江の島ねこもり食堂

江の島ねこもり食堂

1,650円 (税込)

8pt

江の島に「ねこもりさん」と呼ばれる女たちがいた。それは島の猫の世話をするという、とある食堂の隠れた仕事。 1912年のすみゑ、1967年の筆、1988年の溶子、そして2017年の麻布。一家の女たちが、ねこもりとして生きたそれぞれの人生は、新しい命を結び、未来を繋いでいく。あなたの血にもきっと流れている、百年の物語。

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江の島ねこもり食堂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年09月30日

    江の島で代々、島の猫たちのお世話をしている女性たちの100年に渡るお話。
    「ねこもりさん」と呼ばれる彼女たちは、先祖代々猫のお世話をしているが、猫たちの方からもきちんと認められていて、ある時は島中の猫たちに見送られ、ある時は島中の猫たちに出迎えられる。そんな先祖代々の女の血筋‥‥「魔女の宅急便」や「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月22日

    一度は行きたい江の島!戦前から続く食堂兼民宿の「半分亭」の女性は島の猫を見守る役目を担っている。その「半分亭」と、「半分亭」と「ねこもり」を引き継ぐ戦前、戦後、現代にわたる四世代の女性の話。猫たちもほんの少し手助け。序章で訪れる一家の悲劇。大事に続けてきた「半分亭」がなぜそんな事に…?の答えが戦前か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月01日

    タイトルで選んだ初めての作家さん。
    江の島で長年営業してきた半分亭。その女主人の親子3代にまつわるお話。それぞれの主人公の若い時の話を中心に人と人のつながりが描かれています。猫との関係性も面白い。
    最初はどうなる事かと思いましたが、章立てを見ていたので安心して読み進めることが出来ました。
    個人的に江...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月02日

    江の島に住みながら、猫のお世話と食堂を営む女性の話です。一世代に限らず、何世代にも続き、時間経過は100年ほどの壮大なスケールになっています。人との絆が次の世代にも受け継がれていく様にはとても感動します。恩を忘れない義理堅さを教えられた気持ちになりました。

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    Posted by ブクログ 2018年05月13日

    装丁の店を確かめに江の島に行きたくなった。近くにいるのに行くことはほとんどない。たまには行ってみようかな。すみゑから麻布へと脈々と続くねこもりという血。ねこもりという役目はないけど、オイラも親父とお袋からこれでもかっていうほど良くも悪くも血を引き継いでいる。若いときはあんなふうになりたくないと思って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月12日

    ちょっとしたグルメ小説なのかなと思って読み始めました。ところが出だしからなかなかハードな展開。そして話は約100年前に遡り…。江の島にある半分亭という食堂を代々営む女性達のお話です。
    江の島には何度か行った事があるので、風景を思い出しながら読みました。半分亭はここら辺にあるのかな?と想像しながら。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月09日

    ねこもりって何だろう。
    江の島とねこもりのタイトルに魅かれて読んでみた。

    江の島に住む半食堂半民宿を営む女性たちの物語。
    代々江の島の野良猫たちの世話をする役目を
    受け継いでいる女性たちである。
    「ねこもりさん」と呼ばれる彼女たちは毎日猫の世話をしている。
    お返しに猫に不幸がこないように守られるよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月01日

    代々繋がれてきた
    江の島の猫のお世話をする“ねこもりさん“の物語

    それぞれの時代にそれぞれの思いがあって、
    “つなぐ“という言葉の重さを感じました。
    自分たちがいま生きているのもこれまでつながれてきたからなのだと改めて思いました。
    もしだれかが欠けたら、出会わなければ
    もしかしたらここにいないかも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月28日

    表紙の絵と題名からは想像もできないような大河ドラマだった。全く予備知識なしで手に取った本でこんなに一気に読んでしまったのは久々かも。100年以上の時を同じ血筋の女性の生き方を通して書いてる本。きっと江ノ島を知ってる人なら風景が目に浮かぶように読めるんだろうな。

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    Posted by ブクログ 2018年01月26日

    内容(「BOOK」データベースより)
    江の島に「ねこもりさん」と呼ばれる女たちがいた。それは島の猫の世話をするという、とある食堂の隠れた仕事。1915年のすみゑ、1963年の筆、1988年の溶子、そして2017年の麻布。一家の女たちが、ねこもりとして生きたそれぞれの人生は、新しい命を結び、未来を繋い...続きを読む

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江の島ねこもり食堂 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    311ページ
  • 電子版発売日
    2021年09月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

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