毒島刑事最後の事件
  • 値引き

毒島刑事最後の事件

742円 (税込)
445円 (税込) 5月9日まで

2pt

皇居周辺で二人の男が射殺された。世間が〈大手町のテロリスト〉と騒ぐ中、警視庁一の検挙率を誇る毒島は殺人犯を嘲笑。犯罪者を毒舌で追い詰めることが生きがいの彼は「チンケな犯人」と挑発し、頭脳戦を仕掛ける――。出版社の連続爆破、女性を狙った硫酸攻撃。事件の裏に潜む〈教授〉とは何者なのか?人間の罪と業を暴く、痛快ミステリ!

...続きを読む

毒島刑事最後の事件 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    シリーズ第2弾

    作家になる前の刑事の頃の話やから、前日譚になるんかな?
    犬養さんをコキ使いながら、育ててもいる。
    人物像も「狂犬みたいに言わないで!」に対して、麻生班長から、
    狂犬の方がまだマシだ。狂犬は手に負えなくなったら処分すればいいだけの話だが、毒島は散々暴れた上に飼い主の喉笛を噛み切り、そ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月25日

    面白い。
    毒島の刑事時代を描く作品。
    いい人顔からのネチネチが読んでいて爽快。
    毒島が魅力的なのはもちろんなんだけど、まだちょっとヒヨッコ感を出している犬養がまた中山作品ファンにはたまらない。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月22日

    毒島真理、決して「どくしままり」とは読まない。
    「ぶすじましんり」という刑事である。
    前作の、「作家刑事毒島」という作品で、あることがきっかけで依願退職をし、
    ミステリー作家になった元刑事が手腕を買われ、時々刑事として呼ばれる中、
    新米女性刑事とバディを組んで出版社関連の事件を解決していったが、
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    ー 「でも紙より薄っぺらな選民意識をへし折られた似非エリートの絶望くらい、手に取るように理解できるよ。だって単純で、典型的で、精神年齢五歳児並みのメンタルだから」

    「単純でも典型的でも精神年齢五歳児でもないっ。訂正しなさいよ」

    「うふふふふ。そうやってむきになるのは図星を指された証拠。本当に賢か...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月25日

    中々エグい。人間の幼稚な自己承認欲求による犯罪者とそこを抉り出して解決する毒島。
    そして、その最後の敵。最後の犯人を追い詰める毒島は、果たして正義なのか。毒島自身も同じ自尊心と同族嫌悪で敵を葬ったのでは無いかという印象。

    多かれ少なかれ、人間の持つ自己愛を自覚させられる。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月15日

    作家刑事ライジングってことですよね。
    そうですかぁ〜、そういう経緯ですかぁ〜
    毒島節堪能して、最後はちょっとむぅ〜惜しいって感じで
    ほんとライジングの瞬間に立ち会った感満点でした。
    にしても、いつも優秀な弁護士にやられたってフレーズを聞くと
    御子柴さんが頭を過るんだよね・・・
    いやぁ〜、七里ワールド...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月28日

    文庫本が出版されましたが、店頭でサイン本と銘打って並んでいましたので、思わず手に取ってしまいました。
    再読です。
    毒島さんは好きなキャラクターで、この刑事としての最後の事件は大好きな話。
    クリスティーのポアロ最後の事件「カーテン」を彷彿とさせます。
    これからの活躍も期待したいシリーズです。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月18日

    このシリーズ ドラマになったものを先に見たので佐々木蔵之介さんのイメージしかない。内容は好きだった。毒舌部分にそうそうと激しく同意しながらノンストップで読めた。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月21日

    まだ2作目で最後の事件?って…まずタイトルにひっかかった
    中山七里作品オリジナルキャラクター安定•安心のおもしろさ

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月14日

    毒島のネチネチがはっきりしてて気持ちいいです。実際にいたら鬱陶しそうですが。
    事件解決への展開では、毒島の陰の部分や正義感を見た気がします。

    0

毒島刑事最後の事件 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

中山七里 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す