川戸貴史のレビュー一覧

  • 戦国大名の経済学

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    戦国時代でも下部構造としての経済が上部構造の政治に影響を与えていたんだな。応仁の乱も下降気味の経済で縮小するパイを奪い合う競争の激化によるものと捉えることもできそう。大航海時代が日本の経済に、ひいては政治史に大きな影響を与えていたこともわかった。大名の財源、貫高性が革新的だったが銭不足から石高性の米ベースに回帰したこと、南蛮貿易と銀の生産、楽市楽座と徳政の実際、実効性を持たなかった信長の貨幣政策など。
    武器や日当やその他の品々の当時の価値を現代に置き換えてくれるので、もちろん当時と生活の水準が違うことは知ったうえで、実感を持って考えることができる。元来の戦国時代のイメージをひっくり返してくれた

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    2023年08月27日
  • 新説戦乱の日本史

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    日本の歴史
    教科書にまとめたものは綺麗に繕ったもの。
    しかし纏まるまでには幾つもの見解と事実があった。

    古すぎて調べようがないこともある。
    こうだと決めつけてかかる人。こうだったら良いとばかりに美談にする人。
    それで現在の歴史知識が出来上がっている。

    この本には当時は調べきれなかったことや、新しく発見された事実などから、歴史的事項を再度検証している。
    大化の改新辺りのところはなんとも古すぎて繋がるのは大変だったと思う。

    サラッと過ぎていた歴史的な出来事の新しい発見とエピソードや裏話。
    読みやすくまとまっている。

    乃木将軍の二百三高地攻略は深い。
    人柄だろう天皇からも愛され同期からも敬愛

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    2022年01月24日
  • 新説戦乱の日本史

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    日本史における戦乱について様々な歴史学者が綴った一冊。

    今までの通説が覆されつつあることがよくわかった。

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    2025年11月01日
  • 戦国大名の経済学

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    何故戦国時代に貨幣経済になってまた米が使われる様になったとか時代の背景を含めて書いてある。作者の言う様に信長の場合天才というより現実的に手を打っていった(ミスって放置してるのもあるけど)のが要因とか説得力があるし、戦争に1回幾らかかるとか鐚一文の由来とか読んでいて楽しかった。
    あとがきにもあるけど参考資料、論文の多さ!お疲れ様でした。

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    2023年11月08日
  • 戦国大名の経済学

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    今年(2024)のGWの大掃除で発掘された本のレビューは大方終わりましたが、その前に娘夫婦が宿泊した時に大慌てでスースケースにしまい込んだ本があり、それらの本のレビュー書きを終了させたく思っています。記録によれば、まだまだ世の中がコロナ騒動の真っ最中だった、2年前(2022.5)に読み終わった本です。

    現代も過去においても戦争にはお金が必要で、それが用意できない限り戦争に勝つことができないか、負けていなくても撤退することになるのが常のようです。この本は読み終わってから2年も経過しているので、レビューを書きながら戦国時代にを生き抜くためにどのような経済においてお金や、それに代わる米と関わってい

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    2024年07月15日
  • 新説戦乱の日本史

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    近年通説の見直しが進む戦乱について各時代毎の著者が最新の研究状況を解説する内容。疎い分野については新鮮で面白い。特に航空レーザ測量を用いた関ヶ原合戦の西軍布陣検討は興味深かった。

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    2021年09月17日
  • 新説戦乱の日本史

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    いろいろな時代の戦乱について最新の考え方が示されている。史実の背景や理由に関しては必ずしも真実が分かっているわけではなく、新しい事実や考え方によって、進化するものであることを学んだ。

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    2021年09月06日
  • 戦国大名の経済学

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    著者の先生は存じ上げないが、貨幣経済史のご専門とか。戦国時代における大名たちの領国経営については類書も多いのでさほど目新しい記述はなかったように思うが、ところどころ最新の研究成果も盛り込まれていて、興味深い部分も多かった。とくに第7章「混乱する銭の経済—織田信長上洛以前の貨幣」と第8章「銭から米へー金・銀・米の「貨幣化」と税制改革」の部分。ほかにも第5章で論じられている織田信長の楽市令に関する考察なども。

    結論はごくごく当たり前の話になってしまうのだが、旧来の秩序再編成に当たっての戦国大名の革新性について、過大評価はできないということ。とくに市場経済・貨幣経済のコントロールは、戦国大名といえ

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    2020年09月25日
  • 戦国大名の経済学

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    お金は大事だ。最近の研究を反映したこういうのっておもしろいわよね。まあ日本史で「撰り銭」みたいなのおぼえさせられた理由がわかる、というよりこういう解説してもらわないとそういうのの重要性がわからない。

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    2020年12月28日
  • 戦国大名の経済学

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    貫高制から石高制への移行は、税金を通過で納め、企業の年商や従業員への給与を金額で表示するのが当たり前な現代人の感覚からすると、何だか逆行しているように感じていたが、この本を読んでスッキリした。

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    2025年03月09日
  • 戦国大名の経済学

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     ”腹が減っては戦はできぬ”ように、本書オビ文にある通り「銭がなくては戦はできぬ」。戦争をするためには兵士、その装備、糧食等が必要であるが、戦国時代には、兵士の装備一式70万円、鉄砲一丁50~60万円、兵糧米代1000万、捕虜の身代金10~70万円といった塩梅だったようだ。戦国大名はこれらをどのように用立てたのだろうか。
     本書では、戦国大名の経済面について焦点を当て、その収支の状況や具体的な活動について具体的に分かりやすく説明をしてくれる。
     特に「第七章 混乱する銭の経済ー織田信長上洛以前の貨幣」「第八章 銭から米へー金・銀・米の「貨幣化」と税制改革」を読んで、撰銭令の意義や、貫高制・石高

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    2024年12月22日
  • 戦国大名の経済学

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    貫高制から石高制への移行について、学生時代の時にはモヤモヤしてたが、この本を読んでとても腹落ちした。

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    2024年01月06日
  • 新説戦乱の日本史

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    各時代の戦乱に対する今までの通説と新たな研究成果による新説等を取り上げ検討しています。
    巻末には各戦乱をより深く知るためのブックガイドがあり親切。

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    2022年05月06日