モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。なぜか交渉相手に選ばれたのは、新人刑事の如月塔子だった。自らヒントを提示しながら頭脳戦を仕掛ける知能犯。そして警察を愚弄するかのように第二の事件が――緻密な推理と捜査の迫力が光る傑作警察小説! 講談社文庫「警視庁殺人分析班」シリーズは、講談社ノベルス「警視庁捜査一課十一係」シリーズと同一シリーズです。
Posted by ブクログ 2023年04月16日
ドラマから入りました。
ドラマと違って塔子は無邪気で現場慣れしているようだった。
ドラマで登場しなかった人が居たり、ドラマでの印象あまり良くなかった手代木管理官が本当に重箱の隅をつつくように粘着で途中門脇さんに同意してしまった(笑)
話の流れはドラマで知っていますが、ドラマとは違う点を上げながら読ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月19日
警視庁殺人分析班シリーズ第1弾。文庫化にあたり、副題の「警視庁捜査一課十一係」のタイトルが改められたようだ。
ほんの少し読んだだけで、一気に作品世界に引き込まれる面白さが体感できる小説。「天使のナイフ(薬丸岳)」にも衝撃を受けたが、本作の衝撃度はそれに近い。を受けた。個性豊かな登場人物の相関関係...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月06日
モルタルで固められた変死体、犯人からの電話は、新人女性刑事の「如月 塔子」を指名した。
調べるうちに、事件は17年前の母子誘拐事件に繋がる。次々起こる事件に、警察は、どう立ち向かうのか?
そして、第3の犠牲者とは、誰なのか?
様々な伏線か散りばめられ、全ての物事に理由がある事が分かる。
最後...続きを読む