無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年01月16日
2回目
だいすき
リュウ、スズラン、サソリの言葉は
情報に埋め尽くされる現代で
心の豊かさに気づくヒントをもらえた
私は階級の上位には行けない
管理される側だとしてもいいから
多くを求めないでゆったりしてたい
本当に大切なものを大切にしたい
情報を得ることが必ず幸せに繋がるとは限らない
"...続きを読む
最後の最後まで飽きの来ない展開が続き読んでて楽しかったです。何をもってその人がその人であると見做すのか、それがDNAなのか身体なのか、考えさせられる話でした。
個人情報、マイナンバー制度などの更に先の世界。管理する側の利便性と、国民のデメリット考えさせられる。単なるミステリーでない問題提起がある。
事件解決まで様々な犯人像を想像して読み進めていくことももちろん面白いのですが、事件解決後のストーリーでいつも感動させられます。この作品もしかり。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。