作品一覧

  • 商人の戦国時代
    4.4
    1巻1,045円 (税込)
    中央権力が衰退し混迷する戦国時代、旧来の秩序を破る新興商人を、権力者たちは取り締まることが困難になった。新旧商人の縄張り争い、金融業の出現、拠点都市の建設、利権ビジネスと借金トラブル、御用商人の暗躍、世界貿易への参入、「楽市・楽座」の実態――。幕府、朝廷、大名、寺社、海外勢力、様々なプレイヤーが乱立する時代に、商人たちは何を頼り、秩序と自由の狭間を生き延びたのか? 史料に現れる、余りに人間的なエピソードの数々から、乱世を生き延びる戦略を学ぶ。
  • 貨幣の統合と多様性のダイナミズム
    -
    1巻7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史において国家はたえず貨幣の統合化をめざし、自らの権力の強化に利用してきた。貨幣もまた国家によりその価値の裏付けを得てきたが、経済の構造変動により多様化が不可避となり、国家権力弱体化につながった。近未来の暗号通貨なども見据えて、長年活動を継続している貨幣史研究会による、国内外前近代を主要対象にした最前線の研究成果を結集。
  • 新説戦乱の日本史
    4.1
    1巻990円 (税込)
    古代から近代まで、日本史はさまざまな争乱・合戦によって彩られてきた。時代の画期となったさまざまな争乱・合戦について取り上げる。 歴史研究は、日進月歩の深化をみせ、かつての「常識」が疑われ、更新されてきている。 本書では、こうした新たな研究の成果を、「教科書には出てこない新説」として紹介したい。紹介をしてくれるのは、まさにその研究の当事者である研究者。その「生」の声を通じて、歴史学の最前線の雰囲気が感じ取れる。
  • 国の成り立ち ~旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代~
    4.0
    1~12巻1,430円 (税込)
    ※電子版には、DVDは付属しておりません。まんがで歴史の大きな流れをつかみ、深く理解することができる歴史学習まんが。狩猟・採取の生活から、稲作を中心とした暮らしになり、小さなムラがクニへ。やがて全国的な統一政権であるヤマト王権が誕生するまでを描く。
  • 戦国大名の経済学
    3.9
    1巻1,045円 (税込)
    兵士の装備一式70万円、鉄炮1挺50万円、兵糧米代1000万・・・1回の合戦の費用はしめて1億!「銭がなくては戦はできぬ」 戦国時代はその名の通り、日本全国が戦乱に明け暮れていた時代でした。しかし戦争は、単に個々人が武力に優れていさえすれば勝てるようなものではありません。なによりも必要とされたのはお金です。刀、甲冑、そして新兵器、鉄炮から馬にいたる武器・装備品に始まって、後方兵站への非戦闘力の動員にいたるまで、先立つものはまず「お金」。お金がなければ戦争など、できうるべくもなかったのです。 そのため戦国大名は平時から、自領内での経済力の増大に、つねに意を注がなければなりませんでした。農作物を安定的に収穫するための治水事業や、流通を潤滑にするための道路整備などのインフラ整備、「楽市・楽座」令による経済の活性化、金・銀・銅などを獲得するための鉱山開発、さらにはこの時代に初めて我が国に登場した、ポルトガルなどの海外交易に至るまで、あらゆる手段を講じて「富国強兵」に励んでいました。 資料に限界があるために、当時、個々の案件にどれほどの費用がかかったのかを算出することは難しく、専門家が書いたものとして1冊の新書全体でこの問題を扱ったものは、現在、ほぼ皆無に近い状態です。本書は、戦国時代の経済の専門家があえて蛮勇をふるい、この問題に挑むものです。

ユーザーレビュー

  • 商人の戦国時代

    Posted by ブクログ

    時代は戦国、この時代に行われた商売を中心とした人々の暮らしが見て取れる本。
    今でも言う「宿場町」が栄えた理由、そこで行われた取引、また必要とされたモノ。売ると言うよりも、接待なんかもあるとこの本で面白く知ることができた。鎖国だった日本ではあるが、隣国や少数の貿易と言うには規模の小さな所望品のやり取りが書かれてあり面白かった。

    0
    2026年01月10日
  • 商人の戦国時代

    Posted by ブクログ

    やはり経済から戦国時代を見るのはとても面白い。戦国時代の面白さがどこにあるのかというと、京都集中でなく地方に財源が移って地方で力を蓄えた武将が活躍したからということにも気付いた。
    寺社との密接な繋がりで利権を有していた商人たちだが、中央権力が揺らぐ中で秩序が再編され新興商人も現れてきた。戦国大名による関所の撤廃などもその流れ。
    兵庫や堺、博多などの商業活動と発展。大名による支配。港湾の荷揚げと倉庫管理に携わる問丸、商品の輸送や卸も兼ねた問屋。
    復興や新規の町の振興のための楽市政策で、信長も旧来の構造を全て否定したわけではなかった。楽座は旧来の諸権門が持つ特権排除の意味合いがあった。
    室町幕府と

    0
    2025年12月31日
  • 商人の戦国時代

    Posted by ブクログ

    戦国時代の商人および商人集団の活動を権力との関係から描いた本書は、しっかりと先行研究を踏まえて具体的な事例も的確に引用しながら、それでいて素人にもわかりやすく書かれた良書。とくに「座」の位置づけについて、新たに知ることも多く、勉強になった。

    蛇足ながら、徳仁親王殿下の『交通史研究』掲載論文もしっかりと参考文献リストに掲載されている。

    0
    2025年09月02日
  • 戦国大名の経済学

    Posted by ブクログ

    戦国時代でも下部構造としての経済が上部構造の政治に影響を与えていたんだな。応仁の乱も下降気味の経済で縮小するパイを奪い合う競争の激化によるものと捉えることもできそう。大航海時代が日本の経済に、ひいては政治史に大きな影響を与えていたこともわかった。大名の財源、貫高性が革新的だったが銭不足から石高性の米ベースに回帰したこと、南蛮貿易と銀の生産、楽市楽座と徳政の実際、実効性を持たなかった信長の貨幣政策など。
    武器や日当やその他の品々の当時の価値を現代に置き換えてくれるので、もちろん当時と生活の水準が違うことは知ったうえで、実感を持って考えることができる。元来の戦国時代のイメージをひっくり返してくれた

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    2023年08月27日
  • 新説戦乱の日本史

    Posted by ブクログ

    日本の歴史
    教科書にまとめたものは綺麗に繕ったもの。
    しかし纏まるまでには幾つもの見解と事実があった。

    古すぎて調べようがないこともある。
    こうだと決めつけてかかる人。こうだったら良いとばかりに美談にする人。
    それで現在の歴史知識が出来上がっている。

    この本には当時は調べきれなかったことや、新しく発見された事実などから、歴史的事項を再度検証している。
    大化の改新辺りのところはなんとも古すぎて繋がるのは大変だったと思う。

    サラッと過ぎていた歴史的な出来事の新しい発見とエピソードや裏話。
    読みやすくまとまっている。

    乃木将軍の二百三高地攻略は深い。
    人柄だろう天皇からも愛され同期からも敬愛

    0
    2022年01月24日

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