国内ミステリーの検索結果
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白い衝動
小中高一貫校でスクールカウンセラーとして働く奥貫千早のもとに現れた高校1年の生徒・野津秋成は、ごく普通の悩みを打ち明けるように、こう語りだす。「ぼくは人を殺してみたい。できるなら、殺すべき人間を殺したい」千早の住む町に、連続一家監禁事件を起こした入壱要が暮らしていることがわかる。入壱は、複数の女子高生を強姦のうえ執拗に暴行。それでも死に至らなかったことで、懲役15年の刑となり刑期を終えていた。「悪はある。悪としか呼びようのないものが」殺人衝動を抱える少年、犯罪加害者、職場の仲間、地域住民、家族……そして、夫婦。はたして人間は、どこまで「他人」を受け入れられるのか。社会が抱える悪を問う、祈りに溢れた渾身の書き下ろし長編。 -
復讐のランウェイ
仁田水月と岩下輝美は世田谷デザイナー学院に入学した時から、とても気が合い、仲のいい友達であった。したがって、当時のクラスメートにとってはこの二人のジョイント・ファッションショーに不思議なことは何もなかった。しかし、水月には人には言えない秘密があった。世田谷デザイナー学院時代に輝美との間で信じがたい裏切りの体験を味わったからである。 十年前、水月は学生コンクールのファッションショーでグランプリを獲るべくデッサンを何枚も何枚も飽きずに描いて、その中の渾身の作品を岩下輝美に見せた。水月には全く意外なことだったが、輝美は水月のデッサンを酷評した。水月にとってそのデザイン画はいずれも自信作だったため、輝美に酷評されてすっかりしょげかえってしまった。落胆した水月はそのデザインを諦めて別のデザインの衣裳を制作して学生コンクール当日に臨んだ。なんということだろう。生徒の中でまったく目立つ存在でなく、下馬評に名前も出なかった岩下輝美の発表したデザインのドレスは、先日水月が輝美に見せたデザインそのものであった。それも、デザインはおろか色彩もほぼ同じで、まるごと水月のデザインの盗作でしかなかった。しかし、結果は言うまでもない。岩下輝美のドレスがグランプリを獲り、輝美はその年の栄えある最優秀学生賞に輝いたのであった。 -
救ってみろと放課後は言う (角川ebook)
寺島日登志が遺書を書き上げたのは、九月四日の午後のことだった。 心を決めたはずなのに、その日、まさかのひったくりに遭い、遺書と練炭の入った鞄を盗まれる。 聞き覚えのある声で分かったひったくり犯は、以前日登志が話したことのある、宇都宮の「聞き屋」だった。 仕切り直しを図るなか、日登志は以前から目をつけられている岸塚に呼び出される。 奴が恋人である睦美の名を口にするたび、日登志の胸はざわめいてしまう。 一方、友人・神山からの不審な電話で宇都宮駅に向かった瑠梨が発見したのは、ビルから落下して意識不明の神山の姿。血が広がる彼のそばに投げだされているのは、「遺書」だった。 自殺したがりな僕たちは、それでも誰かを救いたい。 『初恋は坂道の先へ』で第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞した俊英がおくる、謎が思わぬ方向に展開する切ない青春ミステリー! ※本書は、2016年11月30日に配信を開始した単行本「救ってみろと放課後は言う」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください) -
疑惑のラビリンス 三部作 合本版
「疑惑のラビリンス 異国の少女」第二次世界大戦後期、海南島沖で漂流する輸送船。調査に向かう憲兵少尉の雪下胡桃。生き残っていたのはドイツ人の美少女エルナただ一人。そして大量のアヘン。いったい何があったのか。さらに妖艶な美女がエルナの命を狙うのはなぜ。背後に見える巨大な陰謀。そして終戦の混乱に生き残れるのか。胡桃の洞察力が冴える。「疑惑のラビリンス 雛人形の悪夢」終戦直後の日本。元憲兵隊の雪下胡桃の洞察力と抜群の戦闘能力が冴える。お色気満載で魅惑的な陽子。天才美少女エルナ。ドジな安藤政季をもり立て探偵事務所を開設した四人。ある富豪から雛人形の捜索という変わった依頼。都内では若い女性らしき切断された腕や足が見つかる。また近くには雛人形の同じ部位も発見される。数百年の呪いと巨大な陰謀。果たして胡桃は謎が解けるのか。「疑惑のラビリンス 亡国の少女」終戦直後の日本。元憲兵隊の雪下胡桃の洞察力と抜群の戦闘能力が冴える。お色気満載で魅惑的な陽子。天才美少女エルナが製造した原爆が2発。果たして本物はどちら?旧帝国軍人たちが武装蜂起してGHQと交渉。果たしてテロリストたちの要求は?胡桃は爆発を阻止できるのか。息詰まる戦いの中、アメリカからは更に3発目の原爆を搭載したB29が……。著者渾身のアクションサスペンスミステリー。価格もお得な三部作合本版。 -
ホーンテッド・ホテル
家業である本屋の廃業を機に、探偵事務所に就職することになった「カメ」こと亀尾駿馬。彼には物を「置き換える」超能力があった。初仕事を何とか解決に導いた駿馬と古屋敷探偵事務所の愉快な面々の元に舞い込んできた新たな事件は、老舗ホテルに現れた「未来からやってきた幽霊」の調査だって!? 新米探偵・駿馬が挑む奇想天外な事件の結末とは――? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。 -
Replace
東京都墨田区――古き佳き江戸の風情が残るこの町で育った亀尾駿馬。家業である本屋の店じまいを機に探偵事務所に就職することになった彼が任された最初の依頼、それは「宇宙人にストーカーされている」!? 所長の古屋敷をはじめクセ者揃いの面々と早速調査に乗り出すが、事件の背後にはアブない連中がかかわっていて……。下町風情溢れる探偵事務所を舞台にしたディテクティブコメディが開幕! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。 -
Calling
2001年9月11日――アメリカが誇る2つのビルがテロにより崩壊し、343名の消防士が殉職したこの日、一人の日本人留学生・次郎の運命もまた大きく変わった。数年後、NYの消防士となった次郎の前に、元警官のレイモンドが新人消防士として現れる。彼もまた、9.11によってその運命を変えられた人間だった…。NYを舞台に、2人の消防士の奮闘を描く新人消防士成長ドラマ、ここに始まる! -
脳を食む虫
鹿茸(ろくじょう)を鼻に当てて嗅ぐべからず。小さき虫ありて、鼻より入りて脳を食(は)むといへり。(徒然草 第149段) 「屋宜優子」はなぜ錯乱状態のまま赤羽西署から帰されたのか。その行方を追う新米女性刑事「堀川麻耶」。消えた優子の残した謎の言葉が、闇に生きる者たちを血にまみれた暗闘へといざなう。肥大化し腐食した警察組織。妄覚に憑かれた男。貪欲な倒錯者。策動する麻薬密売組織。そして、堕ちた英雄―汚名刑事「鎮目将義」。複雑に絡み合うカネとクスリと利権の糸の中、徐々に姿を見せ始める未曾有の大量殺人。薬物汚染の恐怖を描いた狂気と退廃のノワール・ミステリー。 著者プロフィール 1959年2月16日、京都生まれ。ジャーナリスト。取材・執筆活動のほかに、テレビ等で銃器評論家として活躍中。映画や漫画の監修も手がける。著書に『銃社会ニッポン』(テレビ朝日出版)、『銃器犯罪』(現代書林)、『汚名刑事』(小学館)などがある。 -
汚名刑事
拳銃捜査の闇を抉ったハードボイルド小説。 秘密部隊「銃器対策課登録作業員」。刑事課から抜擢された警視庁警部補の鎮目は、関西弁の拳銃密売人、謎の美女との駆け引きを通じ捜査方針に疑問を感じる。警察組織の罠にはまった鎮目は――。圧倒的なリアリティで描く新警察小説! 警察と銃器問題に精通した著者が、かつて警察庁に実在した「銃器対策課登録作業員」にまつわる事件を題材に、2年間の執筆・推敲を経て完成させた渾身の処女小説。これまで明らかにされていなかった、潜入捜査で銃器の摘発を行う秘密部隊の存在と、最後は警察庁の意向で組織から斬り捨てられてしまう悲しき「スパイ」の運命を綴る。 新しい、警察小説の旗手が誕生! 著者プロフィール 1959年2月16日、京都生まれ。ジャーナリスト。取材・執筆活動のほかに、テレビ等で銃器評論家として活躍中。映画や漫画の監修も手がける。著書に『銃社会ニッポン』(テレビ朝日出版)、『銃器犯罪』(現代書林)、『脳を食む虫』(マイクロマガジン社/小学館)などがある。 -
光の楽園
不祥事を起こし辺境の寺院へ送られたリュートガルトが畑で男の死体を発見。「地霊の輪」の呪いだと村人が脅える中、新任の郡長官に見込まれてしまったリュートは、事件の謎を探る羽目に……。 -
守神の山 万波霊障事件日誌
山神の怒りに触れ、危機に瀕する隠神市。高校生の千尋と旧家の長男・櫂は、それぞれの「決断」を迫られる。彼らをサポートするのは「万波霊障株式会社」。彼らの持つ「能力」とは? -
PARTNER
憧れのNY市警本部殺人課に異動した新米刑事セシル。初出勤日、女性刑事ドロシーを相棒と紹介されるが、第一印象はお互い最悪。でも事件は二人を待ってはくれなくて――。前途多難なコンビの行く末は!? -
朽ちゆく庭
かつてのセレブタウンに引っ越してきた山岸家。中学生の真佐也は、転校前に部活をやめ、以来、学校をサボり、部屋にこもるようになる。けれど、その部屋には小学校からの友人・純二がこっそりと遊びに来ている。心配する母親・裕実子と対照的に、父親・陽一は不在がちであまり関心を示さない。真佐也はある日、家の向かいの公園でうずくまっている少女・あかりを見かける。その少女には怪しげな噂がつきまとっていた。一方、陽一は急に在宅勤務だと言って会社に行かなくなり、裕実子は勤務先の税理士事務所の上司と密会を続けており・・・・・・。壊れゆく家庭を描く“危険”なサスペンス長編。 -
砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌
切なさと救い溢れる3つのラスト。 読者を半泣きさせる警察小説。 心揺さぶる哀切のミステリーロマン誕生! マンションの一室で三十八歳の女性が死亡。 大量の睡眠薬をアルコールとともに服用したことで昏睡状態となり死に至ったようだ。 テーブルには「疲れました。ごめんなさい」と印字された遺書らしきプリントも。 自死と思われたが、所轄は警視庁捜査一課の大河内茂雄部長刑事に現場への臨場を依頼した。 不自然なことが多かったのだ。 部屋のパソコンからはここ数カ月のメールが消去されていたし、死の前日にスーパーの宅配サービスに注文を入れていることもわかった。 マンション住人からの聞き込みから、複数の男の出入りが確認され、事件当夜には男女の言い争う声も聞かれていた。 大河内刑事は、被害者が中学生のときに父親が殺人を犯していたことをつきとめる。 また被害者は二年前にも大量の睡眠薬を服用し病院に搬送されたこともわかった。 捜査を進めるうちに、被害者のまわりでうごめく黒い影の存在に気づく…… 事件の謎に挑む警視庁捜査一課強行犯係のベテラン刑事の活躍を描く3篇。 切なさと救い溢れる3つのラスト。 読者を半泣きさせる警察小説。 心揺さぶる哀切のミステリーロマン誕生! 砂時計 日和見係長の休日 夢去りし街角 -
警視庁殺人犯捜査第五係 少女たちの戒律
少女たちは何を怖れ、何を隠したのか? 東京都武蔵野市、吉祥寺駅付近で、二十歳前後と見られる女性の殺人遺体が発見された。 警視庁殺人犯捜査第五係の辻岡朋泰警部補ら捜査員は身元調査に奔走するも、思うに任せず、焦燥に駆られる。 が、ついに大学二年生の小池聡美と判明。 娘と連絡が取れず、心配していた母親が偶然報道を見て、捜査本部に問い合わせてきたのだ。 色めき立つ捜査本部だったが、以後も捜査は難航し、辻岡らは苦悩する。 悪戦苦闘の末、ようやくフリージャーナリストの佐藤公章が容疑者として浮かび上がってきた。 被害者の故郷である岐阜県で六年前に起こった、有名な冤罪事件と、その発端となった女子中学生殺人事件に関係していたらしいのだ。 思いも寄らぬ方向に捜査の目を向けざるをえなくなった辻岡ら捜査陣に、新たな壁が立ち塞がる。 序盤から結末まで息詰まる、警察本格ミステリー。 -
消滅のリスト
「標的は日本のどこだ?」衝撃の諜報小説! 標的は、日本のどこだ? 「米中の戦争は破滅につながる。 それを回避するために我々は犠牲をさし出す。 最後まで、日本人は騙しとおせ!」 これが諜報だ! これが防諜だ! これが謀略だ! そしてこれが情報小説だ! 世界の破滅。その可能性が最も高まったキューバ危機以後、米ソ間で結ばれた密約があった。ソビエト解体後、密約の履行は米国と欧州の一部の先進国が主催する“会議”に引き継がれた。 会議の目的は、局地戦争が破滅的な事態に発展するのを防ぐこと。だが、その目的の履行のために信じがたい犠牲を、会議は求めていた。その会議が開かれた。 途端、内容が流出し、秘密を知る一部の人間と、関係国の情報機関が一斉に動き出した――。 インテリジェンスに無知なこの極東の島国が、大国に強いられる犠牲とは?衝撃の“本格情報小説”、電子で初登場!!