無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
あたし“なんでも屋の大蔵”と呼ばれておりまして、ご用命さえあれば引っ越しのお手伝いから、留守中のペットの世話、雨漏りの修理までなんでも格安で承ります。こういう商売をやっておりますと色々と珍妙な事件に遭遇しますもんで──鋭い勘と名推理で難事件を次々解決する便利屋・釘丸大蔵の事件簿。新潮社から1985年に刊行。収録作品「浮気の合い間に殺人を」「白雪姫がさらわれた」「パンク・ロックで阿波踊り」「尾行されて、殺されて」「そんなに急いでどこへ行く」(講談社文庫)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
読むたびに思い出しますが、岡島二人さん、文字通り「二人」なんですよね。
一人で文の構成を練るのでも悶々とするのに、よく二人で書けるな~と感心します。
「Out drawback」が続いてるのかなんとなく軽いタッチの物を選んでしまう今日この頃。
なんでも屋の大蔵さんに癒されました。
短編集なのでトリック、キャラの発展はどうしても限度がありますが、その中でも主人公の大蔵さんは「昔ながらのいいおじちゃん」でとても好感が持てます。
物腰は柔らかいけど芯は強い、ポジティブ思考な人は、その人の存在だけで心温まるものです。
話がよく脇道に逸れますが、それも彼のキャラの一つとして好きになります。
やっぱり、どうしても、短編集は話が短絡になってしまいがちですが、主人公のキャラがそれを補う、短編ミステリーの中ではかなりよく出来たものだと思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。