人質の経済学

人質の経済学

作者名 :
通常価格 1,833円 (1,667円+税)
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作品内容

◆トランプ後の世界に必読の一冊◆

「恐ろしい本。人間が、単なる商品として取引される実態を克明に描く」
解説:池上彰(ジャーナリスト・名城大学教授)

ベストセラー『イスラム国 テロリストが国家をつくる時』の著者が、
次なるテーマに選んだのは「人質ビジネス」。
交渉人、誘拐専門の警備会社、囚われた人質、難民らに取材を重ね、
「テロリズムの経済」を明らかにする!

・一番金払いが良いのはイタリア政府。
それゆえここ15年ほどの間に大量のイタリア人が誘拐されている

・助けたければ誘拐直後の48時間以内に交渉せよ

・武力による救出の3回に1回は失敗に終わり、人質または救出部隊に死者が出る

・10年前、200万ドル払えばイラクで人質は解放された。
今日ではシリアでの誘拐で1000万ドル以上支払う

・誘拐された外国人は出身国によって、助かる人質と助からない人質に分けられる

・誘拐組織は難民たちの密入国斡旋に手を拡げ、
毎週数万人をヨーロッパの海岸に運び、毎月一億ドル近い利益を上げている

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
社会・政治 / 国際
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
312ページ
電子版発売日
2017年01月13日
紙の本の発売
2016年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

人質の経済学 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年02月05日

    【誘拐ビジネスを繁栄させる要素として、無政府状態、経済発展、そしてもちろん、強欲を挙げることができる】(文中より引用)

    外国人の誘拐や難民の密入国といったテロ組織や犯罪集団が生業とする「ビジネス」に光を当てた作品。数々の犯罪の裏で資金がどのように動いているかを明らかにしていきます。著者は、マネーロ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月30日

    メディア情報をいかに高度な技術で検証しようとも、しょせん我々は中東諸問題の上辺しか見れていないし、本質を理解することはできない。難民から搾取するために斡旋業者と国家がグルになる。オークションのように吊り上った身代金は、犯罪者の街を潤すばかりか流通する貨幣すらも変えてしまう。ジャーナリストにとって同志...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月18日

    イスラム国に後藤健二さん、湯川遥菜さんが殺害されたニュースは衝撃的でした。人間の命を交渉の材料として利用するに至った背景を今から20年ぐらい前の世界情勢からたどります。
    身代金の決定プロセス、助かる人質と助からない人質は何で決まるのか、なぜ現地のリスクを理解しない若者が危険なエリアに次々と向かうのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月21日

    人質ビジネスについて、経緯、事例など詳しくまとめられていた。
    21世紀の現代に起こっていることとは容易に想像できない、悲惨な現状を知った。
    誘拐、海賊、不法移民などすべてつながっていて、犯罪組織の資金源となっている。日本も他人事ではない。
    大変興味深い本でした。

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    Posted by ブクログ 2019年06月12日

    私たちの考える人質事件は犯罪としての認識だが、テロ組織にとってはビジネスとっては政治取引の手段でしかない。タイトル通り、犯罪もベースにした経済圏が成り立ってしまっている。そんな経済圏を成り立たせているのは実は先進国だということに気づいていない国が多い。そんな先進国のウィークポイントをうまく突かれてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月16日

    無政府状態で様々な組織が群雄割拠、欧州政府が巨額の身代金を払うため、食料や武器を買う金を得るために誘拐する。地域経済が海賊で回るソマリア。誘拐組織のしくみを難民の密入国輸送に転用、より容易に多くを稼ぐようになった。

    グローバル化で世界のどこへでも安心して旅行できる、そんな状況がなくなっていることが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月03日

    「パイナップルアーミー」「MASTERキートン」で描かれた、世界のテロ・誘拐情勢をアップデートするのに適している。
    資本主義に「人命は地球より重い」というスローガンが合わされば、必然的に生まれる、営利誘拐というビジネス。対するには「メメント・モリ」への意識転換が必要か。テロリストとは交渉しない(裏交...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月07日

    解説の池上さんが書いているとおり恐ろしい本だ。人間が商品として扱われている。海賊ビジネスから、人質ビジネス、さらに難民輸送ビジネスへと進化している。後藤氏が殺害されたのは、安倍政権がISに対して対抗心をむき出しにしたためだ。なるほど。

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    Posted by ブクログ 2017年02月04日

    欧米人が誘拐された、解放された、というニュースの裏にある「人間が商品として取引されている」という事実。今まで知らなかったことばかりでした。人質を身代金目的と外交戦略目的とに使い分けるイスラム国、人質に優先順位をつける政府。

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    Posted by ブクログ 2019年05月15日

    ‪身代金ビジネスの裏側ですかね。政府が助けるか助けないか命の優先順位をつけてる部分も中々にシビアなお話し。経済的価値のある助かる人質から、政治戦略へと変更され殺されてしまった後藤健二さんも記憶に新しい。‬ソマリアの海賊ビジネスや難民ビジネス等、良く知られているこの手のビジネスにも触れられています。

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