ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
雨村慎介は何者かに襲われ、頭に重傷を負う。犯人の人形職人は、慎介が交通事故で死なせた女性の夫だった。怪我の影響で記憶を失った慎介が事故について調べ始めると、周囲の人間たちは不穏な動きを見せ始める。誰が嘘をつき、誰を陥れようとしているのか。やがて慎介の前に妖しい魅力に満ちた謎の女が現れる。女の正体は、人形職人が甦らせた最愛の妻なのか?
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
映像が頭の中に浮かんでくるような表現が美しく、最初から引き込まれるような、次の文章を欲したくなるお話でした。 結末はやはり想像のかなり先を行ってました。 面白かった。
かつて自分が轢き殺した女性の目が忘れられない…。 人を轢き殺してしまった人は忘れようとするが、遺族からすると、忘れること自体、有り得ないし、まして夢を持つなんて。大切な人を殺されて、復讐したくなるのは当然だと思う。謎の女、瑠璃子に誘惑され、関係を持ったときは目先の快楽に溺れていた慎介だが、段々、瑠璃...続きを読む子の存在に疑問を抱く。魔性の女というのはこのような女のことをいうのだろう。目で心を射抜き、自分の好きなように操る。心の魔術師のようだった。江島の狡猾さには恐ろしさを抱き、木内も身代わりにされていたとは。同じ身代わり同士の結託も凄いが、最後に慎介が瑠璃子に助けられて少し救いがあった。江島は、自業自得だと思う。
面白過ぎ。一区切りの最後に必ず面白いセリフで終わるので、どんどん読みたくなる。東野圭吾は裏切らない。
東野圭吾の作品は大御所的なものはだいたい読んでいるけれど、小粒なものはあまり食指が動かず読まずじまいのものが多い。でもせっかく上梓してくださっているのだから、これからはそういうのも読んでいこうと思っている昨今。 で、今回はこちら。 なるほど、なるほど。人によっては本書をホラーと称する人もいるよう...続きを読むですが、こういうスピリチュアル的なものを東野圭吾はふとした折に書くよね。念とか残滓とか。 荒唐無稽と思う一方で、あまりに強い念が残るとこんなこともあるやもしれない…そんなふうに思わせる筆力がさすがです。だって、怖かったもの、あの魔性の女。 あまりに多い性描写と、彼女は結局何がしたかったのかが最後までよくわからないなどクエスチョンは残るものの、本物のバーテンダーってこういう感じなんだろうなあと相変わらず描写がリアルで、★4つです。 ちょっと空いた時間ができて手持ち無沙汰だったので、言葉はよくないけれど、いい時間つぶしとなりました。 ====データベース==== 雨村慎介は何者かに襲われ、頭に重傷を負う。犯人の人形職人は、慎介が交通事故で死なせた女性の夫だった。怪我の影響で記憶を失った慎介が事故について調べ始めると、周囲の人間たちは不穏な動きを見せ始める。誰が嘘をつき、誰を陥れようとしているのか。やがて慎介の前に妖しい魅力に満ちた謎の女が現れる。女の正体は、人形職人が甦らせた最愛の妻なのか?
恐ろしすぎるプロローグ、中盤からのこれまじでどうなってんだ・・・とさまざまな可能性が考えられ、非常にのめりこめた。 ただ、結局なぜあの人はああいう行動に至ったのか(目的はわかるが、手段がわからない)がわからず、ラストは少しだけ物足りなかったかもしれない。 「もし自分が犯罪者などに捉えられ、 これか...続きを読むら殺されるとわかった時にどうするか」という想像をしたことがある。 とにかく、本気で、相手に、絶対に呪い殺す(だからやめて)ということを心から信じてもらえるように 本気で伝えるしかないな。。。という結論に至ったのだけど、なんとなくそのことを思い出した。
4.2/5.0 一つの交通事故をきっかけに巻き起こる狂気の連鎖。交通事故の悲惨さと人生を破壊する悲劇の大きさを痛切に感じた。 死者の乗り移りや催眠術など、事実なのか当事者たちの幻想なのか、はっきりしない描写は、それだけ交通事故の影響は当事者たちの今後の人生に執拗について回る、ということのメタファ...続きを読むーだと解釈。
ハラハラドキドキの1冊。事故の記憶がなくなり、記憶を辿りながら真相が明かされていく。信じていた人からの裏切り、亡くなった人の不思議な怨念?何度も狙われる理由?真実に!!ストーリー展開が素晴らしい!流石東野さん。
マネキン製造の技術進歩と催眠術とミステリー。悪は滅びるんだね、最終的に。安定の東野圭吾作品です。いつも楽しませて頂いてありがとうございます的な1冊です。
いつもながらに楽しい、東野圭吾さんの推理小説でした。 一気に読めるので、勢いづいて、しばらくは読書欲が無理なく続きそうです。
東野圭吾の作品は、読み終わったあとにもう一度冒頭を確認したくなることが多い。この本も、最初から事件の真相はわかっていて、なのにサラリと読んでしまっていたから悔しい。最初から事件の真相がわかっているといえば、志賀直哉「正義派」もそうだなぁと思った。小説の神様だね。 免許を持っているのでバイト先まで1...続きを読む5分程度運転することがある。20分程度走らせてショッピングモールまで行くこともある。だけど運転は怖いと思っていた。この本を読んでさらに怖くなった。事故を起こしたら、どうしよう。 病気で亡くなる方は、心筋梗塞なんかは突然だけれどそれを例外にすれば、じわりじわりと病が身体を蝕んで、その過程で自分はもう死ぬと、そう悟る。自殺は、自分から死にたいと思って絶つことが多い。(※勿論そうなるまで追い詰める周囲があるから自殺って他殺だよなと思うこともあるけど、一方で何かがあったわけじゃないのに死にたくなる時も私はあるから、一概には言えない。) だけど、そうか、交通事故で亡くなる方は、あるはずだった幸せな未来が突然断ち切られるわけで、その死にゆく瞬間に怨念が湧き上がってもおかしくない。 結局成美はどうなったのか、資金を持ち出して江島に接触した理由は本当に雨村の推測通りなのか、そこは若干モヤ~ッとする。でも全貌がわかるとスッキリする。雨村は巻き込まれる側、見方によっては被害者とも言えるけど、その被害者も100%良い人ではないのが、東野圭吾らしい。『沈黙のパレード』を映画で見たのだけどその時にも思った。柚月裕子『教誨』を読んだ時にも感じたけど、絶対的に良い人、悪い人はいないのよね。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ダイイング・アイ
新刊情報をお知らせします。
東野圭吾
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
白夜行
容疑者Xの献身
ナミヤ雑貨店の奇蹟
流星の絆
プラチナデータ<ライト版>
試し読み
疾風ロンド
東野圭吾ミステリースペシャル 分離帯
「東野圭吾」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ダイイング・アイ ページトップヘ