愚管抄 全現代語訳

愚管抄 全現代語訳

1,540円 (税込)

7pt

4.0

天皇家・摂関家内部の権力抗争が武力衝突に発展し武士の政界進出の端緒となった保元の乱。そこに、乱世の機縁をみた慈円は、神武天皇以来の歴史をたどり、移り変わる世に内在する歴史の「道理」を明らかにしようとする。摂関家に生まれ、仏教界の中心にあって、政治の世界を対象化する眼をもった慈円だからこそ書きえた歴史書の、決定版全現代語訳。(講談社学術文庫)

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愚管抄 全現代語訳 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    有名な歴史書で短歌もよく知っていたのですが改めて読んでびっくりするほど正確な情報が記載されています とっっても面白いです

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    Posted by ブクログ 2022年11月03日

    源実朝には子どもがなく、将軍後継問題を抱えていた。北条政子は上洛して親王を後継将軍に迎える交渉を行った。この時は朝廷側に好意的に受け入れられた。これは実朝そっちのけで政子が動いたように考えられておいた。しかし、実朝に朝廷の権威を利用した政治構想があったとする立場からは、実朝の意を受けて政子が動いたと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月17日

    今風に言うなら『そうだったのか! 日本の歴史と仏の教え』でしょうか? 仏教的見地から歴史を通じて国のあり方、人のあり方を説く説法の書。という印象でした。この時代一般的だった末法思想がそこかしこに見えるのが大変興味深いです。愚管抄のテーマは『道理』なのですが、この言葉、当時流行していた言葉で様々な意味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月27日

    現代語訳なので原文と一緒に読むのがいいのかなーと思いつつ、持ち合わせていないので単独で読みました。

    結果、原文参照したことがある部分の訳はやはり気になったので、一緒に読んだ方が良さそう…。

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