大井篤の作品一覧

「大井篤」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 海上護衛戦
    ローマ帝国一千年の礎は諺にもある通り「全ての道はローマに通ず」である。即ち平時においても戦時においても兵站・輸送は国体の護持に欠かさざるものであることを歴史において証明している。著者は、日本という海洋国家がいかに海上輸送を確かにしなければ開戦な能わずを主張していた。当時の日本の才ある人々が帝国海軍の...続きを読む
  • 海上護衛戦
    祝!復刊!!
    太平洋戦争で日本がなぜ負けたか、その直接の原因がわかるのみならず、戦略目的を達成するために、組織はどうふるまうべきかがよくわかる本。
    そんじょそこらのビジネス書より、よっぽどおすすめ。
    学研文庫版を所持しているが、これを機会に再読する予定。
  • 大井篤海軍大尉アメリカ留学記 保科さんと私
     大井氏が最晩年に水交会の雑誌に連載したエッセイをまとめたものである。1994年に92歳で亡くなり未完となったが、昭和一桁の時代のアメリカ留学の話を、自身や同行の保科善四郎の日記を参考にしつつも、平成の時代に書くのだから凄い。これだけでも大井氏の頭の良さが窺える。
     保科さんと私という副題ながら、次...続きを読む
  • 海上護衛戦
    資源(石油)獲得の為に、始まった戦争であるにも関わらず、決戦重視で資源輸送への意識の低さの実態がよくわかる本。
    戦争当初から、海上護衛やロジスティクスに対する意識が高かったとすると、どういうような戦争過程になっていたかという想像にかられる。
    潜水艦による商船・タンカーへの攻撃が、日本のロジスティクス...続きを読む
  • 海上護衛戦
    徴用船舶の護衛を担当した海上護衛総司令部の参謀であった大井大佐による、シーレーン防衛の重要性を説く本です。

    潜水艦・航空機の本格活用に伴い、物資を搭載した船舶を敵の通商破壊からエスコートすることは戦争を継続していくためには不可欠ですが、日本海軍は運用思想の相違からそれを重要視していませんでした。
    ...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!