね、 「テロリズムの経済」を明らかにする! ・一番金払いが良いのはイタリア政府。 それゆえここ15年ほどの間に大量のイタリア人が誘拐されている ・助けたければ誘拐直後の48時間以内に交渉せよ ・武力による救出の3回に1回は失敗に終わり、人質または救出部隊に死者が出る ・10年前、200万ドル払えばイラクで人質は解放された。 今日ではシリアでの誘拐で1000万ドル以上支払う ・誘拐された外国人は出身国によって、助かる人質と助からない人質に分けられる ・誘拐組織は難民たちの密入国斡旋に手を拡げ、 毎週数万人をヨーロッパの海岸に運び、毎月一億ドル近い利益を上げている
  • 世界の潮流2024-25
    NEW
    -
    1巻1,760円 (税込)
    【内容紹介】 中東情勢/ウクライナ侵攻/中国経済危機…… 独裁化するマッドマンたちのフェイク情報を見破れ! マッキンゼー伝説のコンサルタントが、混迷する世界情勢を誰よりもわかりやすく分析! 「2時間でわかる世界情勢」をコンセプトにした『大前研一 世界の潮流』シリーズの最新刊が、今年は四六判にサイズアップして登場。 和平交渉が進まないまま周辺諸国への飛び火が懸念されるイスラエルとパレスチナの武力衝突、3年目を迎えても終息の目途が立たないロシアによるウクライナ侵攻、不動産バブル崩壊で深刻度を増す中国経済危機。そして、世界各国で続々と誕生している独裁的リーダー(マッドマン)たち。いま、世界で何が起こっているのか? 本書は読者が現在の世界情勢を正しく理解するためのさまざまな視点を提供。約50点に及ぶオリジナル図版を使ったビジュアル解説で、誰でもわかりやすく理解可能です! 【著者紹介】 [著]大前 研一(おおまえ・けんいち) 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に、『第4の波――大前流「21世紀型経済理論」』『経済参謀――日本人の給料を上げる最後の処方箋』(共に小学館)、『企業参謀――戦略的思考とはなにか』『世界の潮流』シリーズ、『日本の論点』シリーズ(共にプレジデント社刊)など多数ある。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thi nkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。 2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。 趣味はスキューバダイビング、ジェットスキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。 【目次抜粋】 ■第1章|混迷を極める世界情勢 ――独裁化したマッドマンと止まらない右傾化 ■第2章|リセッション入りする世界経済 ――過剰債務とインフレが回復を阻害する ■第3章|凋落する日本 ――GDP世界第4位からの回復をするための処方せん ■第4章|中国の最新動向 ――孤立化する習近平のジレンマ ■第5章|2024年の世界はどうなるか ――日本が今すぐ取り組むべき課題
  • 日本の合戦 解剖図鑑
    3.0
    古代の戦乱から明治維新まで 時代を動かした合戦を徹底解剖 日本の歴史を動かした出来事や時代の転換期には必ずと言ってよいほど武力衝突=合戦がありました。覇権争い、権力構造の変遷、世相など国の命運は合戦の結果に左右されてきたのです。 本書では古代から明治維新までの主要な合戦を網羅。戦況図、主要な場面絵、武将、時代への影響などをパッと見てわかるよう豊富なイラストで徹底的に図解。 古代から明治維新までの合戦を串刺しにして一気に読み解くことで日本という国の変遷と本質を鮮やかに浮かびあがらせます。 彼らはなぜ戦わざるをえなかったのか? 先人たちが紡いだ歴史を私たちの知見に変えることは、争いをなくすための未来への糧となるはずです。 【本書のポイント】 ◎61の合戦を見開き完結で一気に解説。要点をつかみながら深く学べる ◎戦況図、戦略、主要場面、武将をイラストで図解 ◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の合戦も網羅!

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  • 増補版 自衛隊と憲法
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ロシアによるウクライナ侵攻により、 世界で軍事的緊張が高まるなか、 「敵基地攻撃能力・防衛能力」「核保有・核共有」 「集団的自衛権行使」などをどう考える? 安全保障政策と憲法9条との関係は? 自衛隊は憲法に明記すべきなのか? 自衛隊と憲法の関係を中心に、憲法改正の論点を歴史的に整理した『自衛隊と憲法』の大幅増補版。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ロシアの武力侵攻の国際法的な評価、憲法9条と日本の防衛の関係、「敵基地攻撃能力・防衛能力」や「核保有・核共有」といった、いま注目されているキーワードなどについての補足を追加。さらにコロナ対策にからめての緊急事態条項や、同性婚についてなど昨今の憲法関連のトピックもあわせて解説。 世界に軍事的な緊張が高まる危機的状況のなか、過度な極論に振れることなく、冷静な安全保障議論のための情報を整理する。 【目次】 序章 憲法改正の手続き 第一章 国際法と武力行使 ──第一章補足 ウクライナ侵攻と国際法 第二章 憲法9条とその意義 ──第二章補足 平和のための規定は憲法9条だけではない 第三章 政府の憲法9条解釈 ──第三章補足 憲法9条と敵基地攻撃能力(反撃能力) 第四章 裁判所の憲法9条解釈 ──第四章補足 憲法9条と核兵器 第五章 自衛隊関係法の体系 ──第五章補足 集団的自衛権行使容認の曖昧さ 第六章 2015年安保法制と集団的自衛権 ──第六章補足 自衛隊員の存立危機事態防衛出動命令無効確認訴訟 第七章 自衛隊明記改憲について ──第七章補足 専守防衛と集団的自衛権 第八章 緊急事態条項について ──第八章補足 コロナ対策と緊急事態条項 第九章 その他の改憲提案について ──第九章補足 同性婚と憲法24条 「今回の増補版は、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻を受けたものです。ロシアの侵略行為は、世界中に衝撃を与えました。日本でも、ウクライナへの連帯とロシアへの非難が高まる一方、今回の武力侵攻の国際法的な評価、憲法9条と日本の防衛の関係、「敵基地攻撃能力・防衛能力」や「核保有・核共有」といったキーワードに注目が集まっています。そこで、第一版の記述を一部修正するとともに、各章末に、最新の問題や安保法制後の動きを受けた「補足」を執筆しました」(「増補版まえがき」より)
  • すべては救済のために
    4.5
    本書は、2018年度ノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲ医師の自伝である。ノーベル平和賞では、「戦争や武力紛争の武器としての性暴力の撲滅を目指す取り組み」が評価された。ムクウェゲ医師はこの20年間、紛争が続くコンゴ東部で性暴力被害女性の支援に取り組んできた。彼が設立したコンゴの病院で治療を受けた被害女性は、4万2千人以上になる。背景には、複雑な民族・部族間の対立と鉱物資源の支配権をめぐる武装勢力の抗争があり、鉱山周辺にある村々を恐怖で制圧するために安上がりな手段として性暴力が行われているという。「コンゴでは女性への性暴力が最大な武器になっている。私の仕事は、被害にあった女性たちの身体を可能な限りもとに戻すことだ」本書は、世界を動かした医師の告発であり、性的テロ撲滅のために命をかけて闘う医師の衝撃のノンフィクションだ。プロローグの段階で、彼が命がけで被害女性の支援に取り組んでいることが伝わってくる。
  • 維新史再考 公議・王政から集権・脱身分化へ
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    幕末、雄藩が目指したのは武力討幕ではなく、幕藩体制を強化するための「公平な議論」だった。その願いが王政復古と中央集権国家樹立、身分制度の解体につながってゆく道筋を、「課題解決と権力闘争の循環」という一貫した視点で描く。幕末維新研究の集大成として第一人者が世に問う、全く新しい明治維新史。
  • 宗麟の海
    4.0
    大航海時代の洗礼を受けつつあった時代に、信長より早く海外貿易を行った先駆者がいた。豊後国の領主を継いだ大友宗麟である。交易により鉄砲の硝石と鉛を手に入れ、強大な武力で豊前・筑前・筑後・肥後・肥前へと勢力を拡大。理想の王国を作ろうと夢にむかって駆け抜けた男の生涯を描く。 「大分合同新聞」にて一年間連載されたものに加筆修正を加え出版化。大分の戦国武将として著名な大友宗麟が主人公。近年大友居館が発掘されるなど、地元で顕彰が進む、新しい宗麟像を描き出す。
  • 殉狂者 【上下 合本版】
    5.0
    1971年。赤軍派のメンバー吉岡良輝は武装訓練を受けるためにスペイン・バスクにやってきた。世界革命の理想のもとに、この地でフランコ政権からの独立を目指し武力闘争を続ける過激派組織ETAに協力し、秘密作戦に参加する吉岡。政府転覆のためのテロ作戦が着々と進んでいるさなか、吉岡は同じメンバーのマリアとの間に子を授かる。時は流れ2005年。オリンピック元柔道スペイン代表アイトール吉岡は、死別した父がテロリストだったことを知る。事情を知る母は失踪し、当時の関係者も次々と消されてゆく。両親の過去に翻弄されたアイトールが30余年の時を経て詳らかにした衝撃の真実とは? ヨーロッパ=バスク地方を舞台にした、交錯する二つの時代の物語。※本書は上・下の2冊を合わせた合本版です。
  • 世界を統べる者 - 「日米同盟」とはどれほど固い絆なのか? -
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    「日本にウクライナ侵攻の悲劇は起こらない!」 アメリカが諸外国の侵略から日本を絶対に守る理由とは? 東京大学名誉教授の矢作直樹氏と、世界の金融や国際協議の実務にかかわる宮澤信一氏が、6つのキーワードから世界の知恵者たちが描いている未来図を探り、親米保守・反米保守でも保守・リベラルでもない新しい思考を提案する。 【世界を統べる6つのキーワード】 ①フリーメイソン ②イルミナティ ③ビルダーバーグ会議 ④日米同盟 ⑤MSA協定 ⑥世界の支配構造 「陰謀論、あるいは親米、反米、保守、リベラルなど、そういう小さなことではなく、大きな視点で世界の動きを見ていきましょう。 日米同盟の名の下に、見かけの上では世界一マッチョなアメリカと、潜在的なものとして世界最強の日本とがタッグを組んでいる。 これがはたして何を意味しているのか、本書を通して、きっと気づいていただけることと思います。」(矢作直樹) 「世界とは何か。果たして世界の実体とは何か。 今の世界と何より日本が真の独立国家として内外に貢献出来ることとは何であるか。 これまで日本で陰謀論として扱われてきたことについて、ロシアによるウクライナ侵攻という武力による現状変更と国際法上の違法行為を念頭に、体系付けを考慮しつつ、著者の話せる、出来るだけの範囲で細膩にお話しします。」(宮澤信一) 【著者プロフィール】 矢作直樹 (やはぎ・なおき) 東京大学名誉教授 1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業。 1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。 2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。 2016年3月に任期満了退官。 著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)、『神様からのお便り』(小社刊)など。 宮澤信一 (みやざわ・しんいち) 国際実務家 東京生まれ。主にイギリスで研鑽を積み、世界の政治、経済、宗教、社会情勢などに精通。 国際機関や国際金融などさまざまな国々の折衝に努める。 日米安保、MSA協定の本質も熟知しており、経済安全保障や軍事の視点から、日本の進むべき道を本書では提言している。 東アジア文化にも造詣が深く、教養人・文化人という顔も持つ。また、日本においていくつかの企業の設立に携わり、代表も務める。
  • プーチンの戦争
    3.0
    瓦礫の山となった我が故郷ハリコフ(ハルキウ)の惨状。それを見て、プーチンの侵略と戦争犯罪から祖国の独立と自由を守るために、銃が持てないならペンをもって闘うことを決意した、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリーさんの渾身の手記を緊急出版! ウクライナの悲劇は、対岸の火災ではない。明日の台湾、明日の日本も体験するかもしれない。「日本よ、悲劇のウクライナと同じ轍を踏むな」 (著者からのメッセージ)→プーチンの何よりも恐ろしいのは、嘘を平気で重ねることだ。本物の殺人を擁護するために使われるのは、小学生でさえ疑うような幼稚な陰謀論でしかない。日本国内でも一部の識者から執拗に主張された「早期降伏のすすめ」。だが、それはウクライナ人に「奴隷の平和」を選べというようなものだ。ウクライナ戦争でロシアが勝利すれば、武力による現状変更が許される世界になってしまい、日本にも戦火が広がる危険性がある。 「ロシアンスキー(ロシア好き?)」は別にして、心ある日本人に訴えたい。お願いだ、ロシアへの制裁とウクライナへの支援を! (本書の主な内容) ・国際世論を操ろうとしたロシアは惨敗した ・ウクライナ大虐殺の衝撃 ・ウクライナ有事は日本有事。ロシアと中国は同根 ・軍事力なき「外交努力」は無益だ ・プーチンがウクライナに固執する四つの理由 ・このままでは、クリミアと北方領土は永遠に戻ってこない ・台湾、日本を第二のウクライナにするな ・外国人参政権「容認」の武蔵野市から日本の崩壊が始まる ・LGBT利権に群がる活動家に屈してはならない ・万世一系の皇統が「非核・日本」の抑止力…… 著者について 1995年、ウクライナ東部のハルキウ(ハリコフ)市生まれ。ハルキウ・ラヂオ・エンジニアリング高等専門学校の「コンピューター・システムとネットワーク・メンテナンス学部」で準学士学位取得。2013年11月~14年2月、首都キーウ(キエフ)と出身地のハルキウ市で、親欧米側学生集団による国民運動に参加。2014年3~7月、家族とともにウクライナ軍をサポートするためのボランティア活動に参加。同年8月に来日。日本語学校を経て、大学で経営学を学び、現在は政治評論家・外交評論家として活躍中。ウクライナ語、ロシア語のほか英語と日本語にも堪能。著書『自由を守る戦い』(明正社)。 「ロシアに早く降伏したほうがいい」と主張する 日本国内の自称「平和主義者」に言いたい! それは「奴隷の平和」を選べというのと同じだ!
  • 日本版 民間防衛
    4.3
    自然災害からテロ・スパイ工作、戦争、移民侵略、そしてインテリジェンスまで、各分野のエキスパートが解説! 第1章 テロ・スパイ工作 CBRN(大量破壊兵器)テロに備えよ/テロの攻撃目標/もし日本が核攻撃を受けたら?/サイバー攻撃/工作員の活動/世界初、都市で起きた化学テロ/日本共産党は今も破壊活動防止法の監視対象 他 第2章 戦争 有事法制と国民保護/武力攻撃事態等への対応/安全保障関連法と国民の安全/在日アメリカ軍基地と抑止力/ロシア人の領土拡張主義の本質/国境の概念がない中国人/プロパガンダ(反日宣伝)による戦争 他 第3章 自然災害 巨大地震があなたを襲う/災害時のデマの恐ろしさ/東京は世界で一番危険な都市/ハザードマップを疑え/風水害時の避難行動/避難生活での注意点/応急手当の知識/災害時の救出・搬送訓練 他 第4章 移民侵略 「国民か外国人か」ではなく「本国人か移民か」/外国人犯罪統計の壁/日本の総人口の50分の1はすでに移民/乗っ取られていく仕組み/スパイ防止法のない日本/国防動員法の要点と穴/「民間防衛」と「民間外患誘致」 他 第5章 インテリジェンス 戦争よりも深刻な危機/インテリジェンス、3 つの危機/安易にスパイと決めつけてはいけない/破壊工作をいかに防ぐか/テロによる死傷者よりもパニックによる死傷者のほうが多い/外国の宣伝に振り回される危険性 他

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  • 明治維新というクーデター
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    日本近代史の汚点! 欺瞞に満ちた“暴力革命”「正義の戦争」に疑義あり。未だに続く長州閥の正体  明治維新は、薩長による国家転覆闘争であり、その権力欲と血に染められたクーデターによって成立した暴力的国家であった。幕末、テロリスト集団と化した長州の浪士たちは、京の都を焼き討ちし、あらんことか禁裏に大砲を放ち、孝明天皇を拉致して、革命政権を起こさんとする暴徒であった。その時、藩主松平容保が京都守護職を務める会津藩は尽忠報国の正義の集団であり、長州は紛れもない“朝敵”だった。 攘夷派の薩長は、開国を進めていた大老井伊直弼を暗殺。過激な攘夷を嫌い、幕府・会津・桑名藩の一会桑政権を支持していた孝明天皇の急死(毒殺説あり)をきっかけに立場が逆転。薩長は倒幕、武力蜂起へ狂乱する。薩長は宮門クーデターを断行。会津に“賊軍”の汚名をきせ、悲惨極まる殺戮、乱暴狼藉のかぎりを尽くした。 いたいけな少年の首を皿に盛り、酒宴を開くことが「正義の戦争」なのか。非戦闘員の無抵抗の婦女子や老女にむかって昼夜大砲を撃ち続け、暴行殺害することが正義なのか。教科書では絶対触れない戊辰戦争、会津戦争の深層を底辺から問いただす。 “朝敵”の汚名をきせられた会津藩はその後、長州の首領・木戸孝允の陰謀によって極寒の地・斗南に挙藩流罪され、史料に記録されることのない数多くの犠牲者をだす。 政権を奪取した薩長浪士は、超法規的統帥権をつくり、天皇の名において日清・日露戦争へと軍拡する。それが昭和期の2・26事件に連なり、太平洋戦争で日本を崩壊させたことは紛れもない事実である。現代の安倍政権に連なる長州閥と明治維新以降、150年続く中央集権支配構造の深層に迫る歴史大河ノンフィクション!
  • 米中海戦はもう始まっている 21世紀の太平洋戦争
    4.0
    過激化する中国の海洋進出にどう立ち向かえばいいのか? 現在、西太平洋で米中は戦争状態にある。東シナ海と南シナ海の覇権を米国から奪うため、中国が武力を盾に「挑戦」を始めたのだ。現場では何万という米軍兵士が命をかけて戦っている。本書では彼らの肉声から、その衝撃的な実態を描いていく。 ・公海上空を飛行中の米軍機が中国機に体当たりされた ・海南島に不時着した同機の乗組員は中国軍により全員拘束 ・南シナ海で米軍艦と中国空母が一触即発の睨み合い ・米国主催の合同海軍演習に中国軍はスパイ船を連れて登場 ・中国は軍事力を背景に南シナ海の岩礁を次々と略奪 ・その周囲を埋め立て、滑走路付きの軍事施設を建設している etc 解説 徳地秀士(政策研究大学院大学シニア・フェロー、元防衛審議官)
  • モンゴルvs.西欧vs.イスラム 13世紀の世界大戦
    4.0
    世界勢力三つ巴、殺戮と外交の時代。世界制覇に動くモンゴル。十字軍と奮闘するイスラム勇将。数千キロの彼方に親書を届ける西欧の宣教師。世界の3大勢力が武力と外交力の限りを尽くし覇を競った「中世の世界大戦」の時代を活写! (講談社選書メチエ)
  • 狐と戦車と黄金と1 傭兵少女は赤字から逃げ出したい!【電子特典付き】
    3.5
    傭兵として戦っても、赤字にしかならないことに虚しさを覚える狐娘フォクシー。大金が手に入るらしい伝説のプレートを追うフォクシーと仲間達は、交易でカネを稼ぎつつ戦車に乗って旅をしていた。訪れた街で、誘拐されていた少女レオナを偶然助けた一行は、彼女がプレートの情報を持ち、かつ商売に長けていることを知る。救出の礼としてレオナのキャラバンに招待されるフォクシー。しかし突然、傭兵集団の襲撃を受け、キャラバンが壊滅してしまう。復讐に燃えるレオナは、武力では敵わない敵をカネで倒すことを決意。商品取引所を舞台に緊迫のマネーバトルが展開されるなか、別行動のフォクシー達も、相場を動かす重要な情報を入手していて――【電子限定!書き下ろし特典つき】
  • ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている
    4.7
    1巻1,584円 (税込)
    自衛隊に関する本は、戦車や戦闘機、あるいは組織や人などを紹介するものがほとんどでした。しかし、自衛隊の活動や日本の安全保障を本当に理解するには、憲法や国際法、自衛隊法など自衛隊にまつわる「法」の理解が必須です。本書は、「日本の周囲で武力紛争が起きたら」「災害が起きたら」など具体的な事例を設定し、その事例で適用される憲法や国際法、自衛隊法などの専門的な法律や用語をふつうの言葉でわかりやすく解説した入門書です。
  • 武力紛争法とイスラエル・パレスチナ紛争 : 第2次インティファーダにおけるテロと国家テロ
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イスラエル・パレスチナ紛争では、両者は相手の敵対行為を「テロ」「国家テロ」と非難する。敵対行為の正当性はそのようなラベリングではなく、武力紛争法(国際法)から判断されるべきである。本書では、その客観的な評価を試みる。

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  • お金の流れで見る戦国時代 歴戦の武将も、そろばんには勝てない
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    元国税調査官には「戦国時代の覇者」はこう見える! 税金、外国との貿易、国内物流、経済政策……ただ武力と知略が長けていれば覇者になれるわけではない。真の戦国“経済”巧者は誰だ!?
  • 大前研一 世界の潮流2022-23スペシャル
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    【内容紹介】 緊迫するウクライナ情勢と今後の世界の行く末を考えるヒントが満載! 2時間でわかる! 世界の政治・経済・産業動向の決定版。 世界を震撼させている、ロシアによるウクライナ侵攻。 国際世論の大半を敵に回したり、厳しい経済制裁を受けているにもかかわらず、なぜプーチン大統領は、ウクライナ攻撃の手を緩めないのか。 今年の『大前研一 世界の潮流2022-23』は、ロシアウォッチング歴50年を誇る大前研一氏が、日本のメディアが報じないウクライナ危機の真相を約50ページにわたって徹底分析するスペシャルエディションです。 ◎累計10万部超『世界の潮流』シリーズ最新作 ◎2022~23年の世界情勢を分析した渾身作 ◎40点もの図版を使ってわかりやすく解説 ◎現代を俯瞰できる用語解説付き ◎就職・転職にも役立つ 「マッキンゼー伝説のコンサルタント」として名を馳せた大前研一氏の1日は、毎朝4時に始まります。膨大な世界のニュースを収集し、分析し、アウトプットとして残します。 大前氏の緻密に分析された情報は、雑誌や書籍、WEB等で発信されていますが、これらのエッセンスが詰まったのが、本書です。 今年、主に論じるテーマは以下の通りです。 ロシア→日本のメディアが報じないウクライナ侵攻の背景と行く末 中国→台湾への武力侵攻の可能性は低く、香港方式での実質統治戦略にシフト アメリカ→根深いトランプ前大統領の後遺症 EU→「イギリスなきEU、メルケルなきEU」新時代に突入 日本→コロナが浮き彫りにした“没落国家日本” 【著者紹介】 [著]大前 研一 Kenichi Ohmae 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号 を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』『「国家の衰退」からいかに脱するか』(共に小学館)、『大前研一 稼ぐ力をつける「リカレント教育」』、「日本の論点」シリーズ(小社刊)など多数ある。 「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thi nkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。 2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。 趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。 【目次抜粋】 まえがき 序章 ウクライナ情勢が物語る、これからの時代の読み解き方 第1章 新型コロナウイルスからの回復と成長を模索する世界 第2章 コロナ化が加速させるビジネスの新潮流 第3章 国民国家の終焉と新しい世界の視点 第4章 コロナが浮き彫りにした“没落国家日本” 第5章 2022年、日本はどうすればいいのか
  • ノストラダムス 22世紀への道を語る
    4.5
    【公開霊言】 危機の時代に放たれる、 新たなる衝撃の予言。 これからの10年が、 地球の運命を分かつ!? 人類を待ち受けるのは 悲劇か? それとも――? 1999年7月に 地球は滅びるという 世紀末予言によって、 世界を席巻した ノストラダムス……。 混沌と崩壊が 加速する現代に、 21世紀から 22世紀にかけた 新予言を降ろす。 ◇新型コロナは収束するか  天変地異が起こる可能性は ◆分裂か? 世界支配か?  ――2050年の中国 ◇中国による台湾への  武力侵攻はどのタイミング? ◆アメリカの衰退と世界の多極化  バイデン大統領の誤算と  トランプ復活の可能性 ◇中東で戦争が起こる時期とは ◆文明を滅ぼす危険性を持つ  「グレタ教」と「LGBTQ問題」 ◇生前、『諸世紀』に記されていた  「メシアの法」に隠された意味とは <特別収録> ミダス王の霊言 オミクロン株の秘密と「次にくるもの」 ■■ ノストラダムスの人物紹介 ■■ 1503~1566年。フランス生まれ。医者・占星学者。医師として、特に感染症(ペスト)などの治療に尽力。1550年代、国王・アンリ2世の典医として仕え、さまざまな「予言」を行う。1555年、占星術に基づく予言詩『諸世紀』を刊行。その謎めいた表現と内容は多くの解釈を生み出し、後世の人々に大きな影響を与えている。 ■■ ミダス王の人物紹介 ■■ ギリシャ神話に登場するフリギアの王で、紀元前八世紀ごろに実在した。神話では、「触れるものすべてを黄金に変える力(ミダス・タッチ)」を得たが、食物までもが黄金に変わってしまうなどしたため後悔し、能力を捨てたとされる。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 武士道の英雄 河井継之助
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    非道の薩長に屈しなかった長岡の英雄! 幕末の動乱期、強大な武力を有する薩長軍に、敢然と立ち向かった越後長岡の雄、河井継之助。類まれなるリーダーシップと強い正義感、時代の先を読む鋭い目を持つサムライは、ギリギリまで北越戊辰戦争を回避しようとしていた。 薩長軍の理不尽で横暴な振る舞いの前に、やむにやまれず立ち上がったサムライは、自ら最新鋭のガットリング機関砲を操り、一度は奪われた長岡城の奪還に成功。最後まで戦場の最前線に立ち、非道に決して屈しなかった“武士道の英雄”の壮絶な戦いと死を描く。
  • 「天安門」三十年――中国はどうなる?
    5.0
    「天安門事件」とは何だったのか? それは本当に、民主化運動だったのか? そして、再び起きるのか?――封印していた事件の記憶がよみがえる。 中国社会の表裏を熟知し、その歴史と現在・未来を見渡す評論家とルポライターの2人が、事件30年を機に“天安門の真実”を明らかにするとともに、歴史を鏡として中国の今後を占う! 石平[評論家] 天安門民主化運動の歴史的意味をもう一度検証し、総括してみることは、当事者である自分の使命であるのと同時に、あの事件で命を奪われた多くの仲間たちに対する、生きている者の責任でもある。いよいよ「天安門」三十年が迫ってきている中で、私は「今がその時」と悟って、一度真剣になって自分の心の中の「天安門」と向き合ってみる覚悟を決めた。たとえそのことによって、今まで三十年間、自分が何とかして保ってきた精神的バランスを壊してしまう危険があるとしても、やらなければならないと思った。――「まえがき」より 安田峰俊[ルポライター・立命館大学人文科学研究所客員協力研究員] なんだか、対談ではなくカウンセリングをおこなっているみたいだ。私は何度かそんな思いにとらわれた。話題が1989年6月4日の武力鎮圧のくだりになるたび、石平氏は重苦しく沈黙し、ときに嗚咽を漏らしたからだ。「俺はいつになったら解放されるんだ」「中国人はこの思いを分かってくれない。でも、どれだけ身近な相手であっても、普通の日本人では絶対に理解できないんだ」――この人の本当の人生は、実は1989年6月4日に終わっているのではないか? 嗚咽を漏らし続ける石平氏を見て、私はそんな思いが頭から離れなかった。――「あとがき」より
  • 正しい戦争はあるのか?: 戦争倫理学入門
    -
    もし武力紛争をなくすことが難しいのであれば、それを抑制・制限することが肝要であり、さしあたりそのための方策を考えることこそが重要かつ必要なのではないか? 戦争や暴力の諸相を道徳や倫理という視座から問い直し、戦争や平和について開かれた対話や議論を行うためのツールを提供する。
  • 愚管抄 全現代語訳
    4.0
    天皇家・摂関家内部の権力抗争が武力衝突に発展し武士の政界進出の端緒となった保元の乱。そこに、乱世の機縁をみた慈円は、神武天皇以来の歴史をたどり、移り変わる世に内在する歴史の「道理」を明らかにしようとする。摂関家に生まれ、仏教界の中心にあって、政治の世界を対象化する眼をもった慈円だからこそ書きえた歴史書の、決定版全現代語訳。(講談社学術文庫)
  • 「日本史」の終わり 変わる世界、変われない日本人
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    80年代、世界有数の経済大国だった日本は、今なぜ中国や韓国に追い抜かれてしまったのか? 本書は日本を代表する経済ブロガーと、『中国化する日本』で脚光を浴びた気鋭の歴史学者が、日本の歴史を辿り、現代の「決められない政治」や「変われない企業」といった日本停滞の原因を縦横無尽に語り合った成果である。「明治維新後、西欧化を図り、わが国は世界に類を見ない高度成長を遂げた」という歴史の通説は幻想であり、実は日本がいまだに江戸時代から進歩していないというのが、両者の共通認識である。全国300もの藩が別々に法律や武力を保持し、ムラ社会の掟で問題解決するシステムが、内向きで縦割りの社会構造を生み、全体戦略や強いリーダーが現れない原因を作り出したのだと指摘する。歴史を見れば、外からの衝撃を吸収しながら豊かな国になった日本人の、変化への適応力の強さを活かすことで、グローバル化に対応する道はある! 通説を覆す一冊。

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  • バトルマンガで歴史が超わかる本
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史とは...生き残りをかけた「バトル」の連続だ!  負けたら、滅亡!? 古代(アテネVSペルシア/ペルシア戦争)から、 現代(アメリカVS日本/日米戦争)まで... 超人気予備校講師がおくる、 歴史の「流れ」と「本質」がわかる最強18バトル! 【これが18のバトルだ! 】 バトル01 ペルシアvsアテネ   民主主義と自由を死守「ペルシア戦争」 バトル02 ローマ帝国vsユダヤ 信仰は武力に屈しない「ユダヤ戦争」 バトル03 ヤマトvs隋帝国 独立国だと認めさせた「遣隋使」 バトル04 唐帝国vsヤマト 独立国家としての決意「白村江の戦い」 バトル05 ムハンマドvs多神教徒 世界史の大勢力が誕生「啓示/聖戦(ジハード)」 バトル06 イスラム教徒vs十字軍(キリスト教徒) 仁義なき聖地争奪戦「エルサレム攻防戦」 バトル07 金vs南宋 平和国家の悲劇「宋金戦争」 バトル08 元(モンゴル帝国)vs日本 モンゴルの侵略を防いだ「文永・弘安の役」 バトル09 オスマン帝国vsビザンツ帝国 交通の要所をめぐる「コンスタンティノープル包囲戦」 バトル10 スペイン人征服者vsアステカ王国 信仰心が欲望を正当化「アメリカ大陸征服」 バトル11 スペイン王国vsイングランド王国(イギリス) 新旧のキリスト教が激突「アルマダの海戦」 バトル12 江戸幕府+オランダvsキリシタン 列強による介入の危機「島原の乱」 バトル13 イギリスvsアメリカ13植民地 植民地が主権を奪取「アメリカ独立戦争」 バトル14 18世紀末 ヨーロッパ諸国vsフランス革命政府 国王から主権を奪取「フランス革命戦争」 バトル15 フランス帝国vsロシア帝国 ヨーロッパ統一に挫折「ナポレオンのロシア遠征」 バトル16 欧米列強+江戸幕府vs日本+長州藩 明治維新のはじまり「下関戦争/倒幕運動」 バトル17 大日本帝国vsロシア帝国 植民地に希望を与えた「日露戦争」 バトル18 大日本帝国vsアメリカ合衆国 太平洋で二大勢力が激突「真珠湾攻撃」
  • れいわ民間防衛
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    謀略戦、心理戦、SNSを使ったプロパガンダと情報戦――〈進化した戦争〉に備えよ! 「我々は常に知識をアップデートし、見えない領域で迫りくる脅威に対抗していかなければならない。私の耳元では軍靴の音どころか、大砲の爆音が鳴り響いている! 」(上念司) 序章 やつらは繋がっていた。そして我々は何も知らない。 ・不条理劇が現実になる日 ・ウイグル、チベット、南モンゴル、香港のリアル ・オーストラリアで実際に進行していた〝侵略〟 第1章 自由の敵は笑顔でやってくる ・一見正しい平和・人権のイデオロギー。その目的は? ・ソ連崩壊後はじめて明かされた工作活動 ・左翼少年のあこがれた理想の国 ・日本にも訪れていた革命前夜の危機 第2章 戦争でない戦争、戦場でない戦場 ・殺戮から戦争へ~戦いのルールを決めたウェストファリア条約 ・ホットウォーからコールドウォーへ、代理戦争から下請け戦争へ ・新しい戦争のかたち「超限戦」 第3章 戦争のドメイン(領域) ・新たな領域で繰り広げられる「進化した戦争」の姿 ・ロシアによるクリミア併合は超限戦の成功例 ・国民が死なない戦争と戦争の外注化 ・クリミアの事例に学び台湾を狙う中国 第4章 武力使わない「乗っ取り戦争」の実態 ・国家を乗っ取るまでの起承転結プロセス ・意図的に憲法解釈をゆがめる東大憲法学 ・日本の学術界に浸透している影響力工作 ・問題を提起し“解決させないこと”を目指す運動の闇 ・日本人の民度が試される超限戦での戦い 終章 見えない侵略に備え、私たちにできること ・敗戦革命から国を救うのは経済成長と伝統の尊重 ・知識をアップデートして見えない侵略に備えよ
  • 足利直義 兄尊氏との対立と理想国家構想
    4.0
    1巻1,496円 (税込)
    南北朝の動乱期に、武力によらない仏国土の理想郷を目指した足利直義。兄尊氏とともに室町幕府の基礎を築いたにもかかわらず、最期は兄に毒殺されたとも伝えられる悲劇の人物の政治・思想・文化に迫る。 ※※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 餓える紫狼の征服譚~ただの傭兵に過ぎない青年が持ち前の武力ひとつで成り上がって大陸に覇を唱えるに至るまでのお話~(サーガフォレスト)1
    NEW
    -
    一介の傭兵であったシオンは、ひょんなことから大公令嬢であるロメリアの命を救う。 ロメリアに莫大な報酬を約束させウキウキ気分であったシオンだったが、与えられたのは──爵位と領地であった。 期待していた報酬とは違ってはいたが、気持ちを切り替え領地経営に着手していく。 しかしもらった領地は問題尽くめで……? 覇道を征くシオンの征服譚がいま始まる──。
  • 公爵家の三男が征く己の正道譚
    続巻入荷
    4.0
    「――次があるならば絶対に間違えない」 消えゆく意識の中、世を呪うかのように慟哭しながら死んだ……はずだったが、目が覚めると公爵家の三男・アーノルド・ダンケルノに転生していた。 突然のことに戸惑いつつも、今世でも惨めな人生を送りたくないアーノルドは誰にも侵されず屈しない武力を手に入れ、公爵家の後継者へと成り上がることを誓うのだが……。
  • 偽物と捨てられた氷の聖女は、敵国で幸せを掴む~妹に濡れ衣を着せられましたが、追放先で待っていたのは溺愛でした~【電子限定SS付き】
    4.0
    白銀の髪と人形のような無表情さから「氷の聖女」と呼ばれ、虐げられてきたアマリリス。ある日、聖女の力を武力のために使うことを拒んだせいで婚約者と妹に偽聖女の濡れ衣を着せられ、聖女の地位を奪われてしまう。 魔物の巣窟に捨てられて窮地に追い込まれたアマリリスを助けてくれたのは、隣国の天才魔術師・ヴィクターだった。彼のように「人のために力を使いたい」と願ったアマリリスは、ヴィクターに魔法を教わることに。そして無自覚に精霊の加護を得ていたアマリリスは、真の聖女としての力を惜しみなく発揮すると、襲い掛かってくる魔物から国を守り、傷ついた民を癒やしたりと大活躍! 人々から愛され、笑顔を取り戻していくアマリリスは、次第にいつも献身的に自分を支えてくれるヴィクターへの気持ちが募っていき…。 濡れ衣を着せられた聖女×隣国トップの天才魔術師 自ら幸せを掴む異世界ラブファンタジー!
  • 滅亡国家のやり直し 今日から始める軍師生活 1巻
    5.0
    第1回SQEXノベル大賞 大賞 受賞作品!!ひとりの文官が、大国の滅びのさだめをくつがえす! 巨万の富と最高峰の武力を持つも滅んだ国、ルデク。その国で一般文官だった青年ロアは奇跡的に生き延びるも失意の中で年を重ねていた。だが、ある日目を覚ますと祖国が滅びる2年前に戻っていて!?祖国滅亡を阻止し、仲間たちを守るため、自身の記憶と未来で得た経験を武器に、文官は軍師となり滅びの運命に立ち向かう!これは、ひとりの文官の奇跡から始まった、成長と、変革の物語――。 (C)2024 Yodaka Hiroshita┴(C)2024 Haruyuki Morisawa
  • マンガでわかる! 小学生のくらしと日本国憲法
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自分の意見を言えて、病気のときは病院でみてもらえて、困った時は警察や消防が助けてくれる。 「そんなの当たりまえでしょ!」と思うかもしれませんが、 私たちが日々、安心して安全に暮らせているかげには 「日本国憲法」の存在があります。 ふだんの生活の中で、日本国憲法がどのように関わっているのか、 そして、今の日本がかかえている人権や平和問題について、この本を通して考えてみましょう! [もくじ] 第1章 憲法ってどういうもの? マンガ:憲法誕生にはふか~い歴史がある! ・憲法は“入れたほうがいい内容”が決まっている ・日本の憲法と似た作りの憲法を持つ国 ・憲法にはつらい経験への思いがこめられている ・日本の法律は日本国憲法を守って作られている ・日本国憲法で大切な3つのポイント 第2章 日本の政治は“国民みんな”で決める! マンガ:国民主権ってどういうこと? ・国民の意思を示す憲法・選挙・国民投票 ・国民に選ばれた人が国民の意思をつないでいる ・国会、内閣、裁判所で権力を分ける ・国会、内閣、裁判所が持つ国民への説明責任 ・地方自治体の政治は地域住民のもの ・自分の意思を伝えることがくらしを変える 第3章 みんなが自分らしく生きる権利を国が守る! マンガ:たくさんあるある!人権の保障 ・私たちの権利と自由は憲法によって守られている ・国民には3つの義務がある ・すべての子どもに“子どもの権利”がある ・子どもだからこそ制約されること 第4章 戦争と平和を考える マンガ:悲しい歴史はもうくり返さない ・侵略戦争は世界中で禁止されている ・戦争を起こす国を世界の国々がこらしめる ・武力行使と日本国憲法第9条 ・防衛のための武力行使 ~この本の特徴~ ●どうして憲法というものが存在するのか、日本国憲法誕生の歴史、国民主権とはどういうことなのか、 人権と子どもの権利について、平和と戦争についてなど、私たちの生活と憲法の関わりをマンガでわかりやすく解説しています。 ●各章の最後に、調べ学習のテーマ(同性婚について、ロシアとウクライナの問題など)を設けています。 憲法に関わるトピックを自分自身で調べ、考えをまとめる学習へとつなげることができます。 ●日本国憲法の重要なポイントと、いまの日本を取り巻く問題がよくわかるので、親子で楽しめる一冊です。
  • 八月十五日からの戦争「通化事件」 日本人が知らない満洲国の悲劇
    -
    終戦から半年過ぎた満洲で日本人三千人が虐殺された! 中国軍と戦った日本人魂を追うノンフィクション2編収録 「関東軍壊滅」「武力放棄」のなかで起きた知られざる惨劇―― ※本書第一部は「Hanada」平成二十九年八月号から平成三十年三月号に連載され、第二部は「正論」平成二十七年九月臨時増刊号に一挙掲載されたものです。
  • おね 上
    4.0
    加藤清正、福島正則ら多くの戦国武将に母と慕われ、秀吉を助け天下一の女性となった北政所「おね」。唯一の武器は、知略でも武力でもなく、相手の心に寄り添える“共感力”だった──。信長、秀吉、家康に愛された北政所「おね」の生涯を、NHK大河ドラマ『篤姫』『江~姫たちの戦国~』の脚本家・田渕久美子が描く。
  • 日本武人史
    -
    日本をかっこよく!古来より武術が連綿として受け継がれ、日々鍛錬にいそしみ、その武力のおかげで日本は植民地化をまぬがれた。武人たちの桁外れな活躍と共に、我が国の武の足跡をたどる!

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  • 合本 夏草の賦【文春e-Books】
    4.3
    【上下巻合本版】 英雄豪傑が各地に輩出し、互いに覇をきそいあった戦国の世。四国土佐の片田舎に、野望に燃えた若者がいた。その名は長曽我部元親。わずか一郡の領主でしかなかった彼が、武力調略ないまぜて土佐一国を制するや、近隣諸国へなだれ込んだ。四国を征服し、あわよくば京へ……。が、そこでは織田信長が隆盛の時を迎えんとしていた。ひたすら「天下」を目指し、61年を疾走した風雲児の生涯。
  • 六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー
    5.0
    かつて保守派の論客としてマスコミを賑わせた西部邁氏が、今年1月、78歳で自死した。 その言論活動の原点は、日米安保条約に反対する武力闘争「六〇年安保」。 本書は、1986(昭和61)年に著者がはじめて当時の闘争を振り返ったもので、共に戦った盟友たちの内面の葛藤にまで踏み込み、あの闘争とは何だったのかを問い直す。そこには崇高な思想よりも若者としての焦燥感、虚無感などが色濃く現れざるを得ない。「空虚な祭典」の中にいた「哀しき勇者たち」を、著者は時に愛をもって、時に突き放して語っていく。 【目次】 序章 空虚な祭典―-安保闘争 ブント 私 第一章 哀しき勇者――唐牛健太郎 第二章 優しい破壊者――篠田邦雄 第三章 純な「裏切者」――東原吉伸 第四章 苦悩せる理想家――島成郎 第五章 善良なる策略家――森田実 第六章 寡黙な煽動家――長崎浩 終章 充実への幻想――思い出の人々 あとがき 解説 保阪正康
  • 【電子版限定特典付き】ブチ切れ令嬢は報復を誓いました。1 ~魔導書の力で祖国を叩き潰します~
    3.5
    「国を出ましょう。そして、この国に報復します」 物心ついた時から未来の国母として努力してきた公爵令嬢・エリザベートは、他の令嬢に心を移した王太子から、建国記念パーティーで手酷く婚約破棄を告げられる。 そのまま牢屋に幽閉されて一か月が経ち、国からも裏切られたことで我慢も限界に達したエリザベートは、ずっと隠していた本当の力【七つの魔導書】を手に亡命を決意。そして、隣国の子爵ルーカスの手を借りながら、新たな場所で彼女自身を認めてくれる仲間たちとの生活を始める。祖国への復讐を胸に秘めながら―― これまでに築き上げた情報網、商会設立による経済力、そして魔導書による武力を携えて、自由になった天才令嬢による自重無しの成り上がり劇が始まる!!
  • ペリー提督日本遠征記
    4.0
    「黒船来航」であまりにも有名な米国海軍ペリー提督の日本遠征。それは大きな世界情勢のうねりと、各国の思惑のからんだ複雑な背景のもと、確固とした信念のもとにおこなわれ、武力なしの「日本の開国」という世界史的快挙をなしとげた。本書は米国海軍省がペリーの足跡を集大成した編書から、沖縄と日本の部分を抜粋した。徳川幕府当局とペリーとの虚々実々の駆け引き、はじめての「外交」が、浦賀、久里浜、下田、箱館を舞台に興味深く展開される。黒船は同時に、多くの文物というかたちで、西洋世界の文明をもたらした。それを目にした日本人はみな異常な興味をもって異世界に目をひらいた。

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  • 統帥乱れて 北部仏印進駐事件の回想
    -
    仏印進駐をめぐる混乱は、前段階の陸軍のドイツ迎合やそれに同調する海軍部員の横紙破りへの対立として顕在化していた。本書中盤以降では、フランスとの平和的進駐の合意を現地陸軍が無視して無理矢理に戦闘行為に入ろうとするのを、海軍が陸軍上陸部隊船団から護衛艦を撤退させるという非常手段まで執って阻止する顛末が描かれる。その後も確執は激化し、ついに遣支艦隊に「協力不可能、離脱セヨ」との命令が下されるが……。 一参謀の視点に徹して仏印進駐の〝失敗の本質〟が浮かび上がる迫真の記録。 半藤一利による著者インタビューを付す。 〈目次より〉  序  阿川弘之 第一章 北部仏印への野望  第二遣支艦隊参謀に  佐藤参謀副長と大激論  三国同盟論再燃 第二章 昆明作戦を口実に  掃海艇派遣の下命  海軍中央の情況・態度  陸軍統帥部による倒閣  仏印相手の猿芝居  支那方面艦隊司令部に出頭  「C事件」で上京 第三章 封ぜられた「策謀」  ハノイで佐藤と会談  「武力不行使」の中央電報  封鎖作戦だけでも手一杯 第四章 「謀略」の再台頭  富永少将のハノイ入り  東条陸相の黒い影  進駐の大命下る  神部員の越権、僭越  連合艦隊から増派 第五章 「交渉成立セリ」にも拘らず  国境線でついに戦火  あくまで平和進駐で  陸軍現地の陰謀を中央に警報  西村兵団上陸延期  暗転する事態 第六章 「協力不可能、離脱セヨ」  期せずして全海軍が一致  二人がかりの弁慶役  「大命」を無視した波集団  「信ヲ中外ニ失フ」 第七章 事件の反省不徹底に終わる  三国同盟にショック  陸海中央合同研究会  妥協した海軍統帥部 あとがき インタビュー:日本海軍和平への道程 〈聞き手〉半藤一利 〈解説〉大木毅
  • 春秋戦国の英傑たち 五覇七雄の光芒
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 映画『キングダム』鑑賞の副読本に! 春秋戦国時代、この下克上の乱世を制した英傑とそのエピソードをイラストとわかりやすい図版で徹底解説。始皇帝(エイ政)の中華統一の戦いに死力を尽くした英雄たちをオリジナルイラストで紹介します。統一までのハイライトとなる戦いもイラストマップで図説しがら、行軍マップで複雑な戦いを解説。『史記』などに記された史実と漫画『キングダム』で紹介された人物やエピソードの違い、映画や漫画ではカットされている人物エピソードなどを知ることで、より作品を楽しめるはず。 また、人気漫画『達人伝』をテキストに、春秋戦国時代の文化や生活を解き明かし、時代背景を楽しく深く知ることができます。 なぜ500年間も戦乱の世が続いたのか。どのような国が覇権を握りそして散っていったのか。戦場ではどのような戦いが展開され、どんな英雄が登場したのか。春秋戦国時代をわかりやすく理解できる徹底解説本。 始皇帝(エイ政)の中華統一までには、戦国七雄の英傑たちが武力と知略で立ちはだかった。歴史に残る名勝負、策謀を演じた英雄たちをイラスト付きで徹底解説。 李信/王キ/楊端和/羌カイ/桓キ/蒙ゴウ/蒙武/蒙恬/蒙毅/王翦/王賁/白起/李牧/廉頗/ホウ煖、他 中華統一を果たしたのちの始皇帝(エイ政)とはいかなる人物なのか? 始皇帝(エイ政)人物エピソード年表/始皇帝(エイ政)を苦しめた内乱/成キョウの乱とロウアイの乱/始皇帝(エイ政)を支えた文官たち 甦る古代中国の王城 戦国七雄の王都をCG再現や遺跡の写真などでたどる。 ・秦・ありし日の咸陽城 ・趙・邯鄲城 ・斉・臨シ城 他 ・兵器の進化 大人気!漫画 王欣太『達人伝』から春秋戦国時代を学ぶ! ・諸子百家とは? ・戦国四君と食客 ・文化と暮らし 詳細行軍マップ付き 秦の中華平定までの合戦10徹底ガイド 登場する武将を行軍マップにイラスト付きで紹介。戦いや武将の動きをわかりやすく解説。 韓原の戦い/伊闕の戦い/長平の戦い/函谷関の戦い/韓攻略/趙攻略/燕攻略/魏攻略/楚攻略/斉攻略 [CONTENTS] ・春秋戦国時代の英傑たち ・春秋戦国時代とは? ・秦 始皇帝 その生涯 ・カラー再現! 戦国七雄の王都 ・漫画『達人伝』で学ぶ 春秋戦国時代の文化 ・行軍マップ付き 名合戦ガイド10 ・始皇帝載冠と中央集権国家  ほか
  • 中国はなぜ軍拡を続けるのか(新潮選書)
    4.5
    日本がいかに誠実な対応を取ろうとも、どれだけ経済的相互依存を深めようとも、中国共産党はこの先も軍拡を続けるし、いつか武力衝突に発展する可能性がある。それはなぜか――? 人民解放軍の分析を続けてきた気鋭の中国研究者が、一党独裁体制における政軍関係のパラドックスを解き明かし、日本の対中政策の転換を迫る決定的論考。
  • 「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む
    3.8
    1~2巻1,265~1,320円 (税込)
    2019年末の時点のインタビューで、「2020年にはリーマンショックの5倍はインパクトのあることが起きる。あらゆる天災がいっぺんに来るような。世界構造そのものが激変する。」と言い切っていた星読みヒーラーyuji。 占星術において2020年は、約220年ぶりに時代が激変する年と言われています。今から220年頃前に起きたことは産業革命。それまでは「武力」で支配されていた世界が「経済」に取って代わられ、以来、会社や組織、学歴やブランド、物質や資産などが力を持つ「土の時代」が続きました。 そして2020年年末から、世界は「風の時代」へ。yujiが星を読んで予測していたように、いま新型コロナウィルスが世界構造を根底から揺るがしています。風の時代に価値をもつものは、オリジナリティ、センス、情報、波長など、「流れているもの」や「目にみえないもの」。新しい時代の新しい価値観に対応することを、私たちは否応なしに求められています。 もう古くなった価値観をリセットし、新しい時代の風に乗るにはどうしたらいいのか。これからの仕事、暮らし、お金、人間関係、恋愛はどうなるのか。新しい時代を生きるための“ガイドブック”ともいえる星読み本で、withコロナの世界で迷える人々をyujiが導きます。 【長文の12星座別星読み付き】 古い時代の価値観のすさまじい破壊を経て、まったく新しい「風の時代」が始まるのは、2020年12月22日!
  • 源平合戦の虚像を剥ぐ 治承・寿永内乱史研究
    4.4
    「平家物語史観」を乗りこえ 内乱が生んだ異形の権力 鎌倉幕府の成立にせまる 屍を乗り越え進む坂東武者と文弱の平家公達――。我々がイメージする源平の角逐は、どこまで真実だったのか? 「平家物語史観」に基づく通説に対し、テクストの精緻な読みと実証的な探究によって、鋭く修正をせまる。さらに、源平合戦の実像や中世民衆の動向、内乱の歴史的所産としての鎌倉幕府の成立過程までを鮮やかに解明した、中世史研究の名品。 現在でも、武士を暴力団にたとえ、その武力を超歴史的に批判するような見解は目についても、肝心の武士が「戦士」として行動する「戦争」や「武力」の在りかたについては、まだまだ未解明な部分が多い。……「源平合戦」にロマンを感じておられた方は、少々失望されることになるかもしれないが、本書としてはできるだけ現実的・冷静に、治承・寿永内乱期の戦争の実態を復元し、そのうえで、たんに戦乱の被害者にとどまらない中世民衆の動向や、内乱の歴史的所産としての鎌倉幕府の成立を、検討していきたいと考えている。――<本書「はじめに」より>
  • ネヴァー(上)
    3.0
    巨匠ケン・フォレット最新作 「世界の終焉」予言の書! 「あまりにも現実的すぎる」 ― R・H・サマーズ元財務長官 中央アフリカに位置するチャド共和国。タマラはその首都ンジャメナに駐在するCIA工作員だ。 彼女はテロリストの隠れ家とドラッグの密輸ルートを潜入捜査中の同僚 アブドゥルの後方支援を担当している。 アブドゥルが砂漠に隠された敵宿営地の発見に成功、急襲作戦の勝利に沸き立ったのも つかの間、タマラは国境にかかる橋で起きた小規模な武力衝突に巻き込まれる。 だがそれは、チャド・スーダンの背後にいるアメリカ・中国をも巻き込み世界を揺るがすことになる争いの端緒に過ぎなかった……。
  • 心を開く クリスマスのことば
    -
    イエスという人の誕生を祝うクリスマスが近づいてきました。  イエスという名前の意味は、「天地創造の神の救い」という意味でした。  つまり、イエスというひとは、天地創造の神が、すべての「いきもの」を愛しているので、その愛によって、日本民族もまた造られたこと。  それゆえに、日本人もまた、「えこひいき」しない、天地創造の神によって愛されているので、イエスという人のように、日本人もまた、その神の愛を実践するために生まれてきたので、クリスマスをきっかに、ほんとうの世界の平和のつくり方を知ってほしい。  その平和も、武力とか核兵器によって作るのではなく、最も弱いもの、貧しいものの重荷を背負って、平和をつくってほしい。  武力によるのではなく、自分を愛するように、隣人と、隣国を愛することで、世界平和をつくってほしい。  ということで、この本では、クリスマスを心から祝うには、どうしたらいいか。武力によらないで、敵との間でさえ、平和をつくるための、キリストの愛、キリストの信仰、さらにキリストの希望の道を紹介しています。参考にしてみてください。
  • 目撃 天安門事件 歴史的民主化運動の真相
    5.0
    朝日新聞、夕刊フジ、財界をはじめとした、多数のメディアに取り上げられ、大反響を呼んだ衝撃作。事件発生時から現場の最前線で一部始終を取材した元NHK特派員が、30年以上を経た今だからこそ明かせる真相の数々。民主化を求める学生運動とそれを武力によって鎮圧する軍・政府という対立構造で語られてきた「天安門事件」。しかしそれは、事件の表向きの姿に過ぎず、中国共産党で繰り広げられていた内部闘争から、世界の目を欺くためのものだった。戦車の前に一人で立ちふさがったタンクマンと呼ばれる謎の「英雄」。突如開始された不自然すぎるハンスト。当時の指導者間の欺瞞に満ちた駆け引きや権謀術数の数々……。なぜ今もなお、中国共産党は「事件」をひた隠しにし続けるのか――。目撃者だけが知り得る当時の取材メモによる情報と、その後明らかになった資料から、中国現代史「最大のタブー」に切り込んでいく。
  • 黄金の時間
    -
    西アフリカのマリで発生したクーデターを、武力を行使せずに収束させ、民主的に選ばれた大統領を復権させよ。タイムリミットは百時間――情報が錯綜するなか、アメリカ国務省危機対応室を統べるライカーは情勢把握に奔走する。だがクーデターの裏には十重二十重の謀略が潜んでいた。急遽現地へと赴くライカーだが……元国務省次官補の経歴を持つ著者が、自分の経験をもとに国際政治の裏側をリアルに描く外交サスペンス!
  • 西行花伝(新潮文庫)
    4.3
    1巻1,155円 (税込)
    花も鳥も風も月も――森羅万象が、お慕いしてやまぬ女院のお姿。なればこそ北面の勤めも捨て、浮島の俗世を出離した。笑む花を、歌う鳥を、物ぐるおしさもろともに、ひしと心に抱かんがために……。高貴なる世界に吹きかよう乱気流のさなか、権能・武力の現実とせめぎ合う“美”に身を置き通した行動の歌人。流麗雄偉なその生涯を、多彩な音色で唱いあげる交響絵巻。谷崎潤一郎賞受賞。(解説・高橋英夫)
  • 永遠平和のために
    4.7
    【「憲法9条」や「国連」の理念は、この小さな本から生まれた】「戦争状態とは、武力によって正義を主張するという悲しむべき非常手段にすぎない」「常備軍はいずれ、いっさい廃止されるべきである」「永遠平和は空虚な理念ではなく、われわれに課せられた使命である」。1795年、71歳のカントは、永い哲学教師人生の最後に、『永遠平和のために』を出版した。有史以来、戦争をやめない人間が永遠平和を築くために必要なこととは? 力強い平和のメッセージ。【目次】カント先生の紹介/カントの言葉「永遠平和のために」より 翻訳・池内 紀、写真・藤原新也、野町和嘉、江成常夫、英訳・クリストファー・バルザック/永遠平和のために 池内 紀・訳/補説/付録/<永遠平和のために>解説 池内 紀
  • 龍馬の明治(上・下合冊)
    -
    暗殺者の凶刃(きょうじん)を逃れた坂本龍馬は、精力的に動き始める。が、討幕の気運は諸藩に広がり、薩摩の西郷隆盛も武力討幕へ傾いていく。そして西郷政権が誕生したが、旧徳川家臣の憤懣(ふんまん)は内乱へ向かった。その後、欧米列強、ロシア、清(しん)の内政干渉が強まり、岩倉具視(ともみ)の後を受け、急遽、総理となった龍馬は事態打開に奔走する。
  • イスラエル軍元兵士が語る非戦論
    4.5
    「抑止力」という考えはもうやめよう――。 イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナとの間で長く続けられてきた戦争を見つめていくうちに、「国のために死ぬのはすばらしい」と説く愛国教育の洗脳から覚め、やがて武力による平和実現を根底から疑うようになる、その思考の足跡を辿る。武力放棄を謳う憲法九条の価値を誰よりも評価するのは、平和ボケとは程遠い、リアルな戦争が絶えない国から来た外国人アクティビストなのである。母国のさまざまな矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える一冊。 望月衣塑子氏(東京新聞記者)、推薦! ◆目次◆ 第1章 罪深い教育 第2章 軍隊を疑う 第3章 虐殺された民族が虐殺する 第4章 「全ての暴力に反対します」
  • 幕末の中央政局と龍馬暗殺
    -
    1巻1,100円 (税込)
    薩摩藩を中心に、様々な立場に立つ諸藩・勢力が入り乱れ、対立・抗争や連携を繰り返した幕末の中央政局の動向を詳述し、従来の武力討幕史観とは異なる視点で幕府崩壊のプロセスを描き出す。
  • 趙紫陽 極秘回想録 (上)~天安門事件「大弾圧」の舞台裏~
    5.0
    1989年、北京市内では民主化を求める市民がデモを繰り返していた。李鵬首相ら守旧派が戒厳令布告を求める一方、民主派の趙紫陽総書記はそれを拒否し、市民との直接対話を試みる。だが政府は趙を意思決定の場から外して武力制圧に乗り出し、結果多くの死者が出ることに(天安門事件)。趙紫陽は追放され、2005年に亡くなるまで16年も自宅に軟禁されるが、その間彼は事件の経緯や自らの思いを多くのテープに秘かに録音していた。
  • 晋遊舎ムック 歴史旅人 Vol.3
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 三国志最強の英雄は誰か? 専門家&ファンの投票でここに決定! 「三国志」に登場する人物は、武将、軍師、文官、さらには後漢の皇帝、皇族など3000名以上。 それら多くの登場人物の中から 編集部で100名をノミネートし、有識者とファンを対象にアンケートを実施するとともに、「武力」「知力」「統率力」「人望」で総合評価 ! 「三国志」の魅力をまるごとランキング化した一冊です。
  • 彷徨える艦隊 外伝1 反逆の騎士
    4.2
    ギアリー率いるアライアンス艦隊が未踏星域へ旅立ってのち、ミッドウェイ星系では、圧政を強いるシンディック体制を打破すべく、二人の司令官が立ちあがった。防衛を統括する女性司令官のイケニは、星系内に駐屯する機動艦隊から指揮権を奪い、陸上軍司令官のドレイコンは、暴虐行為を繰り返す内政保安局(ISS)を武力制圧する計画だった。だが二人の行く手には、裏切り、密告、反逆などによるさまざまな障害が待ち受けていた!
  • 「棲み分け」の世界史 欧米はなぜ覇権を握ったのか
    3.5
    1巻1,078円 (税込)
    何がサイエンスと資本主義を生んだのか 封建制と人口の分布―そのダイナミックな展開を解く! かつて文明に程遠い周縁の地であったヨーロッパが武力によって世界を支配して以降、国際秩序に変化はない。彼らの飛躍的発展を可能にしたものは何か?フランク王国の統治システムから産業革命までを分析してヨーロッパ・アメリカ独特の行動特性をえぐり出し、そのダイナミックな展開として八世紀以降の歴史を描きなおす。初期条件としての封建制と人口分散が資本主義とサイエンスに与えた影響を解明して、歴史の基本構造を明快にとらえる挑戦的な試み! [目次] 序 章 棲み分けとは何か 第一章 ヨーロッパの古代 第二章 封建制と人口分散 第三章 サイエンスの誕生 第四章 貨幣関係のネットワーク 第五章 ソ連と日本 第六章 キリスト教の変質 第七章 ナショナリズムの隆盛と時計の発達 第八章 ナチスとアメリカの人種差別 第九章 ロシアとEUのゆくえ 終 章 サイエンス・資本主義・能動的棲み分け

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  • 新版 大化改新 「乙巳の変」の謎を解く
    3.0
    皇極四年(六四五)、中大兄皇子と中臣鎌足は蘇我蝦夷・入鹿父子を武力で排除した。この乙巳の変が国政改革「大化改新」の序幕だったという筋書きはあまりにも有名である。だが、これに関して残された史料は中大兄・鎌足中心に事件を描く極めて偏ったものだった。クーデターの真の目的は何か。その首謀者は誰だったのか。本書は、王位継承をめぐる路線対立に着目して旧版を大幅改稿し、熾烈な権力闘争の内実に迫るものである。
  • 第二次太平洋戦争【1】誕生! 夜襲機動部隊
    -
    昭和17年10月。山本五十六の率いる連合艦隊が「布哇沖海戦」で勝利、オアフ島上陸の構えをみせると、ルーズベルト大統領は武力によるハワイ防衛をあきらめて日本政府に急遽、停戦を申し入れた(『山本五十六の野望』シリーズ)。東條内閣はそれを受諾、日米間に休戦協定が成立するが、大統領四選をもくろむルーズベルトは失地回復、対日再戦の機会を虎視眈々とうかがっていた。1944年初頭に待望の高速空母15隻(エセックス級7隻、インディペンデンス級8隻)が出そろうや、ルーズベルトは休戦協定の破棄をひそかに決意、チェスター・W・ニミッツに対して“逆奇襲"による、マーシャル占領を厳命する!
  • 戦国大名の経済学
    4.2
    兵士の装備一式70万円、鉄炮1挺50万円、兵糧米代1000万・・・1回の合戦の費用はしめて1億!「銭がなくては戦はできぬ」 戦国時代はその名の通り、日本全国が戦乱に明け暮れていた時代でした。しかし戦争は、単に個々人が武力に優れていさえすれば勝てるようなものではありません。なによりも必要とされたのはお金です。刀、甲冑、そして新兵器、鉄炮から馬にいたる武器・装備品に始まって、後方兵站への非戦闘力の動員にいたるまで、先立つものはまず「お金」。お金がなければ戦争など、できうるべくもなかったのです。 そのため戦国大名は平時から、自領内での経済力の増大に、つねに意を注がなければなりませんでした。農作物を安定的に収穫するための治水事業や、流通を潤滑にするための道路整備などのインフラ整備、「楽市・楽座」令による経済の活性化、金・銀・銅などを獲得するための鉱山開発、さらにはこの時代に初めて我が国に登場した、ポルトガルなどの海外交易に至るまで、あらゆる手段を講じて「富国強兵」に励んでいました。 資料に限界があるために、当時、個々の案件にどれほどの費用がかかったのかを算出することは難しく、専門家が書いたものとして1冊の新書全体でこの問題を扱ったものは、現在、ほぼ皆無に近い状態です。本書は、戦国時代の経済の専門家があえて蛮勇をふるい、この問題に挑むものです。
  • 江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」
    4.4
    薩摩、長州を中心とする反幕府勢力が、武力で倒幕を果たしたという「常識」は本当か。第二次長州戦争は、なぜ幕府の敗北に終わったのか。王政復古というクーデタ方式が採られた理由とは。強烈な攘夷意思をもつ孝明天皇、京都の朝廷を支配した一橋慶喜、会津藩の松平容保、桑名藩の松平定敬。敗者の側から、江戸幕府体制がいかに、そしてなぜ崩壊したかを描き出す。(講談社学術文庫)
  • 日中十五年戦争史 なぜ戦争は長期化したか
    3.8
    蘆溝橋事件を引金に日中の戦いは軍部主導のかたちで、ついには泥沼の太平洋戦争に突入していった。しかし、すべての日本人が武力行使の拡大を望み、戦火を座視していたわけではなかった。戦争はあくまで和平工作の最終手段として考え、たえず平和的解決、そのための交渉の努力が模索されていた事実もあった。もし平和的、自主的解決が実現していたなら――歴史におけるイフのタブー視域から、日中の動き、戦争の経過を見据える。

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  • 中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実
    4.3
    ウイグル、チベット、モンゴル民族の滅亡を企む習近平。「半島の赤化統一」をもくろむ文在寅。 自らの民族の歴史を持たず、史実を捻じ曲げる国に未来はない! シナ大陸では古代から数多の民族が興亡を繰り返し、半島では停滞の五百年が無為に過ぎた。異民族の抹殺と世界制覇を謀る「極悪国家」中国、「妖魔悪鬼の国」韓国はこうして生まれた! 最近の中国と韓国の歴史改竄は深刻なものになっている。国家の正統性に自信がない韓国は、歴史を塗り替えつづけたあげく北朝鮮によって国を滅ぼそうとしている。清朝時代には漢人が住んでいなかったモンゴルやチベットやウイグルを武力侵略して植民地支配している中国は、弾圧による民族浄化に熱心に励んでいる。しかし、歴史は動くものである。現状がそのまま続くということは決してない。<著者>
  • 深紅の碑文(上)
    4.0
    陸地の大部分が水没した25世紀。人類は僅かな土地で暮らす陸上民と、生物船〈魚舟〉とともに海で生きる海上民に分かれ共存していた。だが地球規模の環境変動〈大異変〉が迫り、資源をめぐる両者の対立は深刻化。頻発する武力衝突を憂慮した救援団体理事長の青澄誠司は、海の反社会勢力〈ラブカ〉の指導者ザフィールに和解を持ちかけるが、頑なに拒まれていた――日本SF大賞受賞作『華竜の宮』に続く長篇。
  • 吉田松陰 魂をゆさぶる言葉
    -
    1巻999円 (税込)
    吉田松陰は天保元年(一八三〇年)、長州・萩で、藩士、杉百合之介の二男として生まれたが、四歳の年に叔父の山鹿流兵学師範、吉田大助の養子になった。七歳で藩校・明倫館教授見習い、十歳で藩主・毛利敬親の御前で兵学校を卒業し、十七歳で独立の師範(教授)となる。大藩・長州にあって将来を見込まれた大エリートだったが、初めての江戸遊学のさいに、友情を貫くために脱藩したために罪に問われ、籍はあっても浪人に近い身分になり松下村塾を起こす。人間の可能性を誰よりも信じ、明治の英傑を輩出し続けた吉田松陰。やがて激動の時代はペリーが率いる黒船を迎えることになる。武力を背景に開国を迫ったことから松陰の志と人生はいよいよ大きく変わる。本書は、安政の大獄で命を落とすまでの、吉田松陰の疾風怒濤なる活躍とその言葉を解説。

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  • 親代わりだった魔術の師匠に、愛されてしまいました
    -
    強力な魔術師団を擁し、武力で繁栄を手にしたアレス王国。その国の英雄カロルに拾われ、弟子として迎えられたティア。そんな彼女の最近の悩みは、カロルを一人の男性として見てしまうことだった。さらに二人のもとに、新たな戦争の話が持ちこまれる。置いていかれることを焦ったティアは、勝手な行動をとり窮地に。そこをカロルに救われた彼女は、行動の理由を問われ、自らの想いを告白する。軽蔑されることを覚悟したが、意外にもカロルは喜びを露わにして……。
  • 柴錬三国志 英雄・生きるべきか死すべきか(上)
    4.0
    蜀はいま、先帝・劉備が逝き、豪雄の関羽・張飛もいない。しかし軍師・孔明は、魏の政変を好機と、武力を誇る宿敵を叩き討つべく、若き劉禅を奉じ立ち上がった。迎えるは、大軍率いる名将・仲達(ちゅうだつ)。二人の知能の限りを尽くした、壮烈な戦いの火ぶたが切られた。中原に夢を馳せた英雄たちの栄光と挫折を、雄大なスケールで描く。<上下巻>
  • 最初の武士は藤原秀郷 平将門を討った名将の知られざる実像と伝説
    -
    【書籍説明】 最初の武士は藤原秀郷(ふじわらのひでさと)である。 このことはもっと注目されてほしいし、もっと議論されていい。 古い時代から武器を持って戦う武者はいたし、「最初の武士は誰か」なんて史料からは分かるわけもない。 結論が出ないのだから教科書や参考書で取り上げられないのは当然といえば当然でもある。 だが、藤原秀郷はそれまでの軍事貴族とは違った一面があった。 自前の武力で朝廷に仕えるといった中世の武士の姿である。 本書では、藤原秀郷とライバル・平将門(たいらのまさかど)の実像と伝説、民間伝承、ゆかりの地など多角的なアプローチで迫っていく。 そして、なぜ「藤原秀郷が最初の武士」なのか、その時代の流れにも追っていきたい。 戦国時代や源平合戦などに興味がある方も、さまざまなジャンルの歴史好きも、武士の時代を先駆けた藤原秀郷の面白さを堪能してもらいたい。 【目次】 第1部 藤原秀郷はどんな武将か 第2部 秀郷のもう一つの顔「俵藤太」 第3部 秀郷は「最初の武士」か? 【著者紹介】 水野拓昌(ミズノタクマサ) 1965年、東京都生まれ。 法政大学法学部卒業。 1989年、産経新聞社入社。 整理部記者、地方支局記者、宇都宮支局次長などを務め、2019年退社。 『藤原秀郷 小説・平将門を討った最初の武士』(小学館スクウェア) 『小山殿の三兄弟 源平合戦、鎌倉政争を生き抜いた坂東武士』(ブイツーソリューション) 『鎌倉殿と小山3兄弟 ~小山朝政、長沼宗政、結城朝光~』『鎌倉殿と不都合な御家人たち ~「鎌倉殿」の周りに集まった面々は、トラブルメーカーばかり?』(まんがびと)などを出版。 「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」のサイト「坂東武士図鑑」でコラムを連載。
  • アジア血風録
    -
    1巻980円 (税込)
    【覇権に揺れるアジアの真実】 すでに世界最大規模の海軍力を持ち、海洋進出の姿勢を強化する中国の海警法の脅威にさらされるのは、尖閣を抱える日本にとどまらず、南シナ海でのフィリピンやベトナムも同様であるため、日本にとってこの方面との連携がいかに重要であるかを示している。中国が「核心的利益」とする台湾はなおさらで、台湾が南シナ海北部で実効支配する東沙(プラタス)諸島に中国が武力侵攻する可能性があるとの見方も浮上しているのだ。急成長した中国と米国の対峙。中国の成長が頓挫するか、米国が引き下がるのか。覇権をめぐるせめぎ合いの中、新型コロナウイルス感染症という変数も加わって、世界は見えない戦乱に突入したかのようだ。 〈本書の内容〉 ■序章 国家安全維持法施行に震撼した香港と世界 ■第1章 中国ー『拘束・拷問体験記』 ■第2章 台湾ー親台から知台への脱皮 ■第3章 ベトナムー残留日本兵の手記 ■第4章 朝鮮半島ー許永中独白録 ■第5章 WHOと中国、台湾 〈本書の特長〉 ・渾身スクープ取材! ・激動のアジアの行方を読み解く現地ルポ! 〈掲載トピックス〉 ・生々しい『拘束・拷問体験記』 ・帰宅後も監視対象者となった劉勝徳氏の叫び ・偽湾生に騙された日台交流現場 ・「台湾人」意識急伸と日本語熱の急冷 ・小野田寛郎氏の「遺言」 ・日本とベトナムをつなぐ人々 ・底辺から許永中「バブルの怪人」になるまでの半生 ・大国周辺で渦巻く世界の潮流 〈著者プロフィール〉 吉村剛史(よしむら・たけし) ジャーナリスト。日本記者クラブ会員。1965年、兵庫県明石市出身。日本大学法学部在学中の1988~89年に北京大学留学。日大卒後、1990年、産経新聞社に入社。阪神支局を初任地に、大阪、東京両本社社会部で司法、行政、皇室報道などを担当。夕刊フジ関西総局担当時の2006~07年、台湾大学に社費留学。2011年、東京本社外信部を経て同年6月から、2014年5月まで台北支局長。帰任後、日本大学大学院総合社会情報研究科博士前期課程修了。修士(国際情報)。岡山支局長、広島総局長などを経て2019年末に退職。以後フリーに転身。主に在日外国人社会や中国、台湾問題などをテーマに取材。共著に『命の重さ取材して―神戸・児童連続殺傷事件』(産経新聞ニュースサービス)『教育再興』(同)、『ブランドはなぜ墜ちたか―雪印、そごう、三菱自動車事件の深層』(角川書店)、学術論文に『新聞報道から読み解く馬英九政権の対日、両岸政策-日台民間漁協取り決めを中心に』などがある。Hyper J Channel・文化人放送局YouTube番組でMCを担当。東海大学海洋学部講師。韓国通のライター、吉村剛史(トム・ハングル)とは別人。

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  • 最新研究でここまでわかった日本史通説のウソ
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    「織田信長は天下布武を掲げて武力で全国を統一する意思を示した」 「錦の御旗がきっかけで、幕府軍は鳥羽伏見の戦いに敗れた」 「坂本龍馬がリーダーシップを発揮して、薩長同盟は成立した」 これらの歴史常識が、もう通用しない!? 新たな遺構の発掘や、新史料の発見、さらには史料の比較・検証が多角的に行われることで、通説は変化。一般的に知られていないだけで学界ではもう古い、という話は、かなりの数にのぼる。 本書では、これまで明らかになった歴史の真相を、人物、事件、戦争、文化・制度の4つのテーマに分類して紹介。読み進めれば、歴史の意外な真相を知ることができる。
  • 晋遊舎ムック 歴史旅人 Vol.1
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最強隊士ランキングから血の事件簿まで この1冊に新選組のすべてが凝縮! 幕末動乱の中、過激派志士たちの粛清により、京の町にその名を轟かせた剣客集団「新選組」。 彼らは自らが拠り所とした「士道」のもと殺戮を繰り返し、志士たちはもちろん、時には仲間さえもその剣で斬り捨てた。 そして、京都を追われ、多くの仲間を失いながらも北へと向かう…。 滅びゆく幕府に殉じたのは、何のためだったのか。 「誠」の名のもと、自らの命を燃やした「漢」たちのすべてに迫る! ●おもな内容 ▼新選組隊士の中で一番強いのは誰なのか? 武力、知力、統率力、忠誠心、そして運…さまざまな観点から総合評価してランキング! ▼士道に生きた男、土方歳三の死に様に迫る! 鬼の副長、北の大地に散る! ▼新選組結成から、池田屋事件、そして粛清の実態まで 幕末を駆け抜けた新選組「血の事件簿」の真実 ▼新選組はなぜ最後まで戦い続けたのか…北へ向かった「最後のサムライ」たちに待ち受けていた運命とは何か ▼坂本龍馬、桂小五郎から西郷隆盛、勝海舟まで 維新の偉人たちはどのように「新選組」と関わったのか

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