Posted by ブクログ
2020年09月13日
経営難で廃業寸前の崖っぷちホテルで働く新入社員の千代子、先輩の二宮、彼らの上司大原の3人を軸に進むストーリー。
各々独立した内容の短編ミステリーなので読みやすく。それでいて深さもありました。
千代子のドジっ子は、社会生活に不安を感じるレベルでやべぇ。
二宮は言う程ドSでもないような…。
大原はどうし...続きを読むようもないですね(笑)。
個人的には第二幕の「家族未満旅行」が切なく心に残りました。タイトルの意味も哀しい感じで。
でも、全体的にコミカルな1冊だったと思います。