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Posted by ブクログ
【手を汚さない者同士】
次々と起きる事件を解決する毒島。しかしそれぞれの事件の裏に潜む黒幕「教授」が明かされ、毒島はその正体を追う。
「相手の心理を読み、直接命令せず、自発的な行動に見える形で結果を発生させ、自分は手を汚さない」という殺人教唆として立憲するのが難しい相手に警察はどう対処するのか。
法では裁けない相手に毒島はどう立ち向かうか⁉︎
ここまで相手に嫌悪感丸出しにする毒島も珍しい。最後の教授とのやりとりは改めて読んでみるとセリフの一つ一つがシャレにならんのです。
人間の心理を読み、言葉を使い、相手を思い通りに動かす。
やっていることの構造は恐ろしいほど似ている2人の舌戦は、互いに譲らず最後には驚く結末へ。
うーん過去4作読んでいるけどこれが1番かな〜
Posted by ブクログ
毒島さんが刑事時代の事件だった。
読む順番をそもそも間違えているのかもしれない。
ただ、なんだか毒島さんってやっぱり昔刑事だったんだなぁと感動した。
別シリーズの犬養も出てきて、犬養シリーズでの毒島さんの扱いも納得な暴走ぶりだなと思った。
中山七里先生の作品には、事故承認欲求の高い犯人が上手く使われて罪を犯すという構造がよくみられるが、犯人の心理というのがあるあるというか、突拍子もないものに思えないところがすごいなと思った。
私は自分の意志と思いながら人によって動かされたりしていると思うが、それを意図して動かす側の人間が存在し、自認している人もいることが目からウロコだった。
最後の取り調べのシーンは息をするのも忘れて読み進めた。
すごい毒島のセリフの後苦しかった。
この話が、その後の毒島シリーズに繋がるのか...と感慨深かった。
そして毒島に育てられた犬養のシリーズにも派生し、胸が熱くなった。
この最後は毒島にとってどういうものだったんだろう。
同族嫌悪という話も出たが、今でも毒島がその気持ちを持っているのか気になった。
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