教育作品一覧
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-セメスター制の講義にあわせた構成です。 ・カリキュラムにあわせて、14講構成 ・1講の構成は 解説→例題→練習問題 ・章(いくつかの講のまとまったもの)の終わりには、まとめの問題 数学に苦手意識があっても初歩から無理なく学べます。 ・配列をやさしくしました。 例:数列を最後にして、場合によっては省略できます ・解説がていねいで、側注でも解説を補っています。 ・例題にも側注が入っていて解説を補っています。 ・問題には適宜ヒントが入っています。 ・例題、問題は、基本、標準、発展とマークでレベルを分けています。 ・詳解をWebでダウンロードできます。 ・“はやぶさの軌道”など興味深いコラムを掲載。
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-セメスター制の講義にあわせた構成です。 ・カリキュラムにあわせて、14講構成 ・1講の構成は 解説→例題→練習問題 ・章(いくつかの講のまとまったもの)の終わりには、まとめの問題 数学に苦手意識があっても初歩から無理なく学べます。 ・配列をやさしくしました 例:高校でなじみの深いベクトルから導入しました。 ・解説がていねいで、側注でも解説を補っています。 ・例題にも側注が入っていて解説を補っています。 ・問題には適宜ヒントが入っています。 ・例題、問題は、基本、標準、発展とマークでレベルを分けています。 ・詳解をWebでダウンロードできます。 ・興味深いコラムを掲載。
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-セメスター制の講義にあわせた構成です。 ・カリキュラムにあわせて、14講構成 ・1講の構成は 解説→例題→練習問題 ・章(いくつかの講のまとまったもの)の終わりには、まとめの問題 数学に苦手意識があっても初歩から無理なく学べます。 ・これ1冊で、線形代数から微分積分、集合・論理・統計の基礎を学べます。 ・解説がていねいで、側注でも解説を補っています。 ・例題にも側注が入っていて解説を補っています。 ・問題には適宜ヒントが入っています。 ・例題、問題は、基本、標準、発展とマークでレベルを分けています。 ・詳解をWebでダウンロードできます。 ・“2次曲線で宇宙の神秘を探る”など興味深いコラムを掲載。
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-1巻1,760円 (税込)おもに大学初年次と高専を対象にした数学のテキスト。 大学初年次のリメディアル教育用のテキストとしても利用できます。 本文を補助してよりわかりやすくするために、横に注意、補助解説、具体例などを随所に掲載。 豊富な図で視覚的にも理解しやすくなっています。 選択式の教材として研究で「確率と漸化式」「反復試行の確率の最大値」「チェビシェフの不等式と大数の法則」「ポアソン分布」を掲載しました。 各章のとびらには、その章で学ぶことを授業の導入として掲載。 準拠問題集を完備。Webで詳解をダウンロードできます。
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-中学・高校での確率統計の基本を確認し,具体的のデータを基にして,確率統計を学ぶ入門書です。最新の確率統計も掲載,授業で扱う「基本編」と,やや発展的な「応用編」の2段階で学べるテキストです。 豊富な具体的データで統計を身近にとらえられます。 各章のはじめには,その章で学ぶことを授業の導入として掲載。 本文を補助してよりわかりやすくするために,生徒の写真モデルによる吹き出しでの注意,下の注意,具体例などを随所に掲載しています。 豊富な図やグラフで視覚的にも理解しやすくなっています。 フリーソフトRによるプログラム例を掲載。Webで「Rによるプログラム例」をダウンロードできます。 章末には演習問題を,巻末にその詳解を掲載しています。 「応用編」では,新しい統計学の「ノンパラメトリック検定」「ブートストラップ法」「モデル選択」を扱っています。
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-本書は、「個体」「組織・器官」「分子・細胞」の3つの視点から、それぞれ4〜8つの実験課題を紹介しています。どの視点からでも、動物と植物を材料とした課題を含んでいるので、それぞれの特徴だけでなく、動植物に見られる共通性を知ることもできます。実験の流れをフローチャート形式で示している点が本書の大きな特徴となっており、必要な材料さえあれば、誰でも容易に実験に取り組めるように配慮されています。なお、本書は大学での教養教育や教職課程における基礎的な生物学実験での利用を想定して執筆されていますが、高等学校での生物の実験や、、日本生物学オリンピック「生物チャレンジ」第二次試験の参考書としても活用することができる内容です。
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-1巻2,860円 (税込)同シリーズ「新版微分積分I」「新版微分積分II」の合本で基礎から応用まで学べるテキストです。 本文を補助してより理解するために、横に注意・補助解説・具体例等を随所に掲載したテキストです。 豊富な図で視覚的にも理解しやくすくなっています。 選択式の教材として研究で「ライプニッツの公式」「正項級数の収束・発散」「オイラーの公式」を扱っています。 コラムで「微分可能な陰関数の存在」「微分の記法」を掲載しました。 各章のとびらには、その章で学ぶことを授業の導入として掲載しました。 Webで詳解をダウンロードできます。 準拠問題集を完備。
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3.5織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……。戦国武将の病歴、死因、養生法、そして死生観とは? 戦国武将を最新医学で診断。盛りだくさんのエピソードを交えてつづる、戦国武将の診断書。 【目 次】 第1章 三英傑 信長・秀吉・家康の死にざまと死生観 第2章 病苦にあえいだ英雄たち 第3章 この世に未練を残した武将たち 第4章 下克上の梟雄たち 第5章 切腹して果てた武将たちの執念 第6章 老衰死した武将たちの高齢期 第7章 夫におとらず厳しい道、戦国女性の覚悟 第8章 戦国武将と女性たちのカルテ ※本書は『戦国武将の死生観』(新潮社、二〇〇八年)を改題し、文庫化したものが底本です。
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-これまで「ヒストリア・アウグスタ」などの数多くの歴史書により、堕落した無能な皇帝と不当な評価を受け、その実像を歪められてきたローマ皇帝ガリエヌス。しかし、実際は父皇帝ウァレリアヌスの、ペルシャによる虜囚、更に蛮族やパルミラの僭称女王ゼノビアなどの数多の外敵の侵攻、 更に相次ぐ将軍達の帝国内での反乱などの苦難に満ちた治世の中、精力的に戦い、各地の治安を回復した。そしてその後のローマ帝国の基盤となっていく、新たな統治形態創設と軍制改革を行なった、精力的な改革者。 また彼はそのギリシャ文化愛好、更にしばしば反元老院的政策を行なったことでは、ハドリアヌスとも重なる。更にやはりガリエヌスと同じくギリシャ哲学を愛好し、また円満な夫婦関係であった点などは、マルクス・アウレリウスと重なる。 そして彼がローマ帝政の創始者アウグストゥスと共に手本として仰いでいたのが、ハドリアヌスでもあった。 また何より注目される、彼の騎兵を中心とした軍隊改革は、二十数年後に、ローマ帝国を長き混迷の時代から救出する、 皇帝ディオクレティアヌスを生み出す事になるのである。彼の皇帝としての、具体的な業績を描き、再評価を試みる。この巻では、皇帝ウァレリアヌスのキリスト教迫害。ガリエヌスの「キリスト教公認勅答令」。皇帝ウァレリアヌスのペルシャ捕囚。更にインゲヌウスとレガリアヌスの簒奪について。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 天正十年(1582)六月二日早暁、京の本能寺に鬨の声が上がった。 昨夜から本能寺に宿営していた織田信長は飛び起き、自ら弓矢、鉄砲を手にして迎え討った。 攻め寄せる軍勢はおよそ一万、鉄砲を撃ちかけ、矢を雨霰と射放す。一文字三星と五三桐の軍旗がひるがえる。 織田信長を襲撃したのは、毛利と羽柴秀吉の連合軍だった。なぜ、秀吉は大恩人の主君信長を裏切ったのか?秀吉と毛利家は、なぜ、手を組んだのか? 信長の危機を知った明智光秀は、備中へ向かう軍勢を反転させ、京に急いだ。 「敵は本能寺!」と、光秀は全軍を叱咤激励する。果たして、光秀は信長を救出できるのか? 【目次】 1 早暁の襲撃 2 馬揃え 3 出世猿 4 残忍なサル 5 それぞれの不安 6 将軍義昭 7 将軍御内書 8 高松城水攻め 9 三職推任 10 備中出陣 11 信長上洛 12 秀吉謀反 13 敵は本能寺
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5.0142857と、先頭の1を末尾に回した428571。2等分して足すと、どちらも答えは999!(142+857、428+571)428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!(285+714=999)ぐるぐる回る"ダイヤル数"のふしぎを生み出すのが素数!?「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する、初等整数論への新しいアプローチ!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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2.0※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【「はじめに」より】 大学を卒業したかと思ったら、数百万円の借金返済が始まる――。 これは、極端なケースではありません。 現在、日本の大学生の約4割が奨学金を利用し、その大半が返済する必要のある“貸与型”の奨学金を借りています。 教職員になれば返済不要となる奨学金などいまや昔。 低金利とはいえ、日本では金銭的なことを気にせず勉学に励むための“奨学金”とは名ばかりの“奨学ローン”が中心となっています。 それが、右肩上がりを望めない経済の下、若者の貧困や格差を招く一因として大きな関心を集めるテーマともなっています。 もちろん、貸与型であれまとまった教育資金を借りられることの重要性は言うまでもありません。 また、政府も手をこまねいているばかりではありません。 財源の確保が一番の課題ではありますが、貸与型はなるべく希望者全員が受けられる方向性を目指す一方で、国の制度としての給付型奨学金の新設も検討が進んでいます。 また、高まる関心を背景に、大学、自治体、企業などによる独自の取り組みも進みつつあります。 この本は、大学進学にあたって進学資金にお悩みの親子や、進路指導を担当する教職員向けに作られた給付型奨学金のデータブックです。 現在、日本にあり、利用可能な給付型奨学金の主要なものを網羅しました。 本書では、まず日本の奨学金制度の現状と課題、大学生活にかかわる費用、そして奨学金制度の新動向や、今後の展開などについて概観します。 そして、大学、自治体、企業・公益法人が現在取り組んでいる1700以上の給付型奨学金を紹介します。 条件や希望にあった奨学金を見つけ、学生生活、それ以降の社会人生活も負担なく過ごす材料としていただければ幸いです。
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-明治時代、国民の困難を見ず専制的な政治にかたよる藩閥政府に対峙すると共に、民権派や政党の利己的な行動を非難する政治勢力があった。陸羯南が「国民主義」と称すこの政治勢力には、国民の利益を守ろうとする政治家や軍人、思想家、新聞記者、時には宗教家や探検家などさまざまな人々が連携、結集する。いま、忘れ去られようとしている国民主義が担ってきた役割を検証し、近代国家建設期の日本の多様な姿を描き出す。 目 次 序 天皇と群臣の誓い――「天皇親政」「公議輿論」 一、結集/民権、藩閥政府との対峙――「中正不偏」 二、模索/条約改正反対運動――「和而不同」 三、構築/帝国議会の開設――「至公至平」 四、対峙/条約励行問題と日清戦争――「正論とう議」 五、連携/千島・沖縄問題と足尾鉱毒事件――「日月無私燭」 六、拡散/それぞれの日露開戦――「至誠憂国」 結 明治の終焉――「不羈独立」
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4.5武田信玄の後継者である勝頼は、天正十年(1582)三月十一日、織田信長・徳川家康・北条氏政の侵攻を受けて滅亡した。戦国の雄・武田氏はなぜ、亡国へと追い込まれていったのか。勝頼個人の「暗愚」な資質に原因を求める見方は、はたして正しいのか――。武田・北条・上杉による甲相越三国和睦構想、上杉謙信没後の後継者をめぐる御館の乱、徳川家康との高天神城攻防戦という長篠敗戦後の転換点を主軸に、史料博捜と最新研究から、詳述されてこなかった勝頼の成果と蹉跌を徹底検証。戦国史研究に新たなる足跡を刻む決定版! 序 章 諏訪勝頼から武田勝頼へ 第一章 長篠合戦への道 第二章 織田・徳川の攻勢と武田勝頼 第三章 甲相越三国和睦構想と甲相同盟 第四章 御館の乱と武田勝頼 第五章 甲相同盟の決裂と武田勝頼 第六章 苦悩する武田勝頼 第七章 武田勝頼と北条氏政の死闘 第八章 斜 陽 第九章 武田氏滅亡 第十章 勝者のふるまい 終 章 残 響
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みんなこれで合格!日本語教育の定番書が新しくなった! 日本語教育能力検定試験に多くの合格者を輩出している ヒューマンアカデミーの講師陣が、幅広い試験分野を1冊で 学習できるよう内容を厳選して、わかりやすく解説。 実力をチェックできる練習問題付き。試験II(聴解)対策用に 音声をダウンロードできたり、試験IIIの記述問題対策用に添削例や 模擬解答を入れるなど、独学でも合格する力が十分につきます。 【本書の特徴】 ・合格者続出の大人気講座が1冊で学習できる ・すばやく要点を確認できる「ここがポイント」 ・試験の押さえどころがよくわかる ・いつでも最新の統計資料 ・音声試験対策用に音声ダウンロードサービス付き 【こんな方にオススメ】 ・日本語教育能力検定試験に絶対合格したい人 ・日本語教育業界について広く知りたい人 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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-1900年代初頭のアジア情勢を分析した828頁の大作である。 米国人のプロテスタント宣教師で神学博士のアーサー・J・ブラウン(1856~1963)は、1901~2年、及び1909年に朝鮮に赴き、1919年に米国で出版した本『THE MASTERY OF THE FAR EAST (極東の支配)』の初の邦訳本である。 著者は、カトリック・ギリシャ正教会・ユダヤの指導者たち、大統領を含む米国の政治家たち、ヨーロッパとアジアの王族、袁世凱などと親交があった。 本書には日本と朝鮮双方の良い面、悪い面が記されている。一方で、著者は、宣教師という立場・見解から逃れることはできておらず、また、著者が参考とした文献の大半が英訳されたものなどであるため、誤解や誤訳があったと推測される箇所もある。 しかし、約100年前の本書に、 「(日露戦争での日本の勝利は)人類の3分の1以上を占める極東の大勢の人々が、ロシアの有害な絶対主義の影響に呑(の)み込まれてしまうかもしれないという恐怖を、消し去ったのである。 私には、ロシアを否定することで、日本を称賛しようという意図はない。しかし、日本が極東でロシアの進出を食い止めたことは、 日本が西洋と接した半世紀の間に、ロシアが5世紀かけてなした発展よりも、もっと決定的に重要な進歩を成し遂げたということである。日本は完璧からはほど遠いが、朝鮮と満洲南部がロシアではなく日本の影響下で発展することは、人類にとって良いことだった」(234頁)とあり、当時の欧米人の大方の眼にはそう映っていたことは、近代史を学ぶ上で極めて重要な視点である。 本書が、古来から現代に至るまでの複雑な日朝(韓)関係理解の助けとなり、日朝(韓)の真の友好関係構築の一助となれば幸いである。既刊本『ザ・ニューコリア 朝鮮が劇的に豊かになった時代』ほかと共に、貴重な一次資料である。
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-1900年代初頭のアジア情勢を分析した828頁の大作である。 米国人のプロテスタント宣教師で神学博士のアーサー・J・ブラウン(1856~1963)は、1901~2年、及び1909年に朝鮮に赴き、1919年に米国で出版した本『THE MASTERY OF THE FAR EAST (極東の支配)』の初の邦訳本である。 著者は、カトリック・ギリシャ正教会・ユダヤの指導者たち、大統領を含む米国の政治家たち、ヨーロッパとアジアの王族、袁世凱などと親交があった。 本書には日本と朝鮮双方の良い面、悪い面が記されている。一方で、著者は、宣教師という立場・見解から逃れることはできておらず、また、著者が参考とした文献の大半が英訳されたものなどであるため、誤解や誤訳があったと推測される箇所もある。 しかし、約100年前の本書に、 「(日露戦争での日本の勝利は)人類の3分の1以上を占める極東の大勢の人々が、ロシアの有害な絶対主義の影響に呑(の)み込まれてしまうかもしれないという恐怖を、消し去ったのである。 私には、ロシアを否定することで、日本を称賛しようという意図はない。しかし、日本が極東でロシアの進出を食い止めたことは、 日本が西洋と接した半世紀の間に、ロシアが5世紀かけてなした発展よりも、もっと決定的に重要な進歩を成し遂げたということである。日本は完璧からはほど遠いが、朝鮮と満洲南部がロシアではなく日本の影響下で発展することは、人類にとって良いことだった」(234頁)とあり、当時の欧米人の大方の眼にはそう映っていたことは、近代史を学ぶ上で極めて重要な視点である。 本書が、古来から現代に至るまでの複雑な日朝(韓)関係理解の助けとなり、日朝(韓)の真の友好関係構築の一助となれば幸いである。既刊本『ザ・ニューコリア 朝鮮が劇的に豊かになった時代』ほかと共に、貴重な一次資料である。
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3.9「発音体感」つまり言葉の語感の大切さに着目した画期的な日本語論である。日本語はなぜ美しいのか。実は、母音を主体に音声認識する言語は、世界的にみても日本語とポリネシア語のみであり、その他の欧米及びアジア諸語は、すべて子音主体で音声を認識している。日本語は希有な言語なのである。本書は、この日本語の特殊性をふまえて、情緒の形成という観点から、ある固体の脳が最初に獲得する言語である母語の重要性と早期英語教育の危険性を説き、風土と言語の関わりから言葉の本質に迫っていく。【目次】第一章 母語と母国語/第二章 日本語の危機/第三章 母語形成と母語喪失/第四章 脳とことば/第五章 母語と世界観/第六章 ことばの本質とは何か/第七章 ことばの美しさとは何か/第八章 ことばと意識/結び――日本語への祈り
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3.0斬新! 新鮮! 驚愕! まったく新しい世界史の見方!歴史は「民族の移動」によって作られる! 戦争!? 気候変動!? 冒険!? 宗教活動!? あの民族が移動した真相とは? スッと頭に入る「大移動」から読み解く世界史。人類700万年前の出アフリカからゲルマン民族の大移動や十字軍遠征、現在のシリア移民問題まで民族の移動から世界史を通覧。
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-動乱の平安末期、時代は貴族から院政、そして武士へと大きな転換期を迎えていた。特に平氏が政権を握った時期は、天皇、貴族、武士それぞれがおのれの権勢と名をかけて結託したり、裏切ったりと、めまぐるしく情勢が交錯する。本書は、そんな複雑怪奇なこの時代を人物と合戦を中心に解説。親子、兄弟が敵対した保元の乱から平氏隆盛の契機となった平治の乱、源平対決の決着がついた壇ノ浦の合戦まで、火花を散らし、互いの権勢を争った源平の男たち、女たち。「平清盛は家臣に優しい思いやりある男だった?」「千人の美女から選ばれたミスコン女王の常盤御前」「剛勇が過ぎて勘当された源為朝」「息子のおかげで天皇になれた後白河天皇」「11歳で摂関家家長となった平盛子」など、57人のエピソードと一門の覇権をかけた戦いを美麗なイラストとともに紹介。激しい栄枯盛衰の世を知る絶好の入門書!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 応仁の乱は、将軍家の継嗣争い、室町幕府内の権力闘争、有力守護大名家の家督争いなど、いくつもの要因が重なって起こった戦いのため、歴史初心者にとって複雑でわかりにくく、日本史の授業でもほとんど説明がないまま戦国時代へと進んでしまうため、「応仁の乱」という名だけが有名で、その中身は詳しく知る人は少ない。しかし、応仁の乱は戦国時代の始まりを告げる、日本史上では重要なエポックメイキングの戦いであり、なぜ日本が戦国時代に突入したのかを知る手がかりにもなる。本書は、地図や人物相関図、系図、年表など図版を適宜挿入し、エピソードをまじえながら、わかりにくいと言われる応仁の乱を、わかりやすく説明したものである。約10年の間に京の町を灰燼にした「応仁の乱」をずばり解説。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちは渋谷という街をどこまで知っているだろうか。縄文時代から江戸、明治、大正、昭和、平成と続く歩みを探ると著名な文学者との交差も見えてくる。地名の由来や坂が多い地形上の特徴を持つ渋谷、その駅前周辺が大きく変わろうとしている。2027年までに大小9つのビルが林立する。そのビル群から東方面に1966年まであった常磐松町、そして、その一角に創立から現在まで117年目の時を刻んでいる実践女子学園がある。先の大戦の傷跡も大きかった渋谷・実践女子学園・常磐松周辺には名所旧跡も散見され、それに纏わる来歴も多い。この狭い地域に興味深い様々な事実や出来事が刻まれてきたのだ。本書は、そうした渋谷・実践・常磐松地域に焦点を当て、今まで誰も触れていない事実も織り込み、その過去・現在・未来にわたる特徴を地理的、歴史的、社会的に読み解いている。
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-直虎から直弼まで、痛みを伴いながら成長した井伊家の歴史 井伊家は遠江国井伊谷(静岡県浜松市引佐町)でおよそ六百年、近江国彦根(滋賀県彦根市)で三百年近い歴史を刻んで明治維新を迎えた。 その折れ目に女直虎がいる。今川氏への抵抗と徳川氏への接近策によって、一族を滅亡の淵より這い上がらせた直虎。 徳川四天王と呼ばれる活躍を見せ、彦根藩始祖となった直政。 この“井伊魂”ともいうべき反骨の精神は、彦根藩、そして幕府を支え、幕末、国難の瀬戸際に立たされた直弼に引き継がれる。 ――連鎖する悲劇の中にあっても、絶望せずに常に前向きに生きた、堂々たる一族の歴史。
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4.0「お寺」からしか知りえない、“歴史の舞台裏”がある! 6世紀前半の仏教伝来以降、日本には数多くの寺院が誕生し、大寺院は日本の歴史をたびたび動かしてきた。それゆえに、お寺からしか解き明かすことのできない「日本史の謎」がある。聖徳太子への信仰が広まった意外な真相、石山本願寺が織田信長に対抗できた理由、天海が寛永寺創建に秘めた構想など、様々な謎が解けてくるのだ。全国の有名寺院から歴史の舞台裏に迫ることで、日本史がもっともっと面白くなる一冊。(目次より)●五重塔の心柱、救世観音……法隆寺と聖徳太子の謎 ●延暦寺はいかにして、仏教界の最高峰となったか ●今も生きている!? 高野山を開いた空海にまつわる謎 ●なぜ興福寺は強訴し、なぜ南都焼き打ちが起きたのか ●高徳院の鎌倉大仏はなぜ、露坐しているのか ●東大寺を超える大仏殿が!? 豊臣家にとっての方広寺とは ●大奥をまきこむスキャンダル! 延命院事件はなぜ起きたか ●成田山新勝寺の名を高めた、歌舞伎役者の数奇な生涯とは ●皇室の菩提寺・泉涌寺で、天皇はどのように葬送されたか
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦車を数えて数字の稽古?? 当時の教育の粋をつくしたはずの教科書でも、現代の視点から読むとビックリする!? 「こんな記述があったんだ~」と驚く明治/大正/昭和の教科書36冊をご紹介。教科書を読めば近現代史も見えてくる!? ■第一章 文明開化は教科書から? /なんと読む?「都市の中心は庭武須河畔ノ論頓」『世界国尽』/『蝶々』や『君が代』に別バージョンがあった?『小学唱歌集』/ラジオ体操ではなく、ダンベル体操!『小学普通体操法』/「酒の作法」を小学生に教えていた?『高等読本』ほか■第二章 坂の上の雲を目指して、学ぶべし!/“This is a pen.”は明治からの伝統!!『英語作文教科書』/子どもが歌う「鳥にも劣る人間だ!」『唱歌教科書』/ストイックすぎる!? 修身の教え『中学修身教科書』ほか■第三章 新世紀の教科書はネタも新鮮!/ゐもりがゐるゐなかのいへ『仮名遣教科書』/残酷すぎる文章題「死んだ人はいく人ですか?」『国定準拠尋常小学算術書』/富士山は日本一の山ではなかった?『女子教育 日本地理教科書』/バクテリアもけしも植物のうち『改訂近世 植物学教科書』ほか■第四章 ハイカラさんが学ぶ?/ガスメーターの読み取りから浣腸の仕方まで!『応用家事教科書』/ハイカラ女学生は金利も計算していた?『女子教育 算術教科科書』/夢と地元への愛にあふれた教科書!?『算術補充問題』など■第五章 戦前/戦中の教科書はやはり……!? /日本史なのに有名人が出てこない?『高等小学国史 第三学年用』/教科書を使って国威発揚!『初等科国語』/お国に尽くすための家事を学ぶ!『高等科家事上』ほか■第六章 墨塗りから大判、カラー、キャラクターまで!?
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-いじめ発生時期別「身を守る方法」伝えます。 いじめには「よくある型」があります。 学校生活の4月から3月までの、同じクラスで過ごす1年間、 人間関係が変化していくとともに、 その「いじめの型」がさまざまな形で現れてきます。 この本では、その「いじめの型」や、 「いじめっ子はどんなことを考えているのか」 「いじめが起きるまでの流れ」 など、いじめっ子側の事情を詳しく説明してあります。 「自分がターゲットとなっていじめられていると、 焦りや恐怖で周りが見えなくなります。 混乱して、『もう死ぬしかない』と考えてしまうかもしれません。 しかし、「ああ、こういうことだったのか」と理解できると、 それだけで安心します。 いじめがなぜ起きるのかが分かってくると、冷静になり余裕が出てきます。 そうすると、状況を見て、自分なりに考えて行動できるようになります」(はじめに、より) 著者にメール相談をした結果、いじめから脱出できた先輩たちの実例が毎月掲載されています。 是非、身近に置いて愛用してください。
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-この本は、社会で活躍している大人たちの「ホンネ」を皆さんに伝える本です。また、学校で行われるキャリア教育の授業に先生たちが役立てて頂くことも考えて制作、編集しました。 そこでこのシリーズでは、一足先に大人になって社会で活躍しているセンパイたちに、今取り組んでいる仕事の紹介とともに「子どもの頃に学校の授業で学んだ学習内容が今の自分にどのように役に立っているのか」の本音を語ってもらいました。仕事を通じた地域との関わりをお話し頂くと同時に、「学校の勉強は本当に必要なのか」という、皆さんが最も興味を持っている疑問にも、本音で答えてもらいました。 センパイたちの本音を知ることが出来るこのシリーズは、学校での学びが将来の自分にどのようにプラスになるのか、将来の自分が社会に貢献し、活躍しているイメージを持つことが出来るよう、センパイたちのありのままの考えや経験がストレートに伝わるよう、工夫もしました。 学校の授業からは決して知ることが出来ない「センパイたちのひみつ」をぜひ学び取って下さい。
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-この本は、社会で活躍している大人たちの「ホンネ」を皆さんに伝える本です。また、学校で行われるキャリア教育の授業に先生たちが役立てて頂くことも考えて制作、編集しました。 そこでこのシリーズでは、一足先に大人になって社会で活躍しているセンパイたちに、今取り組んでいる仕事の紹介とともに「子どもの頃に学校の授業で学んだ学習内容が今の自分にどのように役に立っているのか」の本音を語ってもらいました。仕事を通じた地域との関わりをお話し頂くと同時に、「学校の勉強は本当に必要なのか」という、皆さんが最も興味を持っている疑問にも、本音で答えてもらいました。 センパイたちの本音を知ることが出来るこのシリーズは、学校での学びが将来の自分にどのようにプラスになるのか、将来の自分が社会に貢献し、活躍しているイメージを持つことが出来るよう、センパイたちのありのままの考えや経験がストレートに伝わるよう、工夫もしました。 学校の授業からは決して知ることが出来ない「センパイたちのひみつ」をぜひ学び取って下さい。
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-この本は、社会で活躍している大人たちの「ホンネ」を皆さんに伝える本です。また、学校で行われるキャリア教育の授業に先生たちが役立てて頂くことも考えて制作、編集しました。 そこでこのシリーズでは、一足先に大人になって社会で活躍しているセンパイたちに、今取り組んでいる仕事の紹介とともに「子どもの頃に学校の授業で学んだ学習内容が今の自分にどのように役に立っているのか」の本音を語ってもらいました。仕事を通じた地域との関わりをお話し頂くと同時に、「学校の勉強は本当に必要なのか」という、皆さんが最も興味を持っている疑問にも、本音で答えてもらいました。 センパイたちの本音を知ることが出来るこのシリーズは、学校での学びが将来の自分にどのようにプラスになるのか、将来の自分が社会に貢献し、活躍しているイメージを持つことが出来るよう、センパイたちのありのままの考えや経験がストレートに伝わるよう、工夫もしました。 学校の授業からは決して知ることが出来ない「センパイたちのひみつ」をぜひ学び取って下さい。
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5.0日本人の立場と見方で書かれた「新しい世界史」の試み。他国の歴史と比べることで見えてきた日本の“いいところ”。 日本の歴史は世界史の視点によって他国の歴史と比べてみるとよくわかる。 四大文明と縄文文明、ギリシア神話と日本神話、コーランと十七条憲法、フランス革命と明治維新、欧米型資本主義と日本型資本主義など、ユニークな対比の中で“日本のいいところ”が浮かび上がる。 日本と同時代の世界では何が起こっていたのか? それはどのような関連をもっていたのか? 両者にはどのような違いが見られるのか? グローバルな歴史の枠組みの中で、日本人の立場と見方によって記された「新しい世界史」の試み。 ※コラム「日本とユダヤ」を増補 【知っていますか?】◎縄文文明は世界の四大文明に匹敵する!◎なぜ仁徳天皇陵は始皇帝陵やピラミッドよりも大きいのか?◎ムハンマドのコーランと聖徳太子の十七条憲法はどう違う?◎ヨーロッパ型資本主義と日本型資本主義はこんなに違う!◎フランス革命、アメリカ独立と明治維新はこんなに違う!◎美術絵画や壁画には「歴史の証拠」が描かれている!
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4.5日本人が知るべき世界の常識とは何か。そして、日本は世界の歴史をどう理解すべきなのか。 本書は、現代社会にも影響を与えている出来事に焦点をあて、同時に世界に影響を与えた「日本」の視点も加味した、骨太の世界史概観。 戦略的なアプローチで歴史を語る、ベストセラー作家による渾身の通史。激変する世界を理解するための最適な歴史書。 ◎ヨーロッパ人だけでなく日本人にとってもギリシャは心の故郷◎ISの支配地から世界の文明は生まれた◎始皇帝から学んだフランス革命と明治維新◎ローマ帝国はなぜキリスト教を受け入れたか◎仏教の伝来が日本を文明化したわけ◎ポルトガルが世界をひとつにした◎ウェストファリア条約から国際法が誕生◎アフリカからの奴隷輸出の惨劇◎大久保利通たちを魅了したビスマルク◎世界を救った明治維新と高度成長◎日本の主張を教えない歴史は無価値だ◎ゾルゲ事件が第二次世界大戦の勝敗を決めた◎現代中国語の多くは日本語からの外来語◎トランプを大統領にした歴史の必然◎後進国中国の覇権は世界を闇にする
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4.5「日本は侵略した」と思っているあなたへ。日本は侵略国なのか? 古代から近現代まで、日本の対外戦争史をたどり見えてきた真実とは――。日本は外国と、なぜ、どのように戦い、世界にどんな影響を与えたのか? 欧米諸国や中国などとは異なる日本の一貫した姿がいま明らかになる!【内容】○日本人と西洋人の戦争観はこんなに違う○「侵略」という言葉では正しい戦争理解はできない○日本最初の対外戦争としての「三韓征伐」○「白村江の戦い」――日本はなぜ朝鮮半島に兵を送ったのか○「刀伊の入寇」――日本史上、初めて「攻めてきた」外敵・女真族○「元寇」とはどのような戦いだったのか○豊臣秀吉の朝鮮出兵の本当の理由○「薩英戦争」と「下関戦争」で日本が侵略されなかった理由○「日露戦争」でも貫かれた日本の“専守防衛”○「日韓併合」の真実○新資料の公開で明らかになる日米戦の真実
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5.0自閉症とは、人と目を合わせない、コミュニケーションがとれない、儀式的な行為を繰り返すなどの行動特性を示す精神障害の一つである。二、三歳の頃に発見されることが多く、その後の社会生活にいかに適応していくかは、本人や家族にとっての切実な課題である。自閉症についてはこれまで数多くの研究がされてきたが、本書で著者は「肝心なことはまだほとんど分かっていない」とし、その上で、「自閉症児は心を閉ざしている」と決めつけるのは大人の側のモノサシの押し付けであると述べる。そして「いま」「ここ」を共有し、子どもたちが見ているのと同じ世界を見ようとすることで、子どもたちが抱える身体・空間・言語感覚の障害の本質を明らかにする。他者との関わりを拒む子どもたちに、人と関わり合って生きることは快い体験であることを、全身で伝えようとする著者の姿勢は、自閉症治療には直接関係のない一般の読者にも大きな感動を与えるだろう。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸時代のベストセラー『都名所図会』のイラストを通して、200年前の京都と現代の京都を比べて歩き、その変遷をたどります。詳細なイラストで京都の名所をガイドした江戸時代のベストセラー『都名所図会』。細かく描きこまれた絵図を覗き込めば、今も変わらぬ京都の名所の姿もあれば、現代からは想像もできないような景色も…。江戸時代の龍安寺の見どころが石庭でなかったり、銀閣寺の庭も今と違う姿だったり、きっと驚く発見が次から次に続きます。全6冊の原著の中から、今も人気の神社・仏閣、見どころを中心に、現在の姿と200年前の景観を見比べて楽しめる「名所」を厳選。京都の町歩きがますます楽しくなるエピソードも満載の1冊です。
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5.0中国・明代の儒学者、王陽明。その当時、新儒教として学術思想界の主座にあった朱子学の論理構造を批判的に継承した彼の実践的儒学は、陽明学として結実する。近世以降の中国のみならず、わが国でも大塩中斎や吉田松陰、西郷隆盛ら、変革者たちの理論的背景となった思想とは何か。陽明学の最重要書籍を原テキストにしたがって読み解き、その精髄に迫る。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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-■太平洋戦争を戦った、米海軍の主要なリーダーを紹介する1冊。 嫌われ者の天才――キング 処世術に長けた調整型――ニミッツ 平凡とされながら実戦で結果を残した――スプルーアンス 知られざる名将――ミッチャー 期待はずれとされた有望株――フレッチャー “本当の太平洋戦争”を理解するためには、日本軍だけではなく、米海軍と米海軍の主要リーダーたちを知る必要がある。 リーダーたちの経歴・戦歴から、知られざる人物像、エピソード、軍内部での人間関係までを詳しく取り上げる。 ■実は混沌としていた米海軍 一見、余裕があったように思われることもある米海軍だが、内情は苦しく混沌としていた。 また軍内部での人間関係も複雑怪奇で、軋轢も多かったことがわかる。 日本海軍と同じく、海戦の主力が戦艦から航空艦隊に移り変わる時代で、その綱引きも軍内部を複雑にしていた。 本書では、人事から見た航空艦隊の成長の歴史や、同じく急成長を遂げた海兵隊や、潜水艦部隊、インテリジェンス機関のリーダー、そして参謀職の人物も取り上げる。 ■例 ――フランクリン・ルーズベルト 大戦期の急成長を遂げた米海軍にとって、ルーズベルト一族の影響は極めて大きい。とくにフランクリン・ルーズベルトは抜群の国民的人気を得る一方、複雑な性格で直言した人間をけして許さず、彼の意を汲んで動くリーヒやスタークなどを重用する一面もあった。 ――アーネスト・キング 部下のニミッツやハルゼーほど知られていないが、アーネスト・キングは制服組のトップとして合衆国艦隊を指導した人物。人間的にはあくが強く、上からも下からも嫌われていたが、彼の能力に疑問をもつ者はいなかったとされる。 ドイツを優先する戦略に異を唱え、戦力を太平洋にも割くことを主張した。彼がいなければ、日本の太平洋戦争は違ったものになったかもしれない。 ――ロバート・ゴームリー 平時では優秀とされたが、食料や武器の補給もままならず、負傷者ばかりでまともに戦えない状況では、前に進めない者たちもいた。混沌としていたガダルカナルでは、消極的と判断されて更迭された。 ――レイモンド・スプルーアンス 兵学校の成績や普段の仕事ぶりは地味で平凡だったが、混沌とした戦時には力を発揮した。与えられた任務をこなして出世し、ニミッツの下で第五艦隊を率いた。 ■著者略歴 谷光 太郎(たにみつ・たろう) 1941年香川県に生まれる。1963年東北大学法学部卒業、三菱電機株式会社入社。1994年同社退社、山口大学経済学部教授。2004年、大阪成蹊大学現代経営情報学部教授。2011年同校退職。 著書に、『海軍戦略家キングと太平洋戦争』『海軍戦略家 マハン』(共に中央公論新社)、『敗北の理由』(ダイヤモンド社)、『青色発光ダイオードは誰のものか』(日刊工業新聞社)、『ロジスティクスから見た「失敗の本質」』『日本陸海軍はなぜロジスティクスを軽視したのか』(小社)、訳書に『統合軍参謀マニュアル』(白桃書房)など多数。
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4.51945年9月2日、日本降伏。1948年11月12日、東京裁判結審。全てをみてきたインド代表判事の綴る、マッカーサーも恐れた“真実の意見書”。「博識な同僚判事たちによる判決および判定に同意できないことを、本官は心から遺憾に思う。本件裁判の持つ重要性、ならびに、本件裁判に関連している法と事実関係への疑問に鑑み、本裁判所の判定に対して生じたさまざまな疑問に対する本官の見解を示すことは本官の義務であると考える次第である。」――――ラダビノード・パール
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4.0人類の歴史は戦争の歴史であると、著者は言う。実際、有史以来の世界史年表を眺めると、地球上で戦争が行なわれていなかった時間は、累算でもわずか6年ぐらいしかないとのことだ。戦争は、国家を営む人間が、存亡をかけて争う究極の手段である。ゆえに、持てる知恵を全て出し合い、最新兵器などの研究も進ませ、それによって文明の発展が促されてきたと言えるだろう。本書では、世界史の中で特筆すべき321の戦争について、年代順に地図付きで解説。戦場となった土地の時代ごとの変遷、目的の変化、戦い方の発展などから、歴史書として読める戦争史に仕上がっている。世界史の教養を身につけるのに、必携の一冊である。
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4.5イタリア美術史研究の第一人者である著者が、比較文化の視点から日本文化の基底に見たもの、それは神道だった。 本書では、縄文土器、古墳、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』、西行の歌、芭蕉の俳句、葛飾北斎の浮世絵、さらに仏像までが、神道の心を表していることを具体的に解説している。 北斎の絵は、なぜセザンヌやゴッホらに大きな影響を与えたのか? 日本の神話が語っている日本文化の特色とは何か? 聖徳太子の「和の精神」とは何か? 天皇とはいかなる存在なのか? “クールジャパン”の源泉たる日本文化の神髄がよくわかる10章。
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3.5天下泰平の時代。忍者の末裔は、江戸城大奥で出納係になっていた!? 新発見資料「松下家文書」には、江戸城大奥に勤める伊賀者の日常が細かに記されていた! 忍者の一家の末裔は、天下泰平の時代をどう生きたのか。江戸の下級武士の生活を細やかに記す、一級資料をとくと見よ! 【目次】 はじめに 松下家系図 第一章 伊賀者とは何か (一)幕臣としての伊賀者 (二)武士の禄制度──足高上昇を目指した松下家── (三)伊賀者の由緒 (四)松下家文書とは (五)松下家の歴代 第二章 松下家、草創の時代 (一)家康に仕えた初代松下孫右衛門 (二)大奥御広敷番、二代目松下金左衛門 (三)別家を興した三代目松下十郎右衛門 第三章 谷の中の伊賀者たち (一)伊賀者の禄と生活 (二)鮫河橋谷町伊賀者屋敷の景観 (三)伊賀者拝領屋敷に住む町人たち (四)拝借金とその返済 第四章 最初の養子、松下伊太夫 (一)松下伊太夫、養子に入る (二)松下伊太夫の伊賀者勤務 (三)四代目松下伊太夫の子 第五章 伊賀者から大奥の事務官へ (一)五代目松下菊蔵、家督相続 (二)若年当主、菊蔵の日々 (三)西之丸山里番 (四)西之丸大奥の事務官―西之丸大奥御広敷御用部屋書役― (五)異動と昇進――本丸大奥御広敷御用部屋書役以降―― (六)五代目松下菊蔵の子――十次郎の生と死―― 第六章 伊賀者からの離脱 (一)松下家の家格上昇 (二)九代目金五郎と東禅寺事件 (三)明治時代の松下家 おわりに 参考文献
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