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3.3魔法のiらんど大賞2020 小説大賞<キャラクター小説 特別賞>受賞作。 一途に恋する幼馴染×不器用女子のじれキュンオフィスラブ! ソフトウェア開発会社でSEとして働く27歳の鎧塚凪(よろいづか・なぎ)は、30代を目前に焦るも恋愛はご無沙汰気味。 チームリーダーとして仕事に奮闘するものの、理不尽な壁にぶつかることも多い毎日。 そんなある日、会社でのトラブルをきっかけに、20数年来の幼馴染で同僚の結城圭吾(ゆうき・けいご)との距離が急接近する。 天才的エンジニアで、明るく人望も厚く、おまけに顔も良くて気の合う相手。 でも単なる家族ぐるみの腐れ縁だと思っていた――のは凪だけで、実は圭吾は凪への片想いを拗らせ続けてきたのだ。 ついに幼馴染の先に動き始める関係、けれど凪のあるトラウマが2人の未来に試練をもたらして……。 近すぎるからこそ、素直に言えない想いがある。 じれったい大人たちのドラマティックラブストーリー! (受賞時「再帰的オーバーフロー」より改題)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「来てくれてありがとう。握手してもらえるかな?」N君はパンの詰まった紙袋を左手に持ち替え、そっと右手を出した。「ごめん、ごめんね」お母さんは、声を小さく震わせ、N君の掌を両手で包んだ。とても華奢な手だった。その手を涙が濡らした。N君は、どうしていいかわからなかった。1981年、大学のキャンパスで出会った三人。永遠だった筈の友情は、雪乃の唐突な失踪により崩れてしまう。それから三十余年が経ち、彼女から届いた一通の手紙。そこに書かれていたこととは……。封印されていたあの頃が蘇り、托された想いを道標に、初老を迎えた「若者たち」が再会へと動き出す。切ないほどに純粋な約束が三人の心を繋ぎ、其々の人生を温かく包む感動作。
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4.2猫も人の手を借りたい! 突然、猫の声が聞こえるようになった小路。 家に次々とやってくる猫たちの悩みを解決していくハートフルストーリー! とある事情で会社を辞めた小路は、祖父が住んでいた江の島の家に引っ越しをする。 引っ越しから数日、心身の疲れからか、庭にやってきた猫の声が突然聞こえるように!? 勇気を出して猫の話を聞いてみると、どうやら小路に解決してほしい悩みがあるらしい。 小路は、江の島での静かな暮らしを守るために「猫の手」ならず「猫に手」を貸すことに――。 『こぐまねこ軒』の著者が贈る、もふもふなハートフルストーリー ◆著者 鳩見すた(はとみ・すた) 『ひとつ海のパラスアテナ』で第21回電撃小説大賞で“大賞”を受賞しデビュー。著書に『アリクイのいんぼう』1~4巻、『ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん』1~2巻、『秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食』1~2巻(KADOKAWA)、『こぐまねこ軒』1~2巻などがある。 ◆イラストレーター 二ツ家あす
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4.0猫と人がくつろげるカフェで癒やしのひとときを ――これは猫語を解する青年が、移動カフェを始めてから終えるまでの物語である。 猫の声が聞こえる小路は、同居猫のワガハイの提案で『移動カフェ ENGAWA』を始めることに。 お店も軌道にのり、今日も悩みを抱えた猫たちが訪れる。 そして猫や飼い主たちの悩みを解決していくなかで小路の心にも少しずつ変化が……。 猫に癒される青空カフェを舞台に紡がれる人間と猫のハートフルストーリー第2弾! 第1話 名前はないのである 第2話 私たちの譲れないもの、である 第3話 母は天国にいるのである 第4話 プロポーズ大作戦である ◆著者 鳩見すた(はとみ・すた) 『ひとつ海のパラスアテナ』で第21回電撃小説大賞で“大賞”を受賞しデビュー。著書に『アリクイのいんぼう』1~4巻、『ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん』1~2巻、『秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食』1~2巻、『種もしかけもない暮らし ~花森姉妹はいまが人生で一番楽しい~』(KADOKAWA)、『こぐまねこ軒』1~2巻などがある。 ◆イラストレーター 二ツ家あす
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3.0江の島へと続くすばな通りの脇道に立つ「ひなた食堂」。入院中の父に代わり厨房に立つまひろはある夜、帰る場所の無い少女、キッコと出会う。 「ここは、腹を空かせた人が飯を食う場所だから」 まひろが作った生姜焼きを平らげた彼女は、いつしか食堂の看板娘に。明るくて恋バナが大好きなキッコさん。でも彼女には「人の心が視える」という大きな秘密があって――。 キッコの瞳がほぐした心をまひろの美味しいご飯が繋ぐ。「ひなた食堂」が、あなたのお腹も心もいっぱいにします。 第一話 木漏れ日とオムハヤシ 第二話 黄昏と海老フライ 第三話 月の光と生姜焼き カバーイラスト/げみ
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4.1物語は終わる。けれど、人生は続いていく。 少年時代を過ごし、父母を見送った愛媛県新居浜市の家、劇団「第三舞台」を立ち上げた早稲田大学・大隈講堂裏。 かけがえのない〈場所〉を通して人生の物語を描く、初の自伝小説集! ・「愛媛県新居浜市上原一丁目三番地」 家族の家がなくなる前夜、僕はこの家の物語を書き始めた。 今から五十四年前に始まった、緑の家の物語を。 ・「東京都新宿区早稲田鶴巻町大隈講堂裏」 大学二年の四月、大隈講堂の裏広場に通じる鉄扉を押した。 愛媛から出てきた無名の二十歳の若者が、何者かになるために。 ・「東京都杉並区××二丁目四番地」 演劇を仕事にして四十年。六十三歳の僕は、 終の住処になるかもしれない家で、次の物語を書き始める。 作家・鴻上尚史の原点とともに、一つの時代を描く傑作小説集。
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4.7「医療では、人は救えないんだよ」 現役医師が描く、人の命と幸福について。 2024年本屋大賞第四位&京都本大賞受賞、映画化決定の感動作『スピノザの診察室』続編、ついに刊行! ※シリーズではありますが、本作単体としてお楽しみいただけます。 「君はここまで来るために、何人の患者を死なせてきた?」 思想する医師・雄町哲郎は今日も京都の街をゆく。 大人気、哲学エンタメシリーズ待望の第二弾! 【あらすじ】 大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望されながらも、母を亡くし一人になった甥のために地域病院で働く内科医の雄町哲郎。 ある日、哲郎の力量に惚れ込む大学准教授の花垣から、難しい症例が持ち込まれた。 患者は82歳の老人。 それは、かつて哲郎が激怒させた大学病院の絶対権力者・飛良泉寅彦教授の父親だったーー。 「エピクロスが主張している快楽の本質は、何よりも『精神の安定』のことなんだ。だから自分は快楽主義者だと言う奴に出会ったら十分に注意することだ。心の平静を求めているのか、ひたすら快楽を求めているのか、こいつは全く別物だよ」(本文より) エピクロス……古代ギリシャの哲学者。快楽主義を提唱した。 【著者からのメッセージ】 「幸福」とは何か。 本書の主題は、前作『スピノザの診察室』と同じく、この問いの中にあります。 幸福に生きるとはどういうことか。幸福は環境が与えるものなのか、それとも自分の力で生み出すものなのか。幸福と快楽とは何が異なるのか。 これらの問いが私の中で年々重みを増しているのは、臨床現場で様々な命の在り方に出会うからかもしれません。無論、容易に答えが出るものではありませんが、思索の旅を少しずつ前へと進めています。 古代ギリシャの哲学者エピクロスは、快楽主義の祖と言われる人物ですが、この問いに、実に簡潔な答えを示しました。 それは、心に悩みがないことと、肉体に苦痛がないこと。 彼が提示したこの素朴な条件に、私はもう一つだけ付け加えます。 すなわち「孤独ではないこと」。 多様性の名のもとに、人と人とのつながりが断ち切られ、互いに歩み寄ることが難しくなりつつある現代だからこそ、この物語が多くの人の足下を照らす、温かな灯火となることを願っています。 ――夏川草介 【著者プロフィール】 一九七八年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。⻑野県にて地域医療に従事。二〇〇九年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同書は二〇一〇年本屋大賞第二位となり、映画化された。他の著書に、世界四十カ国以上で翻訳された『本を守ろうとする猫の話』、『始まりの木』、コロナ禍の最前線に立つ現役医師である著者が自らの経験をもとに綴り大きな話題となったドキュメント小説『臨床の砦』、二〇二四年本屋大賞第四位、京都本大賞を受賞した『スピノザの診察室』など。
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5.0死に至る重症の肺炎を引き起こす謎の感染症が突如東京からほど近い海辺の町に発生。 感染拡大により医療だけでなく行政、市民生活がきしみ、崩れかける中、フィールド疫学者たちがエピデミックに立ち向かう。
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4.0名脇役の40周年記念イベントに異変の予兆…… リハーサル現場に立ち会った私立探偵・紅門福助の推理は冴える? トリック、ロジック、ギミック満載の本格エフェクト【特殊効果】が炸裂! 数多くの「死に役」を演じ「ダイプレーヤー」と称された役者・忍神健一。その役者生活四十周年を記念するセレモニーを開催することに。それに乗じて役をもらおうと集まる一癖も二癖もある役者の卵たち。イベント準備中、不可解な事象が続くなか足跡のない雪のバンガローで関係者の変死体が発見される。 本格以外の世界にももまれ、未踏の冒険を経てきた霞は、ひときわ逞しく、より自由な破家者となって帰ってきた。その新たな力を得た腕試しといわんばかりに、今までのシリーズ作品以上に丁寧で整備された圧巻の解決編を作り上げてきたが、やはり本書の目玉は紅門が遭う最厄にある。だって誰も自分の代表的な探偵役をこんな最厄な目に遭わせようとは思わないでしょう?(解説より:嵩平何)
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-森百(もりもも)は、トリモモみたいな語感の名前に少々思うところのある女子高校生。町の顔役である曾祖母からの頼みで、国際的チェリストの青年・玲央名からチェロを習うことに。玲央名は、あるチェロを弾き、ある音が出ると<狼(ヴォルフ)>と名付けられた人格に憑依されてしまうらしい。そして<狼>は、特殊な能力を持っていて!? 偏屈チェリストと女子高生の町内謎解き事件簿! 【目次】プロローグ 狼に盗まれたF/第一話 ドラマティック・ヒーロー/第二話 ぶよぶよした犬は死んだのですか/第三話 夏休みの幽霊は全力疾走する/第四話 小さな金色の古時計/第五話 狼のリチェルカーレ/エピローグ 狼が返してくれたF/チェロと弓の各部名称
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-黒木あるじの怪談実話シリーズ第6弾! 怪異がこちらを包囲し、にじり寄っている気配を感じる――周囲で大小さまざまな怪異が頻発しているという著者のもとに、さらに死体や遺骸にまつわる話も増えてきた……。 恨まれたら化けて出るのか…知りたくて人を殺めた男の本当の恐怖「殺人」、祭が終わり、様子がおかしくなった子供に何が起きたのか「鬼祭」、連鎖するように集まった写真に纏わる怪異「捨真」「朝写」「念写」、遺産のことで母親の葬儀の最中もいがみ合う兄妹が見た母の怒り「軋怪」など39話。 寄ってくる怪異は黒木を中心とした恐怖の大渦となり、読者をも巻き込んでいく。誰も救われる道はない。
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4.0誰も本当の名前を思い出せない、不思議な表情をしたただFと呼ばれるとらえどころのない少年。あるシューズメーカーのお客様係に勤める35歳の容子は、不良品のクレームを会社が隠ぺいしようとしていることに気がつく。自分はどうすべきか迷い、小学生の頃自分をかばってくれたFだったらどうするだろうと自問する。高校で一番の悪だった悦史は、荒っぽい解体業を営む43歳の今も、昔リンチに遭わせたFの事を時々思い出す。老舗の茶商で社長を務める41歳の有輔は、25年前淫蕩な母をナイフで刺し家出しようとしていた自分をそっと押しとどめたFの一言を思い出していた……。目撃談のように語られるそれぞれの人生に立ち会ったFの記憶、それは今も深く心の奥底に生きている。そして最終章で描かれるFの真の姿とは…? ミステリアスな構成から紡ぎだされる陰から光に、喪失から再生へ踏み出していく人の背中を押してくれる、美しい物語。
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4.020万部のベストセラーが大幅リニューアル。 多くの学校で道徳の副教材に使用されている『カブトムシと少年』から始まる、 優しさと涙に包まれる傑作集、待望の復刊! ベストセラー連作短編小説『エブリ リトル シング』が、新エピソードを追加して復刻。 巧みに張られた伏線、先の読めない展開、そしてすべてのピースを回収する感動のラストまで、 夏が来るたびに読み返したくなる連作短編の枠を超えた愛と奇跡の物語。 ◆読み終えたとき、あなたにも夏休みのキセキが起こる! 〈第1話 カブトムシと少年 ~小学生の夏休み~〉 不登校児を救った作品としてインターネットを中心に話題沸騰。 あえて5本足のカブトムシを買い求める少年の些細な行動が、 夢や自分の存在意義を見失った人々の人生と交錯し、物語は波紋のように広がっていく。 〈第2話 ランチボックス ~中学生の夏休み~〉 貧乏を苦にする中学生の菜々美には、誰にも話せない秘密があった。 自分を肯定できない彼女を救ったものとは。 〈第3話 アフター・ザ・プロム ~高校生の夏休み~〉 「ダンスパーティの相手は誰だったの?」 “地味子”と呼ばれる女子高生の京香に投げかけられる冷ややかな視線。 なぜ、彼女は相手をひた隠すのか? 〈第4話 彼女はいつもハーティーに ~大学生の夏休み~〉 作家を目指しながらバーでアルバイトをしている玲奈。 あきらめかけていた彼女の夢に彩りを与えたものは? 〈第5話 ビジネスカード ~OLの夏休み~〉 信頼していた上司や同僚に裏切られた星野。何も信じられなくなった彼女はある決断をする。 〈第6話 ボクはくすり指 ~夫婦の夏休み~〉 ボクは何の役にも立たない――そう思い込んでいる、みどりちゃんの薬指・クスリ。 泣いてばかりだったクスリに起きた奇跡とは? ◆各話に登場した主人公たちは、どのように夢を実現させるのか。 その後日譚となる新エピソード! 〈第7話 100万回生きた犬 ~新エピソード①~〉 一千万分の一の確率の奇病をかかえて生まれた犬、マロン。 そのことを知った葵は、神様にあることを祈るが…。 〈第8話 二つの海がトラブルだった ~新エピソード②~〉 思いきって自分の好意を伝えた悠斗。 ところが相手は「二つの海がトラブルだった」という謎の言葉を残して…。
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-「七日物語」ともいう。邪欲に燃え狂う僧侶、愛欲に盲目となる王、わが子と奸淫を犯す貴婦人…いっさいの権威をはぎとられた赤裸々な人間像をえぐりだしたフランス版「デカメロン」の全72話からなる完訳版。ナヴァル女王マルグリットはフランソワ1世の姉で、その宮廷に多くの人文学者や芸術家をあつめ、16世紀フランス・ルネサンスの華がひらいた。彼女は詩人で、宗教改革者たちの保護者でもあった。
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3.6院長のガラが悪いことを除けば、患者に優しく評判の良い病院「ウサミ医院」。 そのもう一つの顔は、患者の「心」を治すべく「絵本」を処方する「絵本処方院ウサミ」。夜だけ開院する絵本処方院には、噂を聞きつけた人が様々な悩みを抱えてやってくる。居候件バイトをするハメになった森野ありすは、「絵本処方院」の仕事にまきこまれるのだが……。言葉の優しさと人の温かさに思わず涙こぼれる連作短編集。
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4.3アメリカではいま、保守派による禁書運動が暴走している 黒人、LGBTQ、アジア系、アメリカ先住民…マイノリティを描いた絵本がなぜ禁書されてしまうのか NY在住ライターが禁書となった数々の絵本を通して見る、アメリカの姿 非営利団体「ペン・アメリカ」によると2023-2024学校年度に、前学校年度の2.7倍にあたる4231種類の本が禁書指定された。アメリカでいま、何が起きているのか。 この禁書運動は2021年に突如として始まった。ターゲットになっているのは、禁書運動を推進する保守派の親や政治家が理想とする<古き良きアメリカ>にとって都合の悪い、子ども向けの本たちだ。 黒人、LGBTQ、女性、障害、ラティーノ/ヒスパニック、アジア系、イスラム教徒、アメリカ先住民……8つのトピックにわけて、禁書運動の犠牲となった数々の絵本を一冊ずつ見ていくことで、マイノリティの苦難の歴史と、その中で力強く生きる姿、そして深刻化している政治的な対立<文化戦争>の最前線を知る。トランプの大統領再選が決まったいま、必読の一冊。
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時代を超え、遠い憧憬を呼びさます鏡花の傑作短篇、初の画本化! 異界を覗く愉悦と甘美な慄き! 言語のみを媒介として組み立てられた、 鏡花の自我の奥底にひそむドラマの構造が、 私の目にありありと映り、その超現実的な 言語体験を私もまた痛切に共有し得るという、 芸術作品の秘密は何であろうか。 澁澤龍彦 (『偏愛的作家論』より) 尾崎紅葉のもとで小説修業をし、作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫、澁澤龍彦らに多大な影響を与えた、 泉鏡花の幽玄華麗な文体が煌めく名作短篇。 金沢の年間約2万人、開館以来、約40万人が訪れた、泉鏡花記念館で開催予定の 「泉鏡花×金井田英津子『絵本の春』原画展」公式画本。 こちらが覗けば向こうからも、というわけで魔の小路を覗いた 少年は美しいあやかしに微かな毒意を秘めたいたずらをされます。 鏡花の少年は常に無垢で純粋な魂の標号のような存在ですが、 それが無惨なもの悪意あるものと対置されるとき、私にはちょうど 手で作った窓のような装置となって束の間の幻想を見せてくれるように 思われました。 ―「あとがき」より―
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-『エマ』というのは、だれもが気軽に手にとってみたくなる題名です。そして事実、ジェーン・オースティンというのは、実に気軽に楽しんでもらえる作家なのです。そのうえ彼女ほど、読者の好き勝手な解釈を許してくれる作品を書いた作家もいません。通俗的な恋愛小説ととってくださってかまいません。または、18世紀後半、あるいは19世紀前半の風俗習慣が生き生きと、手に取るように伝わってくる作品と解釈することもできます……要は、多種多様の要素を含みながら、けっして押しつけがましいところがなく、ひたすら読者を楽しませてくれる。それが彼女の作品の素晴らしさなのです。(訳者の言葉より)
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3.6医者、患者、病気、医学部、医学研究、医療。 生まれてから死ぬまで、人は病院と医者から離れられない。 「医」と「病」をめぐる6篇の傑作短編小説集。 学生時代に自殺した親友と瓜二つの男が、新人医師として自分が勤務する病院で働きだした。以後、不可解な事件が頻発する。彼は誰なのか?(「「爪の伸びた遺体」」)著書はベストセラー、新聞の人生相談も好評、患者からの信頼も厚い女性精神科医のもとに「二度と人前に出られなくしてやる」と差出人不明の脅迫状が届いた(「悪いのはわたしか」 )。信心がまったくない医学信奉者の内科医が、病院の近所にある神社で同僚外科医の絵馬「手術が無事に終わりますように」を誤って割ってしまった。以降、降りかかる悲劇 (「絵馬」 )。突如として髪が増え始め、若返った元教員・泉宗一(68)の数奇な体験 (「リアル若返りの泉」)など全6篇。
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3.2名家の老嬢エミリーの死後、閉ざされた部屋に残されていたのは……。短篇ミステリの古典にも数えられる表題作ほか、「あの夕陽」「ウォッシュ」など七篇を収録。架空の町ジェファソンを舞台にした《ヨクナパトウファ・サーガ》の全体像を望見しうる短篇集。巻末に中上健次の講演「フォークナー衝撃」他一篇を収録。 【目次】 赤い葉/正義/エミリーに薔薇を/あの夕陽/ウォッシュ/女王ありき/過去/デルタの秋/解説(高橋正雄) 《巻末付録》 中上健次、フォークナーを語る(フォークナー、繁茂する南/フォークナー衝撃)
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3.7あなたを知ることは、あなたという人を選んだわたしを知ること。 多民族国家の生きた声を掬う在豪作家が贈る、力強くみずみずしい《越境青春小説》。 父の転勤にともない12歳でオーストラリアに移住し、現地の大学生となった安藤真人。憧れていたはずの演劇の道ではなく就職を選ぼうとしていたところ、デザイン科でマリオネットを制作しているアビーと出会い、人形劇の世界に誘われる。日本人としてのアイデンティティの問題に苦しんできた真人のように、「同じアルメニア人と結婚を」と刷り込まれてきたアビーもまた、出自について葛藤を抱えていた。互いを知りたい、相手に触れたい。しかし、境遇が似通うからこそ、抱える背景の微妙な差が、猛烈な「分かりあえなさ」を生み……。 話題の既刊『Masato』『Matt』につらなる、「アンドウマサト三部作」最終章!
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-愛情と愛欲にあふれる、53編の官能ショートショート!! かっての教え子、はじめての女【ひと】、同級生、部下、上司…… 人生最高の幸せ気分の断片を切り出す、エム氏(牧村僚)の艶語り! 左側へ移動した節子が肩のあたりに手をやり、またおもむろに揉み始める。躊躇することなく、大吉は左手を伸ばした。節子も心得たもので、膝を開いていた。大吉はまた節子のふとももを撫でまわす。最初の一年ほどは、これで終わりだった。だが、大吉は自分の勝手さに気づいた。節子のふとももの肌ざわりはすばらしく、大吉はさわるだけで満足なのだが、これでは節子がまったく面白くないはずだった。(「奥様に叱られます」より) 人物の個性、展開の妙、現実と妄想の境界、極まるシーン原稿用紙6枚の大宇宙!!
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