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資産家・永江和哉からの依頼で、片山兄妹とホームズはドイツへと渡った。古城に住む和哉の弟・英哉の様子が、おかしいという。3年前、英哉の妻は、中世から伝わる処刑具「鉄の処女」によって惨殺された。古城に着いた夜、晴美は、白いドレスの女性を目撃。そして、マスクをつけた何者かに襲われる。唯一の出入口である跳ね橋が壊れ……。そこから、次々と殺人が! 片山たちは、古城に秘められた謎に迫る!
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Posted by ブクログ
三毛猫ホームズ8作目。ドイツの古城が舞台で連続殺人事件…ワクワクしました。 石津刑事がなかなかの活躍っぷりでしたね。晴美とお兄さんの掛け合いが相変わらず面白い。 この新装版の表紙は、柵の上を歩いている三毛猫の写真なんですが、撮影者はあの有名な岩合光昭さんでした。しっぽがぴんっと立ってご機嫌な猫が可愛...続きを読むすぎる。
片山一同(ホームズ一同のほうがいいか)が初めての海外での舞台で活躍。ドイツの城でいわゆる閉ざされた空間クローズドサークルで次々起こる殺人事件。狡猾な犯人。そしてホームズの活躍。やはり三毛猫ホームズシリーズは面白い。
三毛猫ホームズ一行は、ヨーロッパのドイツの古城へ。 三毛猫ホームズシリーズ。今、読んでも楽しめる一冊だと思います。片山義太郎と石津のやりとりもクスッとした笑いを誘います。普段は飄々としているホームズだけど、片山兄妹がピンチの時にはきちんと活躍する。 赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズは、サクッ...続きを読むと読める読みやすさ、そして登場するキャラに対する愛着は決して色褪せないです。
朗読劇になるとのことでおさらい(と言いつつ読んだのはおそらく中学生くらいなので何年前!?考えたくない!) 初読と同等なので謎解きも楽しめました。そっかスマホないんだな、と。掛け合いが軽快で読みやすかったです。
初の海外シリーズ。 相変わらず依頼者が「自分は殺されるかもしれない」と片山に調査を依頼。そこで起こるドイツの古城を舞台にした連続殺人事件に巻き込まれる。 後半まで動機が明確にならず、3年前に起きた智美殺害事件も曖昧であったが、一気に謎が解けていく流れは見事であった。 解き明かされた動機は至って単純...続きを読むではあったが、そこを後半までカムフラージュしていた。智美が殺害された事件も意外な結末であり、そこに至る過程も巧みに展開させていた。
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