ひねもすなむなむ

ひねもすなむなむ

784円 (税込)

3pt

自分に自信のない若手僧侶・仁心は、岩手の寺の住職・田貫の後継としてはるばる高知からやってきた。田貫は供養の為ならゲームもやるし、ぬいぐるみ探しもする少々変わった坊さんだった。面倒に巻き込まれつつも師として尊敬しはじめる仁心だが、田貫には重大な秘密があり……。後悔のない人生なんてない。「今」を生きるための力をくれる物語。

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ひねもすなむなむ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分に自信のない僧侶が、四国から東北の地へやってくる。
    住職が余命宣告を受け、その後継として。

    自信のない僧侶が、だんだんと成長していくストーリーかと思っていた。
    が、半ばからガラリと雰囲気は変わる。
    何度も何度も驚いた。

    自信のない僧侶の過去。
    その僧侶の師となる余命宣告を受けた僧侶。
    まさか

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    主人公の成長と周りの人の変化が魅力的。
    後半は少し謎解きもあってなるほどなと心から。
    ラストシーンは涙が流れてしまった。

    亡くなった人に
    人生が幸福だったかを聞くことはできないし
    自分がこの世をさった時,幸せだったと思えるのかわからないから
    自分も相手も幸せな時を過ごせるよう
    今から生きていきたい

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災から10年

    その被災地で、若手僧侶仁心が先輩住職恵快から僧侶としての在り方を学んでいく単純なストーリーかと思ったら、もっと複雑でした。さすが名取先生。相当な伏線が張り巡らされて、この物語にも没入してしまった

    名取作品の構成力には毎回感心させられてしまいます

    0
    2024年07月07日

    Posted by ブクログ

    余命幾許かの住職・恵快の後継として岩手に来た若手僧侶・仁心を中心に話が進みますが、一回読んだ後もう一度振り返るとまた違った感想になるなと思いました。
    後悔があったり、人を許せなかったり、誰もがあることをそれでも大丈夫って思わせてくれる物語でした。
    あとご飯が美味しそうでした。生きること死ぬことが書か

    0
    2023年08月17日

    Posted by ブクログ

    書店の文庫コーナーで購入。令和3年10月の初版発行と書いてあり、増刷されてないのかよ?!とびっくり。こんなに良い本が世に埋もれてるのだとしたら勿体無い。

    おそらく「東日本大震災」「住職」「檀家」などのキーワードが重いからだと思うけど、それらに馴染みがなかったり、何もできていない自分に後ろめたい罪悪

    0
    2023年08月05日

    Posted by ブクログ

    タイトルから、もっとほのぼのした話かと思っていたけれど、命や人や人生に向き合うことの難しさとか、大切さとか、いろいろと考えさせられたり、感じさせられることの多い話だった。⁡

    お寺が舞台の話だけに、仏教の教えが折りに触れ出てくる。難しく教えを説いている訳ではなく、仁心という一人の若者の人生のとある

    0
    2023年04月19日

    Posted by ブクログ

    暖かい高知県の大きな寺から、岩手の小さな寺の募集広告を見てやってきたのは、仁心(にしん)。
    そこは30代後半ほどのすらっとしたお坊さんがたった一人いる寺だった。
    檀家総代の桜葉という高齢の元気で押しが強い男が待っていた。

    ここで、知らせたのは恵快という名前の住職が余命1年ということだった。
    引き継

    0
    2021年12月08日

    Posted by ブクログ

    還暦を過ぎてから、仏教が身近に感じる様になった昨今、友人よりこの本を紹介されてたちどころに読んでしまいました。

    なかなか感動する本でした。あたしの祖父も岩手の海岸沿いのお寺の住職だったので、時代がだいぶ違うけれど… 興味深く読めました。親戚は絶えてしまいましたが、この本を読んで先祖が眠る岩手のお

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    『ひねもすなむなむ』
    名取佐和子

    『ペンギン鉄道』シリーズや『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』などの著書のある名取佐和子さん、令和3年の作品になります。

    ひらがなのタイトルと表紙のイラストから、ほっこりとしたお話を想像しましたが、ちょっと違っていました。最近お寺が題材となっ

    0
    2025年02月12日

    Posted by ブクログ

    住職は僧侶でなかった…衝撃の事実を彼の死後に虎太郎に告げられ、仁心は動揺する。…住職は「父」ではないかとは想像出来たけど。僧侶として、人として成長した仁心の物語。

    0
    2024年10月27日

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