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  • 総門谷R 白骨篇
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻381円 (税込)
    失魂の仲間と殺し合う超伝奇シリーズ哀切の新展開。無残に踏み殺された聆雲(りょううん)の仇を討つべく、総門谷のある早池峰山(はやちねさん)に向かった和気諒(わけのあきら)たち。そこで出会ったのは、冥界の王によって肉体のみを甦らせられた聆雲だった。魂を失い魔童児となった仲間が、白骨女となった怨魔シバとともに諒たちを襲う。ベストセラー作家が放つ伝奇SFの傑作シリーズ、哀切の第4幕。(講談社文庫)
  • 私の好きな悪い癖
    小説・文芸
    4.0
    1巻544円 (税込)
    歴史小説第一人者の端然たる名随筆集。小説家の静かなる日常。幼い頃の下町・日暮里での暮らしから病気の事、締め切りよりも早すぎて編集者が戸惑う原稿の話。卯年生まれは口がうまいと言われ憤慨するかと思えば浅草の小料理屋で、罪のない嘘をつく。「エッセイは、小説を書く私の素顔である」という歴史小説の第一人者が、日常から掬い上げた事柄をまとめた上質の随筆集。(講談社文庫)
  • 完全リメイク版 キラー通り殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    志垣警部の海外研修中、和久井刑事がチームを組まされたのは、原宿署のオカマ警部・西郷藤吉郎にギャル刑事の南野マリン。担当事件は青山キラー通りでの喉切り殺人。被害者女性の後頭部に白いリボンが結ばれるという奇妙な事件を個性派トリオで解決に乗り出す。幻のオリジナル版を完全リメイクして登場!(講談社文庫)
  • 金田一温泉殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    座敷童子(ザシキワラシ)が飛び出してきた! 東北の温泉宿、伝説の奥座敷で起きた惨劇を志垣警部が追う! 男は十和田湖畔で、頭を丸坊主にされ唇には紅を塗られて殺されていた。そして第二の殺人は、座敷童子が出るという岩手県金田一温泉の宿で起こった。ナイフを突き立てられながら一滴の血も流さず息絶えた女の側から走り去る座敷童子! 伝説に彩られた猟奇殺人の真相を求めて、志垣警部は豪雪の東北へ! (講談社文庫)
  • 悪道 西国謀反
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻374円 (税込)
    吉川英治文学賞に輝く『悪道』、シリーズ第二弾! 西国雄藩浅尾家に御家騒動が勃発。幕府をも揺るがす事態に、名君となった影将軍は、伊賀忍者の末裔・流英次郎一統を安芸に遣わした。立ちはだかるは、奸臣・外村監物が放つ暗殺忍軍・風炎衆! だがなんと風炎衆は、江戸城の将軍暗殺の密命を帯びていた。大胆な構想で描く、これぞエンターテインメント時代小説。
  • 高橋克彦自選短編集 1 ミステリー編
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1~3巻550円 (税込)
    だれの心にも、鬼がいる。大胆不敵なトリックが冴える短編ミステリーの逸品集。かつて「衛生博覧会」と呼ばれる見世物が人気を博していた。疾病模型や死体写真が陳列されるなか、私は精巧な美少年の鑞人形に目を奪われた。だがそれには、驚愕の秘密が隠されていた(「悪魔のトリル」)。現代日本屈指のエンターテインメント作家の傑作短編集。(講談社文庫)
  • 『深い河』創作日記
    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    「この小説のために文字通り骨身をけずり、今日の痛みをしのがねばならなかったのか」。作者最後の長編小説であり、純文学の奇跡と今もなお絶賛される『深い河(ディープ・リバー)』は、壮絶で苛酷な闘病生活のなかから生み出された。1990年8月26日から1993年5月25日まで、小説と死を見つめ続けた感動の軌跡。(講談社文庫)
  • 戯史三國志 我が糸は誰を操る
    小説・文芸
    4.0
    1~3巻921~990円 (税込)
    董卓(とうたく)に想い人を奪われた若き日の陳宮。己の無力に打ちひしがれていた時「俺の臣になれ」と言う男・曹操が現れ、彼の人生を変えた。名将に重用されながら、呂布(りょふ)に寝返った謀将。その愚行の裏には知られざる熱い友情と真心の物語があった。「小説現代長編新人賞」奨励賞受賞作。(講談社文庫)
  • ABCD殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻607円 (税込)
    不人気警部・大貫の大人気シリーズ! 人の迷惑かえりみず、我が道を行く迷惑男のユーモア・ミステリーテレビに出演したかと思えば、高校で授業をしたり……。ガハハ笑いと図々しさがトレードマークの大貫警部、相変わらずの迷活躍で、よく出来た後輩達を困らせながらも事件解決。表題作のほか、「真実一路」「天地無用」「無理難題」の3作を収録。超不人気警部・大貫の超人気四字熟語シリーズ待望の第10弾。(講談社文庫)
  • 双頭の蛇(上)
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻550円 (税込)
    はみだし刑事・沖竜介が挑む地方権力の亡霊。東京を追われ因襲と封建的人脈うごめく地方都市、平野に降りたった竜介。落ちつく間もなく権力を握る財閥の巨悪に迫ろうとした新聞記者が記事とともに消された。
  • 四字熟語殺人事件 ベスト・セレクション
    小説・文芸
    4.0
    1巻796円 (税込)
    警視庁にこの人あり! 大貫警部は捜査一課の迷惑な「お荷物」。聞き込み先で酒を飲み、いちゃもんをつけ飯をたかる。直感で犯人を指名し、面倒な証拠集めは部下任せ。なのに事件はいつも解決って、どうして? やりたい放題の振る舞いにスカッとすること間違いなし! 赤川作品最大の問題シリーズ、初の傑作選。(講談社文庫)
  • 女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅
    小説・文芸
    4.0
    1巻921円 (税込)
    銀座で見かけた妖艶な和服美人の後を追って着物の展示会に迷い込んだ伊集院大介。彼女の依頼で「幻の友禅」を探すことになる。そんな折、熱心な着物コレクターが惨殺される。謎の美女、激しく対立する着物作家兄弟、連続する殺人……。事件の輪郭すらつかめない伊集院は惑い、悩む。(講談社文庫)
  • 身も心も 伊集院大介のアドリブ
    小説・文芸
    4.0
    1巻785円 (税込)
    ジャズ界の貴公子を悩ます奇妙な脅迫状! 伊集院大介のもとに天才ジャズ・サックス奏者矢代俊一が訪れた。「ボディ&ソウルを演奏するな」――ライブのたびに曲目指定の脅迫状が送られてくるという。仲間のピアニストや大切なサックスまで狙われ、ついに最初の犠牲者が!?手がかりのつかめない大介が見つめる中、俊一は禁じられた曲を吹き始める……。
  • 真夜中のユニコーン 伊集院大介の休日
    小説・文芸
    4.0
    1巻733円 (税込)
    一角獣は処女にしかなつかない――楽園にかけられた呪い。恋に破れ、淋しい遊園地「ユニコーン・パーク」でバイトを始めた聡子。世間と隔絶した山の中で仲間の関係は濃い。世話焼きの諒や美青年の氏家、大介の助手アトムたちと知り合うが、聡子をめぐり諒と氏家が争う。園内では失踪女性の死体が発見されて!? 大介は一角獣に籠められた創設者の怨念と対決することに。(講談社文庫)
  • 怒りをこめてふりかえれ
    小説・文芸
    4.0
    1巻733円 (税込)
    「栗本薫」の新たな恋が奴らの餌食になる!? 「栗本薫」クンも36歳。脚本を担当することになった映画のヒロインから突然の告白が――「私と寝てください」!? だが、芸能スキャンダルと複雑な人間関係の渦に翻弄され、雑誌編集長殺人事件にまで巻き込まれる。新しい恋を貫くため、必死に苦難に耐える薫クンのピンチに、ついに伊集院大介が立ち上がる!
  • ハ-ド・ラック・ウ-マン
    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    シンこと石森信たちのロックバンド「ナイトメア」のグルーピーが殺された。誰も彼女の本名を知らない。メンバーにも疑いがかかるが……。待望の長編ロック小説。(講談社文庫)
  • 少年曲馬団(上)
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻449円 (税込)
    惟朔(いさく)は、どうしても小学校に通えないのだった。昭和三十年代後半、府中刑務所のそばの、母子寮で暮らす母と惟朔、妹の薫。貧しいが原っぱの日溜まりのような呑気さがそこにはあった。ある日突然、父親との同居が始まり、惟朔の暮らしは一変する――。自伝的作品『百万遍』へと続く小学校一年から四年まで。(講談社文庫)
  • 刑事長 越権捜査
    小説・文芸
    4.0
    1巻639円 (税込)
    春団治(はるだんじ)刑事長(デカチョウ)こと岩切鍛冶は、組織や規律だけを重んじる警察の体質に刃向かう大阪府警の一匹狼だ。彼を慕う若手刑事が市内で屋台を撤去しようとして暴力警官として告発された。その直後、告発した男が不可解な死を遂げる。事件にきな臭さを感じた岩切は単独捜査を開始! 〈刑事長〉シリーズ興奮の第3弾! (講談社文庫)
  • 刑事長 四の告発
    小説・文芸
    4.0
    1巻691円 (税込)
    大川で背広姿の水死体が浮かんだ。男は市内の外科医で借金苦による自殺と断定された。事件にきな臭さを感じたベテラン刑事・岩切鍛治は、独自の捜査を開始する。見え隠れするパチンコ業界の利権争い、そして思いもよらぬ同僚刑事の死。岩切の行く手に暗雲が立ちこめる。好評<刑事長(デカチョウ)シリーズ>興奮の第2弾! (講談社文庫)
  • 新聞が面白くない理由
    衰退一途の日本のジャーナリズム。その根本の病巣こそ「記者クラブ」である。広いスペース、税金から支出される通信費、光熱費……。官公庁から便宜供与を受けて他のメディアを締め出すさまは、中世のギルドさながら。果たして彼らに自浄作用はあるのか? 健全な民主主義のため既得権を抉った渾身の書!(講談社文庫)
  • 完全版 年金大崩壊
    失われた年金財源は9兆円超、紛失した年金記録は5000万件……私たちの老後を支えてくれるはずの年金制度は、なぜかくも破綻したのか。年金問題を世に知らしめた2004年講談社ノンフィクション賞受賞作に、大幅改訂&加筆した完全版。本書は2003年9月刊行された『年金大崩壊』及び2004年4月に刊行された『年金の悲劇 老後の安心はなぜ消えたか』を大幅に加筆・改編したものです。(講談社文庫)
  • アフリカの瞳
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    10人に1人がHIVに感染している国南アフリカ。かつて白人極右組織による黒人抹殺の陰謀を打ち砕いた日本人医師・作田信はいま、新たな敵エイズと戦っていた。民主化後も貧しい人々は満足な治療も受けられず、欧米の製薬会社による新薬開発の人体実験場と化していたのだ。命の重さを問う感動の長編小説。
  • 華麗なる誘拐
    小説・文芸
    4.0
    1巻712円 (税込)
    新宿超高層ビル街の喫茶店で若いカップルが殺された。シュガーポットに入れられた毒物による無差別殺人の始まりだった。事件の3日前、蒼き獅子たち(ブルーライオンズ)と名乗る男から首相公邸にかかってきた怪電話が現実のものとなったのだ。「日本国民1億2000万人を誘拐した。5000億円を支払え」大胆な着想の本格長編推理。(講談社文庫)
  • 特急「北斗1号」殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻680円 (税込)
    北の大地と失意の女。十津川が挑む戦慄の罠。恋人に裏切られ借金に追われる風見ゆう子は死に場所を求めて北海道へ向かった。特急「北斗1号」で、彼女は見知らぬ男から3日間旅に同行して欲しいと100万円を渡される。そして身に降りかかる連続殺人の容疑。北の大地に張り巡らされた巧妙な罠に十津川警部が挑む。美しさと哀しみが滲む傑作推理小説。(講談社文庫)
  • 宗谷本線殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻565円 (税込)
    殺意を刻んだ北の大地。十津川、渾身の推理! 白銀を切り裂いて走る列車内で、男が毒殺された。スーツケースを持ち去り、美深(びふか)という駅で姿を消した謎の女。死の間際に被害者から書きかけの原稿を託されたルポライター。事件の鍵は、かつて音威子府(おといねっぷ)で起きた残忍きわまる殺人事件にあった。急行「利尻」と「礼文」、死の連鎖を追って、十津川は北の果てへ!(講談社文庫)
  • 十津川警部の怒り
    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    狡知な犯人に十津川が放つ逆転の痛打! 毒舌で有名なプロ野球解説者が、甲子園球場の近くで刺殺された。容疑者は低迷するチームのヘッドコーチ。かつてポストを巡って揉め、動機は十分だが、犯行時刻には寝台特急「出雲4号」に乗っていたという。血まみれの切符、車掌がもらったサイン。十津川、逆転の一手は。殺意を乗せて走る列車、3つの事件!(講談社文庫)
  • 渡る世間は「数字」だらけ
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻398円 (税込)
    「世の中や人生を、数字を通して考えてみると面白いかも」と思った"万"起男さん。本業の医学から、宇宙・統計までの「数字」の意味を考察する。遺伝子情報は3%しか活用されない意味、1日10万個の脳細胞が減っても大丈夫なわけ、日本の国番号81の意味、世論調査の数字のウラなど軽妙洒脱に切りまくる。(講談社文庫)
  • 海の空 空の舟
    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    高台の神社からは廃墟と化した造船所が見える。喧噪と活気を失い、憧れの彼女もいない町で、中学生の辰雄は性のとば口にいる自分をもてあます。昔の祭りさながらに、渾身の力で引き上げた舟を海にすべらせた――少年の1日を活写した小説現代新人賞受賞の表題作をはじめ好編3作。(『雨を見たかい』を改題)
  • 狐闇
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻456円 (税込)
    魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。市に参加していた男が電車に飛び込んだのを皮切りに周囲で命を落とす者が続出。陶子は絵画の贋作作りの汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪されてしまう。狡猾な罠を仕掛けたのは誰か。満身創痍の捜査行は日本の歴史の断層に迫っていく! (講談社文庫)
  • 我が父たち
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻398円 (税込)
    血のつながりのやり切れなさを、鋭敏な感性でつづり、独自の文学世界をひらく。不思議な物語の魅力あふれる力作中篇集。(講談社文庫)
  • 封神演義(上)
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1~3巻440~451円 (税込)
    中国三大奇書を越える奇想天外な大伝奇小説商から周への易姓革命を舞台に、軍師太公望を擁する西岐軍と紂王軍の殺戮戦。妖術玄術が切り結び、飛び交う秘密兵器はSFを凌ぐ。幻の大伝奇ロマン、本邦初訳。(講談社文庫)
  • 死者は黄泉が得る
    小説・文芸
    4.0
    1巻733円 (税込)
    連続殺人事件と洋館の住人には関係が? 死者を甦らせる装置のある館。そこに住む生ける屍には記憶がない。死者を甦らせる装置のある謎の館。そこには生ける屍と化した女性達が、生前の記憶を一切失ったまま、仲間を増やしながら生活していた。その隣町では、美女を巡る不可解な連続殺人が……。犯人のねらいは? そして事件と生ける屍たちの関係は? 意外なラストは他言無用、奇手妙手を尽くした西澤流本格推理。(講談社文庫)
  • 星封陣
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻533円 (税込)
    東北の一村がいま奇怪な勢力に狙われる! 古代、蘇我氏に敗れた物部氏一族が東北にとてつもない秘宝を封じ込んだという。それを守る物部の末裔に対し、秘宝奪取に権力と暴力を使える巨大組織が襲いかかる。村人の主緋星幸丸(あかぼしさいわいまる)は自分が秘宝の鍵を握ると自覚、仲間と共に絶望的戦闘に決起する! 伝奇超大作。(講談社文庫)
  • うなドン 南の楽園にょろり旅
    小説・文芸
    4.0
    1巻712円 (税込)
    世界的発見をしたのは、こんな「うなぎバカ」たちだった!東大研究チームのサバイバル・うなぎ採集旅行記遺伝子解析のために収集した標本は、全種制覇まであと一種類。そこへ、ドイツと台湾の研究チームも標本を集め始めたとの緊急情報。先を越されれば成果はゼロだ。慌てて飛び込んだタヒチで待っていたものは!「史上初! 卵みつけた」 ――研究員が綴る熱い冒険譚
  • オルファクトグラム(上下合本)
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    姉を殺害した犯人に、事件現場で襲撃された片桐稔。その後遺症から通常の“匂い”を失い、イヌ並みの嗅覚をもつことになる……。まったく違う世界に戸惑いながらも、失踪したバンド仲間を、嗅覚を頼りに捜し求めてゆく。新たな能力を駆使することで、姉の仇を討てるのか?新感覚の大長編異次元ミステリー。
  • 非合法員
    小説・文芸
    4.0
    1巻789円 (税込)
    神代恒彦(かみしろつねひこ)はメキシコ保安局の依頼で、ユカタン半島に潜む反体制派指導者4人を抹殺したが、任務終了後、相棒のベトナム人に報酬を持ち逃げされてしまう。その男グエンを追ってメキシコからカリフォルニアへ追跡の旅を続ける神代をロスで待っていたのは非情な組織の掟だった。船戸ハードボイルドの処女長篇。(講談社文庫)
  • 蝕みの果実
    小説・文芸
    4.0
    1巻764円 (税込)
    米国スポーツ社会に生きる日本人の壮絶な闘い方と苦悩を描く7篇。セミ・ファイナルに名を借りた“私刑(リンチ)”の開始ゴングは鳴った。だが、負け犬にも魂がある……。アメリカ・スポーツ社会の片隅で孤高の闘いを続ける日本人たち。彼らの壮絶な生き方と苦悩をダイナミックに描くハードボイルド小説集。冒険小説の第一人者が10年間の日米関係の変遷をも浮き彫りにする渾身の7篇。(講談社文庫)
  • 魔法使いの弟子たち(上下合本)
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,257円 (税込)
    山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。週刊誌記者の仲屋京介は取材中に感染してしまう。感染者は400名以上に膨れ上がり、死者も続出。結果、“竜脳炎”感染者で、意識が戻ったのは京介を含めた三名だけだった。三人は身に着けていた不思議な「後遺症」はマスコミの注目を集め、テレビ収録中に謎の死者が出る。容疑者となった彼らは、己の能力に「最強」の特殊な力が加わっていることを知る。驚愕の終末へ!
  • 卒業写真(『霞町物語』講談社文庫所収)
    小説・文芸
    4.0
    1巻104円 (税込)
    大学受験を目前にしながら飲んだくれた翌朝、僕とキーチと良次の卒業写真を撮ると祖父が言い出した。震える膝と、節立った両掌、その体に写真を撮る力はもう残っていないはずなのに――。それは、僕らの青春の千分の一秒をなによりも正確にきりとった、奇跡のような写真だった。
  • 江田島殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻492円 (税込)
    江田島の主峰・古鷹山が炎上し、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が発見された。そして10年――。帝国海軍の象徴・東郷元帥の盗まれた短剣の行方を追って浅見光彦が江田島へ。奇しくもその日、発見された短剣で男が「自殺」した。3つの短剣に秘められた戦後40余年の繁栄に酔いしれる日本の悲劇とは!? (講談社文庫)
  • 柳生大作戦(上)
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻330~356円 (税込)
    石田三成の正体は、朝鮮の古代国家・百済(ペクチェ)の流れを汲む、近江百済党の首領であった。百済再興を謀(はか)り、魔人と化した三成。これを阻まんと、剣客・柳生石舟斎ら大和柳生一族が立ち上がる。唐王朝、古代朝鮮、大和朝廷の動乱から関ヶ原の戦いまで、千年の死闘を大胆な歴史解釈と奇抜な着想で描いた伝奇大作! (講談社文庫)
  • 走れUMI
    小説・文芸
    4.0
    1巻639円 (税込)
    かつて捕鯨で栄えた、入り江の奥の小さな港町。僕は母さんの実家のミカン山で暮らすことになり、生まれ育ったこの町を離れた。一年後の夏、僕は父さんとジイチャン、後ろ足を失くした犬のコロが暮らす故郷を目指して、ひとり相棒のマウンテンバイクUMIのペダルを漕ぎ出す。小学館児童出版文化賞受賞作。(講談社文庫)
  • 山形新幹線「つばさ」殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    山形新幹線「つばさ」で東北ヘ向かった若い女性が次々と蒸発した。囮として、単身「つばさ」に乗り込んだ北条早苗刑事に近づく謎の男・平沼。しかし、平沼は仙山線の踏切で列車と衝突して死亡。運転していた車からは若い女性の右足が見つかった。県警が平沼犯人説に傾くなか、十津川警部は独自の推理を展開する! (講談社文庫)
  • 隠密拝命 八丁堀手控え帖
    小説・文芸
    4.0
    1~4巻607~660円 (税込)
    春うららの鎌倉河岸。隠密廻り同心高村新三郎が死体で発見された。本所見廻りの深見十兵衛は、遠山奉行から後任に抜擢される。定町廻りと違い、単独行の多い隠密廻り同心。高村は誰に狙われたのか。恩人高村の岡っ引きらを譲り受けた無外流の“ぶらり十兵衛”は、先輩同心の無念を晴らせるか。熱き心で切れ味あざやか、傑作捕物帖! (講談社文庫)
  • 石の繭 警視庁殺人分析班
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。なぜか交渉相手に選ばれたのは、新人刑事の如月塔子だった。自らヒントを提示しながら頭脳戦を仕掛ける知能犯。そして警察を愚弄するかのように第二の事件が――緻密な推理と捜査の迫力が光る傑作警察小説! 講談社文庫「警視庁殺人分析班」シリーズは、講談社ノベルス「警視庁捜査一課十一係」シリーズと同一シリーズです。
  • 書物法廷
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻556円 (税込)
    世界の米海軍基地を標的にした同時多発テロを未然に防ぎ、冷戦時代に行方不明となった水爆のありかを示す。一冊の書物が持つ恐るべき力を知り尽くし、いかなる困難な依頼をも達成してきた書物狩人ユーイチ・ナカライ。だが、無敵を誇るル・シャスールの前に、ついに強大な宿敵が現れる。シリーズ第3弾! (講談社文庫)
  • 書物迷宮
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻520円 (税込)
    世に出れば歴史の真相を覆しかねない本を、合法非合法を問わずあらゆる手段で入手するプロフェッショナル、“書物狩人(ル・シャスール)”。スペイン内戦末期に出版された、ロルカの幻の詩集獲得のためグラナダ地方を訪れたル・シャスールは、依頼人である老婦人を前に、この本に隠された驚くべき秘密を語り出す。シリーズ第二弾! (講談社文庫)
  • 箱庭
    小説・文芸
    4.0
    1巻806円 (税込)
    セピアに色褪せた写真のセーラー服の2人の少女。義姉・和子宛に届いた封筒にあるのはその一葉と謎めいた脅迫の言葉。相談をうけた浅見光彦は益田の消印を手がかりに独自の捜査を始めるが安芸の宮島と岩国で発見された2つの死体に、謎の手紙とを結ぶ糸を直観するのだった。(講談社文庫)
  • ああ、禁煙vs.喫煙
    小説・文芸
    4.0
    1巻576円 (税込)
    店内の喫煙。嫌がる禁煙者。しかし喫煙者は悪者ではなかった? なんでもかんでも「いただく」ってのは丁寧な表現なのか? 「無差別殺人」って実は「差別殺人」ではないか?なんとなく「あたりまえ」とされる事も、大きな勘違いってこともある! 超然的な記憶力を保持する著者による、クリアで笑えるエッセイ。頑固な思い込みで凝り固まった頭を柔らかくする! (講談社文庫)
  • ドキュメント 太平洋戦争全史(上)
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻743~796円 (税込)
    真珠湾奇襲から終戦の大詔まで、1347日間にわたった先の戦争。講談社ノンフィクション受賞作家が、ライフワークとして積み重ねた戦場体験者たちへの聞き取り調査をもとに、太平洋戦争全体を見わたす通史を著した。著者が出会った戦場体験者は、提督・将官・兵士を合わせて計300人超。その貴重な肉声から、戦場で何が起きていたのかはもとより、死力を尽くして闘った日本人の「魂」の真実を描く。作戦解説47図を収録。
  • 放射能に抗う 〈福島の農業再生に懸ける男たち〉
    世界一うまい米作りを目指して、革新を続けてきた福島の農業集団「ジェイラップ」。しかし、福島原発事故以降、彼らが闘う相手は、目に見えない放射能と、世間からの偏見に変わった。絶望から立ち直れるか? 大宅賞作家、10年に及ぶ取材の集大成!『それでも、世界一うまい米を作る』を全面改稿して改題。(講談社文庫)
  • 真説忠臣蔵
    小説・文芸
    4.0
    1巻796円 (税込)
    吉良邸で討死した鳥居理右衛門の首級(しるし)が消えた。その顔が、能舞台で「翁」を舞う将軍綱吉の面(おもて)に貼りついた――(「死面皮」)。周到な内蔵助の密命で後備えとして脱盟者に甘んじた高田郡兵衛らは、汚名にまみれた後半生を送っていたが――(「不義士の荊門」)。雪舞う夜を血に染め、士道を貫く赤穂浪士と主を護る吉良の家臣の凄絶な攻防。誉れある義士になれなかった者たちの栄光なき使命を描く第二の忠臣蔵。
  • ロバに耳打ち
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻398円 (税込)
    昨日、酒を一升飲んでしまった。ぶ厚いイカの一夜干しが「お酒がほしいよう」とおれの左腕を引っ張るのだから、仕方ない。「記憶の中島」と呼ばれた異常な記憶力のおれも、今では昼に喰った飯すら忘れる。両親のこと、幼少期のこと。ゆる~い中に懐かしい匂いがする、らもエッセイ。(講談社文庫)
  • ふふふふ
    小説・文芸
    4.0
    1巻523円 (税込)
    繰り返される戦争やテロ、政治家の失言、脅かされる平和憲法、ないがしろにされる農業……。いつの間にやら窮屈になった世の中を、時には嘆き、おおいに憤慨しつつ、それでも真剣に愛し、格闘してきた著者が遺した言葉の数々。ユーモアと、定評のある観察眼が随所に光る、今こそ読みたい徒然の身辺雑記第二弾。(講談社文庫)
  • 遍路みち
    小説・文芸
    4.0
    1巻523円 (税込)
    夫・吉村昭氏の死後、氏に関連する来客や電話の応対に明け暮れた日々。三年が過ぎ、再び筆を執った著者が身辺のことを綴った小説集。長年過ごした自宅を建て替え、独り誰も知る人のいない温泉地に滞在する。けれど何をしても感じているのは、夫の気配と思い出だった。(講談社文庫)
  • 大江戸遊仙記
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻398円 (税込)
    隅田川の川面に吹く心地よい春の風。船にゆられて墨提のお花見を満喫した後は深川で牡丹、谷中で螢を愛でる。せわしない現代の東京から、一気に160年前の江戸の町にタイムスリップ(転時)した中年男と意気で気風(きっぷ)のいい芸者の大江戸遊覧紀行。綿密な考証で江戸に遊び、江戸に学ぶ「大江戸シリーズ」第3弾。(講談社文庫)
  • 大江戸えころじー事情
    値引きあり
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻398円 (税込)
    江戸時代に生きてきた先祖は、未舗装の道路を空調機代わりにしていたり、着古したゆかたを、おむつまで使い尽くしたりと、身の回りのものを有効利用していた。石油や自動車を使う現代人は、楽な生活を手にした。が、果たしてこのまま科学が発達しさえすればいいのか。物質社会のいまだからこそ、必読の書。(講談社文庫)
  • 大江戸省エネ事情
    値引きあり
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻398円 (税込)
    現代人が1日1人当たり約10万キロカロリーも消費している化石燃料は地球温暖化の最大要因となっている。ひるがえって江戸時代は、ほぼ太陽エネルギーしか使わずに高度な産業と文化を築き上げていた。究極の「省エネ社会」を実現した合理的な知恵の数々を、江戸研究の第一人者が豊富な図版と共に解説。(講談社文庫)
  • ニッポンのサイズ 身体ではかる尺貫法
    値引きあり
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻398円 (税込)
    手のひらのサイズを元にした「尺」、米の消費量を元にした「石」など、現代ではなじみが薄くなった尺貫法も、実は身体のパーツを元に作られた合理的な単位だった。江戸庶民の生活に根ざした単位をめぐる合理的な暮らしのヒントが満載! 豊富な図版と、便利な換算表を収めた、おなじみ江戸博士のサイズ解釈便利帳。(講談社文庫)
  • 蛮骨の剣
    小説・文芸
    4.0
    1巻607円 (税込)
    〈亡者甦り、門戸を叩く。是、大凶変の前触れなり〉。謎の触状を残し、残忍な手口で火付け、押し込み、辻斬りを繰り返す“閻魔党”の出現に、江戸の安寧を陰で支える蓮見宗二郎ら始末人が立ち上がる。庶民を恐怖に陥れる、彼らの真の狙いは何か? 渋沢念流宗二郎と実貫流老剣客の勝負の行方は? 傑作時代長編! (講談社文庫)
  • 鱗光の剣
    小説・文芸
    4.0
    1巻586円 (税込)
    江戸・深川の町で、人知れずもめ事を闇を葬る男たち。その“始末人”の1人が全裸で殺された。裏稼業の覇権を狙う男たちと繰り拡げられる凄絶な闘い。謎の一味の正体は何か。渋沢念流の達人・蓮見宗二郎の刃が妖しくきらめき、人斬り忠左の「追切りの太刀」と火花を散らす。(講談社文庫)
  • ツァラトゥストラの翼
    小説・文芸
    4.0
    1巻691円 (税込)
    この本は1頁から順には読めません。あなたにささやきかける陰の声に対するあなた自身の選択と決断に従って物語が作られていきます。宝石“ツァラトゥストラの翼”を盗んだ犯人を追って、ただ1つの正解をめざしスタートして下さい。岡嶋二人が贈る、数千万、数億通りの変化が楽しめる究極のミステリー。本作品を読むにはチェックリストが必要です。手書きでも問題ありませんが、欲しい方はHP(denponyasan.com)上のPDFをプリントアウトしてご利用ください。1986年刊行。(講談社文庫)
  • あした天気にしておくれ
    小説・文芸
    4.0
    1巻649円 (税込)
    なぜか江戸川乱歩賞を落選した、競馬界を舞台にしたミステリの最高傑作。北海道で3億2千万円のサラブレッド「セシア」が盗まれた。脅迫状が届き、「我々はセシアを誘拐した」で始まる文面は、身代金として2億円を要求してきていた。衆人環視のなかで、思いもかけぬ見事な方法で大金が奪われる。犯人たちの「裏の意図」とは。そして、「裏の裏」の出来事が! 『焦茶色のパステル』の前年に江戸川乱歩賞に応募、刊行はデビューの翌年1983年に刊行となった。(講談社文庫)
  • 水死
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    母の死後10年を経て、父の資料が詰め込まれている「赤革のトランク」が遺言によって引き渡されるのを機に、生涯の主題だった「水死小説」に取り組む作家・長江古義人(ちょうこうこぎと)。そこに彼の作品を演劇化してきた劇団「穴居人(ザ・ケイヴ・マン)」の女優ウナイコが現れて協同作業を申し入れる。「森」の神話と現代史を結ぶ長編小説。(講談社文庫)
  • ちゃんちゃら
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻434円 (税込)
    江戸・千駄木町の庭師一家「植辰」で修行中の元浮浪児・ちゃら。酒好きだが腕も気風もいい親方の辰蔵に仕込まれて、山猫のようだったちゃらも、一人前の職人に育ちつつあった。しかし、ある日を境に、一心に作庭に励んでいた一家に、とんでもない厄介事が降りかかる。青空の下、緑の風に吹かれるような、爽快時代小説! (講談社文庫)
  • 絲的サバイバル
    小説・文芸
    4.0
    1巻607円 (税込)
    今までやっていないことに挑戦しようと始めた「一月一回一人キャンプ」。設備の整ったキャンプ場のみならず、人里離れた自然の中、友人の家の庭など考えつく限りの場所でテントを張る。醍醐味は何といっても焚き火と食事、そして酒。夜には読んでみたい新書のタイトルを考えたり、何かの気配を感じたり……。(講談社文庫)
  • 風来の剣
    小説・文芸
    4.0
    1巻565円 (税込)
    料理屋の女将(おかみ)が襲われ、奉公人が殺された。同じ頃、材木問屋の主が川で謎の転落死を遂げる。事件を追う蓮見宗二郎ら始末人だが、魔手は始末屋の元締・文蔵にまで伸びる! 陰に見え隠れする謎の老武士は何者か?  宗二郎の秘剣“鱗返し”を突き崩す“風来の剣”とは? 始末人に最大の危機が迫る! (講談社文庫)
  • 青銅の悲劇(上) 瀕死の王
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻434~487円 (税込)
    天皇の容態悪化が伝えられる一九八八年、東京郊外頼拓(よりつ)市に近い媛神(ひめがみ)湖畔に滞在中の小説家、宗像冬樹は北澤雨香(うか)の別荘でナディア・モガール、鷹見澤緑と出会う。その頃、頼拓市の旧家、鷹見澤家では奇妙な事件が続けて起きていた。(講談社文庫)
  • 笑う花魁 結わえ師・紋重郎始末記
    小説・文芸
    4.0
    1~3巻550~639円 (税込)
    菊花結び、鶴結び、宝珠結びに五行結び――。あらゆる“結び”から超人的捕縛術までを操る、漢部紋重郎(あやべもんじゅうろう)は、江戸の花街・吉原で仕事をする結師(ゆわえし)である。ある日、金持の座興で花魁を縛るという依頼を受けた紋重郎は、特注の組紐を手に場に臨む。意外な事の成りゆきと、あらゆるものを結び、解く、神業が連続する痛快書下ろし長編時代小説!   (講談社文庫)
  • 円朝芝居噺 夫婦幽霊
    小説・文芸
    4.0
    1巻639円 (税込)
    ある文学者の遺品から見つかった奇妙な暗号文。明治期に隆盛した田鎖式速記で書かれた暗号を解読すると、そこに書かれていたのは江戸時代の噺家、名人・三遊亭円朝、幻の落語だった!?  安政の大地震以前、江戸城から盗まれた四千両、その金に絡む色と欲。円朝よりも円朝らしい噺には、もうひとつ大きな噺が隠されていた……。磨き上げられた文章で円朝の怪談噺を蘇らせた手練れの一作。(講談社文庫)
  • 黙秘
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,068円 (税込)
    釧館ユニバーサルホテルで起きた殺人事件。犯人の女は、自ら「人を刺しました。救急車をお願いします」とフロントに電話をかけてきた。駆けつけたホテルマンは、絶命した男性を発見する。警察に連行された女は、札幌に住む主婦であった。住所・氏名を明かしたのち、黙秘を貫く被疑者は、なにを守ろうとしているのか。彼女を殺人罪で起訴した検事・森島が、真相に迫る。法廷を舞台にした傑作ミステリ。(講談社文庫)
  • ナナフシの恋~Mimetic Girl~
    小説・文芸
    4.0
    1巻691円 (税込)
    一学期の終業式、彼女は教室から飛び降り自殺を図った。夏休みが終わろうとするある日、親友の沙耶は一通のメールを受け取る。それは意識不明のはずの彼女から届いたメッセージだった。「明日の昼1時、私たちの新しい教室で待ってます」。集められたのは6人のクラスメイト。誰があたしたちを呼びだした? (講談社文庫)
  • おひとりさま、犬をかう
    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    「犬をかいたい」幼い頃の夢を30代で叶えてから十数年。子犬の育児に悪戦苦闘。湘南への移住と犬との暮らしで変わった人生。犬が教えてくれたこと。幸せな別れと次への一歩……。覚悟さえあれば手に入る“イヌ充ライフ”をユーモアたっぷりに描いた「独身・家持ち・40代」少女漫画家の赤裸々エッセイ。<文庫書下ろし> (講談社文庫)
  • スロウハイツの神様(上)
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻836~990円 (税込)
    人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から10年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。(講談社文庫)
  • ソフトタッチ・オペレーション 神麻嗣子の超能力事件簿
    小説・文芸
    4.0
    1巻838円 (税込)
    拉致女性が密閉空間にテレポートしてくる奇怪な監禁事件、男の手料理が招く連続怪死、辻褄があわないことだらけの豪邸内の殺人事件ほか5つの不思議な超常事件を、おなじみ神麻嗣子(かんおみつぎこ)、神余響子(かなまりきょうこ)、保科匡緒(ほしなまさお)が、異常な動機の犯罪を論理で解き明かす。華麗な「論理の神業」が続出の<チョーモンイン>シリーズ。(講談社文庫)
  • 刑事長 殉職
    小説・文芸
    4.0
    1巻639円 (税込)
    クレジットカード偽造、麻薬取引、密入国手引きなど、活動を拡げるアジアマフィアを摘発する端緒を、若手刑事川喜多良一がつかんだ。“春団治刑事長(デカチョウ)”岩切鍛治を尊敬する彼は、社会的影響の重大さを怖れる府警上層部をよそに単独捜査を開始した。職務遂行と在職死。警察小説最大のテーマに挑む本格推理長編。(講談社文庫)
  • 新装版 懲戒解雇
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻381円 (税込)
    旧財閥系の合繊大手トーヨー化成で中堅の筆頭株と自他共に認める森雄造は、常務の川井が主張する拡大強硬路線を批判した。その後、川井の不正を指弾する投書が社長宛に届く。森の仕業だと勝手に決めつけた川井は、手下に彼の粗探しを命じ懲戒解雇に追い込もうとするが……。勇気あふれる企業小説の傑作。(講談社文庫)
  • 逃亡戦犯
    小説・文芸
    4.0
    1巻712円 (税込)
    昭和二十年八月十五日、大江山捕虜収容所から、日系二世の通訳・木島が逃走した。米軍による戦犯逮捕を恐れたからだ。GHQの先兵として彼を追跡するのは、やはり日系二世のマイク・ミヤタケ軍曹。逮捕容疑は「国家反逆罪」である--。乱歩賞作家が史実をもとに描く傑作サスペンス。『祖国なき忠誠』を改題、文庫化。(講談社文庫)
  • トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所
    得体の知れない敵国、日本を丸裸にするため、アメリカはすさまじい執念とエネルギーを費やし極秘に捕虜尋問センターを準備した。暗号名はトレイシー。日本人の国民性、心理、戦術、思想、都市の詳細などについて捕虜たちが提供した情報が、やがて日本の命運に大きくかかわってくる。講談社ノンフィクション賞受賞作。(講談社文庫)
  • 儒教と負け犬
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻366円 (税込)
    どんなに美人でも仕事ができても30代以上、未婚、子ナシは負け犬! 大ベストセラー『負け犬の遠吠え』から6年。「なぜ我々は負け犬になったのか?」そのさらなる答えを求めて、著者は韓国、中国に飛んだ! かの地で出会った同胞=負け犬たちの生き方を通して浮き彫りになった、我ら“負け犬”真の敗因とは? (講談社文庫)
  • 英国太平記
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻497円 (税込)
    「栄光のためでなく、富のためでなく、名誉のためでもない。ただ自由のためにのみ我々は戦う」。のちにアメリカ独立、フランス革命の礎となったその宣言は、隣の強国イングランドに迫害されながらも粘り強く戦いぬいたスコットランドの名もなき人々の魂の叫びだった。中世英国を描ききった一大歴史叙事詩。(講談社文庫)
  • にぎやかな天地(上)
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻440~484円 (税込)
    熟鮓、醤油、鰹節といった日本の伝統的な発酵食品を後世に残す豪華限定本を作ってほしい――。謎の老人松葉伊志郎から依頼を受けた船木聖司は、早速祖母の死とともに消えていた糠床を蘇らせる。その後、料理研究家の丸山澄男の協力で日本各地の職人を訪ねるうちに、微生物の精妙な営みに心惹かれていく。(講談社文庫)
  • ここに地終わり 海始まる(上)
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻374~396円 (税込)
    大西洋に突き出したポルトガルのロカ岬から、18年ものあいだ結核の療養生活を送っていた天野志穂子のもとに一枚の絵葉書が舞い込んだ。一世を風靡したコーラスグループ〈サモワール〉のリーダー梶井克哉の書いた言葉が、諦念に縛られていた志穂子に奇蹟をもたらす。人間の生きる力の源泉を描いた力作長編!
  • 乙武レポート’03版
    「ぜひ一緒に仕事をしたい」TVプロデューサーの一言から、新たな挑戦は始まった。反響を呼んだイジメ・不登校生徒との出会いと再会、スタッフとの絆が深まった京都やアメリカでのバリアフリー視察、荒天の沖縄で決行したスキューバでの海底遺跡取材……サブキャスターとして奮闘した感動の記録、増補版。
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】
    小説・文芸
    4.0
    1~3巻660~743円 (税込)
    日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ。「加菜子を――死なせはしません」。被害者の姉はきっぱりと言った。その言葉が刑事・木場修太郎を異形の研究所へと導く。中央線武蔵小金井駅で発生した美少女転落事故と連続バラバラ殺人事件に接点はあるのか? 研究所長の美馬坂とは何者か? 深まる謎をよそに加菜子は衆人環視のなか忽然と姿を消した! 百鬼夜行シリーズ第2作。
  • 空港 25時間
    パイロット、パーサーなどの飛行機の乗務員だけが飛行機を飛ばすのではない。空港カウンター、貨物の搭載、機内クリーニング、整備、運航管理、航空管制、税関など、空港で働く人々が携わる仕事のすべてを取材。彼らの語る自分の仕事内容と、安全に飛ばす誇りから、飛行機は誰が飛ばしているのかを描く。※本書は1996年1月、草思社より刊行された「大空港25時」を改題し、加筆・訂正したものです。
  • 知恵伊豆と呼ばれた男 老中松平信綱の生涯
    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    徳川三代、秀忠、家光、家綱に仕え、抜群の危機管理能力で徳川長期政権の礎を築いた男、松平伊豆守信綱。天草・島原の乱、明暦の大火、由井正雪の乱など戦国の気風の残る徳川黎明期は平穏にはほど遠く、文治政治への大転換期だった。野火止用水開削にも名を残す“知恵伊豆”と呼ばれた名政治家の謎を解き明かす。
  • 医療大崩壊
    値引きあり
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻398円 (税込)
    医療現場はいま大混乱だ。OECDの調べで医師数が不足していることは明らかなのに、政府が放置したため、救急患者のたらい回し、お産難民、医療ミス……次々に問題が顕在化したのだ。医師の問題、制度の問題、そして患者の問題を考えることにより、患者ができる防衛策、病院選びを考察する。
  • お狂言師歌吉うきよ暦
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻345円 (税込)
    路考お粂と謳われた水木歌仙の下で踊りの稽古に励むお吉。十三で「歌吉」の名をいただいて五年、ようやく大名家の奥向きで踊りを披露するお狂言師の一座に加えてもらえることになった矢先、嫉妬した相弟子に小鋸で頬に一生消えない傷をつけられる。そんな折、公儀の隠密より姉弟子を探れという密命が……。
  • 女形
    小説・文芸
    4.0
    1巻859円 (税込)
    歌舞伎の名門茗荷屋の松之助が京都公演中に突如苦悶し、変死した。同夜、東京の舞台でも大旦那松次郎が蜂に刺されショック死する。名優父子はなぜ同時に死なねばならなかったのか?大部屋役者の堀内すみれは事件を追う。名門をとりまく凄絶なる愛憎劇か?乱歩賞作家が挑む、驚きに満ちた歌舞伎ミステリー!!
  • 作家の値段
    小説・文芸
    4.0
    1巻817円 (税込)
    初版か再版か、帯や函は残っているか、美麗か、もちろん作家の人気も――さまざまな条件で古本の価値は大きく変わる。街場の古本屋は知っているのだ。本当に残るべき文学、消えていく文学とは何なのかを。読書好きのためにホンネで書ききった、「本邦初、読んで損はない、どころか読めば儲かる実益作家論」。
  • わが坐禅修行記
    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    全国各地の禅堂を訪ね歩き、自ら坐禅修行に就いて、自己を探る体験記。総持寺、永平寺、青苔寺などに参禅して、苦行のなかから自由・無・宇宙の真髄を把えなおす。すべての先入観を捨てて、即実践から新しい自己解放をなしとげようとした、貴重な記録がここにある。正直な参禅の告白に誰もが感動を覚える。
  • 京都・沖縄殺人事件
    小説・文芸
    4.0
    1巻715円 (税込)
    推理作家でニュースキャスターの沢木麻沙子のもとに、深夜、大学時代の友人野上恵子から電話が入る。彼女は恋に悩み沖縄へ不倫旅行をすると打ち明けた。特集番組の取材に那覇へ出かけた麻沙子は海岸で恵子の死体が発見されたと知らされる。許されぬ愛に隠された恐るべき事件の真相とは? 傑作長編推理。
  • 似せ者
    小説・文芸
    4.0
    1巻712円 (税込)
    「似せ者とわかっていながら、なぜこんなにも心が騒ぐのだろうか」。時は江戸。歌舞伎芝居の名優のそっくりさんが二代目を名乗り、人々は熱狂して迎えるが……。表題作のほか、若い役者二人の微妙な関係を描く『狛犬』、お仕打が東奔西走する『鶴亀』、幕末混乱期の悲恋をめぐる『心残して』の全4編を収録。
  • 初恋よ、さよならのキスをしよう
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻299円 (税込)
    柚木草平は元刑事でルポライター、別居中の妻とのあいだに小学生の娘が一人、時には探偵の依頼もこなす。不思議といい女に縁がある。ある日草平は、スキー場で高校時代の初恋の人、卯月実可子(みかこ)に出くわす。そして……、実可子の姪・佳衣(けい)が、草平に実可子の謎にみちた死を告げた……。人気の柚木シリーズ第2弾。
  • 夢幻地獄四十八景
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻352円 (税込)
    バスの中で老人が隣席の若い男に話しかける――わたしは遠くで話す人間の唇が読めますが、この前も男女が心中の相談をしているので警察に知らせたところ、男女は俳優でした、芝居の稽古なのですよ、うっかり信じこめませんな、ですから今し方見た恐るべき相談も本当かどうか……。いろは48文字をタイトルに、才気溢れるショートショート集。
  • 秘伝
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻275円 (税込)
    巨魚に挑む男たちを描いた直木賞受賞の大ロマン。長崎県西彼杵半島の西海岸を舞台に、二人の釣り名人と怪魚イシナギの死闘劇の幕は切って落とされた。まるで潜水艦のような黒い影が潜む海中に、特殊な工夫を施した必殺の仕掛けが送り込まれていった……。他に中編「赤い海」を収録。
  • 胸に棲む鬼
    値引きあり
    小説・文芸
    4.0
    1巻275円 (税込)
    志賀島の竜女に恋着された、凜々しい若者の悲劇、奴隷の牧畜を考える冷酷な美女の本性、防人の留守家族に起った戦慄の事件、女奴隷と恋に落ちた高僧の宿業、女の奸計に引っかかり、生霊をとりちがえてしまった傀儡師の嘆き等、奈良、平安朝の下層民の、命のしたたかな強さとあっけない死を語る、傑作短編集。
  • 古酒新酒
    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    酒こそ人類最高の叡智、最高のよろこび。醗酵・醸造学の世界的権威が23編の文章にその蘊蓄をかたむけて、酒の文化と歴史を説き、世界の酒・日本の酒を論じ、酒にまつわる人と詩を語る。酒への深い愛情と豊かな学殖が行間に芳醇な香気を醸し、読むものを銘酒の快い酔い心地へといざなう、楽しくも味わい深い一書。
  • 〈冤罪〉のつくり方 大分・女子短大生殺人事件
    冤罪――。多くの冤罪は、杜撰な見込み捜査、代用監獄での苛酷な取調べが元凶だ。人にありがちな誤謬ではなく、捜査当局のメンツ意識や責任逃れ、時には功名心の結果だ。実際にあった、女子短大生強姦殺人事件の“思い込み自白”のプロセスを明らかにし、冤罪という“罠”を浮き彫りにする力作ノンフィクション。(『夢遊裁判-なぜ「自白」したのか』改題)

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