円朝芝居噺 夫婦幽霊
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円朝芝居噺 夫婦幽霊

639円 (税込)
300円 (税込) 12月29日まで

1pt

4.0

ある文学者の遺品から見つかった奇妙な暗号文。明治期に隆盛した田鎖式速記で書かれた暗号を解読すると、そこに書かれていたのは江戸時代の噺家、名人・三遊亭円朝、幻の落語だった!? 安政の大地震以前、江戸城から盗まれた四千両、その金に絡む色と欲。円朝よりも円朝らしい噺には、もうひとつ大きな噺が隠されていた……。磨き上げられた文章で円朝の怪談噺を蘇らせた手練れの一作。(講談社文庫)

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円朝芝居噺 夫婦幽霊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    物語の本筋だけでなく、あちらからもこちらからも、面白い話題が湧いていて、満腹。落語のこと、もう少しちゃんと知っていたら、もっと楽しめるのかも。

    0
    2013年02月14日

    Posted by ブクログ

    新たに園朝の速記が発見され、速記が解読されるように円朝の落語は名調子で語られていく。これって、創作なんだよね?(苦笑)と思いつつ、発見されたから、各章ごとに注釈なんかついちゃって、これまた「速記」が副テーマのように。そうして、最後の最後まで、円朝の息子と芥川龍之介まで出てきちゃって、作者の博学がスト

    0
    2011年09月26日

    Posted by ブクログ

    円朝へのなんの予備知識なしに
    読んでしまった自分に後悔。

    狐につままれたような読後感でした。

    0
    2011年07月31日

    Posted by ブクログ

    とにかく凝った作品です。
    中盤は速記で書かれた円朝の芝居話を翻訳して紹介するという設定ですが、まずこの話(フィクション)がなかなか良く出来ていて面白い。
    その上に、途中で文体を変えたり、それを訳注の形で指摘したりと、色々な小細工が施され、楽しませます。
    もっとも最後は眩惑され過ぎて、読み解くのも面倒

    0
    2016年07月31日

    Posted by ブクログ

    著者の作品は、遊動亭円木、花はさくら木、など読んだが、この作品もまた文体が違う。
    三遊亭円朝。新聞に速記の連載が載り、二葉亭四迷や山田美妙など黎明期の作家に影響を与えた。著者の作品「黒髪」の登場人物、橘菊彦の遺品から見つかった速記の束。円朝の芝居噺「夫婦幽霊」の発見。しっかり、騙して貰おうと読み始め

    0
    2012年03月18日

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