国内ミステリー - 幻冬舎作品一覧
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3.5なんで誰も、この話(怪談)を知らないんだ? これは、実話を元にしたホラー……。 1980年代、人気ラジオ番組を録音していた男子高校生のラジカセから突然流れてきた、「耳なし芳一」の琵琶語り。その後このカセットテープを聞いた人には、次々と不幸が訪れた――。【耳なし芳一のカセットテープ】は、テレビでも取り上げられたほど有名な実話怪談のはずだった。なのに、誰も知らない。不思議に思い調べ始めた怪談師・馬代融が出会うのは、奇妙な偶然、とある冥婚の風習、そして強烈な悪意。果たして、この物語の行きつく先とは? 現実と物語が交差する、最恐の読書体験。
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3.6炎上商法でベストセラーを目指す新人作家、 文学系インフルエンサーに対抗心を燃やす書評家、 実績もないのに小説教室で荒稼ぎする講師…… 文芸界が生んだ “承認欲求モンスター”を、毒舌で退治しろ! 新人賞を獲ったばかりの作家の卵が殺された。若手刑事の高千穂は、作家兼業の名物刑事・毒島と捜査を開始する。被害者が通っていた小説教室を訪ねると、そこには異様な光景が……。受講生の提出作品を嘲笑する講師に、互いに貶し合う生徒たち。小説教室とは名ばかりの、マウントの取り合いが繰り広げられていた。高千穂が背筋を凍らせる中、嬉しそうな表情を浮かべる毒島。尋問が大好きな彼は、受講生のプライドをへし折る容赦ない取り調べを行うが――。 小説好きは閲覧注意!? 「どこまで本当?」な、文壇の闇を詰め込んだ大人気「作家刑事毒島」シリーズ第4弾!
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3.9元総理が凶弾に倒れ、その場にいた一人の男が捕まった。 日本を震撼させた2発の銃弾。 本当に“彼”が、元総理を撃ったのか? 日本を震撼させた実際の事件をモチーフに膨大な取材で描く、傑作サスペンス。 奈良県で日本の元内閣総理大臣が撃たれ、死亡した。その場で取り押さえられたのは41歳男性の容疑者。男は手製の銃で背後から被害者を強襲。犯行の動機として、元総理とある宗教団体とのつながりを主張した――。 日本史上最長政権を築いた元総理が殺された、前代未聞の凶行。しかし、この事件では多くの疑問点が見逃されていた。致命傷となった銃弾が、現場から見つかっていない。被害者の体からは、容疑者が放ったのとは逆方向から撃たれた銃創が見つかった。そして、警察の現場検証は事件発生から5日後まで行われなかった。 警察は何を隠しているのか? 真犯人は誰だ?
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3.0金融庁に潜り込んだ理由はただ一つ。 父の告発を握りつぶした犯人を見つけ出し、必ず復讐する。 日本国債の暴落を図る中国の脅威が増す中、 支援途上の大田原自工に降って湧いた買収計画ーー。 金融庁職員の彩は買収を目論む中国系企業を探りながら、 父の死の真相に迫っていく。 緊張感溢れる ノンストップ 経済ミステリ 金融庁・金融危機対応室に勤める香月彩は、業績悪化の一途を辿る地銀と中小企業のテコ入れを図る一方、父親の死の真相を探っている。 20年前、父は経営していた運送会社の粉飾決算に手を染めていた。良心の呵責に耐えかね告発を試みた父だが、告発文は握りつぶされ自死してしまったのだ。 もみ消した人間は証券取引等監視委員会の中にいる。絶対見つけ出し復讐するーー。 必死に勉強し金融庁に潜り込んだ彩の悲願は、果たして叶うのか。
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4.3国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。
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3.8これは日本で初めて起こったテロ事件なのか? 事件は現場ではなく会議室でも起きている!! 捜査と家庭に追われる刑事の奮闘を描く、シリーズ最新作!! 四谷にある大学の門近くで自動車の爆発事故が起こった。 死者と怪我人を出したこの爆発は、やがて「爆弾」が仕掛けられていたことが判明する。 警察はテロと断定し、警視庁刑事部捜査一課の樋口顕は情報収集に動き出すが、 上司である天童隆一管理官から「かつての部下、因幡が『テロを防ぎたい』という 電話をかけてきた」と打ち明けられる。 国際テロ組織に入った噂のある因幡からの電話は、今回のテロとの関連するのか? そんな最中、樋口の娘・照美が、バックパッカーで海外旅行に行きたいという。 公安も捜査に乗り出す中で、テロ捜査と家庭の間で奮闘する樋口は何を思うのか――。
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3.3真相が二転三転する様は、まさに圧巻! 驚異のミステリー長編! 人口の1%は存在すると言われるサイコパス。そのサイコパスの中でもトップの1%が在籍する秘密の社交クラブがあった。そのクラブ「キリングクラブ」に集まるサイコパスは、一言で言うと社会的成功者。医者、ジャーナリスト、弁護士、起業家。きらびやかな社会的実績とは裏腹に、刺激と自己利益のためなら人を人とも思わぬ内面の持ち主だった。 ある日、キリングクラブでウェイターのアルバイトをすることになった藍子。はじめは時給の高さに目が眩んでの腰掛けバイトだったが、そこに集まる人達が社会的に成功したサイコパスであることを知り、俄然興味を抱く。そして、事件は起きる。「キリングクラブ」の客であるジャーナリストの青柳が何者かに惨殺された。しかも、その死体は開頭され、扁桃体が抜き出されていたという。サイコパスは扁桃体に特徴があると言われており、犯人は「キリングクラブ」を狙った可能性も考えられる。「キリングクラブ」を守る番人・辻町と共に事件を調べ始めた藍子だが……。
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2.8見えない復讐と、さらなる復讐。 しなくていい殺人の果てしない果て。 40年前、資産家・岩楯一族を崩壊した秘密と嘘と誤解が、 今、再び血の惨劇を引き起こす! 西澤保彦、超絶のミステリ。 アルコールの過剰摂取で入院中の作家・横江のもとを刑事が訪ねてきて「加形野歩佳【ルビ:かなたのぶよし】(33)を知っているか?」と訊く。加形野歩佳は多治見康祐【ルビ:たじみこうすけ】(57)を殺害し、早々に自首したという。殺された多治見は横江の元同級生で、加形は横江の親戚の息子だった。加形は、自首はしたが動機を語らず、ただ「理由を知りたければ横江継実に聞いてくれる」と語っているという。横江は加形のことは面識も存在も知らなかったが、加形の父や多治見と過ごした40年前、幾つもの血族の婚姻関係が重層する岩楯一族と暮らした子ども時代を思い出すと、幽霊のように記憶の残影が立ち現れるのだった。それらは往時には気づかなった、惨劇の印がいたるところに残されていた……。
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3.5この夏、もっとも静かな戦いが始まる―― 【震源域は東京都心を含む首都圏全域。マグニチュード8.2、発生時期は本日より14ヶ月±3か月後】 構想執筆20年。地震学最新研究を基にシミュレートする「Xデイ」のすべて! 「震源域は東京都心を含む首都圏全域。マグニチュード8.2、発生時期は本日より14ヶ月±3か月後」官房長官の発表に、記者たちは言葉を失った――。 量子コンピュータの研究者・吉岡は夏、伊豆半島沖で「海鳴り」と呼ばれる奇妙な音を耳にする。大学時代の友人で、地震学研究の第一人者である長田とともに観測とデータ解析を進めると、それは震源域に東京都心を含む、過去に例を見ない超巨大地震の発生を示すものだった。政府はその報告をもとに対策本部を設置。吉岡と長田は、経産省の権藤、国交省の山城などとともに、地震発生日の特定、被害予想、避難計画策定を進めていくが――。 構想執筆20年。地震学最新研究から描き出す「Xデイ」のすべて。
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4.0ここは溝の口にある、かの有名な探偵一家のお屋敷。 世界的に有名な探偵・綾羅木慶子。 全国的に有名な探偵・綾羅木孝三郎。 二人の愛娘で、わずか10歳にして名探偵を名乗る、綾羅木有紗。 その家に使えるのが私、長谷川でございます。 私の仕事は、世界中を飛び回る奥様にかわって、綾羅木家の平和を守ること。 掃除、洗濯、料理。 お年頃の有紗お嬢様のお世話。 『探偵小説にありがちな場面』を敢えて演出することで、 旦那様の気分をアゲアゲに差し上げること。 そして、 事件に悩む旦那様のお手伝いをすること。 それもまた、この綾羅木家につかえる家政婦にとっては、大変に面倒な ――いえ、大変重要なお仕事なのでございます。 「旦那様――わたくし、ノーパンの謎が解けましたわ!」 大人気シリーズ『探偵少女アリサの事件簿』のスピンオフ!! 東川篤哉の電子書籍オリジナル短編。 今回は電子オリジナル短編小説の特典として、『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』の1話を収録しています。
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3.0鹿野原市警察署刑事課強行犯捜査係に勤める僕は「刑事その五」と呼ばれている。 僕たちのボスが「刑事その一」と呼ばれているからで、他の意味はない。そんな僕の趣味は料理。 給料の大半は料理のために費やしているし、非番の時は、事件のことを忘れるためにも、一日中料理のことを考えている。 そんな今日の献立はギョウザ。ご飯は誰かと食べた方が美味しいから、友人で美人のノンコさんを誘った。そこへ先輩刑事の加藤さんも合流。 三人でギョウザを食べていると、ノンコさんが、彼女の友人が遭遇した笑い話として不思議な話を始めた。でもそれは僕たちが聞けば「立派な事件」だった……。
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-警視庁幹部職員であれば、誰もが晴れがましい気持ちで迎える退職記念式典。 だが長年、捜査1課で凶悪犯を追い続けた男――昨日まで警視庁本部捜査第1課のナンバー2だった星正一の胸は晴れなかった。 それは男の唯一の屈辱ともいえる未解決事件のせいだった。十五年前に起きたその事件では容疑者すら浮かばなかった。 完全犯罪など認めてこなかった最強の警視庁捜査1課――その信念さえ揺らぐ事件だった。 しかし、三週間前、事件解決につながるかも知れない端緒を掴んだ星は、迫り来る退職日を前に、激しい焦りを覚えていた。 犯人に迫れるか。だがその時間は余りに短く……。 圧倒的情報の量と質でエンターテインメントを描き続ける著者が初めて警視庁捜査1課をミステリーで描く、決定的警察小説!
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3.0警察のガサ入れを実況中継する高視聴率バラエティ『生激撮!』は過激さが反響を呼び、今や新東京テレビの看板番組である。プロデューサー五味剛はある日覚せい剤密売犯の顧客名簿に“局内の大物”の名前を見つける。その後次々と暴露される“ヤバイ話”の裏で進む陰謀の正体とは? 欲望と嫉妬が渦巻くテレビ業界を書く怒濤のノンストップ・サスペンス。 ※本作品は 2017年10月5日まで販売しておりました単行本版『歪んだ蝸牛』の改題、文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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-東京多摩地区の山間の、とある集落に『GSオジカ』というバーがある。 ガソリンスタンドの跡地を、ほぼそのままの状態で使用している風変わりな店。店主は過疎化と高齢化が急速に進む集落で唯一の三十代であり、高齢者のために日々の買い出しを請け負っている。 バーの客は殆ど常連で、たいした売り上げにもならない。店主はいつもギリギリの生活だ。ただし、よほど居心地が良いのかバーには妙な客が吸い寄せられてくることもある。 ある日、バーを訪れたのは「生きている場所が違う」と思えるほど綺麗な娘。だがその彼女は過去最大級の「ワケあり」だった……。
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3.6『砂の器』『飢餓海峡』に匹敵する平成の社会派ミステリの一大傑作、登場! 仕事中に大骨折した日読テレビのディレクター広川英樹は、リハビリの苦しさと恋人を失った寂しさから一人暮らしの自宅に風俗嬢リョウを呼んだ。単なるサービスを超えた彼女の優しさに広川は恋愛感情を持ってしまう。リョウが去った部屋には「建築家・加賀雄二郎」の名前と住所が記した紙片が落ちていた。ほどなくして報道される加賀の殺害事件。死因は正体不明の毒物による中毒死だった。広川はリョウの犯行を疑い、再び連絡を取ろうと試みるが、すでにリョウは風俗店を辞め沖縄に飛んでいた。そして、すぐさま起こる東京白金台の児童公園での四人の子供の毒殺事件。続いて今度は大阪の公園でも三人の子供と一人の親が殺害された。どれも同じ毒物による無差別大量殺人だった。犯人はリョウなのか? 彼女はどこにいるのか? そして動機は? リョウの怒濤の告白で疾駆する慟哭と驚愕のラストシーン!
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4.5一年前に起きた『星乃洋太郎殺害事件』で、逮捕された容疑者に無罪判決が下された。 時を同じくして、当事捜査に加わっていた大塚東警察署刑事課・大邊誠のもとに一人の男が現れる。男の名は、儀藤堅忍。 警視庁内にある謎の部署でひとり、無罪確定と同時に事件の再捜査を始める男だ。警察組織の傷を抉り出す再捜査に加え、その相棒に選ばれれば組織から疎まれ、出世の道も閉ざされることになる。その為付いた渾名は“死神”。 大邊は、儀藤の相棒に選ばれ、否応無しに再捜査に乗り出すことに――。「福家警部補」シリーズで話題の著者が放つ、新感覚警察小説。
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