雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

小説・文芸
902円 (税込)

4pt

事切れた被害者の最期のメッセージは、タオルに血液で書かれた「SOS」だった。捜査線上に浮かんだ、幼さの残る無口な少年とは。殺人分析班シリーズ第8作! 講談社文庫「警視庁殺人分析班」シリーズは、講談社ノベルス「警視庁捜査一課十一係」シリーズと同一シリーズです。文庫化の際、改題しました。

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雨色の仔羊 警視庁殺人分析班 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久々に読んだけど、やっぱり面白い!!!
    本当に回を追うごとに、塔子さんの成長が著しくて。
    今回は相手が幼子という事もあって、ほかの皆がなかなか本音を引き出せない中、ちょっとした表情、仕草、目線から意図を読み取ったり、ラスト、幼子を必死で守り抜く姿に塔子さん!頑張れ!と応援せずにいられなかった。
    そして、上司の鷹野との関係もちょっと気になった(笑)

    著者の浅見さんが書く女性刑事は、どの作品もキャラクターが本当に魅力的。
    これからもずっと書き続けてほしい!

    0
    2022年10月07日

    Posted by ブクログ

    被害者が残した血文字の「SOS」。
    捜査線上に浮かび上がったのは、心を閉ざした一人の小学生だった。
    警視庁殺人分析班が、少年の不可解な行動の裏に隠された真実を追うシリーズ第8作。

    今回は謎の小学生の存在が物語の鍵となる。なぜ彼は心を閉ざしているのか。不可解な行動の理由は何なのか。どうすれば少年の心を開くことができるのかと、読み進めるほどに気になり物語に引き込まれた。

    事件の謎を追う面白さはもちろんだが、本作はどちらかというと人間ドラマ寄りの印象。少年の背景や人の心の複雑さが丁寧に描かれていて、そこも読みどころだった。

    殺人分析班の面々の活躍も安定の面白さ。鷹野と塔子の関係性もこのシリーズの魅力の一つで、二人のやり取りを読むのも楽しみ。今回は公安も絡み、捜査パートの緊迫感もあり、シリーズの魅力がしっかり詰まった一冊だった。楽しめた。

    0
    2026年03月12日

    Posted by ブクログ

    警視庁捜査一課十一係"殺人分析班"シリーズ第8作。もうこの作品では十一係のメンバーで飲みながら分析をするという"殺人分析班"の場面はほとんど出てこず、それよりも"無敗のイレブン"という呼び名の方が広がっている。
    今回もこれまで同様猟奇的な殺人が行われるが犯人捜しよりも子供を中心とした謎解きがメインになっていて、今までとは違う塔子の母性と長所が発揮されている。このシリーズは塔子の成長物語になっているが、本作では徐々に塔子自身の活躍が認められはじめている。

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    少年に対するDV事件、若しくは誘拐事件かと思っていたら、ものすごく大掛かりな事件に発展して驚いた。
    貴重な証人が子供だったことを差し引いても彼の心に寄り添う塔子の活躍が目立ち、成長を感じました。
    ただ、犯人達の後半の行動が犯した犯罪の規模の割に杜撰すぎてシリアスさに欠けたところは否めない。

    0
    2023年07月23日

    Posted by ブクログ

    交番の近くに血文字でSOSが書かれた物が置かれる。それを置いたのはとある小学生。監禁事件から助け出すが、何を聞いても何も話をしてくれない少年。
    なぜ少年は何も話さなかったのか。
    最後に如月に見せる子供らしい一面に、如月も思わず涙。
    守る物があると強くなれる。
    如月にとって少年だった、、俺にとっては……と続く鷹野主任最高♡

    0
    2023年05月02日

    Posted by ブクログ

    この1週間で買いだめしてた5冊一気読みするぐらいサクサク読んじゃう。
    いつも読み終わった後にだからこのタイトルなのかって納得する。
    この作者はやっぱこのシリーズが1番好きだなぁ~~
    天空の鏡まで買ってあるけどその後に鷹野シリーズがあったからどうなってるのか続きが気になる(´~`)
    如月シリーズは終わってしまうのかなぁ…

    0
    2022年02月24日

    Posted by ブクログ

    毎度毎度塔子たちに猟奇的殺人事件が舞い込んできます。
    この殺人事件がさらに広がりを見せていき、謎がなかなか解けない状況が続きます。
    犯人は?目的は?動機は?
    塔子たちは無事に事件を解決できるのか。
    最後まで塔子にドキドキでした。

    0
    2022年01月16日

    Posted by ブクログ

    シリーズ、第9弾。
    如月塔子の活躍する人気シリーズです。

    いつもは、狡猾で凶悪な犯罪者が相手ですが、今回は、なんと9才の少年が相手とは。

    凶悪犯に強い鷹野警部補も、いつもの調子が出ないですね。

    交番近くで発見された不審なタオルには、血染めのメッセージがあり、SOSの声が...
    そして、そのタオルを置いたのは、なんと9才の少年であった。

    早く、その人物を救い出さねば...
    しかし、程なく、謎の遺体が発見された。
    果たして、容疑者は誰なのか?

    秘密を知る唯一の鍵は、発見された9才の少年。
    なぜか、少年は黙秘を続けることに。

    さまざまな謎が明らかになった時に、少年の胸に去来する思いとは?

    公安の影もちらつき、事件は意外な展開を見せます。今回は、少年と心を通わせた塔子ゆえ、解決に進めたとも言えます。

    0
    2021年12月04日

    Posted by ブクログ

    交番近くに置かれた不審なタオルには、血染めの文字が。ほどなく民家から血みどろの遺体が見つかり、タオルの血が絶命した男のものと判明。タオルを運んだ人物と疑われたのは、まだ九歳の子供だった。捜査を進める塔子らに謎の影が忍び寄る時、事件は急展開を見せるが。

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    麻見和史『雨色の仔羊 警視庁殺人分析班』講談社文庫。

    シリーズ第8弾。このシリーズは陰惨な殺人事件の経緯・真相と共に主人公の如月塔子が捜査を通じて、刑事として成長していく過程を描く物語である。

    シリーズ第1弾はまあまあで、第2弾から第4弾までが面白く、第5、第6、第7弾と失速した感があったが、この第8弾で幾分持ち直した感がある。惜しいのは終盤に描かれる犯人の主張だ。余りにもぶっ飛んだ論理展開に少し白けた。でも、全体的には及第点レベルではないだろうか。

    シリーズはまだまだ続くようだ。

    今回は母親と共に束の間の休暇を楽しんでいた如月塔子が上司の命令で血でSOSの書かれたタオルを調査したところから殺人事件に行き当たるところから物語が始まる。タオルを置いた僅か9歳の少年は一体誰の指示でタオルを置いたのか、殺人事件の全容は……というのが読みどころの一つとなる。

    0
    2019年01月23日

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