文庫旅館で待つ本は

文庫旅館で待つ本は

1,650円 (税込)

8pt

しずかな波音、やさしい食事、ぬくもる温泉、そして何よりあなたのための一冊を。戦前から続く海辺の老舗旅館・凧屋の名物は様々な古書を収めた文庫=図書のコレクション。少しばかり“鼻が利きすぎ”な若女将がすすめてくれる「お客様と同じにおい」を纏った文豪たちの小説が、訪れる人の人生を揺らす―。

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文庫旅館で待つ本は のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦前から続く老舗旅館・凧屋。ここには古書ばかりの海老澤文庫があり、若女将が「お客様と同じにおい」を纏った本をお客様に勧める。そんな旅館があれば、泊まりたい。私はどんなにおいがするのだろう?

    5つのストーリーからなり、それぞれ1冊ずつ取り上げられている。知っている作家さんばかりだけど、夏目漱石の『こ

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。
    本から自分の本心がわかるって素敵だな
    わたしはどんな本と同じ匂いなんだろう。
    円さんに渡してもらいたいな

    聞いたことはあるし、有名な本だとわかっていても文体とか言葉が昔過ぎて読むのを躊躇する本がたくさん出てきて、でも読んでると不思議と読めそうな、読みたくなるような小説だった。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    やってくる一人一人の悩みを優しく解決に導くお話かと思っていたら
    それだけでは終わらない展開と
    今まで出てきた人々のその後もわかるようになっていて
    読後感がとても良かった。
    救われないなと思うこともあったものの,
    今を生きるこの登場人物たちにとっては
    色々光に向かうことができて良かったな

    0
    2025年02月21日

    Posted by ブクログ

    文庫旅館こと凧屋旅館に宿泊に来るお客様の思いや目当ては様々。心に複雑なものを抱えている人も多く、そんな時に若女将の円に文豪たちの古書を「同じにおいがするから読んでみて」と薦められる。自分だったら何を薦められるだろう、そもそも薦められるのか、わくわくするのに、客たちは渋々手に取る人がほとんど。それでも

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    名取佐和子さん
    初めて読んだけど
    最後の五冊目の章、主人公円の生い立ちのごちゃごちゃに掻き回される
    本自体がものすごい好きな作者さんなんだろうなあって感じた

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    名取佐和子さんのハートウォーミングストーリーですね。
    自分探しの心温まる物語です。

     避暑地の海岸近くに位置する戦前から創業九十年を超えた凧屋旅館を舞台にした、お客さんと若女将の丹家円の交流を描いた短編連作五話。
     この凧屋旅館には、数千冊の文庫の書庫があり、文庫旅館としても知られている。円の曾祖

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    文庫のある凧屋旅館のちょっと鼻がきく若女将と宿泊客の物語と思ったら、なかなかに奥が深く、良い感じに凧屋の歴史が絡み、登場人物もそれぞれ役割があり、丁寧に書かれてるなーと思った
    初読みの作家さんだったがよかった

    夏目漱石とか、高校生のときしか読んでないから読み返してみたくなる

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    3人の関係を変えたくない〖むすめこごろ〗
    夫との関係に悩み自分を見つめ直す
    不思議な力の子どもと泊まりに来たお母さん
    塾の子ども達との引率
    文章も読みやすくて、旅館を通してのストーリー
    ひとつひとつ素敵でした

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    海辺にある凧屋旅館。寄贈された昔の書物を多く所有し、文庫旅館とも呼ばれる。そんな旅館をめぐる物語。

    本を読めない若女将が、宿泊客に本を勧め、あとでお茶を飲みながら本の話を聞かせてもらう。

    古い文学はほとんど読んだことがなく、名作のあらすじも含めて、楽しませてもらった。
    最後の章は、一章のお客さん

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    凧屋旅館という古い旅館にある海老澤文庫。
    海老澤という人が、寄贈してくれた文庫とのことで、戦前戦後の作品を中心にとりそろえている。
    その宿の若女将は、本が読めないという体質だが、鼻がたいそうきくので宿泊客と同じ匂いのする本を文庫から選んで勧め、その本の感想や内容を宿泊客から聞くのを楽しみにしている。

    0
    2025年06月02日

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